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2章-1節.授業を荒らして停学処分を受けた私は……
22.友人達に絶句しました。
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「ちょうどお借りしていた部屋にあったので、掃除をする時に都合が良いかと……もしかして、目を合わせてくれないのは……この服が原因ですか?」
「え゛っ?」
図星だった。
驚く事にこのメイド服……驚くほど彼女に似合うのだ。親和性がえげつない。直視出来ないほどに。
「やっぱり!これは着てはいけない服だったんですね!!」
「い…いえ、そんな事は………」
正直、彼女の服をどうするか考えていた時にふと思いつきはしていた。だが、こうなる事が容易に想像出来たから着せようとは考えなかった。まぁ、彼女はカビで衣服がダメになっていた訳だし、彼女からすれば部屋に丁度あったまともな衣服なのだから、そりゃあ着るよな。
「………失礼致しました。(グッ)直ぐに脱ぎ……」
「(ガシッ)待った。ここで脱いではいけません。」
「あっ………失礼致しました。」
昨日のアレは事故だから仕方ないけど、異性が2人も居る部屋で服を脱ごうとするとか……彼女は、天然なのだろうか。
「いえ、配慮が不足してしまい申し訳ありません。新しい服を用意するまではその服でお願い致します。」
「はい、ありがとうございます。」
「(パッ)それと、お願いする事があるまで取り敢えず待機していてください。」
「かしこまりました。」
「言っておきますけど、これは『次の仕事に備えて休むお仕事』ですからね?ちゃんと休んでくださいね?」
「(ガチャッ)……かしこまりました。(バタン)」
「………ふぅ。」
正直、メイド服は幼馴染で慣れたと思ってたけど、あれは全くの別物だな。
元々美少女な上に、メイド服を着られたら………流石に見惚れてしまう。
早く慣れていかないと。
「(モグモグ)……お前、カンナを先に雇ってたんだな。」
「………まぁ、事の成り行きでね。」
カンナが持って来ていた麦粥を食いながらテルマが聞いて来た。
まぁ、これからはテルマが居るから少しはマシになる……事を願いたいな。
「(ゴクンッ)…ご馳走さん。」
ん?
「お前…その粥……」
「ん?……あぁ、美味かったぞ。」
「鍋ごと……?」
敢えてスルーしていたが、テルマは粥を取り皿に分けずに鍋から直接食っていた。
「生憎、勘当された身に掻く恥なんてないもんでな。」
違う。そこじゃない。別に行儀云々が言いたいわけじゃない。
麦粥は、私やカンナの分も含めて大鍋いっぱいに作っていた。要領にすれば1.8リットルはあっただろう。
「……あ~、もしかして…全部食っちゃダメだったか?」
「いや、問題ない。また作れば良いからな。」
それを、今しがた完食したのだ。それも、数分の間にたった1人で。
「そんだけ食えれば心配はなさそうだな。」
とんでもなく空腹だったという事か、それとも……
「(クゥゥゥ)」
「…………」
「いや…これは……その………」
「新しいのを作ってくる。」
「……すまん。」
「気にするなって。ほんのついでだから。」
ー数十分後
「(カランッ)ご馳走さん。」
「………」
あの後、カンナと一緒に大鍋3杯分作る事となり、それをテルマは1人で平らげてしまった。
どんだけ食うんだよこいつ。まさか、多くはないとはいえ、家の備蓄分が殆ど無くなるとはな。
何というか、他の屋敷で世話にならないってのは英断だったかもしれないな。
「アレクさん。小麦が……」
「ご心配なく、明日買い出しに行って来ますから。」
幸い、資金なら潤沢にある。
「取り敢えず今日は遅いので先に休んでください。」
「わかりました。では…」
「10分以内に部屋の布団に入って就寝してください。今日はもう働いてはいけません。」
「えっ?!」
「どうせ寝る前にまだ仕事をするつもりだったんでしょう?気になる仕事については明日、お願い致します。」
「し…しかし、明日の朝食の仕込みがまだ……」
「既に終わらせているではないですか?」
「っ?!」
「気付いてないとでも?麦粥と並列して準備してたじゃないですか。」
「す…すみません。わたし、嘘を……」
「いえいえ、あなたのその勤勉な態度を私は高く評価しています。あなたを雇用して、本当に良かったと思ってますよ。」
「い…いえ、そんな、わたしは……」
「だからこそ、まだ全力で仕事をされては困ります。無理が祟って倒れてしまうんじゃないかと心配なんです。ですから、どうかご自愛ください。」
「……はい。わかりました。」
「では、おやすみなさい。明日のフレンチトースト、楽しみにしていますね。」
「っ!はい!おやすみです!(バタン)」
「……ふぅ。取り敢えずひと段落だな。」
全く、働き者を休ませるのも一苦労だな。
「あ~、俺からも一つ良いか?」
「……何だ?」
まさか、お前までおかしな事を言い出さないだろうな?
