10 / 70
犬ぞりレース part2
しおりを挟む
騎士団長の号令の下、鐘が鳴らされ、犬ぞりが一斉にスタートした。
のじゃが、妾のそりは微塵も動かず。
「は? ど、どうしたのじゃ?」
犬たちはてんでばらばらに、うろちょろしておる。
その間に隣のフェニックスのそりは、バビューンと弾丸の如く行ってしまい、他のそりも同様に次々と走り去ってしまった。
残されたのは二台のそり。
「ひめ様、走り出しの声かけをお願いします!」
ミンミンが叫んでおる。
妾は思い出して、すぐさま犬たちに命じた。
「ゴー! ゴーじゃ!」
犬たちがとりあえず走り出す。
なんか妾の犬、やる気なさすぎじゃなかろうか?
そりが動き出したので、左右についた取っ手をぎゅっと握る。
すると、後ろから一番目の姉フレアの声が聞こえた。
「あら、大変!」
のんびり走るそりの上で振り返った妾は、まったく大変そうではないフレアがそりから降りているのを見た。
「わたくしの犬、具合が悪いみたい」
スタート地点から、そりは動いておらず、確かに犬たちは座り込んだままだ。
「仕方がないわね。わたくしは棄権します」
本当に残念だわ、と言っておるが、顔はにこやかじゃ。
妾はフレアの明らかな嘘を見抜き、何か言ってやりたかったが、そりはどんどん遠ざかる。
庭園の外周をぐるりと走るコースは全長三キロ。
そりはゆっくりじゃが、すでにカーブを曲がって後ろのスタート地点は見えなくなった。
要所ごとに王宮騎士団の騎士が立っておる。
「バーミリオン様、がんばってください!」
「大丈夫です! まだまだ追いつけますよ!」
みんな声かけをしてくれる。
妾、みなに好かれておるからな。
しかし、次のカーブに差しかかると、そこには止まったそりと数人の人だかりがあった。
すれ違いざまに見ると、二番目の姉コーラルと騎士たちじゃ。
「あ~ん、もうイヤになっちゃった」
コーラルの髪は前髪がそそり立って、一昔前に城下町で流行ったチンピラのトサカのようになっておった。
今にも「やいやいやい」と言い出しそうな髪型じゃ。
「ぶふっ」
思わず吹き出すと、コーラルが拳を振り上げた。
「ちょっと、バーミリオン! 今笑ったわね。戻って来なさい!」
「ぶふふふふ、笑ってなどおらぬ。ぶふっふふっ」
豪快な髪型に笑いが止まらぬまま、妾のそりは走り続ける。
コーラルたちが遠ざかると、庭園の横にある湖が見えてきた。
湖は表面が凍りついている。
普段はスケート場として開放されていて、王宮の誰かがスケートをしておるのじゃが、今日はさすがに誰もおらず、太陽に表面が白く照り輝いていた。
その脇の道を犬たちが軽快にそりを引いて走っていく。
犬たちも慣れてきたのか、最初よりはまっすぐに列を乱さず走っているので、妾も体勢を維持しやすい。
「良いぞ、さすが妾のワンワン隊! 行け! 行くのじゃー!」
興に乗って声かけをしていると、前方に何やら見えてきた。
道に点々と転がる茶色い物。
犬たちが急に速度を落として駆け寄って行く。
「ワンワン隊、どうしたのじゃ!?」
みんな茶色い粒状の物を鼻でクンクンすると、もぐもぐ食べ始めた。
「や、やめんか! そのような得体の知れぬ物を食うてはならぬ」
だが、犬たちは必死に拾い食いしておる。
妾のそりはすっかり止まってしまった。
「なんと食い意地の汚いやつらじゃ。ま、まさか!」
厩舎で餌を貰えていないのか?
