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第二章 学校
第37話 お兄ちゃん
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「やあ、アイちゃん」
「ラルクお兄ちゃ~ん」
ラルクお兄ちゃんがうちに来たの、アイはお兄ちゃんに飛びつくとアイをキャッチしてくれたの。お兄ちゃんは優しく頭をナデナデしてくれて、アイはとってもホッとするの。
レンお姉ちゃんがギルドに行ってくれて依頼を出したらしいの。ラルクお兄ちゃん達は二つ返事で了承してくれたみたいなの。
「レッグお兄ちゃんとレザーお兄ちゃんも来てくれたの~」
「よう」「ラルクのおまけだけどな」
お兄ちゃん達はとても元気なの。
「それにしても、本当に良いんですかウテナ様?」
「依頼の事ですか?」
「そうですよ。この町からは出てはいけないというのは厳しいですけど、宿屋代わりにあの家を使っていいなんて破格すぎですよ。おまけに報酬まで貰えるなんて」
お兄ちゃんはアイを抱き上げながらウテナさんとお話しているの。お兄ちゃんは力持ちなの。
「俺達も何だか悪いなと思っているんです」
「ウテナ様からの依頼ですから二つ返事でしたけど」
「ありがとうございます。この町で信頼できる冒険者はあなた達しかいなかったので助かりました」
お兄ちゃん達は信頼できる冒険者なの、アイが証人なの。
「ではこれからよろしくお願いしますね」
「「「はい!」」こちらこそよろしくお願いします」
お兄ちゃん達は深くお辞儀をしているの。ウテナさんも満面の笑みなの。アイも満面の笑みなの!
「これからよろしくね、アイちゃん」
「よろしくなの~、嬉しいの~」
「はは、本当にアイちゃんはラルフが好きだな~」
お兄ちゃんに抱き上げられてるから顔に抱き着いたの。ラルクお兄ちゃんも嬉しそうにしてくれているの。レッグお兄ちゃんに揶揄われたけど、それも嬉しいの。
「あ~、お兄ちゃんも白いクジラさんいるの~。アイと一緒なの~」
「えっクジラ?」
ラルフお兄ちゃんの周りをアイの白いクジラさんとは違うクジラさんが飛んでいるの。アイのクジラさんと仲良く回っているの、楽しそうなの~。
「アイ? ラルクさんにも精霊がついているって事なの?」
「そうなの。精霊さんなの」
「白いクジラって言うのは何の精霊なのかしら?」
「白いクジラさんは透明にしてくれるの」
「透明っていう事は光属性の精霊かしら?」
「あの、何の話を?」
ルナちゃんと精霊の話をしているとお兄ちゃん達が首を傾げているの。お兄ちゃん達はアイが精霊さんを見れることを知らないから分からないみたいなの。
「家族の様なものになるのだから教えておいた方がいいわね」
「アイは精霊さんが見えるの」
「精霊ってエルフが見えるって言う?」
アイが精霊が見えるって教えたらラルクお兄ちゃんが驚いて聞いてきているの。
「極稀に人族でも精霊が見えるものがいるんです。それがアイちゃんなの」
「それもアイはエルフでも見えない極小の精霊を見る事が出来るのよ」
ウテナさんとルナちゃんが教えているの、ルナちゃんは何故か得意げなの!
「なるほど、色々と合点が一致した」
「透明になったりしたのはアイちゃんの力だったんですね」
「じゃあ、ゴブリン達が死んでいたのもアイちゃんが?」
「色々と助けてもらってたみたいだな」
ラルクお兄ちゃん達はアイを見つめているの。何だか恥ずかしいの。
「そう言うわけだから、アイの周りでは色々騒動が起こるのよ。そう言う事もあって、見知った人を近くにおきたかったの」
「そう言う事ですか」
「色々納得です」
「お兄ちゃん達と遊ぶの」
「アイ、それはまた後でね」
お兄ちゃん達が頷いてたの。アイはお兄ちゃん達と遊ぼうと思ったらルナちゃんに怒られたの。でも、遊びたいの。
「ごめんなアイちゃん。今日はギルドに行って依頼を受けるんだよ」
「ラルクお兄ちゃんがリーダーだからな」
「お兄ちゃんってお前...」
レッグお兄ちゃんとレザーお兄ちゃんがラルクお兄ちゃんの肩に手を置いて揶揄っているの。ラルクお兄ちゃんは嫌そうな顔をしているの。
「じゃあ、一回、ギルドに行ってきます」
「行ってらっしゃい」
お兄ちゃん達はギルドに向かうみたいなの。本当はアイも行きたいけど、ルナちゃんに抑えられちゃったの。行きたいの!