「実は、下宿先に荷物が置きっぱなしでよ……ここで世話になると決まった以上、そのままって訳にもいかないから明日取りに行こうと思うんだ。」
「おいおい、向こうはお前を追い出したんだろ?大丈夫なのか?」
「チャチャっと取って来れば問題ないって。使用人専用の通路を使えば見つかりはしないから。そもそも、今更俺のことなんて大して興味ないだろうしな。」
「じゃあ、私も手伝おうか?」
「いや、一人で運べる量だから問題ない。」
となると、悪目立ちしている私が行くと余計に話が拗れそうだな。
「そうか。わかった。くれぐれも気をつけて行ってこい。」
「あぁ、もちろんだ。」
それにしても、1人暮らしのつもりだったがどんどん人が増えていくな。
まぁ、賑やかなのは好きだけど。
「え゛っ?」
図星だった。
驚く事にこのメイド服……驚くほど彼女に似合うのだ。親和性がえげつない。直視出来ないほどに。
「やっぱり!これは着てはいけない服だったんですね!!」
「い…いえ、そんな事は………」
正直、彼女の服をどうするか考えていた時にふと思いつきはしていた。だが、こうなる事が容易に想像出来たから着せようとは考えなかった。まぁ、彼女はカビで衣服がダメになっていた訳だし、彼女からすれば部屋に丁度あったまともな衣服なのだから、そりゃあ着るよな。
「………失礼致しました。(グッ)直ぐに脱ぎ……」
「(ガシッ)待った。ここで脱いではいけません。」
「あっ………失礼致しました。」
昨日のアレは事故だから仕方ないけど、異性が2人も居る部屋で服を脱ごうとするとか……彼女は、天然なのだろうか。
「いえ、配慮が不足してしまい申し訳ありません。新しい服を用意するまではその服でお願い致します。」
「はい、ありがとうございます。」
「(パッ)それと、お願いする事があるまで取り敢えず待機していてください。」
「かしこまりました。」
「言っておきますけど、これは『次の仕事に備えて休むお仕事』ですからね?ちゃんと休んでくださいね?」
「(ガチャッ)……かしこまりました。(バタン)」
「………ふぅ。」
正直、メイド服は幼馴染で慣れたと思ってたけど、あれは全くの別物だな。
元々美少女な上に、メイド服を着られたら………流石に見惚れてしまう。
早く慣れていかないと。
「(モグモグ)……お前、カンナを先に雇ってたんだな。」
「………まぁ、事の成り行きでね。」
カンナが持って来ていた麦粥を食いながらテルマが聞いて来た。
まぁ、これからはテルマが居るから少しはマシになる……事を願いたいな。
「(ゴクンッ)…ご馳走さん。」
ん?
「お前…その粥……」
「ん?……あぁ、美味かったぞ。」
「鍋ごと……?」
敢えてスルーしていたが、テルマは粥を取り皿に分けずに鍋から直接食っていた。
「生憎、勘当された身に掻く恥なんてないもんでな。」
違う。そこじゃない。別に行儀云々が言いたいわけじゃない。
麦粥は、私やカンナの分も含めて大鍋いっぱいに作っていた。要領にすれば1.8リットルはあっただろう。
「……あ~、もしかして…全部食っちゃダメだったか?」
「いや、問題ない。また作れば良いからな。」
それを、今しがた完食したのだ。それも、数分の間にたった1人で。
「そんだけ食えれば心配はなさそうだな。」
とんでもなく空腹だったという事か、それとも……
「(クゥゥゥ)」
「…………」
「いや…これは……その………」
「新しいのを作ってくる。」
「……すまん。」
「気にするなって。ほんのついでだから。」
ー数十分後
「(カランッ)ご馳走さん。」
「………」
あの後、カンナと一緒に大鍋3杯分作る事となり、それをテルマは1人で平らげてしまった。
どんだけ食うんだよこいつ。まさか、多くはないとはいえ、家の備蓄分が殆ど無くなるとはな。
何というか、他の屋敷で世話にならないってのは英断だったかもしれないな。
「アレクさん。小麦が……」
「ご心配なく、明日買い出しに行って来ますから。」
幸い、資金なら潤沢にある。
「取り敢えず今日は遅いので先に休んでください。」
「わかりました。では…」
「10分以内に部屋の布団に入って就寝してください。今日はもう働いてはいけません。」
「えっ?!」
「どうせ寝る前にまだ仕事をするつもりだったんでしょう?気になる仕事については明日、お願い致します。」
「し…しかし、明日の朝食の仕込みがまだ……」
「既に終わらせているではないですか?」
「っ?!」
「気付いてないとでも?麦粥と並列して準備してたじゃないですか。」
「す…すみません。わたし、嘘を……」
「いえいえ、あなたのその勤勉な態度を私は高く評価しています。あなたを雇用して、本当に良かったと思ってますよ。」
「い…いえ、そんな、わたしは……」
「だからこそ、まだ全力で仕事をされては困ります。無理が祟って倒れてしまうんじゃないかと心配なんです。ですから、どうかご自愛ください。」
「……はい。わかりました。」
「では、おやすみなさい。明日のフレンチトースト、楽しみにしていますね。」
「っ!はい!おやすみです!(バタン)」
「……ふぅ。取り敢えずひと段落だな。」
全く、働き者を休ませるのも一苦労だな。
「あ~、俺からも一つ良いか?」
「……何だ?」
まさか、お前までおかしな事を言い出さないだろうな?
「実は、下宿先に荷物が置きっぱなしでよ……ここで世話になると決まった以上、そのままって訳にもいかないから明日取りに行こうと思うんだ。」
「おいおい、向こうはお前を追い出したんだろ?大丈夫なのか?」
「チャチャっと取って来れば問題ないって。使用人専用の通路を使えば見つかりはしないから。そもそも、今更俺のことなんて大して興味ないだろうしな。」
「じゃあ、私も手伝おうか?」
「いや、一人で運べる量だから問題ない。」
となると、悪目立ちしている私が行くと余計に話が拗れそうだな。
「そうか。わかった。くれぐれも気をつけて行ってこい。」
「あぁ、もちろんだ。」
それにしても、1人暮らしのつもりだったがどんどん人が増えていくな。
まぁ、賑やかなのは好きだけど。
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