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2.僕がすでに不要になったと、よく分かりました
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それから僕は、弁明に追われた。
殿下が向かったのは公爵様の領地で、進んだのは整備された街道だ。魔物もいないし、殿下の部隊に危険が及ぶことはなかった。だけど、そう言う問題じゃない。移動の際に張られた結界が脆弱だったこと自体が問題なんだ。
公爵家の領地で、王子殿下を危険に晒した。それは、殿下をお迎えした公爵家を陥れる行為だ。
僕は、慌てて魔力は確かに注いだと、マウィルイセマス様に説明した。
それから数日経ち、結局、結界が弱いものだったのは部隊の確認不足で、結界は十分なものだったと結論づけられた。
けれど、納得できない人は多かったらしい。
このままでは反逆の疑いをかけられるかもしれないと言われ、僕は身体中から血の気が引いた。王族の抹殺を企み、公爵家の一族を陥れようとしたんじゃないかと言われたからだ。
もう無茶苦茶な言いがかりだ。
そんなはずがない。
ロステウィス様の伴侶になるため、ずっと頑張ってきたのに。なんでそんな訳の分からない疑いをかけられなくてはならないんだ。
このままだと王家は僕の追放を決めるかもしれない。
なんとか挽回したかった。弁解して、分かってもらえば、追放なんて話もなくなるだろうと信じていた。
だけど、それは僕の夢物語だった。
状況はどんどん悪化する。
殿下の部隊の方と話をしたいと言っても、部隊に責任をなすりつけようとした男とは話したくないと、冷たく断られた。
僕は、魔力は十分だったことを説明していただけなのに、いつのまにか、部隊に責任を押し付けようとしている、部隊の判断を蔑ろにしている、なんて話になっていたらしい。
訳が分からない……
後から僕のところに来た、部隊の従者の人には、「結界の確認不足の責任は、誰かが取らなければならないのです」って言われた……それが、僕ってこと?
部隊にいるのは、力のある、社交界でも有名な貴族たちだ。そんな責任を認めるはずがない。
それから僕は、結界の強度を確保するための対策を立てる役目を負わされ、毎日弁明にも追われて、そのせいでほとんど眠れない日々が続いた。
もう走る気力もなくて、城の広い廊下を、マウィルイセマス様を追ってフラフラ歩く。
王城と、それに関わる結界の対策の全てを担っている最高責任者はマウィルイセマス様で、まずはこの人に分かってもらわないと、このままじゃ勝手に逆賊ってことになってしまう。
「あ、あのっ……これ、結界の強化に関する報告書です……」
恐る恐る多くの書類を出す僕の手は、ひどく震えていた。
マウィルセス様は、それを奪うようにとって、すぐに背を向けてしまう。
え……え?
待って!! 受け取るだけじゃ困るっ……!! 僕は何も疑われるようなことはしていないと言ってくれ!!
「あ、あのっ…………待ってください! ぼ、僕はっ…………本当に……!」
「言い訳ばかりしている暇があったら、王家のために尽くしたらどうだ?」
「………………」
そう言われてしまったら、僕には頷くことしかできない。小さな声で「はい」と答えた。
マウィルイセマス様は、僕を見下ろして言った。
「二度とこんなことが起こらないよう、結界をより強固にするための計画を練れ」
「……はい…………」
言いたいことは、たくさんあった。そもそも、結界はちゃんと張れていて、僕の責任ではないと分かったはずなのに。
「明日までにだ」
「あ、明日!? それは無理ですっ……!」
「無理? よくそんなことが言えたなっ……!! それでよく、公爵家の伴侶などと言えたものだ! やはり、あくどい手口で公爵家に取り入ったのだろう!」
「そんなっ……! 違います!」
「その疑いを晴らしたければ、もっと真摯な姿勢を見せたらどうだ!?」
「…………はい。申し訳ございません」
フラフラしながら、書類を受け取る。
そんな僕の前に、マウィルイセマス様の隣にいた男が出てくる。殿下の部隊の副隊長、デペンフィト様で、僕に、王家に仕える魔法使いとしての仕事を教えたのは、この人だ。
「魔法の道具はどうした?」
聞かれて、僕は持っていたものを見せた。結界を張るための魔法の道具で、小さな杖のような形をしている。
