結婚してるのに、屋敷を出たら幸せでした。

恋愛系

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第一部 三章 仲間を確保する

次の日

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 今日は添い寝してもらって、暖かい中寝たのでまだ体がポカポカしている。

 それとは裏腹にプランスは平然と紅茶を飲んでいる。
 ベッドの上で紅茶を飲むので、溢さないか心配にプランスを見ていると、案の定ベッドのシーツに紅茶を溢した。

「ちょっとそれなくない? 流石にひどいって?」

 私が問い詰めるように、訴えるとプランスは立ち上がって、「やばいな」と言った。

「やばいじゃなくてどうするのよ?」

 心配にそわそわしてしまっているけど、それはプランスのせいなんだからと、心の中で丸め込んだ。

「安心してくれ、金貨一枚渡せば済む話さ・・・・・」

 彼は妙に落ち着いている雰囲気を出すので、なんだか狙っていたように見えた。

「プランス? もしかしてこうなること概ね予想ついてたの?」

 訊くと彼は上半身裸だったのに、急に聖騎士のような鎧に変わる。何か気がついたのか?
 それとももしかして、聖騎士はがこの宿にいたのか・・・・・?

「聖騎士がきた。いや、最初っからここの宿は! ルット王国の塔だったのか!?」

 すると全ての景色が変わり、木で作ってあった部屋が急に、灰色のレンガに変わり、さっきまでの窓がただ穴の空いている狭間に変わって、狭間から見える景色は森でまさに、ルット王国なのだ。
 私も何度か訪れたことがあるから、見覚えがある。

「ちっ、無闇に攻めに入ってこなかったから気づかなかった。聖騎士が戯れてやがる・・・・・」

 プランスは困ったように、頭を掻いて、この状態から抜け出す方法を探し求めている。けれど、外には王国全聖騎士と見られる者たちの魔力が、蠢いていて出たら百パーセント死ぬ。
 
「あっしまったシルバーはどこに・・・・・」

 プランスは泣きながら、シルバーのことを心配すると、シルバーは何故か目の前に現れた。

「プランス、わいはここや。お前こそどこ行ってたんや? あっミア生きててよかった~」

 シルバーはどうしてここに居たか、説明してくれることは、今はなかった。それは今時間がなかったからだろう。

「シルバー良かった。それで下はどうなってる?」

「聖騎士がゆっくりと進行し始めてもうそろそろ、お前たちが気がついたことに気づくだろうな」

 シルバーがもう終わりというふうに語る。私自身もそう思っている。だってこんなに聖騎士に囲まれたら為す術もない。
 たとえプランスだとしても、ダメだ。あるとすれば逃げるしかないだろう。
 まあそれも、私が居なければということなのだが。

「そうかまあじゃあ、俺ちょっと聖騎士と戦ってくるわ」

 
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