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第1章はじめての異世界
賑やかな夕食会
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夕暮れの光が庭をオレンジ色に染めるころ、玄関の扉が静かに開いた。
「ユノ……ちょっと紹介したい人物がいる」
父の声に、私はぱっと顔を上げる。
「お父さん、帰ってきたんだ!」
父は私の目を見て、少し微笑む。
「ユノ、君の冒険に彼を入れるのはどうかなと思ってな、紹介したくて連れてきたんだ。」
扉の向こうに立つその人物は、背が高く、がっしりとした体格の青年だった。赤い髪と真紅の瞳が夕陽に照らされて輝いている。騎士っぽい服を装い、立派な剣を携えている。それに、虎の耳がちょこんと見えている。まるで物語から抜け出したような騎士そのものの風格だ。
「初めまして、ユノさん。私はアルベルト。尊敬するガロ様の娘である、君の冒険に興味があって来たんだ。よろしくお願いします。」
声は落ち着いていて、低く響く。けれどどこか柔らかく、安心感を与えるような雰囲気がある。
私は少し照れくさそうにお辞儀する。
「は、はじめまして!ユノです!よろしくお願いします!」
アルベルトはポカーンとした顔をしてユノを見ていた。
そんなアルベルトの様子を見てお父さんは軽く笑い、私の方を向いた。
「さて、ユノの仲間も紹介してもらおうか。」
「はい!まずはバルド兄様です!」
「親父~!俺ユノの仲間になったぞ~」
「おうよ!見ればわかる!ユノに怪我一つでも許したらお前のことぶっ殺すからな!」
「こっわ!」
「2人目はイリスです!」
「お義父様はじめまして。攻撃魔法を専門にしております、魔術師のイリスです。」
「お前におとうさまと呼ばれる筋合いはない!」
「ちょっと!お父さん!」
「あぁ、ごめんよユノ」
「フッ、…脳筋親子はすぐ頭に血が上るな」
「なんだと!おらぁああ!やんのか?あーん?」
「ちょっと!お父さん?どうしちゃったの?」
「うぅ、ごめんよぉ、ユノ、だってさー、こいつがさ…」
そのやりとりを見ていたバルドは
「俺ってあんな感じなのか?」
「はい。とても滑稽ですよ」
「くそがきぃー!やんのかぁ?あぁん?」
とエルとバトっていた。
~気を取り直して~
「3人目はエルです!!」
「はじめましてユノのお父さん!エルです。僕は、結界が得意です。ユノお姉ちゃんのこと、頑張って守ります。(きゅるん)」
「エルぅー!ありがとう!かわいい!お姉ちゃんも守るからね、大好きぃ」
「お、おう…(ガロは本能で腹黒を感じ取った。こいつは、敵に回すとやべぇな。ユノ…どんまい!)エル……よろしくな。」
その後、父の提案で、みんなでテーブルを囲んでの夕食会が始まった。
テーブルの上には、父が用意してくれた料理が並ぶ。焼きたてのパン、煮込み料理、香ばしい香りが漂うスープ、そして私が昨日作ったパンケーキも少し置かれている。(お父さん用)
「さて…アルベルトうちの娘と冒険に出る気はあるかな?」
「はい!ぜひご一緒したいです!」
「ユノは?」
「まだ、少し話しただけだけど、アルベルトさんは真面目で誠実だし、信頼できると思います。仲間になってくれるならとても心強いです!」
「じゃあ、決定だね、ということで、ここにいる全員、ユノの秘密を守る為に血の契約にサインをしてもらえるかな?」
「「「「「もちろん」」」」」
「血の契約?」
「血の契約っていうのはね、破ると命を持って償う契約のことだよ。」
「えぇ!!そんな重い契約…みんな本当にいいの?」
「ユノと一緒にいるなら当たり前だろむしろ足りないくらいだ。」
「ただでさえ、女性は貴重な上、ユノは美人で、強いのです。特別なのでこれくらい当たり前ですよ」
「僕!ユノお姉ちゃんと強い繋がりできるの嬉しいなぁ」
「ユノさんのことを守りたいと思ったので、ガロさんともみんなとも信頼を共有したい!」
「みんな…ありがとう!」
そう言って1人ずつ契約書に血を垂らしていった。
契約内容はこうだ
一、ユノの種族、ステータスについてユノの許可なく他人に教えてはいけない
二、ユノの嫌がることを強要しない
三、ユノにできるだけ力を使わせない
血を垂らして契約内容をガロが読み上げた後、
「「「「同意する」」」」
みんなが言うと、紙が光った。
「これで契約完了だ。まぁ、あと1人メンバーを見つけないといけないがな…うむ、困ったなぁ、」
「あ!それなんだがな、親父。」
「どうした?バルド」
「ジンはどうかと思ってたんだ」