「用意しています。必ず、殿下の役に立ってくれるはずです」
けれど、彼はそれを握って、不気味な顔でニヤリと笑う。
「やり直しだ」
「え…………でもっ……」
「別のものを調達して来い」
「それはっ……! あのっ……も、もう一度ご検討をっ……!」
「こんなものでは使えない。やり直してもらうしかないだろう」
「でもっ……!」
「それとも、こんな脆弱なもので、殿下を守れると思っているのか?」
「…………」
「これは必要ないな。預かっておく」
「待ってください!! それはっ……!!」
デペンフィト様は、僕の手をパンッと払いのけてしまう。
「いつまで経っても王家に真剣に尽くせないなんて、この城にいる資格がないんじゃないか?」
「そんな……」
もう反論もできなくて、そこに立ち尽くす僕。
するとそこに、一人の男が声をかけてきた。
「フィルロファル…………」
「え…………? さ、宰相様!??」
驚く僕に歩み寄ってくるのは、僕の婚約者の宰相、ロステウィス様。
今は、隣国に出かけているんじゃなかったのか? 重要な会議とパーティーがあって、まだしばらく帰らないはずなのに。
僕は、慌ててその場に跪いた。
久しぶりに会うな……それが、こんな再会になるなんて。
宰相様の隣には、クヴェガフォル第一王子殿下もいた。
この国を背負う王族と、常にその傍に立つ宰相様が揃って現れて、場の空気は一気に変わる。デペンフィト様もマウィルイセマス様も彼らの取り巻きたちも、頭を下げていた。
けれど、ロステウィス様は難しい顔のまま。
ロステウィス様も……僕を疑っているのか?
僕は跪いたまま、ドキドキしながら、これから下されるであろう言葉を待った。
すると、ついにロステウィス様が口を開く。
「君との婚約は……考え直すことになった……」
……え……………………
信じられない言葉を聞いて、僕は、顔を上げた。
すると、ロステウィス様と目が合う。彼の目は、常に冷静で、時に冷たくすら見える。実際、社交界では冷酷な男だと言う噂もあった。だけど、彼がそんな男だとは思えなかった。だって僕、そんなふうに見つめられるのが好きだったから。
もうそんなこともできなくなるのか?
「これ以上、君をこの城に置いておくことはできないと……公爵家と王家が判断したんだ」
「…………そんな…………」
…………じゃあ、もう決まっちゃったってことか……
涙が流れ落ちた。
なんとなく、想像はしていた。
これ以上僕をここに置いておけば、王城はさらに混乱するだろうし、この辺りで切り捨てるべきだ。
ロステウィス様だって、僕をそばに置いておくわけにはいかないだろう。そんなことをすれば、公爵家の立場まで悪くなる。いつまでも僕を処分しないことを、不満に思い訝しむ人たちも出てくるだろう。
それは分かっている。
だけど……僕には、ロステウィス様のそばで王家と公爵家にお仕えすることが宿命で、それ以外のことを考えたことなんてなかった。
もう……これ以上、僕にできることはない。
ずっと手放したくなくて、必死に捕まえて、僕がこれまで大切にしてきたものを、もう、こうして抱きしめていることもできないんだ。
だったらこれが、誰の期待にも答えられず、宰相様の足を引っ張るだけだった僕に残された、最後の仕事だ。
「ご期待にそえず、申し訳ございません……」
そう言って、跪いたまま頭を下げる。
最後に小さな魔法の道具を渡した。宝石をリボンで巻いたようなもので、魔力を高めてくれる。僕が宰相閣下に渡せる、最後の忠誠の証だ。
振り払われるかと思ったけど、宰相様は、僕が渡したものを受け取ってくれた。それだけが、最後の希望だった。
彼は、僕に背を向ける。
「……君にはこれから、国の外れにある砦に向かってもらう……すぐに用意してほしい」
「…………承知いたしました……」
これから幽閉されるのか……
この先の僕がどうなるのか、詳しくは知らない。
それでも、僕はもう聞き返すことも反論することもできない。この先のことなんて、何も考えられない。
何日もまともに寝ていないし、食べることもしていない。宰相様たちへの申し訳なさと後悔で、すっかり心も疲弊している。
他人の目に晒されて、ヒソヒソと後ろ指をさされながら、ここで王家を守るために戦うことも、もう、しなくていいんだ。
ロステウィス様と王子殿下が去っていく。その後ろ姿が見えなくなると、僕にはもう力なんて残っていなくて、その場にへたり込んでしまった。
