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2 友人のY
21 Yさんの話(薮内)
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前世の記憶ーーー、といえばこんな話がある。
ある若い夫婦が子供を産んだ。
しかし、若い夫婦にはお金が無く、赤ん坊を養っていくのは到底無理だった。
困った若い夫婦は泣き喚く子供を腕に抱き、湖に船を出した。そして、湖の真ん中に赤ん坊を沈めたのだった。
それから、月日は経ち。その夫婦に再び、子供が生まれた。
今度は、赤ん坊を養っていく金があった夫婦は、家族となった子供を大切に、大切に育てました。
数年が経ったある日、夫婦と子供は家族旅行に行くことにしました。
そこは大きな湖であり、楽しむためにボートを借りて湖を回ることにした家族。
ボートは順調に真ん中へと進み、楽しんでいると突風が吹いてきてボートが大きく揺れる。
夫婦はどうにかボートに掴まる事が出来ましたが、小さな子供はバランスを崩し湖に投げ出されました。
―――、夫婦は慌てて子供の腕を掴み取り、どうにか湖に放り出されるのを阻止します。
『良かった』と胸を撫で下ろす夫婦をよそに、湖に落ちそうになった子供は泣きもせず、喋る事なく、じっと夫婦を見つめます。
夫婦は少し気味悪くなりましたが『怖かったね』と子供に慰めの言葉をかけます。
そして子供は、夫婦を見つめたまま
『今度は落とさないでね』
と言ったのでした。
よくあるホラー話を俺、薮内弥生(やぶうちみつき)は前世の記憶があるという赤橋の前でした事がある。
その時は前世の記憶があるとか知らず、ホラー話が嫌いだと思っていた。
前世の話が信じ難いとはいえ、俺は赤橋の前で物凄く配慮を欠く話をした訳である。
友人としては、様子が気になり、掘り返して良いものなのか。
悩みつつ、その話を思い切って話してみたら即答で「気にしてない」だった。
次には「耳塞いでいたから、覚えてない」と何もない顔で返ってきたので、ただ本当にホラー話が嫌いなだけで俺の杞憂であったようだ。
「そんな事より、雪久がなんて言ったと思う」
「それは、それは、これは、これとか?」
「そうっ、ずっと黙っていたのは何故だって、それは話が違うって……よく考えろ、あの状況で言える訳ないだろ!」
赤橋は鼻息を荒げ、手すりを叩きそうになるが周りを気にして手をゆっくりと下ろす。
楽しい夏休みも終わり、学校に登校しているわけだが、共通の知り合いが出来た赤橋は学校の非常階段で俺に愚痴るのだった。
まるで旦那に対しての愚痴だなと指摘したくなるが余計に怒りを加速させそうなので、口はしっかりと閉じる。
「まぁ、そういう事。海北は知っていたみたいだなって、話をされーッ」
感情的になるのは何度目か。赤橋は怒りをぶちまける前に一度深呼吸を入れ、そして肩の力を抜く。
「大丈夫?」
「ごめん、一旦この話やめる。昼飯に集中する」
「その方がいいと思う。ここ学校だし」
赤橋は手に持っているおにぎりにかじり付き、遠くの景色を見るのだった。
話に出てきた雪久は、赤橋の恋人である。前世でも、恋人だと言っていたような。
ちなみに、この恋人がどうこうの話をすると物凄く不機嫌になるので、話を持ち出す時はさじ加減が必要である。
という感じで、痴話喧嘩の話を聞くのが面倒だなと思いつつ、お節介をしてしまった以上はどんな結果でも見守る事にはしている。
「ていうか、この前に仲直りしたんじゃないの」
関係ない俺が雪久に電話を繋げて、会わせてから色々と話す事が出来たとは聞いている。仲直りまでしたかは知らない。
