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31.俺の方がショックだった
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ちゅってキスされて、優しく触れられて、気持ちよくて堪らないのに、それだけじゃ足りなくなる。もっとされたくなってくる。
「ふっ……あ!!」
微かに殿下の手が、僕の乳首のすぐそばを掠めた。その手に縋るように背筋が反る。その突起を突き出すようにして強請るのに、殿下はあくまで、約束を守るつもりらしい。それ以上は触れてくれない。
「うっ……あ、殿下ぁ…………」
「やっぱり、君の魔法はすごいよ。君が昨日、あんなにあっさり開けた扉、俺だって開こうとしたんだ。兄上も、優秀な魔法使いの家の当主も。城で一番強力な魔法を操る魔法使いだって。だけど、誰もあの扉を開けられなかった。だからコレリイジャインも高を括っていたんだと思う。それに、扉を開けられない俺たちを蔑んでもいたんじゃないかな」
「…………」
コレリイジャインの奴……そんなこと考えていたのか? 王子殿下たちをみくびるなんて……
そう思ったら、殿下の力になれたような気がして、嬉しい。
だけど……
「んっ…………!」
殿下が僕に触れる手に、ますます感じてしまう。
そんな僅かな声ですら、殿下に聞かれてしまったらしく、殿下は、嬉しそうに笑った。
「気持ちいい?」
「…………」
僕は頷いた。だってもう気持ち良すぎて、強がる力も残ってない。
殿下に触れられて、キスされて、彼がくれる快楽が欲しくてたまらない。
「…………だったら、もう少し上の方にも触れていい?」
「え……?」
「だめ?」
「…………少しなら………………ぁあっっ……!」
殿下の手が、僕の胸に触れた。着ていた服はすっかり捲れている。服の下だから見えないはずなのに、指が乳輪のそばを掠めていく。
乳首に指が近付いただけなのに……痺れるように気持ちいい。ほんの少し近付いただけですぐに離されて、そんな煽るようなやり方がもどかしい。
……もしかして、焦らされている? 腰がむずむずして、苦しくてたまらない。少しなら少しならって言いながら、すっかり言いなりじゃないか。
「あっっ……あ……んっ……!」
「ごめんね? ちょっと、意地悪だった?」
「…………っ!」
「だって、ずっと開けられなかった扉を、あんなに簡単に開けられて、俺の方がちょっとショックだったくらいなんだ。だけど、君の魔法を間近で見ることができて嬉しいから……いいかな」
「…………ん! やっ……ぁっ……!」
「……俺が君の屋敷に通っていたのも、君の結界の魔法に魅せられていたからだ。君が今、ここで張っていた結界も、俺の魔法だけではびくともしなかった」
「…………そんなのっ……たまたまうまくいっただけです……僕の魔法なんか……」
「……………………」
「あっ…………や、やだぁっ……!!」
ほんの少しだけ、爪を立てられた。それが、僕の乳首のすぐそばを掠めていく。すっかり焦らされてしまったそこが、殿下の手を追うように跳ねる。だけど、それじゃ殿下の手には届かなくて、お預けで放置されたそこが、じんじん傷んだ。
「やっ……やだっ…………こんなのっ……! で、殿下っ…………なんでっ…………!」
我慢なんてできない。
だけど、僕の両手は簡単に彼に片手でベッドに押さえつけられたから、僕は首を横に振って、苦しいまま微かに体を揺らすことしかできない。
そんな風に淫らにねだる僕を、殿下はずっと見下ろしている。
「君はもっと、君の魔法の力を知るべきだよ」
「そんなのっ……知らないっっ……! でんかぁっ……!」
「君の魔法は、国を守る大きな力になる。あいつらが君の道具を狙ったのも、それだけ価値のある物だからだ。君の魔法は、国を守るために必要なんだよ」
「………………あ、ありがとう……ございます…………」
そんな風に褒められて、お礼を言うのも少し恥ずかしい。殿下の役に立てたなら嬉しいけど……
「お礼を言うのはこっちだよ。この鍵はもうしばらく魔法の解析のために使わせてもらうね? いい?」
「そ、そんなことを僕に聞かなくても……だってそれは、僕でなくてコレリイジャイン様が用意したもので、王城の部屋の鍵なのに……」
「鍵が欲しいんじゃなくて、魔法がほしいんだよ。城の魔法使いたちも、みんな驚いていた。こんなことができるのかって」
「………………」
そんなの、たいしたものじゃない。
それに……鍵は王城のものだが、僕には他に、気になるものがあるのに。
「あの……殿下」
「……どうしたの?」
「……王城の部屋の鍵のことより、あのローブは…………」
「ローブ?」
「キョトンとするな! 昨日僕のローブを持っていただろっ……! どういうことだ!!」
「あれは、ウィクレンクトたちの砦で回収したものだよ。ローブにかかった君の魔法を解析しようとしたらしい」
「………………せこい真似を…………」
そんなことしてたのか。あいつら……散々人を馬鹿にしたくせに、ふざけているのか?
