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五章 春の芽吹き
五十九話 ブロックとか、マジ?
しおりを挟む『先輩。最後にキス、させてくれませんか』
――甘利の最後の願いを受け入れた理由は、自分でもわからなかった。
『それで、先輩の事はきっぱりと諦めますから』
その言葉に、俺は心臓が締め付けられるのを感じる。
……俺はどこか心の奥で、いつまでもこの関係が続くと思っていた。
フったし、フられた関係ではあるけれど、初詣でも普通に話せていたし、さっきだってそうだ。楽しく話をしていたはずで。
(甘利にとって一番近い先輩としていられるんだって、そう思っていたけど……)
甘利はその関係を望んではいなかったらしい。
『最後だ』と言った顔は、覚悟を決めた顔だった。俺から離れる、覚悟。
ひゅっと無意識に息を飲む。
喉の奥を冬の冷たい空気が突き刺した。込み上げるのは、焦燥感だった。
「き、キスって、お前、何言って……っ」
「駄目ですか?」
手を握られる。
震えている手が縋るように俺の手の甲を撫で、その感触に俺は現実に引き戻された気分になる。
甘利の顔はいつも何かを強請る時と一緒で、俺が断れない状況が甘利によって意図的に作られていることを察する。
(……そんなに、最後にしたいのかよ)
未だ卒業まで時間はある。
もしかしたら俺が靡くかもしれないとか、考えなかったのか。
(なんて、考えてねーから諦めるとか言えるんだろうな)
あんなにグイグイ来ていたのに、終わりはあっさりとしている。それが無性に腹立たしかった。
「……わかった」
気付いたら、頷いていた。
苛立ちと悲しみと、甘利から求められているというちょっとした嬉しさに、心が掻き乱される。
それでも、甘利とのキスに緊張して、瞼が震えてしまっていたけど。
「つーか、『最後のお願い』がショックだったからって、馬鹿かよ、俺」
ボフンと枕に顔を埋め、呟く。
お願いの内容にショックを受けたんじゃない。甘利のお願いが『最後』だったことに、俺は心底ショックを受けていたのだ。
(なんて、それに気づいたのはついさっきなんだけど)
俺は大きく息を吐く。
何より、甘利の泣き顔を見た時の衝撃が未だに自分の中から抜けないのが厄介だった。
「……つーか、あんなに綺麗に泣く奴、初めて見たんだけど」
まるでドラマのワンシーンのようだと思った。
元々綺麗な顔をしていた甘利。その頬を伝う、透明な涙は、夕日の細い光を受けてキラキラと輝いていた。
静かに流れる涙は劇的じゃないのに、心が締め付けられて止まない。何かを訴えかけてくるみたいで、俺は内心困惑していた。
(あんな状況だったのに、うっかり見惚れちまった……)
罪悪感は未だ心に巣食ったまま、どこにも行こうとしない。
涙を拭ってやりたいと思った手を、必死に引っ込めた俺は、褒められてもいい……はずだ。
「だってそうだろ……あっちはフられてんのに」
俺が構っちゃったらダメだろ。
ボフン、と枕に頭を打ち付ける。間抜けな音がして、俺は鈍い痛みを感じる。
「本当に、これで終わりなのかよ」
俺は呟く。悔しい。勝手に諦められたことも、勝手に最後にされたことも。
『先輩。今までありがとうございました。先輩と一緒に居れて、先輩と一緒に過ごせて、先輩の事を知れて……俺、すごく楽しかったです』
『俺、走ること以外でこんなに夢中になったの、先輩の事が初めてです』
(……あんだけ俺の事スキスキって言ってたくせに、諦める時は一瞬かよ)
夢中になったとか、知らねーよ。夢中なら諦めてんじゃねーよ。
「っ、フったくせに、よく言う……」
込み上げて来る涙が、枕を濡らしていく。
甘利のためにとか、将来を考えてだとか、なんかもうごちゃごちゃ考えすぎて頭が馬鹿になりそうだ。
「何で最後っていうんだよ、馬鹿っ、馬鹿甘利っ!」
俺は勢いよく起き上がり、枕を殴る。ボフン、ボフン、と間抜けな音がする。
それが余計ムカついて、俺は枕に顔を埋めて「うううう~~~っ!!」と唸り声を上げた。
自分のせいなのはわかっているのに、甘利に諦められるのだけは許せない。
許せなくて、終わるのが嫌で。つい引き留めてしまったし、嫌がらせのようにレモン味の飴まで渡してしまったし。
(……これからはあの目が他の奴に向くのかな)
「……ムカツク」
なんか、よくわかんねーけど、腹が立つ。
バッともう一度起き上がり、俺はスマートフォンを手にした。
アプリで甘利の連絡先を出して、電話を掛ける。何を話そうとか、何を言いたいとか、全然考えてない。ただ、文句の一つでも言わないと気が済まなかっただけで。
プー、プー……。
「あ゛?」
俺は画面を見る。
そこにはコールすら鳴っていない画面が表示されている。
トーク画面に戻れば、さっきまであった通話のボタンが消えていた。
「……ブロックされた?」
なんで。どうして。
ふつふつと湧き上がってくる、怒り。
(あ、あいつ……ッ!!)