ああ……疲れた…………もう、僕は無用になった。
これで……もう、終わったんだ…………
殿下が向かったのは公爵様の領地で、進んだのは整備された街道だ。魔物もいないし、殿下の部隊に危険が及ぶことはなかった。だけど、そう言う問題じゃない。移動の際に張られた結界が脆弱だったこと自体が問題なんだ。
公爵家の領地で、王子殿下を危険に晒した。それは、殿下をお迎えした公爵家を陥れる行為だ。
僕は、慌てて魔力は確かに注いだと、マウィルイセマス様に説明した。
それから数日経ち、結局、結界が弱いものだったのは部隊の確認不足で、結界は十分なものだったと結論づけられた。
けれど、納得できない人は多かったらしい。
このままでは反逆の疑いをかけられるかもしれないと言われ、僕は身体中から血の気が引いた。王族の抹殺を企み、公爵家の一族を陥れようとしたんじゃないかと言われたからだ。
もう無茶苦茶な言いがかりだ。
そんなはずがない。
ロステウィス様の伴侶になるため、ずっと頑張ってきたのに。なんでそんな訳の分からない疑いをかけられなくてはならないんだ。
このままだと王家は僕の追放を決めるかもしれない。
なんとか挽回したかった。弁解して、分かってもらえば、追放なんて話もなくなるだろうと信じていた。
だけど、それは僕の夢物語だった。
状況はどんどん悪化する。
殿下の部隊の方と話をしたいと言っても、部隊に責任をなすりつけようとした男とは話したくないと、冷たく断られた。
僕は、魔力は十分だったことを説明していただけなのに、いつのまにか、部隊に責任を押し付けようとしている、部隊の判断を蔑ろにしている、なんて話になっていたらしい。
訳が分からない……
後から僕のところに来た、部隊の従者の人には、「結界の確認不足の責任は、誰かが取らなければならないのです」って言われた……それが、僕ってこと?
部隊にいるのは、力のある、社交界でも有名な貴族たちだ。そんな責任を認めるはずがない。
それから僕は、結界の強度を確保するための対策を立てる役目を負わされ、毎日弁明にも追われて、そのせいでほとんど眠れない日々が続いた。
もう走る気力もなくて、城の広い廊下を、マウィルイセマス様を追ってフラフラ歩く。
王城と、それに関わる結界の対策の全てを担っている最高責任者はマウィルイセマス様で、まずはこの人に分かってもらわないと、このままじゃ勝手に逆賊ってことになってしまう。
「あ、あのっ……これ、結界の強化に関する報告書です……」
恐る恐る多くの書類を出す僕の手は、ひどく震えていた。
マウィルセス様は、それを奪うようにとって、すぐに背を向けてしまう。
え……え?
待って!! 受け取るだけじゃ困るっ……!! 僕は何も疑われるようなことはしていないと言ってくれ!!
「あ、あのっ…………待ってください! ぼ、僕はっ…………本当に……!」
「言い訳ばかりしている暇があったら、王家のために尽くしたらどうだ?」
「………………」
そう言われてしまったら、僕には頷くことしかできない。小さな声で「はい」と答えた。
マウィルイセマス様は、僕を見下ろして言った。
「二度とこんなことが起こらないよう、結界をより強固にするための計画を練れ」
「……はい…………」
言いたいことは、たくさんあった。そもそも、結界はちゃんと張れていて、僕の責任ではないと分かったはずなのに。
「明日までにだ」
「あ、明日!? それは無理ですっ……!」
「無理? よくそんなことが言えたなっ……!! それでよく、公爵家の伴侶などと言えたものだ! やはり、あくどい手口で公爵家に取り入ったのだろう!」
「そんなっ……! 違います!」
「その疑いを晴らしたければ、もっと真摯な姿勢を見せたらどうだ!?」
「…………はい。申し訳ございません」
フラフラしながら、書類を受け取る。
そんな僕の前に、マウィルイセマス様の隣にいた男が出てくる。殿下の部隊の副隊長、デペンフィト様で、僕に、王家に仕える魔法使いとしての仕事を教えたのは、この人だ。
「魔法の道具はどうした?」
聞かれて、僕は持っていたものを見せた。結界を張るための魔法の道具で、小さな杖のような形をしている。
「用意しています。必ず、殿下の役に立ってくれるはずです」
けれど、彼はそれを握って、不気味な顔でニヤリと笑う。
「やり直しだ」
「え…………でもっ……」
「別のものを調達して来い」