もしそうなら馬番を叱り飛ばしてやらねば。
すっかり犬たちが食べてしまい、またそりが動き始めた。
そして次のカーブを曲がったところで、なぜか憤慨しているフェニックスが立っていた。
「バーミリオン!」
「フェニックスではないか。どうしたのじゃ?」
フェニックスはそりの前の犬たちを指差した。
「見ろ! アカネとサクラが卑怯な手を!」
フェニックスの犬たちは、なぜかその場でぐーぐーと寝ており、中には鼻ちょうちんを作っているものまでいた。
「あいつら睡眠薬入りの餌を撒き散らしたんだ!」
「む? 睡眠薬?」
聞き捨てならぬ言葉じゃ。
「それはさっき道に落ちてた茶色のつぶつぶの?」
「そうだよ!」
「な、なんじゃと~~! 妾の犬も食べてしもうた」
「バーミリオンの犬も? いや、でもおれの犬がほとんど食べたからおまえの犬は少量だろう」
「そ、そうかの?」
今のところ妾のワンワン隊はケロリとした顔をしておる。
しかし、確かに卑怯な手じゃ。
アカネとサクラがスタート前にニヤニヤしていたのを思い出す。
「あいつら後で覚えてろよ」
フェニックスが恐い顔で両手を握りしめている。
フェニックスとアカネは一才違いの兄弟なので、いつもは仲が良い。
同じ国立魔導学園に通っておるしな。
じゃが、勝負事となると本気のようじゃ。
「わ、妾、そろそろ行こうかな」
話すために止めていたそりを動かそうとするとフェニックスは、ビロードのソファに座ってしかめ面で手を振った。
「ああ、さっさと行け。まだ間に合うかもしれないぞ。兄上たちは前の方で激しくやり合っていたからな」
なんだか嫌な予感がするんじゃが。
妾はとりあえずその場からそりで走り出す。
犬たちは変なものを食べたが元気そうじゃ。
しかし、早々に三人もリタイアとは、この先残っている面子を考えると頭が痛くなる。
それでも犬たちは雪道をタッタカ駆けて行く。
前に通ったそりの跡があるので、それに沿って進むと、ちょっと登り調子になった道の先が急なカーブになっていた。
犬たちはそりの跡をなぞるように勝手に曲がってくれる。
妾は鼻歌でも歌っていればいいだけじゃ。
と、思ったらーーー。
犬たちが急ブレーキをかけるように止まった。
そりは急には止まれない。
「んなッ!?」
勢いのついたそりは、カーブを大きく膨らんで道の端、崖の方へ横っ飛びしていく。
悲鳴を上げそうになった妾は、そのときなぜか前からカーブを曲がってこちらに突っ込んでくる犬とそりを見た。
「は!?」
「あっぶな~~い(ハート)!」
やけに野太い気持ち悪い声が聞こえた・・・・・・気がした。
ドッ、バーン!!
と、妾のそりは横倒しになる。
崖の方へ体が振られて、妾はそりの取っ手を強く握りしめた。
崖とはいっても高さは二、三メートルじゃ。
落ちても雪があるし大丈夫とは思うが、とにかくこの時は必死じゃった。
そりの横にコロンと落ちた妾は、少し硬めの雪に埋もれたがなんとか抜け出す。
「一体なんじゃあ!!」
妾の怒声に答えたのは、三番目の兄じゃった。
「ごめんよ、バーミリオン。うっかりして」
偶然にもそりが横に膨らんだからよかったものの、まっすぐ進んでいたら正面衝突していたはずじゃ。
「おぬし、妾を殺すつもりか!?」
「まさかそんな。ちょっとコースを間違えただけさ」
「逆走してたじゃろ! 間違いじゃないじゃろ!」
「そんな般若みたいな顔しないでくれよぉ」
絶対にわざとじゃ!
三番目の兄は隙あらば妾と心中しようとしているからの。
もはや、殺るか殺られるか。
先に殺るしかない!