「あいつか…うん、あいつならお前との連携もできるし、なんだかんだで面倒見が良さそうだからな。よし、その方向でいこう」
「ジンさんって?」
「あぁ、ユノは会ったことないよな、ジンは俺が昔から冒険者パーティを組んでる相棒なんだ。」
「会ってみたい!バルド兄様の武勇伝聴きたーい」
「おう!じゃあ、明日エル、アルベルト、お前達も一緒にギルド登録しにいくぞ」
「ほーい」
「了解した」
「ちょっと!私だけ仲間外れなんて酷いじゃないですか!私も行きますよ。」
◆
みんなが夕食を食べ終わってひと段落ついた
「さて、せっかくだ。ユノ、ステータスをみんなに見せたらどうだ?俺も1週間でどのくらい伸びたのか気になるな」
「わかった。あ、じゃあまず変身とくね、よいしょっと」
するとふわぁ~っと神秘的な羽が生えた。
初見の3人はほぅっと息を吐きながら、頬を赤く染め、ユノに身惚れた。
何度も姿を見ている、バルドやガロだって、ユノの尊さに悶えていた。
「ん?みんなぼーっとしちゃってどうしたの?…」
「「「「「「………ハッ!!!」」」」」」
やっと現実に戻ってきた男達
「ユノ、やっぱり何度見てもお前の羽かっけぇな!うちの娘最高!」
「もうっ!お父さんったら、親バカですよ!」
「ユノ…とても綺麗だ…」
「ふぁ!!??バルド兄様まで!も、もう!揶揄ってるんですか?」
「ユノ、君は天使だったんだね…」
「イリス!私は天使じゃないわ!白鳥兎獣人とかいうわけわかんない種族よ」
「ユノさん…私一生貴方に着いて行きます。」
「重い!いや、適度に着いてくる感じにしてください…」
ユノはみんなに褒められて真っ赤に、タジタジになっていた。それを見て面白そうに、愛おしそうに微笑む一同。
「ユノお姉ちゃん…可愛いのがもーっと可愛くなって凄いね」
「きゃー!エルありがとう!気に入ってくれた?エルにならいつでも触らせてあげるからね?」
(エルはユノにバレないよう、4人の方を向いてニターと笑った)
ーこの小僧…やっぱりヤベェ奴だ!ユノ…ドンマイ。
ーこいつっ!またやりやがったな。いつか化けの皮剥いでやる!
ーいつまでそのキャラでいられるのか実物ですねぇ…
ーまだ、関わったことはないが、多分…ちょっと…うん、苦手だ…
こうして、エルは大勝利をおさめた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ステータスみんなに見せるの次回になります…よろしくお願いします
「ユノ……ちょっと紹介したい人物がいる」
父の声に、私はぱっと顔を上げる。
「お父さん、帰ってきたんだ!」
父は私の目を見て、少し微笑む。
「ユノ、君の冒険に彼を入れるのはどうかなと思ってな、紹介したくて連れてきたんだ。」
扉の向こうに立つその人物は、背が高く、がっしりとした体格の青年だった。赤い髪と真紅の瞳が夕陽に照らされて輝いている。騎士っぽい服を装い、立派な剣を携えている。それに、虎の耳がちょこんと見えている。まるで物語から抜け出したような騎士そのものの風格だ。
「初めまして、ユノさん。私はアルベルト。尊敬するガロ様の娘である、君の冒険に興味があって来たんだ。よろしくお願いします。」
声は落ち着いていて、低く響く。けれどどこか柔らかく、安心感を与えるような雰囲気がある。
私は少し照れくさそうにお辞儀する。
「は、はじめまして!ユノです!よろしくお願いします!」
アルベルトはポカーンとした顔をしてユノを見ていた。
そんなアルベルトの様子を見てお父さんは軽く笑い、私の方を向いた。
「さて、ユノの仲間も紹介してもらおうか。」
「はい!まずはバルド兄様です!」
「親父~!俺ユノの仲間になったぞ~」
「おうよ!見ればわかる!ユノに怪我一つでも許したらお前のことぶっ殺すからな!」
「こっわ!」
「2人目はイリスです!」
「お義父様はじめまして。攻撃魔法を専門にしております、魔術師のイリスです。」
「お前におとうさまと呼ばれる筋合いはない!」
「ちょっと!お父さん!」
「あぁ、ごめんよユノ」
「フッ、…脳筋親子はすぐ頭に血が上るな」
「なんだと!おらぁああ!やんのか?あーん?」
「ちょっと!お父さん?どうしちゃったの?」
「うぅ、ごめんよぉ、ユノ、だってさー、こいつがさ…」
そのやりとりを見ていたバルドは
「俺ってあんな感じなのか?」
「はい。とても滑稽ですよ」
「くそがきぃー!やんのかぁ?あぁん?」
とエルとバトっていた。
~気を取り直して~
「3人目はエルです!!」
「はじめましてユノのお父さん!エルです。僕は、結界が得意です。ユノお姉ちゃんのこと、頑張って守ります。(きゅるん)」