「こう、一つの凝りが解消しただけで、その色々あるんだよ」
「色々ねぇ。仲直り頑張れよ」
「そうだねー」
おにぎりを食べ終わった赤橋は、手すりに置いていたレモンティーの紙パックを手に取り、眉に皺を寄せながらストローで吸う。
仲良くなったと思えば喧嘩。ここは仲良くなったから喧嘩になったのか。
全くいつになったら、二人の問題が解消するのか。まぁ、自身も人のことは言えないが。
丁度、尻のポケットに入れていたスマホが鳴り鈴と共に震えた。
誰だろうかと、スマホを手に取ると画面には『雪久』と書かれてメッセージが来ていた。
内容は、ここのパフェが美味かったと店の写真と生クリームがタワーになったパフェの画像が送られてきていた。
確かに美味そうであるが、隣で羨ましそうに睨む目に手が震える。
「あかはしぃ、嫉妬するなら連絡を取れば」
「まだ、何も言ってないだろ」
言ってないけど憎悪が混じった目が恐いんだよな。目は口ほどものを言うとは、このことである。
「スイーツ、一緒に食べに行くか」
「ーーー行きたいって言いたいけど、甘い物をそんなに食えない。だから、羨ましいんだよ」
拗ねた顔して赤橋は画面から顔を逸らす。
確かスイーツ好きで雪久とは仲良くなったが、赤橋が好きな雪久に断る理由なんか無いから、素直に誘えばいいのにーーーふと、赤橋の首に赤い線のような傷が目に入った。
「赤橋、首の辺りどうした。また赤く腫れてる」
「えっ? ああ、登校途中枝で引っ搔いた」
擦り傷がついた首元を隠すように手で覆う赤橋。
「前もそんなこと言ってなかったか。風で飛んできた看板でかすったとか」
「……なんだろな。最近、運ないのかな」
「星座ランキング最下位とか」
「そうそう。そういえば、あの漫画さぁ」
会話は貸した漫画の話となったが、傷のことを流されたような。
触るなと言われているようで余計に気になるし、日に日に傷が大きくなっているような。
深入りしてもいいものなのか。隠すようなことだから、訊いたところで答えてくれないどころか、関係に亀裂が入る可能性がある。
そんな危険を冒して訊くべきことなのかと、自問自答を繰り返していたら再びスマホが震える。
「連絡、来てるよ」
指摘されればスマホを見ない訳にはいかず。タイミングを逃したなと思いつつ、傷のことを雪久に報告すべきかと頭に浮かんだが、いや、俺は部外者と頭を振った。
画面を見ていると、今度はエミリから『今日、家に来ない。家族いないよ』というお誘いのメッセージ。
「またか」
呆れた声が隣から聞こえてくる。
「いや、エッチ。勝手に見ないで」
体を捻りスマホを大げさに隠すと、赤橋は口を『へ』の字に曲げては、俺の片耳を軽く引っ張る。
「いいいって、分かった。揶揄って悪かった」
「まだ、家に帰ってないのか」
「流石に帰ってるよ。ただ、今日は家に帰りたくない病」
「俺の家も空いてるけど」
「いや、いいよ。夏休み世話になったから」
「でも」
「大丈夫、大丈夫、いつもの子だから」
夏休み、ほぼ赤橋の家に泊まったが、赤橋は良くても家族に迷惑がかかるので丁重に断っておいた。
ちなみに、家に帰りたくないのは家庭内暴力あったとかではない。ただ、両親ともに折り合いがつかず、高校に上がった時には家にいたくないと漠然に思うようになっただけ。
親に対してのちょっとした抗議だと思って欲しい。
「それに何かあったら、すぐ言うからさ」
赤橋は言葉だけでは信用しないので、目の前でスマホを振って見せた。
「それならいいけど」
「赤橋って心配する時って、母親みたいに心配するよな。今度からお母さんって言おうかな」
「お前の親になった、覚えないけどな」
「かあさ~っいたぁっ」
