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「ドロシーさん! 一緒にお出かけしましょー?」
「うん! いいよ!」
アンズくんがこの家に来てから何日か経ち、最近のアンズくんは僕に気を許してくれてるようで、よくこうやってお出かけに誘ってくれたり、遊んだり、お話したりしてくれてる。
あの時、なんだかんだ言ってクレア様は僕の悪口を吹き込んだりしてなかったらしい。そうじゃなきゃ今頃こんな仲良くなってないし。
ただ、1つ心配事があるとすれば、アンズくんはまだリアム様とは会っていない。
もし、ゲーム通りだとすれば、リアム様と主人公であるアンズくんは最終的に結婚する。だが、その前にクレア様がアンズくんをいじめて、クレア様と僕が国外追放やらなんやかんやになるわけなのだが……もし、街でばったり会っちゃったらどうしよ。
……ま、なんくるないさー! その時はその時だよね! ん?
フラグ? なにそれ? おいしいの?
兎にも角にも、今日も今日とて可愛いアンズくんと一緒に街に出ようと家を出ようとした。
その時ーー。
「お坊ちゃん!」
玄関に行って、家から出ようとするとバタバタと慌ただしくアレンが駆け寄ってくるのが見えた。
どうしたんだろ?
僕の前で止まるとい息が上がってるのにも関わらず話し出した。
「どこに行かれるのですか?」
「んー? 街に行こうと思ってるんだけど」
特に隠す必要も無いので正直に言うと、アレンはアンズくんの方をチラッと見て僕の方に視線を向けた。
「私もご同行させてください」
今まで出かけても特に何も言わなかったアレンが今日は随分と真剣な面持ちで言ってくる。
買い物でもしに行きたいのかな?
まぁ、別に僕はいいけど。
今度はアンズくんの方を見ると、アンズくんがコソッと耳打ちしてきた。
「俺……ドロシーさんと2人っきりで行きたいです……」
そうなるかぁ……
そうなるとどちらかの意見を断らなければいけない。あんまどっちかの意見を断ることはしたくないが、対処法はなんとなく身についてる。
「アレン、街に行きたいのって急ぎの用事かなんかがあるの?」
「急ぎではないのですが……」
「ならさ、僕達が帰ってきたら今度は2人で行かない?」
そう言うと、アレンは後回しにされてあまり納得はしてないようだがなんとか頷いてくれた。
うーん。今の反応は僕からしても後味悪いなぁ……あ、そうだ!
僕はアレンの目をじっと見つめ、微笑む。
「必ず、0時の鐘が鳴る前にはかぼちゃの馬車で迎えに来るから待っててね。プリンス」
たぶん、クレア様がいたら「そんな長くまで遊んでるの?」とかツッコミが入りそうだが、ツッコミは不在のため誰も現実的なことは言ってこない。
その代わりに、アレンは真っ赤な顔してヘッドバンキングをして、アンズくんは「かっこいい~」と褒めてくれた。
なんとか、円満解決してくれたようでよかったぜ。
「うん! いいよ!」
アンズくんがこの家に来てから何日か経ち、最近のアンズくんは僕に気を許してくれてるようで、よくこうやってお出かけに誘ってくれたり、遊んだり、お話したりしてくれてる。
あの時、なんだかんだ言ってクレア様は僕の悪口を吹き込んだりしてなかったらしい。そうじゃなきゃ今頃こんな仲良くなってないし。
ただ、1つ心配事があるとすれば、アンズくんはまだリアム様とは会っていない。
もし、ゲーム通りだとすれば、リアム様と主人公であるアンズくんは最終的に結婚する。だが、その前にクレア様がアンズくんをいじめて、クレア様と僕が国外追放やらなんやかんやになるわけなのだが……もし、街でばったり会っちゃったらどうしよ。
……ま、なんくるないさー! その時はその時だよね! ん?
フラグ? なにそれ? おいしいの?
兎にも角にも、今日も今日とて可愛いアンズくんと一緒に街に出ようと家を出ようとした。
その時ーー。
「お坊ちゃん!」
玄関に行って、家から出ようとするとバタバタと慌ただしくアレンが駆け寄ってくるのが見えた。
どうしたんだろ?
僕の前で止まるとい息が上がってるのにも関わらず話し出した。
「どこに行かれるのですか?」
「んー? 街に行こうと思ってるんだけど」
特に隠す必要も無いので正直に言うと、アレンはアンズくんの方をチラッと見て僕の方に視線を向けた。
「私もご同行させてください」
今まで出かけても特に何も言わなかったアレンが今日は随分と真剣な面持ちで言ってくる。
買い物でもしに行きたいのかな?
まぁ、別に僕はいいけど。
今度はアンズくんの方を見ると、アンズくんがコソッと耳打ちしてきた。
「俺……ドロシーさんと2人っきりで行きたいです……」
そうなるかぁ……
そうなるとどちらかの意見を断らなければいけない。あんまどっちかの意見を断ることはしたくないが、対処法はなんとなく身についてる。
「アレン、街に行きたいのって急ぎの用事かなんかがあるの?」
「急ぎではないのですが……」
「ならさ、僕達が帰ってきたら今度は2人で行かない?」
そう言うと、アレンは後回しにされてあまり納得はしてないようだがなんとか頷いてくれた。
うーん。今の反応は僕からしても後味悪いなぁ……あ、そうだ!
僕はアレンの目をじっと見つめ、微笑む。
「必ず、0時の鐘が鳴る前にはかぼちゃの馬車で迎えに来るから待っててね。プリンス」
たぶん、クレア様がいたら「そんな長くまで遊んでるの?」とかツッコミが入りそうだが、ツッコミは不在のため誰も現実的なことは言ってこない。
その代わりに、アレンは真っ赤な顔してヘッドバンキングをして、アンズくんは「かっこいい~」と褒めてくれた。
なんとか、円満解決してくれたようでよかったぜ。
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