その転生幼女、取り扱い注意〜稀代の魔術師は魔王の娘になりました〜

みおな

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え?そうなの?

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「済まなかった。再婚の話は無しにする」

 パパ魔王様の言葉に、再びコテンと首を傾げる。

 あざといんだけど、五歳の美幼女がやるとほんと周囲がメロメロになるんだよね。

「再婚相手の人は?大丈夫なの?」

「ご心配には及びません。まだ、相手には打診しておりません。というか、相手からの打診ですので、こちらはお断りを申し上げておきます」

「ん~、別に会ってもいいのに。もしかしたら良い人かもしれないし。私のママとは思えないけど、パパが好きになれる人なら、んーとお友達とかにならなれるかもだよ?」

 アゼリアとしてもだけど、シアンにも友達らしき相手がいない。

 フラウやナーガ、アマリアは友達じゃない。
 よくしてくれるけど、対等じゃないから友達とは言えないと思う。

「いや。相手は顔見知りだし悪い感情は持っていないが、恋愛対象ではない。シアンの母親にとは思ったが、妻としての役割は求めていない」

「なら、いいけど」

 父親の再婚を邪魔する我儘娘と思われたくないから、別にパパ魔王様が乗り気なら再婚してもいいんだけどな。

 母親として懐いてとか言われても困るけど、もしかしたらすっごく好きになって母親って思えるかもしれないし。

 母親の記憶はないから、再婚なんて嫌っ!って感覚はないけど・・・こっちから再婚したら?って言う気はない。

「それより、どこに行ってたんだ?」

「人間の国。ママの育った国だって」

「アザレア王国にか?大丈夫か?何か問題は起きなかったか?」

「んーと、なんか変な子供に喚かれた」

 私も子供だけど。

 なんだっけ。王子だっけ?

「変な子供っ?」

「ザギに抱っこされてたら、なんか王子の自分より高い位置から見下ろすのが悪いって言われた」

「・・・はぁ?」

「その子供の護衛の人たちが嗜めてくれたし、お店のおじさんとかが嫌な思いをしたお詫びにってお菓子くれたから、私は気にしてないけど・・・ねぇ、パパ。人間の王子様ってそんな偉いの?」

 そういや、アゼリアの婚約者の王太子も随分と上から目線だったわ。

 あの頃は、アゼリアは平民だし仕方ないって思ってたけど。

 アゼリアがドラゴンを倒してしまったせいで、サザンウインド王国は滅んだけど、あの横柄王太子のことだから、生きてても絶対揉め事を起こしたわよね。

「ザギ、その王子というのは?」

「姫様抱いてたので、調査はしてないですよ。例の発明品盗聴器付けてあるけど・・・」

「あ!離れててもお話聞けるやつ!」

「どうします?聞きます?」

 あ、でも、パパ魔王様たちには聞いちゃいけないことまで知っちゃうから、駄目って言われたんだったっけ。
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