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遠回りしても。
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お互いの気持ちが通じ合ったというのに、三年も会えないというのは辛くはある。
だけど、私たちはそれだけの間違いを犯したということ。
幸い?なことに、私はメルキオール帝国内では多くの人に慕ってもらえている。
それはお母様やお姉様を多くの人が支持していて、その恩恵だと思う。
臣下の人たちも、元婚約者様との婚約解消も、シリルとの婚約解消も『やむなし』と思ってくれていた。
ただ、他国は違う。
私は二度も婚約を解消した『傷もの』皇女だし、何か問題ありと見られていておかしくない。
シリルにしても、婚約解消は一度だけどレシピエンス王国王女殿下のことがある。
マキシミリオン王国の貴族からしたら、問題あり皇女よりレシピエンス王国王女殿下の方が何倍も好物件だろう。
今後の他国との外交や、嫁ぎ先の臣下の印象を考えると、私自身の価値を上げないと立場が危ぶまれることは理解できた。
「可愛いですわ!普段使いにピッタリで」
私が持参したカルドラン王国産のガラス細工の髪飾りやペーパーウェイト、ガラスペンにリルラ様は目を輝かせて下さった。
レシピエンス王国リルラ王女殿下。
私より五歳年下の王女殿下に、私は『外交』として会いに来ている。
カルドラン王国の、ガラス製品の売り込みに。
カグレシアン公爵閣下と契約して、私はカルドラン王国産のガラス細工を他国に売り込むお手伝いを始めた。
本来なら、自国メルキオール帝国のものを売るべきなんだけど、うちはあまり特産というものがないのよ。
マキシミリオン王国は魔法、レシピエンス王国は宝石と、売るべきものがあるのだけど。
うちは、紅茶の茶葉とか果物とかを他国に輸出しているけど、そのあたりはうちの外交官や商人は優秀だから、私が手出しする必要性がないのよね。
そこで、そういう商売を全くしていないカルドラン王国の特産を他国に紹介する役目を、カグレシアン公爵閣下からいただいたの。
あと、マキシミリオン王国の魔道具に関しても、簡易なものを顔繋ぎした国に扱ってもらえないか勧めている。
さすがに魔法師の方を派遣しなければならないような魔道具は、紹介できないけれど。
最近は、裕福な平民の方が買えるような魔道具も開発を始めたの。
ルーファスお義兄様の発案で、魔法師の方が協力してくださっているの。
マキシミリオン王国の魔法師の方々は、ルーファスお義兄様をとても慕ってくださっているから。
本当に、お義兄様には感謝しかないわ。
私がマキシミリオン王国の貴族たちに認められるには、私自身が他国に認められ、しかもマキシミリオン王国に利を与えなきゃいけないのだから。
だけど、私たちはそれだけの間違いを犯したということ。
幸い?なことに、私はメルキオール帝国内では多くの人に慕ってもらえている。
それはお母様やお姉様を多くの人が支持していて、その恩恵だと思う。
臣下の人たちも、元婚約者様との婚約解消も、シリルとの婚約解消も『やむなし』と思ってくれていた。
ただ、他国は違う。
私は二度も婚約を解消した『傷もの』皇女だし、何か問題ありと見られていておかしくない。
シリルにしても、婚約解消は一度だけどレシピエンス王国王女殿下のことがある。
マキシミリオン王国の貴族からしたら、問題あり皇女よりレシピエンス王国王女殿下の方が何倍も好物件だろう。
今後の他国との外交や、嫁ぎ先の臣下の印象を考えると、私自身の価値を上げないと立場が危ぶまれることは理解できた。
「可愛いですわ!普段使いにピッタリで」
私が持参したカルドラン王国産のガラス細工の髪飾りやペーパーウェイト、ガラスペンにリルラ様は目を輝かせて下さった。
レシピエンス王国リルラ王女殿下。
私より五歳年下の王女殿下に、私は『外交』として会いに来ている。
カルドラン王国の、ガラス製品の売り込みに。
カグレシアン公爵閣下と契約して、私はカルドラン王国産のガラス細工を他国に売り込むお手伝いを始めた。
本来なら、自国メルキオール帝国のものを売るべきなんだけど、うちはあまり特産というものがないのよ。
マキシミリオン王国は魔法、レシピエンス王国は宝石と、売るべきものがあるのだけど。
うちは、紅茶の茶葉とか果物とかを他国に輸出しているけど、そのあたりはうちの外交官や商人は優秀だから、私が手出しする必要性がないのよね。
そこで、そういう商売を全くしていないカルドラン王国の特産を他国に紹介する役目を、カグレシアン公爵閣下からいただいたの。
あと、マキシミリオン王国の魔道具に関しても、簡易なものを顔繋ぎした国に扱ってもらえないか勧めている。
さすがに魔法師の方を派遣しなければならないような魔道具は、紹介できないけれど。
最近は、裕福な平民の方が買えるような魔道具も開発を始めたの。
ルーファスお義兄様の発案で、魔法師の方が協力してくださっているの。
マキシミリオン王国の魔法師の方々は、ルーファスお義兄様をとても慕ってくださっているから。
本当に、お義兄様には感謝しかないわ。
私がマキシミリオン王国の貴族たちに認められるには、私自身が他国に認められ、しかもマキシミリオン王国に利を与えなきゃいけないのだから。
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