殺意のこもった真紅の目でドーンを睨む。
思わず竜化しそうになると、さすがのドーンも後ずさった。
「バ、バーミリオン、そんなに怒らないでよ」
絶対の絶対にこやつは角待ち待機しておったはずじゃ。
じゃが、それを証明する手立てはない。
ドーンのそりに繋がれた犬たちはガタイもよく、妾の犬たちとぶつかったら、こっちが吹き飛びそうじゃ。
妾は怒り心頭のまま、とにかくそりを立て直す。
冷静にならねばな。
ここでドーンを●した場合、妾の皇帝への道に多少翳りができてしまう。
兄弟殺しはいつの世も民衆によく思われぬ。
「ドーン兄じゃ。妾はまだ死ぬわけにはいかぬ! 何度暗殺を企てようと無駄無駄無駄の無駄じゃ~~~!!」
ささっとそりに乗ると、妾は犬たちに合図を出して走り出させた。
ひとまずここは逃げの一手じゃ。
他に騎士も侍女もいない。
二人きりほどマズい状況はないからの。
「あっ、バーミリオン! 暗殺じゃないよ! これは君に安らかな眠りをーーー」
ドーンを後方に置き去りにして、妾は坂道を上り、カーブを曲がって走っていく。
「さらばじゃ!」
ハハハハハハハハ!
怒りの高笑いを響かせ、妾は颯爽とドーンを抜き去ったのだった。
のじゃが、妾のそりは微塵も動かず。
「は? ど、どうしたのじゃ?」
犬たちはてんでばらばらに、うろちょろしておる。
その間に隣のフェニックスのそりは、バビューンと弾丸の如く行ってしまい、他のそりも同様に次々と走り去ってしまった。
残されたのは二台のそり。
「ひめ様、走り出しの声かけをお願いします!」
ミンミンが叫んでおる。
妾は思い出して、すぐさま犬たちに命じた。
「ゴー! ゴーじゃ!」
犬たちがとりあえず走り出す。
なんか妾の犬、やる気なさすぎじゃなかろうか?
そりが動き出したので、左右についた取っ手をぎゅっと握る。
すると、後ろから一番目の姉フレアの声が聞こえた。
「あら、大変!」
のんびり走るそりの上で振り返った妾は、まったく大変そうではないフレアがそりから降りているのを見た。
「わたくしの犬、具合が悪いみたい」
スタート地点から、そりは動いておらず、確かに犬たちは座り込んだままだ。
「仕方がないわね。わたくしは棄権します」
本当に残念だわ、と言っておるが、顔はにこやかじゃ。
妾はフレアの明らかな嘘を見抜き、何か言ってやりたかったが、そりはどんどん遠ざかる。
庭園の外周をぐるりと走るコースは全長三キロ。
そりはゆっくりじゃが、すでにカーブを曲がって後ろのスタート地点は見えなくなった。
要所ごとに王宮騎士団の騎士が立っておる。
「バーミリオン様、がんばってください!」
「大丈夫です! まだまだ追いつけますよ!」
みんな声かけをしてくれる。
妾、みなに好かれておるからな。
しかし、次のカーブに差しかかると、そこには止まったそりと数人の人だかりがあった。
すれ違いざまに見ると、二番目の姉コーラルと騎士たちじゃ。
「あ~ん、もうイヤになっちゃった」
コーラルの髪は前髪がそそり立って、一昔前に城下町で流行ったチンピラのトサカのようになっておった。
今にも「やいやいやい」と言い出しそうな髪型じゃ。
「ぶふっ」
思わず吹き出すと、コーラルが拳を振り上げた。
「ちょっと、バーミリオン! 今笑ったわね。戻って来なさい!」
「ぶふふふふ、笑ってなどおらぬ。ぶふっふふっ」
豪快な髪型に笑いが止まらぬまま、妾のそりは走り続ける。
コーラルたちが遠ざかると、庭園の横にある湖が見えてきた。
湖は表面が凍りついている。
普段はスケート場として開放されていて、王宮の誰かがスケートをしておるのじゃが、今日はさすがに誰もおらず、太陽に表面が白く照り輝いていた。
その脇の道を犬たちが軽快にそりを引いて走っていく。
犬たちも慣れてきたのか、最初よりはまっすぐに列を乱さず走っているので、妾も体勢を維持しやすい。
「良いぞ、さすが妾のワンワン隊! 行け! 行くのじゃー!」
興に乗って声かけをしていると、前方に何やら見えてきた。
道に点々と転がる茶色い物。
犬たちが急に速度を落として駆け寄って行く。
「ワンワン隊、どうしたのじゃ!?」
みんな茶色い粒状の物を鼻でクンクンすると、もぐもぐ食べ始めた。
「や、やめんか! そのような得体の知れぬ物を食うてはならぬ」
だが、犬たちは必死に拾い食いしておる。
妾のそりはすっかり止まってしまった。
「なんと食い意地の汚いやつらじゃ。ま、まさか!」
厩舎で餌を貰えていないのか?
