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第二章 学校
第36話 お風呂
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「ただいま~なの!」
「アイ! どこに行っていたのよ。心配したじゃない!」
「ルナちゃんごめんなさいなの..」
帰ってきて玄関から入るとルナちゃんが玄関で待っていてくれたの。お風呂に入った後のままだから寒そうなの。
「アイのバカバカ」
「ごめんなさいなの」
ルナちゃんが胸を叩いてきたの。涙もポロポロとこぼしていて、悲しい顔になっちゃったの。折角、ツィエナちゃんと話したのにアイが悲しい顔にさせてしまったの。
「ツィエナちゃんの所に行ってきたの」
「えっ。ツィエナの?」
「良い子だったの。ルナちゃんのライバルなの」
「...私の為にそんな事をしてくれたの? 本当に馬鹿なんだから」
ルナちゃんはアイのお胸に顔をうずめてるの。アイにもっとお胸力があれば包んであげられるの、残念なの。
「ルナ、アイ。二人共もう一回お風呂に入りなさい。ルナは目が腫れ過ぎよ。レイ、お願いできるかしら」
「喜んで」
「わ~いなの」「きゃ」
レイお姉ちゃんの両脇に抱えられたの。レイお姉ちゃんは力持ちなの~。お父さんに一度だけやってもらった事があるの、鳥さんごっこなの。
「ではお脱ぎいたしましょ」
「は~いなの!」
レイお姉ちゃんに抱えられて脱衣所に来たの。ウルランブルグのルナちゃん家のお風呂と違って少し小さいの。
「アイ様、脱げましたよ」
「ありがとうなの~。一番乗りなの~」
「ちょっとアイ、走ると危ないわよ」
脱衣所からお風呂場に入ったの。前の屋敷のお風呂よりは小さいけど、アイのおうちのお風呂の5倍はあるの。
「お体を洗いましょう」
「レイお姉ちゃんも洗うの」
「では先にルナ様から」
「えっ? 私は大丈夫よ」
「心配かけちゃったからルナちゃんからなの!」
「そ、そう?」
レイお姉ちゃんと一緒にルナちゃんの背中を擦るの。
「最初から思ってたけど、泡立ちが悪いの~」
「そう? これが普通よ」
最初から思ってたけど、全然泡がたたないの! アイのおうちのシャンプーとかソープさんが欲しいの!
「精霊さんにお願いするの!」
「ちょっとアイ!」
精霊さんにお願いすると青リスさんと茶色の犬さんが尻尾をフリフリして答えてくれたの。
「アワアワなの~!」
「アイ様!」
「アイはやりすぎなのよ!」
お風呂場が全部泡になったの~。凄いの、アイのおうちのシャンプーとかでもここまではならないの!
「...全員綺麗になったけど...」
「お風呂の水がなくなっちゃったの!」
青リスさんと茶色の犬さんが水を使って泡を作り出してくれたみたいなの。どんな力を使ったかは分からないけど、凄いの!
「アイは水を出してくれる? 私の魔法で温めるから」
「わかったのやってみるの~。青リスさんお願いするの!」
「そうね。まだ、魔法の使い方が分かっていないからアイ自身でやるのは危ないわね」
ルナちゃんは頷いてくれているの。アイも馬鹿じゃないの! ちゃんと知っているの!
「ドバ~なの~」
「凄いですね」
「アイの魔法は本当に魔法みたいよね」
「そうですね。透明になったり飛んだり、マナをどれだけ使う魔法何だか」
「たぶん、使っていないわよ。精霊が使ってくれているから無限でしょうね」
「流石は巫女様」
ルナちゃんとレイお姉ちゃんがアイの魔法を褒めてくれたの。アイ嬉しいの~。
「アイ、もういいわよ...アイ?」
「アイ様~」
「アイ嬉しいの~」
お風呂場にお水がいっぱいになって脱衣所まで行っちゃったの。大変なの~。
「リスさん、どうにかするの~」
リスさんにお願いすると頷いてくれたの。すぐに水が脱衣所から出てきてお風呂場に留まったの。流石なのリスさん。
「は~、アイは本当に凄いわね」
「アイは凄いの~」
「凄い凄い。じゃあ温めるわよ」
ずっと水に浸かっているから体が冷えてきたの。ルナちゃんが火の魔法で拳よりも大きな炎の球をいくつか出したの。水の中に入れるとジュって音と共に水が温かくなってきたの~。
「水がなくなるまでとどめておいてねアイ」
「分かっているの! 今度は失敗しないの!」
「偉い偉い」
「えへへなの」
ルナちゃんが頭をナデナデしてくれているの。とっても優しいルナちゃんなの。
「あらあら、私も入ろうと思ったけど、凄いことになっているわね~。楽しそう」
「ウテナさん、ごめんなさいなの」
「大丈夫よアイちゃん。私もこんなお風呂に入ってみたいと思っていたの」
脱衣場を壁みたいに水が塞いでいたんだけど、ウテナさんは微笑んでダイブしたの。とっても楽しそうに泳いでいるの。
「ぷはっ、ちょっと暖かいのはルナの魔法で?」
「そうよお母様、アイじゃ、蒸発させてしまうと思ったから私がやったの」
「流石ね。ルナ」
ウテナさんがルナちゃんを褒めているの。やっぱり、ルナちゃんは凄いの~。
「この水もエリクサーになっているのね」
「そうみたいですね」
レイお姉ちゃんとウテナさんが水を見ていっているの。エリクサーって何なの?