何考えてやがんだ!!?
俺は全力でスマートフォンをぶん投げた。
ガンッと壁にぶつかって、ベッドの上に落ちる。物に当たっても意味がないことはわかっているけど、この溢れんばかりの怒りはどうしたらいいかわからない。
「だああああッ!!」
「お兄、さっきからうるさいっ!! 何時だと思ってんの!?」
バンッと扉が叩かれる。入って来た冬香に「ごめんッ!!」と叫びながら、俺は振り返った。
ギョッとした顔をする冬香に、俺はずびっと鼻を啜る。ああそうだった。怒りで忘れてたけど、俺泣いてたんだった。
「わ、悪い。これはその……」
「……もしかして、甘利くん関係?」
「うっ」
誤魔化し失敗。
俺は俯き、こくりと頷く。冬香は大きくため息を吐くと、ずかずか俺の部屋に入って来た。
「あれ、俺の部屋入りたくないんじゃ……」と呟けば、「うっさい」と一蹴される。相変わらずあたりはキツいけど、心配してくれているのは伝わってくる。
勉強用の椅子に腰を掛けた冬香は、足を組むと、「で? 何があったの」と告げた。すごいな。まるで女王様だ。
俺は一瞬言おうかどうか迷った。冬香は甘利の事を尊敬? しているらしいし、憧れの目も向けていた。そんな人が俺を好きだなんて知ったら、がっかりするんじゃないか、と。
「い、言わない」
「あっそ。じゃあいいや」
「えっ!?」
スクっと立ち上がった冬香。その目は俺を見下していて、びくりと肩が震える。
「そうやってお兄の何でもかんでも自分の殻に閉じこもるところ、私だいっっ嫌い」
「!!??!!?」
「心配かけたくないなら、そういう態度やめてよね」
「迷惑」と鋭い刃物が落とされる。俺は言い返すことも、息を飲むことも出来なかった。
ただただ、冬香に『嫌い』と言われたことがショックで――――何故か『最後』と言った甘利の顔と、ブロックされた画面がフラッシュバックする。
(俺、嫌われたのか……?)
甘利にも、冬香にも?
「ちょっ!? 泣かないでよっ!」
「へ?」
慌ただしく声を上げる冬香に俺は顔を上げる。
涙がぼろぼろと溢れ出し、俺の喉がヒクリとしゃくりを上げる。
(や、べぇ)
泣いてるの、気づかなかった。
「わ、悪い。その……」
「あー、もうっ! 泣くくらい嫌なら言えばいいのに!」
「ご、ごめんっ」
ぎゅっと枕を抱き締める。
「情けない兄で悪い……」と呟けば、冬香は目を吊り上げ「お兄が情けない事なんか知ってるし、不器用なのも知ってる! 妹を馬鹿にしないで!」と叫ばれた。
「ば、馬鹿になんかしてねーよ!」
「してるでしょ! せっかく相談に乗ってあげようとしてるのに、何も言ってこないのとか、私がお兄にとって頼りにならないからでしょ!?」
「そ、そうじゃねーよ! ただっ、その……言っていいのかわかんなくてっ!」
「だから、それを言えって言ってんの!!」
ガンッと、俺の足の間に冬香の足が落とされる。
ベッドが揺れ、俺は情けなくも悲鳴を上げそうになった。
(なんで俺怒られてんだよ!?)