もしそうなら馬番を叱り飛ばしてやらねば。
すっかり犬たちが食べてしまい、またそりが動き始めた。
そして次のカーブを曲がったところで、なぜか憤慨しているフェニックスが立っていた。
「バーミリオン!」
「フェニックスではないか。どうしたのじゃ?」
フェニックスはそりの前の犬たちを指差した。
「見ろ! アカネとサクラが卑怯な手を!」
フェニックスの犬たちは、なぜかその場でぐーぐーと寝ており、中には鼻ちょうちんを作っているものまでいた。
「あいつら睡眠薬入りの餌を撒き散らしたんだ!」
「む? 睡眠薬?」
聞き捨てならぬ言葉じゃ。
「それはさっき道に落ちてた茶色のつぶつぶの?」
「そうだよ!」
「な、なんじゃと~~! 妾の犬も食べてしもうた」
「バーミリオンの犬も? いや、でもおれの犬がほとんど食べたからおまえの犬は少量だろう」
「そ、そうかの?」
今のところ妾のワンワン隊はケロリとした顔をしておる。
しかし、確かに卑怯な手じゃ。
アカネとサクラがスタート前にニヤニヤしていたのを思い出す。
「あいつら後で覚えてろよ」
フェニックスが恐い顔で両手を握りしめている。
フェニックスとアカネは一才違いの兄弟なので、いつもは仲が良い。
同じ国立魔導学園に通っておるしな。
じゃが、勝負事となると本気のようじゃ。
「わ、妾、そろそろ行こうかな」
話すために止めていたそりを動かそうとするとフェニックスは、ビロードのソファに座ってしかめ面で手を振った。
「ああ、さっさと行け。まだ間に合うかもしれないぞ。兄上たちは前の方で激しくやり合っていたからな」
なんだか嫌な予感がするんじゃが。
妾はとりあえずその場からそりで走り出す。
犬たちは変なものを食べたが元気そうじゃ。
しかし、早々に三人もリタイアとは、この先残っている面子を考えると頭が痛くなる。
それでも犬たちは雪道をタッタカ駆けて行く。
前に通ったそりの跡があるので、それに沿って進むと、ちょっと登り調子になった道の先が急なカーブになっていた。
犬たちはそりの跡をなぞるように勝手に曲がってくれる。
妾は鼻歌でも歌っていればいいだけじゃ。
と、思ったらーーー。
犬たちが急ブレーキをかけるように止まった。
そりは急には止まれない。
「んなッ!?」
勢いのついたそりは、カーブを大きく膨らんで道の端、崖の方へ横っ飛びしていく。
悲鳴を上げそうになった妾は、そのときなぜか前からカーブを曲がってこちらに突っ込んでくる犬とそりを見た。
「は!?」
「あっぶな~~い(ハート)!」
やけに野太い気持ち悪い声が聞こえた・・・・・・気がした。
ドッ、バーン!!