「凄い水なの?」
「凄いわよ。アイのおかげよ」
「アイのおかげなの?」
「そうよ」
ウテナさんがアイを抱きしめていってくれたの。アイのおかげで凄い水が生まれたの。凄いの!
「まだ、表に出せないからダメだけれどね」
「じゃあ、お母様。この水はどうします?」
「窓から外に出しましょう」
「凄いのに捨てるの?」
「捨てるんじゃないのよ。地面に返すの。そうする事でここら辺の大地が清らかになるのよ」
ウテナさんがルナちゃんの問いに答えたの。捨てると思ったら返すらしいの。このお水はそれだけ凄い事みたいなの。
「じゃあ、アイお願いね」
「分かったの! 湯舟以外の水は全部窓から出てもらうの~」
青リスさんにお願いして水を先導してもらうの。リスさんは頷いてすぐに水を窓から地面に放ったの。豪快な音が聞こえてきてすぐに湯舟以外の水がなくなったの。
「もう少し温かくしましょうか」
「はい!」
ウテナさんが湯舟に浸かるとまだまだ、ぬるかったみたいなの。ルナちゃんがすぐに炎の球を放り込んでいるの。温かくなってきたの~。
「幸せね~」
みんなと一緒にお風呂に入ったの。お風呂から上がるとすぐにベッドで寝たの。ルナちゃんと一緒のベッドでとっても温かかったの。
「アイ! どこに行っていたのよ。心配したじゃない!」
「ルナちゃんごめんなさいなの..」
帰ってきて玄関から入るとルナちゃんが玄関で待っていてくれたの。お風呂に入った後のままだから寒そうなの。
「アイのバカバカ」
「ごめんなさいなの」
ルナちゃんが胸を叩いてきたの。涙もポロポロとこぼしていて、悲しい顔になっちゃったの。折角、ツィエナちゃんと話したのにアイが悲しい顔にさせてしまったの。
「ツィエナちゃんの所に行ってきたの」
「えっ。ツィエナの?」
「良い子だったの。ルナちゃんのライバルなの」
「...私の為にそんな事をしてくれたの? 本当に馬鹿なんだから」
ルナちゃんはアイのお胸に顔をうずめてるの。アイにもっとお胸力があれば包んであげられるの、残念なの。
「ルナ、アイ。二人共もう一回お風呂に入りなさい。ルナは目が腫れ過ぎよ。レイ、お願いできるかしら」
「喜んで」
「わ~いなの」「きゃ」
レイお姉ちゃんの両脇に抱えられたの。レイお姉ちゃんは力持ちなの~。お父さんに一度だけやってもらった事があるの、鳥さんごっこなの。
「ではお脱ぎいたしましょ」
「は~いなの!」
レイお姉ちゃんに抱えられて脱衣所に来たの。ウルランブルグのルナちゃん家のお風呂と違って少し小さいの。
「アイ様、脱げましたよ」
「ありがとうなの~。一番乗りなの~」
「ちょっとアイ、走ると危ないわよ」
脱衣所からお風呂場に入ったの。前の屋敷のお風呂よりは小さいけど、アイのおうちのお風呂の5倍はあるの。
「お体を洗いましょう」
「レイお姉ちゃんも洗うの」
「では先にルナ様から」
「えっ? 私は大丈夫よ」
「心配かけちゃったからルナちゃんからなの!」
「そ、そう?」
レイお姉ちゃんと一緒にルナちゃんの背中を擦るの。
「最初から思ってたけど、泡立ちが悪いの~」
「そう? これが普通よ」
最初から思ってたけど、全然泡がたたないの! アイのおうちのシャンプーとかソープさんが欲しいの!