両手を広げふざけて抱きつこうとすれば、道端に落ちたゴミを見るような目つきで、俺の頭に手刀を入れるのだった。
ある若い夫婦が子供を産んだ。
しかし、若い夫婦にはお金が無く、赤ん坊を養っていくのは到底無理だった。
困った若い夫婦は泣き喚く子供を腕に抱き、湖に船を出した。そして、湖の真ん中に赤ん坊を沈めたのだった。
それから、月日は経ち。その夫婦に再び、子供が生まれた。
今度は、赤ん坊を養っていく金があった夫婦は、家族となった子供を大切に、大切に育てました。
数年が経ったある日、夫婦と子供は家族旅行に行くことにしました。
そこは大きな湖であり、楽しむためにボートを借りて湖を回ることにした家族。
ボートは順調に真ん中へと進み、楽しんでいると突風が吹いてきてボートが大きく揺れる。
夫婦はどうにかボートに掴まる事が出来ましたが、小さな子供はバランスを崩し湖に投げ出されました。
―――、夫婦は慌てて子供の腕を掴み取り、どうにか湖に放り出されるのを阻止します。
『良かった』と胸を撫で下ろす夫婦をよそに、湖に落ちそうになった子供は泣きもせず、喋る事なく、じっと夫婦を見つめます。
夫婦は少し気味悪くなりましたが『怖かったね』と子供に慰めの言葉をかけます。
そして子供は、夫婦を見つめたまま
『今度は落とさないでね』
と言ったのでした。
よくあるホラー話を俺、薮内弥生(やぶうちみつき)は前世の記憶があるという赤橋の前でした事がある。
その時は前世の記憶があるとか知らず、ホラー話が嫌いだと思っていた。
前世の話が信じ難いとはいえ、俺は赤橋の前で物凄く配慮を欠く話をした訳である。
友人としては、様子が気になり、掘り返して良いものなのか。
悩みつつ、その話を思い切って話してみたら即答で「気にしてない」だった。
次には「耳塞いでいたから、覚えてない」と何もない顔で返ってきたので、ただ本当にホラー話が嫌いなだけで俺の杞憂であったようだ。
「そんな事より、雪久がなんて言ったと思う」
「それは、それは、これは、これとか?」
「そうっ、ずっと黙っていたのは何故だって、それは話が違うって……よく考えろ、あの状況で言える訳ないだろ!」
赤橋は鼻息を荒げ、手すりを叩きそうになるが周りを気にして手をゆっくりと下ろす。
楽しい夏休みも終わり、学校に登校しているわけだが、共通の知り合いが出来た赤橋は学校の非常階段で俺に愚痴るのだった。
まるで旦那に対しての愚痴だなと指摘したくなるが余計に怒りを加速させそうなので、口はしっかりと閉じる。
「まぁ、そういう事。海北は知っていたみたいだなって、話をされーッ」
感情的になるのは何度目か。赤橋は怒りをぶちまける前に一度深呼吸を入れ、そして肩の力を抜く。
「大丈夫?」
「ごめん、一旦この話やめる。昼飯に集中する」
「その方がいいと思う。ここ学校だし」
赤橋は手に持っているおにぎりにかじり付き、遠くの景色を見るのだった。
話に出てきた雪久は、赤橋の恋人である。前世でも、恋人だと言っていたような。
ちなみに、この恋人がどうこうの話をすると物凄く不機嫌になるので、話を持ち出す時はさじ加減が必要である。
という感じで、痴話喧嘩の話を聞くのが面倒だなと思いつつ、お節介をしてしまった以上はどんな結果でも見守る事にはしている。
「ていうか、この前に仲直りしたんじゃないの」
関係ない俺が雪久に電話を繋げて、会わせてから色々と話す事が出来たとは聞いている。仲直りまでしたかは知らない。
「こう、一つの凝りが解消しただけで、その色々あるんだよ」
「色々ねぇ。仲直り頑張れよ」
「そうだねー」
おにぎりを食べ終わった赤橋は、手すりに置いていたレモンティーの紙パックを手に取り、眉に皺を寄せながらストローで吸う。
仲良くなったと思えば喧嘩。ここは仲良くなったから喧嘩になったのか。