「アイはこっちで勉強よ」
「お勉強なの?」
「そうよ、少しは勉強しておかないとみんなに揶揄われるんだから」
お勉強はまだまだ先の話だと思っていたの、油断していたの。
「じゃあ行くわよ」
「あう~、ルナちゃん怖いの~」
ルナちゃんに引きずられてお勉強部屋に直行なの。
「ラルクお兄ちゃ~ん」
ラルクお兄ちゃんがうちに来たの、アイはお兄ちゃんに飛びつくとアイをキャッチしてくれたの。お兄ちゃんは優しく頭をナデナデしてくれて、アイはとってもホッとするの。
レンお姉ちゃんがギルドに行ってくれて依頼を出したらしいの。ラルクお兄ちゃん達は二つ返事で了承してくれたみたいなの。
「レッグお兄ちゃんとレザーお兄ちゃんも来てくれたの~」
「よう」「ラルクのおまけだけどな」
お兄ちゃん達はとても元気なの。
「それにしても、本当に良いんですかウテナ様?」
「依頼の事ですか?」
「そうですよ。この町からは出てはいけないというのは厳しいですけど、宿屋代わりにあの家を使っていいなんて破格すぎですよ。おまけに報酬まで貰えるなんて」
お兄ちゃんはアイを抱き上げながらウテナさんとお話しているの。お兄ちゃんは力持ちなの。
「俺達も何だか悪いなと思っているんです」
「ウテナ様からの依頼ですから二つ返事でしたけど」
「ありがとうございます。この町で信頼できる冒険者はあなた達しかいなかったので助かりました」
お兄ちゃん達は信頼できる冒険者なの、アイが証人なの。
「ではこれからよろしくお願いしますね」
「「「はい!」」こちらこそよろしくお願いします」
お兄ちゃん達は深くお辞儀をしているの。ウテナさんも満面の笑みなの。アイも満面の笑みなの!
「これからよろしくね、アイちゃん」
「よろしくなの~、嬉しいの~」
「はは、本当にアイちゃんはラルフが好きだな~」
お兄ちゃんに抱き上げられてるから顔に抱き着いたの。ラルクお兄ちゃんも嬉しそうにしてくれているの。レッグお兄ちゃんに揶揄われたけど、それも嬉しいの。
「あ~、お兄ちゃんも白いクジラさんいるの~。アイと一緒なの~」
「えっクジラ?」
ラルフお兄ちゃんの周りをアイの白いクジラさんとは違うクジラさんが飛んでいるの。アイのクジラさんと仲良く回っているの、楽しそうなの~。
「アイ? ラルクさんにも精霊がついているって事なの?」
「そうなの。精霊さんなの」
「白いクジラって言うのは何の精霊なのかしら?」
「白いクジラさんは透明にしてくれるの」
「透明っていう事は光属性の精霊かしら?」
「あの、何の話を?」
ルナちゃんと精霊の話をしているとお兄ちゃん達が首を傾げているの。お兄ちゃん達はアイが精霊さんを見れることを知らないから分からないみたいなの。
「家族の様なものになるのだから教えておいた方がいいわね」
「アイは精霊さんが見えるの」
「精霊ってエルフが見えるって言う?」
アイが精霊が見えるって教えたらラルクお兄ちゃんが驚いて聞いてきているの。
「極稀に人族でも精霊が見えるものがいるんです。それがアイちゃんなの」
「それもアイはエルフでも見えない極小の精霊を見る事が出来るのよ」
ウテナさんとルナちゃんが教えているの、ルナちゃんは何故か得意げなの!
「なるほど、色々と合点が一致した」
「透明になったりしたのはアイちゃんの力だったんですね」
「じゃあ、ゴブリン達が死んでいたのもアイちゃんが?」
「色々と助けてもらってたみたいだな」
ラルクお兄ちゃん達はアイを見つめているの。何だか恥ずかしいの。
「そう言うわけだから、アイの周りでは色々騒動が起こるのよ。そう言う事もあって、見知った人を近くにおきたかったの」
「そう言う事ですか」
「色々納得です」
「お兄ちゃん達と遊ぶの」
「アイ、それはまた後でね」
お兄ちゃん達が頷いてたの。アイはお兄ちゃん達と遊ぼうと思ったらルナちゃんに怒られたの。でも、遊びたいの。
「ごめんなアイちゃん。今日はギルドに行って依頼を受けるんだよ」
「ラルクお兄ちゃんがリーダーだからな」
「お兄ちゃんってお前...」
レッグお兄ちゃんとレザーお兄ちゃんがラルクお兄ちゃんの肩に手を置いて揶揄っているの。ラルクお兄ちゃんは嫌そうな顔をしているの。
「じゃあ、一回、ギルドに行ってきます」
「行ってらっしゃい」
お兄ちゃん達はギルドに向かうみたいなの。本当はアイも行きたいけど、ルナちゃんに抑えられちゃったの。行きたいの!
「アイはこっちで勉強よ」
「お勉強なの?」
「そうよ、少しは勉強しておかないとみんなに揶揄われるんだから」
お勉強はまだまだ先の話だと思っていたの、油断していたの。
「じゃあ行くわよ」
「あう~、ルナちゃん怖いの~」
ルナちゃんに引きずられてお勉強部屋に直行なの。
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