意味わからない、と冬香を見上げれば、なぜか冬香の方が泣きそうな顔をしていた。
「……なんでお前が泣きそうなんだよ」
「っ、泣きそうになんかなってない! それより、お兄こそ言わないと伝わんないってこと、知らないわけじゃないでしょっ!」
「そ、それは、そうかもしれないけど……」
「人のことには土足で踏み込んでくるくせに、そういうところ臆病だよね」
「そんなに信じらんない?」と、冬香が言う。
僅かに震えている声。冬香の気持ちはわからないけど、冬香なりに俺の事を考えてくれているのだとは理解できた。
「……信じるとかじゃ、ねーよ。ただ、がっかりされたくねーの」
「今更がっかりすることなんかないと思うけど?」
「何年妹やってると思ってんの」と冬香が鼻を鳴らす。
その不遜な態度に、俺は小さく吹き出した。
「あー……そう、そうだよな、うん」
「そうだよ。だから言うなら早くして。言わないならさっさと寝て」
「ははは、お前は毎回言うことが強烈だなぁ」
小さく笑い声が漏れる。冬香の容赦のない言葉が、いつもより突き刺さるのを感じる。――でも、嫌じゃない。
(がっかりされたくないとか、怖いとか……俺、自分の事しか考えてなかったんだな)
今回ばかりは冬香の言う通りだ。
俺は「とりあえず、その、びっくりしないで欲しいんだけど」と前置きをして、甘利とのことを話した。
「……って感じなんだけど」
「最低」
終わった瞬間、振り落とされた言葉に、俺は一瞬時が止まる。
(さ、さいてい?)
えっ。なにが。どっちが?
困惑に冬香を見る。冬香は眉間に皺を寄せたまま、俺のスマートフォンを弄んでいる。
ブロックされたことを話したら「見せて」と言われて差し出したまま、人質(?)に取られている。
「えっと、その……何が?」
「お兄、甘利くんのこと好きなんだよね」
「へっ!? あ、いや、その」
「約束」
短く冬香に言われ、俺はふと天井を見上げる。
――話し出した俺に、冬香から出された条件は『嘘や隠し事をしないこと』だ。
「臆病なお兄には丁度いいでしょ」と言われて、強引に同意させられた。
お陰で根掘り葉掘り聞かれた上、素直な気持ちを曝け出す羽目になっているのだが、聞いてもらっている手前文句も言えない。
俺は少しの間を置いて「……はい。好きです」と素直に頷いた。
「じゃあ、それでいいじゃん」
「っ、でも、あいつは将来有望だし、陸部のエースだし、女子にもモテモテ……」
「それがお兄の『好き』って気持ちと何か関係あるの?」
冬香の言葉に、俺は言葉を失った。
一瞬だけ、やっぱり相談することじゃなかったかもしれない、と思いかけて、俺は首を振る。
(妹に臆病って言われたまま、引き下がれるかよ)
顔を上げ、冬香を見る。逃げ出さないのは、半ば意地だった。
「ある。俺は甘利に幸せになって欲しいから」
「ふーん。でも、甘利くんはお兄が好きって言ってたんでしょ?」
「それは、そう」
「じゃあ、甘利くんの幸せって、お兄と付き合ったりすることじゃないの?」
俺は目を瞬かせた。……確かに。そう言われればそうなのかもしれない、けど。
「で、でも、それは今だけかもしれないし、世界が広がればアイツだって俺の事好きじゃなくなるだろうし」
「なんだ。自分がフられるのが怖いだけじゃん」
「フ、ッ!?」
反射的に立ち上がる。冬香は少し驚いた顔をしたが、じっと俺を見ていた。
「だってそうでしょ。付き合う前から終わりを考えるなんて、馬鹿みたい」
「っ、だ、だって仕方ないだろっ、そういうの今まで経験したことねーんだよっ」
「じゃあこれからも一生経験できないね」
反論も出来なかった。
(妹の正論が刺さり過ぎてつらい……!!)
俺は別の意味でまた泣きたくなる。
ちらりと冬香を見れば、タプタプと自分のスマートフォンを弄っている。「何してるんだ?」と問えば、「友達に実況してる」と言われた。
(お兄ちゃんのライフはもうゼロだぞ!!)
「それで? お兄はどうしたいの?」
「へ?」
「諦められたことに腹立ってて、ブロックされたことに泣くほどムカついてるんでしょ? どうすんの?」
「どうって……」
そんなの、考えてなかった。
(でも、どうも出来なくないか?)