「それほどまでに、君の魔法が欲しかったってことじゃないかな? 俺だって欲しいし……」
「んぁっ…………!」
かすかに、乳首の辺りを弄られて、ぴくんと腰がはねた。ほんの少し触れられただけなのに、身体に怖いくらいの快楽が走る。初めての感覚は、僕の無知な体をあっさり支配して、頭まで犯してしまったようだ。
「……ぅっ……ぁっ…………」
「エロい声。乳首、気持ちいい?」
「ちがっ…………違うっっ!! ただっ……あのっっ…………!! あ! ろ、ローブ……回収してくれて……ありがとうございます……」
「そんなの、いいのに。ダスフィレトの着ていたものを、俺以外が持っているなんて、そんなことを俺が許すと思う?」
「…………殿下が持っていても困る…………あの……返してください」
「………………返さなきゃダメ?」
「目をうるうるさせるな!! さっさと返せっっ!! ひっっ……!!」
まだ話の途中なのに、乳首が痛んだ。痛いはずなのに気持ちよくて、腰が揺れる。乳首を摘まれたんだ。
こんな時にそんなことをするなんてずるい。ちょっと触れられた時とは比べ物にならないほどの快楽が湧いてくる。
さっきはあれだけ焦らしたくせに、乳首を指の先で弄り回されて、だんだんそこが固くなっていく。尖った先まで押し潰されて、圧倒的な快感に飲まれた僕は悲鳴を上げた。
「あぁぁっっ!! や、やぁっ…………あっ……! あんっ……!」
耐えきれなくなって腰が跳ねて、その度に快楽に晒された。
少しずつ優しく触れられて、それがもどかしいと思うくらいに膨らんだそれを強く弄られて、耐え切れるはずがない。すっかり快楽に溺れてしまった僕の口から、いやらしい声ばかりが漏れていく。
「ぁあっ……ぁーー……」
「あのローブ、もらっていい?」
「は!?」
ずるいぞ! こんな時に言うなんて!!
気持ちよくて、僕はすっかり殿下の愛撫の虜なのに。
「んんっ……やだっ…………だめっ! ちゃんと返してっっ……! あっ…………!」
ねだる僕から、殿下は手を離してしまう。快楽を教え込むだけ教え込んでおいて、こんなふうにお預けなんて、あんまりだ!!
「やっっ……! 殿下っっ!!」
「あのローブにも、珍しい魔法がかかってる。あの魔法のことも知りたいな」
「魔法なら教えるからっ……ローブは返して」
「えー」
「返してください!! 魔法ならずっと協力するからっ!!」
「本当? 約束だよ?」
言われて、僕は何度も頷いた。
「ふっ……あ!!」
微かに殿下の手が、僕の乳首のすぐそばを掠めた。その手に縋るように背筋が反る。その突起を突き出すようにして強請るのに、殿下はあくまで、約束を守るつもりらしい。それ以上は触れてくれない。
「うっ……あ、殿下ぁ…………」
「やっぱり、君の魔法はすごいよ。君が昨日、あんなにあっさり開けた扉、俺だって開こうとしたんだ。兄上も、優秀な魔法使いの家の当主も。城で一番強力な魔法を操る魔法使いだって。だけど、誰もあの扉を開けられなかった。だからコレリイジャインも高を括っていたんだと思う。それに、扉を開けられない俺たちを蔑んでもいたんじゃないかな」
「…………」
コレリイジャインの奴……そんなこと考えていたのか? 王子殿下たちをみくびるなんて……
そう思ったら、殿下の力になれたような気がして、嬉しい。
だけど……
「んっ…………!」
殿下が僕に触れる手に、ますます感じてしまう。
そんな僅かな声ですら、殿下に聞かれてしまったらしく、殿下は、嬉しそうに笑った。
「気持ちいい?」
「…………」
僕は頷いた。だってもう気持ち良すぎて、強がる力も残ってない。
殿下に触れられて、キスされて、彼がくれる快楽が欲しくてたまらない。
「…………だったら、もう少し上の方にも触れていい?」
「え……?」
「だめ?」
「…………少しなら………………ぁあっっ……!」
殿下の手が、僕の胸に触れた。着ていた服はすっかり捲れている。服の下だから見えないはずなのに、指が乳輪のそばを掠めていく。
乳首に指が近付いただけなのに……痺れるように気持ちいい。ほんの少し近付いただけですぐに離されて、そんな煽るようなやり方がもどかしい。
……もしかして、焦らされている? 腰がむずむずして、苦しくてたまらない。少しなら少しならって言いながら、すっかり言いなりじゃないか。
「あっっ……あ……んっ……!」
「ごめんね? ちょっと、意地悪だった?」
「…………っ!」
「だって、ずっと開けられなかった扉を、あんなに簡単に開けられて、俺の方がちょっとショックだったくらいなんだ。だけど、君の魔法を間近で見ることができて嬉しいから……いいかな」
「…………ん! やっ……ぁっ……!」
「……俺が君の屋敷に通っていたのも、君の結界の魔法に魅せられていたからだ。君が今、ここで張っていた結界も、俺の魔法だけではびくともしなかった」