全くいつになったら、二人の問題が解消するのか。まぁ、自身も人のことは言えないが。
丁度、尻のポケットに入れていたスマホが鳴り鈴と共に震えた。
誰だろうかと、スマホを手に取ると画面には『雪久』と書かれてメッセージが来ていた。
内容は、ここのパフェが美味かったと店の写真と生クリームがタワーになったパフェの画像が送られてきていた。
確かに美味そうであるが、隣で羨ましそうに睨む目に手が震える。
「あかはしぃ、嫉妬するなら連絡を取れば」
「まだ、何も言ってないだろ」
言ってないけど憎悪が混じった目が恐いんだよな。目は口ほどものを言うとは、このことである。
「スイーツ、一緒に食べに行くか」
「ーーー行きたいって言いたいけど、甘い物をそんなに食えない。だから、羨ましいんだよ」
拗ねた顔して赤橋は画面から顔を逸らす。
確かスイーツ好きで雪久とは仲良くなったが、赤橋が好きな雪久に断る理由なんか無いから、素直に誘えばいいのにーーーふと、赤橋の首に赤い線のような傷が目に入った。
「赤橋、首の辺りどうした。また赤く腫れてる」
「えっ? ああ、登校途中枝で引っ搔いた」
擦り傷がついた首元を隠すように手で覆う赤橋。
「前もそんなこと言ってなかったか。風で飛んできた看板でかすったとか」
「……なんだろな。最近、運ないのかな」
「星座ランキング最下位とか」
「そうそう。そういえば、あの漫画さぁ」
会話は貸した漫画の話となったが、傷のことを流されたような。
触るなと言われているようで余計に気になるし、日に日に傷が大きくなっているような。
深入りしてもいいものなのか。隠すようなことだから、訊いたところで答えてくれないどころか、関係に亀裂が入る可能性がある。
そんな危険を冒して訊くべきことなのかと、自問自答を繰り返していたら再びスマホが震える。
「連絡、来てるよ」
指摘されればスマホを見ない訳にはいかず。タイミングを逃したなと思いつつ、傷のことを雪久に報告すべきかと頭に浮かんだが、いや、俺は部外者と頭を振った。
画面を見ていると、今度はエミリから『今日、家に来ない。家族いないよ』というお誘いのメッセージ。
「またか」
呆れた声が隣から聞こえてくる。
「いや、エッチ。勝手に見ないで」
体を捻りスマホを大げさに隠すと、赤橋は口を『へ』の字に曲げては、俺の片耳を軽く引っ張る。
「いいいって、分かった。揶揄って悪かった」
「まだ、家に帰ってないのか」
「流石に帰ってるよ。ただ、今日は家に帰りたくない病」
「俺の家も空いてるけど」
「いや、いいよ。夏休み世話になったから」
「でも」
「大丈夫、大丈夫、いつもの子だから」
夏休み、ほぼ赤橋の家に泊まったが、赤橋は良くても家族に迷惑がかかるので丁重に断っておいた。
ちなみに、家に帰りたくないのは家庭内暴力あったとかではない。ただ、両親ともに折り合いがつかず、高校に上がった時には家にいたくないと漠然に思うようになっただけ。
親に対してのちょっとした抗議だと思って欲しい。
「それに何かあったら、すぐ言うからさ」
赤橋は言葉だけでは信用しないので、目の前でスマホを振って見せた。
「それならいいけど」
「赤橋って心配する時って、母親みたいに心配するよな。今度からお母さんって言おうかな」
「お前の親になった、覚えないけどな」
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両手を広げふざけて抱きつこうとすれば、道端に落ちたゴミを見るような目つきで、俺の頭に手刀を入れるのだった。
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