【完結】傷物令嬢は近衛騎士団長に同情されて……溺愛されすぎです。

朝日みらい

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「アドニス様……わたくし、もう我慢できません……」

 潤んだ瞳で訴えるセーリーヌだったが、彼は首を横に振って拒否した。

「いや、しばらく会わなかったから、求め過ぎた」

 どうやら最後までするつもりはないらしい──とはいえ、彼のモノは猛々しく反り立っている。

 セーリーヌは意を決して口を開いた。

「アドニス様……お願いします……」

 そう言って懇願した。

 アドニス侯爵はセーリーヌを抱き上げると、客室のベッドに横たえる。

 そして、自分も服を脱ぎ捨てると覆い被さってきた。

「アドニス様……」

 セーリーヌはそっと手を伸ばすと、彼のモノに触れた──

 そして、それを自分の秘部へと導いていく……。

 指先が触れた瞬間、彼はビクッと体を震わせた。

 だが、それでもなお動こうとはしない。

 それどころか、彼女の行動を止めようとすらしてきたのである。

「やめておけ……セーリーヌ……」

 しかし、セーリーヌは止まらなかった。

 むしろ積極的に求めていったのである──

 そして遂に──。

「ああんっ……」

 一気に貫かれた瞬間、思わず大きな声を上げてしまった──

 恥ずかしいと思うが止められない……

 そのまま激しく揺さぶられるともう何も考えられなくなった……

 ただただ快楽に身を任せるだけだったのである……。
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