と、妾のそりは横倒しになる。
崖の方へ体が振られて、妾はそりの取っ手を強く握りしめた。
崖とはいっても高さは二、三メートルじゃ。
落ちても雪があるし大丈夫とは思うが、とにかくこの時は必死じゃった。
そりの横にコロンと落ちた妾は、少し硬めの雪に埋もれたがなんとか抜け出す。
「一体なんじゃあ!!」
妾の怒声に答えたのは、三番目の兄じゃった。
「ごめんよ、バーミリオン。うっかりして」
偶然にもそりが横に膨らんだからよかったものの、まっすぐ進んでいたら正面衝突していたはずじゃ。
「おぬし、妾を殺すつもりか!?」
「まさかそんな。ちょっとコースを間違えただけさ」
「逆走してたじゃろ! 間違いじゃないじゃろ!」
「そんな般若みたいな顔しないでくれよぉ」
絶対にわざとじゃ!
三番目の兄は隙あらば妾と心中しようとしているからの。
もはや、殺るか殺られるか。
先に殺るしかない!
殺意のこもった真紅の目でドーンを睨む。
思わず竜化しそうになると、さすがのドーンも後ずさった。
「バ、バーミリオン、そんなに怒らないでよ」
絶対の絶対にこやつは角待ち待機しておったはずじゃ。
じゃが、それを証明する手立てはない。
ドーンのそりに繋がれた犬たちはガタイもよく、妾の犬たちとぶつかったら、こっちが吹き飛びそうじゃ。
妾は怒り心頭のまま、とにかくそりを立て直す。
冷静にならねばな。
ここでドーンを●した場合、妾の皇帝への道に多少翳りができてしまう。
兄弟殺しはいつの世も民衆によく思われぬ。
「ドーン兄じゃ。妾はまだ死ぬわけにはいかぬ! 何度暗殺を企てようと無駄無駄無駄の無駄じゃ~~~!!」
ささっとそりに乗ると、妾は犬たちに合図を出して走り出させた。
ひとまずここは逃げの一手じゃ。
他に騎士も侍女もいない。
二人きりほどマズい状況はないからの。
「あっ、バーミリオン! 暗殺じゃないよ! これは君に安らかな眠りをーーー」
ドーンを後方に置き去りにして、妾は坂道を上り、カーブを曲がって走っていく。
「さらばじゃ!」
ハハハハハハハハ!
怒りの高笑いを響かせ、妾は颯爽とドーンを抜き去ったのだった。
0
あなたにおすすめの小説
星降る夜に落ちた子
千東風子
児童書・童話
あたしは、いらなかった?
ねえ、お父さん、お母さん。
ずっと心で泣いている女の子がいました。
名前は世羅。
いつもいつも弟ばかり。
何か買うのも出かけるのも、弟の言うことを聞いて。
ハイキングなんて、来たくなかった!
世羅が怒りながら歩いていると、急に体が浮きました。足を滑らせたのです。その先は、とても急な坂。
世羅は滑るように落ち、気を失いました。
そして、目が覚めたらそこは。
住んでいた所とはまるで違う、見知らぬ世界だったのです。
気が強いけれど寂しがり屋の女の子と、ワケ有りでいつも諦めることに慣れてしまった綺麗な男の子。
二人がお互いの心に寄り添い、成長するお話です。
全年齢ですが、けがをしたり、命を狙われたりする描写と「死」の表現があります。
苦手な方は回れ右をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
私が子どもの頃から温めてきたお話のひとつで、小説家になろうの冬の童話際2022に参加した作品です。
石河 翠さまが開催されている個人アワード『石河翠プレゼンツ勝手に冬童話大賞2022』で大賞をいただきまして、イラストはその副賞に相内 充希さまよりいただいたファンアートです。ありがとうございます(^-^)!