「エルぅー!ありがとう!かわいい!お姉ちゃんも守るからね、大好きぃ」
「お、おう…(ガロは本能で腹黒を感じ取った。こいつは、敵に回すとやべぇな。ユノ…どんまい!)エル……よろしくな。」
その後、父の提案で、みんなでテーブルを囲んでの夕食会が始まった。
テーブルの上には、父が用意してくれた料理が並ぶ。焼きたてのパン、煮込み料理、香ばしい香りが漂うスープ、そして私が昨日作ったパンケーキも少し置かれている。(お父さん用)
「さて…アルベルトうちの娘と冒険に出る気はあるかな?」
「はい!ぜひご一緒したいです!」
「ユノは?」
「まだ、少し話しただけだけど、アルベルトさんは真面目で誠実だし、信頼できると思います。仲間になってくれるならとても心強いです!」
「じゃあ、決定だね、ということで、ここにいる全員、ユノの秘密を守る為に血の契約にサインをしてもらえるかな?」
「「「「「もちろん」」」」」
「血の契約?」
「血の契約っていうのはね、破ると命を持って償う契約のことだよ。」
「えぇ!!そんな重い契約…みんな本当にいいの?」
「ユノと一緒にいるなら当たり前だろむしろ足りないくらいだ。」
「ただでさえ、女性は貴重な上、ユノは美人で、強いのです。特別なのでこれくらい当たり前ですよ」
「僕!ユノお姉ちゃんと強い繋がりできるの嬉しいなぁ」
「ユノさんのことを守りたいと思ったので、ガロさんともみんなとも信頼を共有したい!」
「みんな…ありがとう!」
そう言って1人ずつ契約書に血を垂らしていった。
契約内容はこうだ
一、ユノの種族、ステータスについてユノの許可なく他人に教えてはいけない
二、ユノの嫌がることを強要しない
三、ユノにできるだけ力を使わせない
血を垂らして契約内容をガロが読み上げた後、
「「「「同意する」」」」
みんなが言うと、紙が光った。
「これで契約完了だ。まぁ、あと1人メンバーを見つけないといけないがな…うむ、困ったなぁ、」
「あ!それなんだがな、親父。」
「どうした?バルド」
「ジンはどうかと思ってたんだ」
「あいつか…うん、あいつならお前との連携もできるし、なんだかんだで面倒見が良さそうだからな。よし、その方向でいこう」
「ジンさんって?」
「あぁ、ユノは会ったことないよな、ジンは俺が昔から冒険者パーティを組んでる相棒なんだ。」
「会ってみたい!バルド兄様の武勇伝聴きたーい」
「おう!じゃあ、明日エル、アルベルト、お前達も一緒にギルド登録しにいくぞ」
「ほーい」
「了解した」
「ちょっと!私だけ仲間外れなんて酷いじゃないですか!私も行きますよ。」
◆
みんなが夕食を食べ終わってひと段落ついた
「さて、せっかくだ。ユノ、ステータスをみんなに見せたらどうだ?俺も1週間でどのくらい伸びたのか気になるな」
「わかった。あ、じゃあまず変身とくね、よいしょっと」
するとふわぁ~っと神秘的な羽が生えた。
初見の3人はほぅっと息を吐きながら、頬を赤く染め、ユノに身惚れた。
何度も姿を見ている、バルドやガロだって、ユノの尊さに悶えていた。
「ん?みんなぼーっとしちゃってどうしたの?…」
「「「「「「………ハッ!!!」」」」」」
やっと現実に戻ってきた男達
「ユノ、やっぱり何度見てもお前の羽かっけぇな!うちの娘最高!」
「もうっ!お父さんったら、親バカですよ!」
「ユノ…とても綺麗だ…」
「ふぁ!!??バルド兄様まで!も、もう!揶揄ってるんですか?」
「ユノ、君は天使だったんだね…」
「イリス!私は天使じゃないわ!白鳥兎獣人とかいうわけわかんない種族よ」
「ユノさん…私一生貴方に着いて行きます。」
「重い!いや、適度に着いてくる感じにしてください…」
ユノはみんなに褒められて真っ赤に、タジタジになっていた。それを見て面白そうに、愛おしそうに微笑む一同。
「ユノお姉ちゃん…可愛いのがもーっと可愛くなって凄いね」
「きゃー!エルありがとう!気に入ってくれた?エルにならいつでも触らせてあげるからね?」
(エルはユノにバレないよう、4人の方を向いてニターと笑った)
ーこの小僧…やっぱりヤベェ奴だ!ユノ…ドンマイ。
ーこいつっ!またやりやがったな。いつか化けの皮剥いでやる!
ーいつまでそのキャラでいられるのか実物ですねぇ…
ーまだ、関わったことはないが、多分…ちょっと…うん、苦手だ…
こうして、エルは大勝利をおさめた。
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ステータスみんなに見せるの次回になります…よろしくお願いします
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