俺は甘利をフったわけだし、最後のお願いだって聞いちゃった後だし。
「……今更、好きだなんて言えねーよ」
「ふーん。じゃあ甘利くんが他の人と付き合ってもいいんだ」
「それはムカつく」
「即答じゃん」
冬香が呆れたように俺を見る。俺は気まずくなって視線を逸らした。
「お兄ってさ、結構わがままだよね。昔っから好き嫌いがはっきりしてるくせに、変なところで身を引いちゃうの、意味わかんないって思ってた」
「わ、悪かったな」
「そうじゃなくって。あー、えっと……だ、だから、その、別に嫌なら嫌でいいんじゃない? ってコト!」
「えっ?」
歯切れ悪く言う冬香に、俺は首を傾げる。
「だから!」と冬香が声を荒げた。
「甘利くんのこと、誰にも渡したくないんでしょ!? なら好きって言って、自分のモノにしちゃえばいーじゃん!」
「はあっ!?」
(なんかとんでもないこと言い出したぞ!?)
俺は顔が真っ赤になって行くのを感じる。
自分のモノにするなんて、考えたことなかった。
「そ、そんなこと出来るわけねーだろっ」
「じゃあ甘利くんのこと諦めれば? 他の人とイチャイチャしてるとこ見て、『おめでとう』って言ってあげればいいじゃんっ」
「っ、それは――!」
(言えるわけねーじゃん、こんな気持ちで……っ!)
俺は震える拳を握りしめる。
何も言わない俺に冬香は大きくため息を吐いた。
(人が真剣に話してるのにため息とか)
悪かったな。くだらない話ばっかりして。
でもそのくだらないことが、俺にとっては重要で、どうしても考えなきゃいけないことで。
(っ、またぐるぐるし出した)
甘利の事になると、本当に思考が定まらない。
他の事ならこうはならないのに。
「そんなに考えてるくせに、言えないとか本当わかんない」
「え? 何?」
「何でも」
フイっと冬香が視線を逸らす。
俺は肩を落とした。冬香が徐ろに立ち上がる。その背中を俺は無意識に追いかけた。
「ふ、冬香」
「私さ、お兄の考えてること何となくわかるんだけど。でもやっぱり自分の気持ちを抑えるのって、本当によくないよ」
「っ」
「どうやっても自分が傷つくのは目に見えてる。お兄も、自分の気持ちが抑えられないから、そうやってムカついたりしてるんでしょ?」
俺は俯いた。……確かに。冬香の言う通りだ。
「それに、お兄は人の事ばっかり考えてるけど――お兄の幸せ願ってる人だっているんだからね」
「!」
「その人たちのこと、少しは考えたら?」
俺は弾かれたように顔を上げる。
顔を僅かに赤らめた冬香は、「後は好きにして。私、お風呂入って来る!」と部屋を飛び出した。
静かになった室内に、勢いよく閉められた扉の音が反響する。
ドスドスと階段を下りていく音が聞こえ、一階で母さんと冬香が話している声が聞こえた。
俺は勢いよく閉められた扉を、茫然と見つめる。
(俺の、幸せ……?)
そんなの、考えたことなかった。
そりゃあ、やりたいこととか、したいことは考えてたし、やって来たけど。
『自分がどうやったら幸せになれるか』なんて考えた事がなかった。
「……冬香、お前本当は何歳だよ」
俺は小さく笑う。俺の考えの及ばなかった部分を、冬香はあっさりと答えてしまったのだ。
(なんかいろいろ抉られた気もするけど、話してよかったな)
人に話すのって、こんなに心が軽くなるのか。そのことにすら、俺は今まで気づいていなかったんだろう。
兄妹だからこそ、忌憚のない意見が言い合える。言い合っても喧嘩しても、明日には普通に戻れる。――でも、甘利はそうはいかない。
「言わないと伝わらない、か」
思い返せば、悶々と一人で考えるだけで、秋人にも夏生にも本気で相談したことはない。
二人はいつだって待ってくれていたのに、俺は察してもらうのを待ってばっかりだった。
(甘利に対しても、そうだったな)
察してもらう事が当たり前で。でも時々ズレてて。それが心地いいからってそのまま放置して。
「受け身すぎだろ、俺」
そうだ。何でもかんでも周りに任せ過ぎていた。こんなの、俺らしくない。
今度は俺が甘利を追いかけよう。
きっと甘利は逃げるだろうから、とっ捕まえて、俺の気持ちを伝えてみよう。もう遅いかもしれないけど……それでもいい。
(ああ、あとブロックしたこと謝らせないとな)
逃げたい気持ちはわかるけど、ブロックはないだろ、ブロックは。せめてミュートにしろ。いや、それもちょっと嫌だけど。
俺は沈んでいた気持ちが浮かんでいくのを感じる。
――まずは明日。
校門の前で甘利を待っていよう。甘利がそうしていたように。
俺は目覚ましの設定時間を一時間早くして、早々にベッドに入り込んだ。
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