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誰が誰に相応しいか、な件
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「なんて健気なのかしら。ランスロットにはもったいないわ」
それが王妃殿下の決断だった。
お母様と一緒に、チェリー様の決断をお話したら、王妃殿下は大きなため息と共にそう言われたのだ。
「あの子のおかしな言動は、セットウ男爵夫人のせいだったということね。ルチルちゃんが保護してくれて良かったわ」
「夫人も平民から貴族夫人になったわけですから、娘にいい縁をと思ったのかもしれませんね」
「そうかもしれないけど、被害妄想と虚偽癖を娘に植え付けるのは異常よ。まぁ、あの夫人のことはわたくしたちがどうにかするわ。それよりもランスロットのことね」
確かに、ランスロット殿下がどうお考えなのかが大事ね。
何だかまた、私が嫉妬のあまりにチェリー様にそう言わせてるだの言われそうな気がするわ。
殿下は自分に都合が悪いことは、耳に入れようとしないのよね。
たとえチェリー様ご自身が目の前でそう言ったとしても、私に言わされてると言いそうだわ。
「そういえば、王弟殿下は王太子になる件は受け入れられたのですか?」
あれからバタバタしていて、キッド様とはお会いできてないのよね。
私の問いに王妃殿下は首を横に振られた。
「お断りされたそうよ。ランスロットに再度しっかりと教育をして、しっかり者の婚約者を据えろと。自分は、王太子殿下をお支えする役目を負うと」
「・・・王弟殿下らしいですね」
キッド様は頑なに、国王陛下と王妃殿下のお子が王位につくことを望まれている。
キッド様は決して、ランスロット殿下を猫可愛がりしているわけではない。
王太子としての教養やマナーに関しては厳しく指摘するし、間違ったことをすれば悔い改めるまで許さないところもある。
それでも、キッド様は国王陛下と王妃殿下を心から尊敬しているから、お二人のお子様であるランスロット殿下を未来の国王にと望まれている。
きっと、ランスロット殿下が取り返しのつかない愚行をし、オブシディアン王国の疵になることをしでかさない限りはそのお気持ちは変わらないと思うわ。
「とりあえず、ランスロット殿下のお気持ちを確認しましょう。王太子のままでいるのなら、チェリー様は愛妾となること。王太子妃には他国の方になりますがお迎えしなければならないこと。チェリー様だけを望まれるのなら、王太子の座は返上していただくことをご説明下さい。チェリー様はお心を決めていらっしゃいますから、殿下の選択次第でチェリー様のお立場も変わります」
理解してくれればいいけど・・・
それが王妃殿下の決断だった。
お母様と一緒に、チェリー様の決断をお話したら、王妃殿下は大きなため息と共にそう言われたのだ。
「あの子のおかしな言動は、セットウ男爵夫人のせいだったということね。ルチルちゃんが保護してくれて良かったわ」
「夫人も平民から貴族夫人になったわけですから、娘にいい縁をと思ったのかもしれませんね」
「そうかもしれないけど、被害妄想と虚偽癖を娘に植え付けるのは異常よ。まぁ、あの夫人のことはわたくしたちがどうにかするわ。それよりもランスロットのことね」
確かに、ランスロット殿下がどうお考えなのかが大事ね。
何だかまた、私が嫉妬のあまりにチェリー様にそう言わせてるだの言われそうな気がするわ。
殿下は自分に都合が悪いことは、耳に入れようとしないのよね。
たとえチェリー様ご自身が目の前でそう言ったとしても、私に言わされてると言いそうだわ。
「そういえば、王弟殿下は王太子になる件は受け入れられたのですか?」
あれからバタバタしていて、キッド様とはお会いできてないのよね。
私の問いに王妃殿下は首を横に振られた。
「お断りされたそうよ。ランスロットに再度しっかりと教育をして、しっかり者の婚約者を据えろと。自分は、王太子殿下をお支えする役目を負うと」
「・・・王弟殿下らしいですね」
キッド様は頑なに、国王陛下と王妃殿下のお子が王位につくことを望まれている。
キッド様は決して、ランスロット殿下を猫可愛がりしているわけではない。
王太子としての教養やマナーに関しては厳しく指摘するし、間違ったことをすれば悔い改めるまで許さないところもある。
それでも、キッド様は国王陛下と王妃殿下を心から尊敬しているから、お二人のお子様であるランスロット殿下を未来の国王にと望まれている。
きっと、ランスロット殿下が取り返しのつかない愚行をし、オブシディアン王国の疵になることをしでかさない限りはそのお気持ちは変わらないと思うわ。
「とりあえず、ランスロット殿下のお気持ちを確認しましょう。王太子のままでいるのなら、チェリー様は愛妾となること。王太子妃には他国の方になりますがお迎えしなければならないこと。チェリー様だけを望まれるのなら、王太子の座は返上していただくことをご説明下さい。チェリー様はお心を決めていらっしゃいますから、殿下の選択次第でチェリー様のお立場も変わります」
理解してくれればいいけど・・・
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