「精霊さんにお願いするの!」
「ちょっとアイ!」
精霊さんにお願いすると青リスさんと茶色の犬さんが尻尾をフリフリして答えてくれたの。
「アワアワなの~!」
「アイ様!」
「アイはやりすぎなのよ!」
お風呂場が全部泡になったの~。凄いの、アイのおうちのシャンプーとかでもここまではならないの!
「...全員綺麗になったけど...」
「お風呂の水がなくなっちゃったの!」
青リスさんと茶色の犬さんが水を使って泡を作り出してくれたみたいなの。どんな力を使ったかは分からないけど、凄いの!
「アイは水を出してくれる? 私の魔法で温めるから」
「わかったのやってみるの~。青リスさんお願いするの!」
「そうね。まだ、魔法の使い方が分かっていないからアイ自身でやるのは危ないわね」
ルナちゃんは頷いてくれているの。アイも馬鹿じゃないの! ちゃんと知っているの!
「ドバ~なの~」
「凄いですね」
「アイの魔法は本当に魔法みたいよね」
「そうですね。透明になったり飛んだり、マナをどれだけ使う魔法何だか」
「たぶん、使っていないわよ。精霊が使ってくれているから無限でしょうね」
「流石は巫女様」
ルナちゃんとレイお姉ちゃんがアイの魔法を褒めてくれたの。アイ嬉しいの~。
「アイ、もういいわよ...アイ?」
「アイ様~」
「アイ嬉しいの~」
お風呂場にお水がいっぱいになって脱衣所まで行っちゃったの。大変なの~。
「リスさん、どうにかするの~」
リスさんにお願いすると頷いてくれたの。すぐに水が脱衣所から出てきてお風呂場に留まったの。流石なのリスさん。
「は~、アイは本当に凄いわね」
「アイは凄いの~」
「凄い凄い。じゃあ温めるわよ」
ずっと水に浸かっているから体が冷えてきたの。ルナちゃんが火の魔法で拳よりも大きな炎の球をいくつか出したの。水の中に入れるとジュって音と共に水が温かくなってきたの~。
「水がなくなるまでとどめておいてねアイ」
「分かっているの! 今度は失敗しないの!」
「偉い偉い」
「えへへなの」
ルナちゃんが頭をナデナデしてくれているの。とっても優しいルナちゃんなの。
「あらあら、私も入ろうと思ったけど、凄いことになっているわね~。楽しそう」
「ウテナさん、ごめんなさいなの」
「大丈夫よアイちゃん。私もこんなお風呂に入ってみたいと思っていたの」
脱衣場を壁みたいに水が塞いでいたんだけど、ウテナさんは微笑んでダイブしたの。とっても楽しそうに泳いでいるの。
「ぷはっ、ちょっと暖かいのはルナの魔法で?」
「そうよお母様、アイじゃ、蒸発させてしまうと思ったから私がやったの」
「流石ね。ルナ」
ウテナさんがルナちゃんを褒めているの。やっぱり、ルナちゃんは凄いの~。
「この水もエリクサーになっているのね」
「そうみたいですね」
レイお姉ちゃんとウテナさんが水を見ていっているの。エリクサーって何なの?
「凄い水なの?」
「凄いわよ。アイのおかげよ」
「アイのおかげなの?」
「そうよ」
ウテナさんがアイを抱きしめていってくれたの。アイのおかげで凄い水が生まれたの。凄いの!
「まだ、表に出せないからダメだけれどね」
「じゃあ、お母様。この水はどうします?」
「窓から外に出しましょう」
「凄いのに捨てるの?」
「捨てるんじゃないのよ。地面に返すの。そうする事でここら辺の大地が清らかになるのよ」
ウテナさんがルナちゃんの問いに答えたの。捨てると思ったら返すらしいの。このお水はそれだけ凄い事みたいなの。
「じゃあ、アイお願いね」
「分かったの! 湯舟以外の水は全部窓から出てもらうの~」
青リスさんにお願いして水を先導してもらうの。リスさんは頷いてすぐに水を窓から地面に放ったの。豪快な音が聞こえてきてすぐに湯舟以外の水がなくなったの。
「もう少し温かくしましょうか」
「はい!」
ウテナさんが湯舟に浸かるとまだまだ、ぬるかったみたいなの。ルナちゃんがすぐに炎の球を放り込んでいるの。温かくなってきたの~。
「幸せね~」
みんなと一緒にお風呂に入ったの。お風呂から上がるとすぐにベッドで寝たの。ルナちゃんと一緒のベッドでとっても温かかったの。
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