「…………そんなのっ……たまたまうまくいっただけです……僕の魔法なんか……」
「……………………」
「あっ…………や、やだぁっ……!!」
ほんの少しだけ、爪を立てられた。それが、僕の乳首のすぐそばを掠めていく。すっかり焦らされてしまったそこが、殿下の手を追うように跳ねる。だけど、それじゃ殿下の手には届かなくて、お預けで放置されたそこが、じんじん傷んだ。
「やっ……やだっ…………こんなのっ……! で、殿下っ…………なんでっ…………!」
我慢なんてできない。
だけど、僕の両手は簡単に彼に片手でベッドに押さえつけられたから、僕は首を横に振って、苦しいまま微かに体を揺らすことしかできない。
そんな風に淫らにねだる僕を、殿下はずっと見下ろしている。
「君はもっと、君の魔法の力を知るべきだよ」
「そんなのっ……知らないっっ……! でんかぁっ……!」
「君の魔法は、国を守る大きな力になる。あいつらが君の道具を狙ったのも、それだけ価値のある物だからだ。君の魔法は、国を守るために必要なんだよ」
「………………あ、ありがとう……ございます…………」
そんな風に褒められて、お礼を言うのも少し恥ずかしい。殿下の役に立てたなら嬉しいけど……
「お礼を言うのはこっちだよ。この鍵はもうしばらく魔法の解析のために使わせてもらうね? いい?」
「そ、そんなことを僕に聞かなくても……だってそれは、僕でなくてコレリイジャイン様が用意したもので、王城の部屋の鍵なのに……」
「鍵が欲しいんじゃなくて、魔法がほしいんだよ。城の魔法使いたちも、みんな驚いていた。こんなことができるのかって」
「………………」
そんなの、たいしたものじゃない。
それに……鍵は王城のものだが、僕には他に、気になるものがあるのに。
「あの……殿下」
「……どうしたの?」
「……王城の部屋の鍵のことより、あのローブは…………」
「ローブ?」
「キョトンとするな! 昨日僕のローブを持っていただろっ……! どういうことだ!!」
「あれは、ウィクレンクトたちの砦で回収したものだよ。ローブにかかった君の魔法を解析しようとしたらしい」
「………………せこい真似を…………」
そんなことしてたのか。あいつら……散々人を馬鹿にしたくせに、ふざけているのか?
「それほどまでに、君の魔法が欲しかったってことじゃないかな? 俺だって欲しいし……」
「んぁっ…………!」
かすかに、乳首の辺りを弄られて、ぴくんと腰がはねた。ほんの少し触れられただけなのに、身体に怖いくらいの快楽が走る。初めての感覚は、僕の無知な体をあっさり支配して、頭まで犯してしまったようだ。
「……ぅっ……ぁっ…………」
「エロい声。乳首、気持ちいい?」
「ちがっ…………違うっっ!! ただっ……あのっっ…………!! あ! ろ、ローブ……回収してくれて……ありがとうございます……」
「そんなの、いいのに。ダスフィレトの着ていたものを、俺以外が持っているなんて、そんなことを俺が許すと思う?」
「…………殿下が持っていても困る…………あの……返してください」
「………………返さなきゃダメ?」
「目をうるうるさせるな!! さっさと返せっっ!! ひっっ……!!」
まだ話の途中なのに、乳首が痛んだ。痛いはずなのに気持ちよくて、腰が揺れる。乳首を摘まれたんだ。
こんな時にそんなことをするなんてずるい。ちょっと触れられた時とは比べ物にならないほどの快楽が湧いてくる。
さっきはあれだけ焦らしたくせに、乳首を指の先で弄り回されて、だんだんそこが固くなっていく。尖った先まで押し潰されて、圧倒的な快感に飲まれた僕は悲鳴を上げた。
「あぁぁっっ!! や、やぁっ…………あっ……! あんっ……!」
耐えきれなくなって腰が跳ねて、その度に快楽に晒された。
少しずつ優しく触れられて、それがもどかしいと思うくらいに膨らんだそれを強く弄られて、耐え切れるはずがない。すっかり快楽に溺れてしまった僕の口から、いやらしい声ばかりが漏れていく。
「ぁあっ……ぁーー……」
「あのローブ、もらっていい?」
「は!?」
ずるいぞ! こんな時に言うなんて!!
気持ちよくて、僕はすっかり殿下の愛撫の虜なのに。
「んんっ……やだっ…………だめっ! ちゃんと返してっっ……! あっ…………!」
ねだる僕から、殿下は手を離してしまう。快楽を教え込むだけ教え込んでおいて、こんなふうにお預けなんて、あんまりだ!!
「やっっ……! 殿下っっ!!」
「あのローブにも、珍しい魔法がかかってる。あの魔法のことも知りたいな」
「魔法なら教えるからっ……ローブは返して」
「えー」
「返してください!! 魔法ならずっと協力するからっ!!」
「本当? 約束だよ?」
言われて、僕は何度も頷いた。
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