「それはっ……! あのっ……も、もう一度ご検討をっ……!」
「こんなものでは使えない。やり直してもらうしかないだろう」
「でもっ……!」
「それとも、こんな脆弱なもので、殿下を守れると思っているのか?」
「…………」
「これは必要ないな。預かっておく」
「待ってください!! それはっ……!!」
デペンフィト様は、僕の手をパンッと払いのけてしまう。
「いつまで経っても王家に真剣に尽くせないなんて、この城にいる資格がないんじゃないか?」
「そんな……」
もう反論もできなくて、そこに立ち尽くす僕。
するとそこに、一人の男が声をかけてきた。
「フィルロファル…………」
「え…………? さ、宰相様!??」
驚く僕に歩み寄ってくるのは、僕の婚約者の宰相、ロステウィス様。
今は、隣国に出かけているんじゃなかったのか? 重要な会議とパーティーがあって、まだしばらく帰らないはずなのに。
僕は、慌ててその場に跪いた。
久しぶりに会うな……それが、こんな再会になるなんて。
宰相様の隣には、クヴェガフォル第一王子殿下もいた。
この国を背負う王族と、常にその傍に立つ宰相様が揃って現れて、場の空気は一気に変わる。デペンフィト様もマウィルイセマス様も彼らの取り巻きたちも、頭を下げていた。
けれど、ロステウィス様は難しい顔のまま。
ロステウィス様も……僕を疑っているのか?
僕は跪いたまま、ドキドキしながら、これから下されるであろう言葉を待った。
すると、ついにロステウィス様が口を開く。
「君との婚約は……考え直すことになった……」
……え……………………
信じられない言葉を聞いて、僕は、顔を上げた。
すると、ロステウィス様と目が合う。彼の目は、常に冷静で、時に冷たくすら見える。実際、社交界では冷酷な男だと言う噂もあった。だけど、彼がそんな男だとは思えなかった。だって僕、そんなふうに見つめられるのが好きだったから。
もうそんなこともできなくなるのか?
「これ以上、君をこの城に置いておくことはできないと……公爵家と王家が判断したんだ」
「…………そんな…………」
…………じゃあ、もう決まっちゃったってことか……
涙が流れ落ちた。
なんとなく、想像はしていた。
これ以上僕をここに置いておけば、王城はさらに混乱するだろうし、この辺りで切り捨てるべきだ。
ロステウィス様だって、僕をそばに置いておくわけにはいかないだろう。そんなことをすれば、公爵家の立場まで悪くなる。いつまでも僕を処分しないことを、不満に思い訝しむ人たちも出てくるだろう。
それは分かっている。
だけど……僕には、ロステウィス様のそばで王家と公爵家にお仕えすることが宿命で、それ以外のことを考えたことなんてなかった。
もう……これ以上、僕にできることはない。
ずっと手放したくなくて、必死に捕まえて、僕がこれまで大切にしてきたものを、もう、こうして抱きしめていることもできないんだ。
だったらこれが、誰の期待にも答えられず、宰相様の足を引っ張るだけだった僕に残された、最後の仕事だ。
「ご期待にそえず、申し訳ございません……」
そう言って、跪いたまま頭を下げる。
最後に小さな魔法の道具を渡した。宝石をリボンで巻いたようなもので、魔力を高めてくれる。僕が宰相閣下に渡せる、最後の忠誠の証だ。
振り払われるかと思ったけど、宰相様は、僕が渡したものを受け取ってくれた。それだけが、最後の希望だった。
彼は、僕に背を向ける。
「……君にはこれから、国の外れにある砦に向かってもらう……すぐに用意してほしい」
「…………承知いたしました……」
これから幽閉されるのか……
この先の僕がどうなるのか、詳しくは知らない。
それでも、僕はもう聞き返すことも反論することもできない。この先のことなんて、何も考えられない。
何日もまともに寝ていないし、食べることもしていない。宰相様たちへの申し訳なさと後悔で、すっかり心も疲弊している。
他人の目に晒されて、ヒソヒソと後ろ指をさされながら、ここで王家を守るために戦うことも、もう、しなくていいんだ。
ロステウィス様と王子殿下が去っていく。その後ろ姿が見えなくなると、僕にはもう力なんて残っていなくて、その場にへたり込んでしまった。
ああ……疲れた…………もう、僕は無用になった。
これで……もう、終わったんだ…………
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