こちらは他サイトにも掲載しています。
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
中学生ユーチューバーの心霊スポットMAP
じゅん
児童書・童話
【第1回「きずな児童書大賞」大賞 受賞👑】
悪霊のいる場所では、居合わせた人に「霊障」を可視化させる体質を持つ「霊感少女」のアカリ(中学1年生)。
「ユーチューバーになりたい」幼なじみと、「心霊スポットMAPを作りたい」友達に巻き込まれて、心霊現象を検証することになる。
いくつか心霊スポットを回るうちに、最近増えている心霊現象の原因は、霊を悪霊化させている「ボス」のせいだとわかり――
クスっと笑えながらも、ゾッとする連作短編。
生まれたばかりですが、早速赤ちゃんセラピー?始めます!
mabu
児童書・童話
超ラッキーな環境での転生と思っていたのにママさんの体調が危ないんじゃぁないの?
ママさんが大好きそうなパパさんを闇落ちさせない様に赤ちゃんセラピーで頑張ります。
力を使って魔力を増やして大きくなったらチートになる!
ちょっと赤ちゃん系に挑戦してみたくてチャレンジしてみました。
読みにくいかもしれませんが宜しくお願いします。
誤字や意味がわからない時は皆様の感性で受け捉えてもらえると助かります。
流れでどうなるかは未定なので一応R15にしております。
現在投稿中の作品と共に地道にマイペースで進めていきますので宜しくお願いします🙇
此方でも感想やご指摘等への返答は致しませんので宜しくお願いします。
王女様は美しくわらいました
トネリコ
児童書・童話
無様であろうと出来る全てはやったと満足を抱き、王女様は美しくわらいました。
それはそれは美しい笑みでした。
「お前程の悪女はおるまいよ」
王子様は最後まで嘲笑う悪女を一刀で断罪しました。
きたいの悪女は処刑されました 解説版
魔法使いアルル
かのん
児童書・童話
今年で10歳になるアルルは、月夜の晩、自分の誕生日に納屋の中でこっそりとパンを食べながら歌を歌っていた。
これまで自分以外に誰にも祝われる事のなかった日。
だが、偉大な大魔法使いに出会うことでアルルの世界は色を変えていく。
孤独な少女アルルが、魔法使いになって奮闘する物語。
ありがたいことに書籍化が進行中です!ありがとうございます。
ローズお姉さまのドレス
有沢真尋
児童書・童話
*「第3回きずな児童書大賞」エントリー中です*
最近のルイーゼは少しおかしい。
いつも丈の合わない、ローズお姉さまのドレスを着ている。
話し方もお姉さまそっくり。
わたしと同じ年なのに、ずいぶん年上のように振舞う。
表紙はかんたん表紙メーカーさまで作成
極甘独占欲持ち王子様は、優しくて甘すぎて。
猫菜こん
児童書・童話
私は人より目立たずに、ひっそりと生きていたい。
だから大きな伊達眼鏡で、毎日を静かに過ごしていたのに――……。
「それじゃあこの子は、俺がもらうよ。」
優しく引き寄せられ、“王子様”の腕の中に閉じ込められ。
……これは一体どういう状況なんですか!?
静かな場所が好きで大人しめな地味子ちゃん
できるだけ目立たないように過ごしたい
湖宮結衣(こみやゆい)
×
文武両道な学園の王子様
実は、好きな子を誰よりも独り占めしたがり……?
氷堂秦斗(ひょうどうかなと)
最初は【仮】のはずだった。
「結衣さん……って呼んでもいい?
だから、俺のことも名前で呼んでほしいな。」
「さっきので嫉妬したから、ちょっとだけ抱きしめられてて。」
「俺は前から結衣さんのことが好きだったし、
今もどうしようもないくらい好きなんだ。」
……でもいつの間にか、どうしようもないくらい溺れていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる