23 / 42
2 友人のY
22 友人の帰宅(薮内)
久しぶり、修羅場に巻き込まれてしまった。
「誰だ、お前。エミリのなんだ」
大人の男に胸ぐらを掴まれる数十分前、エミリに誘われて学校終わりに家に向かったものの元彼が待ち構えていた。当然、その男は知らない奴といるとなり、彼女と元彼は口喧嘩を始め、そろそろ俺の方に火が向くなと感じて逃げようと後ろに下がった途端に、胸ぐらを掴まれた訳だ。
ぶらぶらと揺られる首と共に、男から吐かれるのは嫉妬と怒り。彼女は関係ないと必死に彼の腰を抱いて止めようとするが、口元からは笑みが溢れていた。
そう、この出来事は茶番。彼女が復縁したいがために俺はダシに使われたのだ。
元彼に何を吹き込んだのかは分からないが、さっさと一発殴って解放をしてほしいと、空を見上げて見えない星の数を数える。
「なんとか言えよ!」
シャツは伸びるし、もう悪役でいいから手を離してくれと思っていたら、横から手が伸びてきて男の腕を掴み軽く捻る。
捻られた男は俺を掴んでいた手を離し、痛みから逃れようと体をバタバタとさせるが腕から手が離れない。
「いてててっ、だっ、誰だお前っ」
「その人は、俺の友人だ。無体はやめてほしい」
腕を掴んでいるのは暗い夜で光る銀色の髪、雪久だった。夜もあって学生服ではなく、動きやすそうなスポーツウェアを着ていた。
「はっ、はなせっ」
「手を出さないと言うなら離す」
「はぁ? そっちがいててて」
男がどれだけ暴れようと拘束は解けないどころか、さらに捻りを強める雪久。いい気味だなと、思いながら俺は後退して後ろから二人を見守る。
「すいっ、すいません。謝りますから、何もしませんからっ、離しください」
数分経った頃にはとうとう力も、気力も尽き、半べそをかきながら許しを請う。
「分かった」と雪久はすぐに手を離し、小さな悲鳴を上げて男は慌てて夜の中に消えていった。
「こわかったぁ。ありがとうございますぅ」
しなを作って雪久に近づいたのは、騒ぎの中心であるエミリ。逃げた男から美男子にさっそく鞍替えしたようだ。
「私、あなたがいなかったらどうなっていたか」
「そうか。怪我なくてよかった」
片手を上げた雪久は彼女の横を颯爽と通り過ぎようとし、その行動に唖然と立ち止まった彼女は、遠くなっていく雪久を見て慌てて引き留めようと手を伸ばした。
その手すらもひらりと避けて突き進む雪久だったが、彼女は諦めずに後を追う。
「あの! わたし、エミリって言います」
「そうか、お大事に」
「ちょっと待ちなさいよ! お礼くらいさせてよねぇ」
「いらない」
冷たくあしらい、きっぱりと断る。
どれだけ色気を使っても、甘い言葉を吐いても、全てを避けていく雪久に、彼女は追いつくことができず。息が上がった頃には、雪久の背中は小さく遠の行ってしまった。
その場に残ったのは俺と、息を荒げ数分で一気に老け込んだ彼女だけだった。
「なっ、何よ、あの男。あんなやつ、絶対もてない。まぁいいわ、あのくず男こっちから願い下げよ」
勝ち誇った顔で負け惜しみ。そもそも、雪久をどれだけ押そうがもう無理なんだよな。
「薮内君、夜遅くなるしかえろ」
「ああ、俺今日はいいです」
「えっ? あっ、もしかしてさっきのこと気にしてる。ごめんね。私も怖くて動転したの」
「そうなんですね」
「そうなの。だから、慰めて」
電灯の下で目をうるうるとさせる小動物のような彼女に、言うことは決まっている。
だから、俺は安心できるような笑顔を彼女に向けて、
「人をだしに使ってんじゃねーよ。てめぇ、二度と連絡してくるなよ」
*
エミリとは縁を切り、行く当てもなくフラフラと夜道を俺は歩いていた。
ーーーお腹すいたし、今日の寝る所どうしよう。電車もないし、バスもないし、公園で朝が明けるまで待った方がいいか。
「やっぱり、来たか」
言われて顔を向けると、腰くらいの高さがある花壇の縁に雪久が腰掛けていた。
「あっ、さっきはありがとうございます」
「それはどうも」
花壇から降りた雪久は、どうやら俺を待っていたようだ。
「で何かありましたか」
「用はないが、高校生一人を夜道歩かせるのはどうかと思って」
「いや、同じ歳じゃないですか」
「言葉の綾だ、気にするな。で、帰り道はどこだ」
「実は……あの、その、家に帰りたくなくて」
変な所は見られたし、さらには子供のような言い訳に恥ずかしくなり、自身の後頭部を撫でる。
すると、雪久はこちらを見つめて一旦間を置いてから、
「親と仲悪いのか」
「その、いや、仲が悪いと言うか、うまくいかないというか」
別に親のことが嫌いなわけじゃないが、距離を取りたいと思う気持ちをどう表現したらいいのか分からず、言葉が詰まる。
「俺は、父親と喧嘩して家出したことがある」
「えっ、雪久が。なんか、意外ですね」
「そうか? そういう顔をしていると思っていたが」
その顔はどういうものなのか知らないが、赤橋から聞いた話もそうだが真面目な人だと思っていた。
「家に帰れるって事は、仲直りしたんですね」
「いやしてない。妹に泣きながら帰って来てと言われたから帰ったまで。父親とは今だに意見が合わないままだ」
「そう……なんですね……」
結構、大胆なことをする人だな。
「今も家出ですか」
「今は日課の運動だ。薮内は家出か」
「軽くそんな感じです。明日には帰りますけど」
「寝る場所ないなら、俺の家に来るか。電車、もうないんだろ」
「いいんですか」
綺麗な顔が頷くので、朝までお邪魔することになった。
夜道を二人、雪久の家は高層マンションとか馬鹿な妄想しながら何気ない会話を交わす。
「そういや、赤橋の事は訊かないですよね。この前喧嘩したって聞いたから、様子が気になったりとかしないんですね」
雪久は顎に手を置いては夜空を見上げて、考えていた。
「……そうだな。気になるけど、友人である薮内に訊くのは利用しているようで嫌だし、赤橋には赤橋の居場所がある。それを壊すようなことはしなくない」
と大人な意見が返ってきた。赤橋とは同じ学校で友人の俺に一応敵対心があると思っていたが、そうではなくこちらに配慮があっての事だった。
「新に別の居場所がある。本当に薮内が友人で良かったよ。これからも赤橋のこと頼む」
「あっ、はい」
なんか、頼まれてしまった。
雪久という人間に会って感じるのは、芯があってブレることがない人。極端な話、恋人というか赤橋が目の前で倒れていても平然と対処しそう。実際はどうなるかは分からないが、それだけ妙な落ち着きがある。
少々優柔不断の赤橋が、好きになるのが分かる気がする。
「まぁ……お互いまだ大人じゃないからな……、仕方ない」
うん? 何故、年齢が関係あるのか。
ぼやきに近い雪久の言葉を問う前に、見上げるほどの建物に言葉が吹き飛ぶ。
「ここが俺の家だ。部屋が狭いのは我慢してくれ」
「えっ、いや、あのここ高層まっ、ンショ」
自宅だと止まった場所は、マンションが立ち並ぶ中で1番高い高層マンションの前。
「もう一つの家の方に案内したかったが、なにせ遠くてな。少々、部屋は狭いが一晩寝るくらいなら大丈夫だ」
空を指す指が震える。狭いとか、広いとかの問題ではない。というか、この人、平然ともう一つ家があるって言わなかったか。
「ちなみに、階は」
「一番上だ。そういえば、眺めはいいな」
でしょうね。
進学とは聞いていたが、同じ高校生で、同じ歳だよな。
この人の親もそうだが、一体何者だと、身が引いていく。けれど、友人として赤橋に言いたいことが増えた。
赤橋、絶対この人を掴んだままで離すな。
「そういえば、薮内」
家に入る前に一つだけと言うように、雪久は振り返った。
「もう一つの苗字ってなんだ? 薮内じゃない方の」
「苗字ですか。なんか、海北さんも同じこと訊いてましたね」
「そうか。いやなら言わなくていい。ただ気になっただけ」
もう一つの苗字。薮内という父方ではなく、ここは母方の苗字の事を訊いているのだろう。
母も、父も、何かあるわけじゃないし、拒否する理由もない。言っても別に減るわけではないので俺はすぐに答えた。
「四条です。母方の方になりますけど」
「誰だ、お前。エミリのなんだ」
大人の男に胸ぐらを掴まれる数十分前、エミリに誘われて学校終わりに家に向かったものの元彼が待ち構えていた。当然、その男は知らない奴といるとなり、彼女と元彼は口喧嘩を始め、そろそろ俺の方に火が向くなと感じて逃げようと後ろに下がった途端に、胸ぐらを掴まれた訳だ。
ぶらぶらと揺られる首と共に、男から吐かれるのは嫉妬と怒り。彼女は関係ないと必死に彼の腰を抱いて止めようとするが、口元からは笑みが溢れていた。
そう、この出来事は茶番。彼女が復縁したいがために俺はダシに使われたのだ。
元彼に何を吹き込んだのかは分からないが、さっさと一発殴って解放をしてほしいと、空を見上げて見えない星の数を数える。
「なんとか言えよ!」
シャツは伸びるし、もう悪役でいいから手を離してくれと思っていたら、横から手が伸びてきて男の腕を掴み軽く捻る。
捻られた男は俺を掴んでいた手を離し、痛みから逃れようと体をバタバタとさせるが腕から手が離れない。
「いてててっ、だっ、誰だお前っ」
「その人は、俺の友人だ。無体はやめてほしい」
腕を掴んでいるのは暗い夜で光る銀色の髪、雪久だった。夜もあって学生服ではなく、動きやすそうなスポーツウェアを着ていた。
「はっ、はなせっ」
「手を出さないと言うなら離す」
「はぁ? そっちがいててて」
男がどれだけ暴れようと拘束は解けないどころか、さらに捻りを強める雪久。いい気味だなと、思いながら俺は後退して後ろから二人を見守る。
「すいっ、すいません。謝りますから、何もしませんからっ、離しください」
数分経った頃にはとうとう力も、気力も尽き、半べそをかきながら許しを請う。
「分かった」と雪久はすぐに手を離し、小さな悲鳴を上げて男は慌てて夜の中に消えていった。
「こわかったぁ。ありがとうございますぅ」
しなを作って雪久に近づいたのは、騒ぎの中心であるエミリ。逃げた男から美男子にさっそく鞍替えしたようだ。
「私、あなたがいなかったらどうなっていたか」
「そうか。怪我なくてよかった」
片手を上げた雪久は彼女の横を颯爽と通り過ぎようとし、その行動に唖然と立ち止まった彼女は、遠くなっていく雪久を見て慌てて引き留めようと手を伸ばした。
その手すらもひらりと避けて突き進む雪久だったが、彼女は諦めずに後を追う。
「あの! わたし、エミリって言います」
「そうか、お大事に」
「ちょっと待ちなさいよ! お礼くらいさせてよねぇ」
「いらない」
冷たくあしらい、きっぱりと断る。
どれだけ色気を使っても、甘い言葉を吐いても、全てを避けていく雪久に、彼女は追いつくことができず。息が上がった頃には、雪久の背中は小さく遠の行ってしまった。
その場に残ったのは俺と、息を荒げ数分で一気に老け込んだ彼女だけだった。
「なっ、何よ、あの男。あんなやつ、絶対もてない。まぁいいわ、あのくず男こっちから願い下げよ」
勝ち誇った顔で負け惜しみ。そもそも、雪久をどれだけ押そうがもう無理なんだよな。
「薮内君、夜遅くなるしかえろ」
「ああ、俺今日はいいです」
「えっ? あっ、もしかしてさっきのこと気にしてる。ごめんね。私も怖くて動転したの」
「そうなんですね」
「そうなの。だから、慰めて」
電灯の下で目をうるうるとさせる小動物のような彼女に、言うことは決まっている。
だから、俺は安心できるような笑顔を彼女に向けて、
「人をだしに使ってんじゃねーよ。てめぇ、二度と連絡してくるなよ」
*
エミリとは縁を切り、行く当てもなくフラフラと夜道を俺は歩いていた。
ーーーお腹すいたし、今日の寝る所どうしよう。電車もないし、バスもないし、公園で朝が明けるまで待った方がいいか。
「やっぱり、来たか」
言われて顔を向けると、腰くらいの高さがある花壇の縁に雪久が腰掛けていた。
「あっ、さっきはありがとうございます」
「それはどうも」
花壇から降りた雪久は、どうやら俺を待っていたようだ。
「で何かありましたか」
「用はないが、高校生一人を夜道歩かせるのはどうかと思って」
「いや、同じ歳じゃないですか」
「言葉の綾だ、気にするな。で、帰り道はどこだ」
「実は……あの、その、家に帰りたくなくて」
変な所は見られたし、さらには子供のような言い訳に恥ずかしくなり、自身の後頭部を撫でる。
すると、雪久はこちらを見つめて一旦間を置いてから、
「親と仲悪いのか」
「その、いや、仲が悪いと言うか、うまくいかないというか」
別に親のことが嫌いなわけじゃないが、距離を取りたいと思う気持ちをどう表現したらいいのか分からず、言葉が詰まる。
「俺は、父親と喧嘩して家出したことがある」
「えっ、雪久が。なんか、意外ですね」
「そうか? そういう顔をしていると思っていたが」
その顔はどういうものなのか知らないが、赤橋から聞いた話もそうだが真面目な人だと思っていた。
「家に帰れるって事は、仲直りしたんですね」
「いやしてない。妹に泣きながら帰って来てと言われたから帰ったまで。父親とは今だに意見が合わないままだ」
「そう……なんですね……」
結構、大胆なことをする人だな。
「今も家出ですか」
「今は日課の運動だ。薮内は家出か」
「軽くそんな感じです。明日には帰りますけど」
「寝る場所ないなら、俺の家に来るか。電車、もうないんだろ」
「いいんですか」
綺麗な顔が頷くので、朝までお邪魔することになった。
夜道を二人、雪久の家は高層マンションとか馬鹿な妄想しながら何気ない会話を交わす。
「そういや、赤橋の事は訊かないですよね。この前喧嘩したって聞いたから、様子が気になったりとかしないんですね」
雪久は顎に手を置いては夜空を見上げて、考えていた。
「……そうだな。気になるけど、友人である薮内に訊くのは利用しているようで嫌だし、赤橋には赤橋の居場所がある。それを壊すようなことはしなくない」
と大人な意見が返ってきた。赤橋とは同じ学校で友人の俺に一応敵対心があると思っていたが、そうではなくこちらに配慮があっての事だった。
「新に別の居場所がある。本当に薮内が友人で良かったよ。これからも赤橋のこと頼む」
「あっ、はい」
なんか、頼まれてしまった。
雪久という人間に会って感じるのは、芯があってブレることがない人。極端な話、恋人というか赤橋が目の前で倒れていても平然と対処しそう。実際はどうなるかは分からないが、それだけ妙な落ち着きがある。
少々優柔不断の赤橋が、好きになるのが分かる気がする。
「まぁ……お互いまだ大人じゃないからな……、仕方ない」
うん? 何故、年齢が関係あるのか。
ぼやきに近い雪久の言葉を問う前に、見上げるほどの建物に言葉が吹き飛ぶ。
「ここが俺の家だ。部屋が狭いのは我慢してくれ」
「えっ、いや、あのここ高層まっ、ンショ」
自宅だと止まった場所は、マンションが立ち並ぶ中で1番高い高層マンションの前。
「もう一つの家の方に案内したかったが、なにせ遠くてな。少々、部屋は狭いが一晩寝るくらいなら大丈夫だ」
空を指す指が震える。狭いとか、広いとかの問題ではない。というか、この人、平然ともう一つ家があるって言わなかったか。
「ちなみに、階は」
「一番上だ。そういえば、眺めはいいな」
でしょうね。
進学とは聞いていたが、同じ高校生で、同じ歳だよな。
この人の親もそうだが、一体何者だと、身が引いていく。けれど、友人として赤橋に言いたいことが増えた。
赤橋、絶対この人を掴んだままで離すな。
「そういえば、薮内」
家に入る前に一つだけと言うように、雪久は振り返った。
「もう一つの苗字ってなんだ? 薮内じゃない方の」
「苗字ですか。なんか、海北さんも同じこと訊いてましたね」
「そうか。いやなら言わなくていい。ただ気になっただけ」
もう一つの苗字。薮内という父方ではなく、ここは母方の苗字の事を訊いているのだろう。
母も、父も、何かあるわけじゃないし、拒否する理由もない。言っても別に減るわけではないので俺はすぐに答えた。
「四条です。母方の方になりますけど」
あなたにおすすめの小説
きみが隣に
すずかけあおい
BL
いつもひとりでいる矢崎は、ある日、人気者の瀬尾から告白される。
瀬尾とほとんど話したことがないので断ろうとすると、「友だちからでいいから」と言われ、友だちからなら、と頷く。
矢崎は徐々に瀬尾に惹かれていくけれど――。
〔攻め〕瀬尾(せお)
〔受け〕矢崎(やざき)
【完結】幼馴染から離れたい。
June
BL
隣に立つのは運命の番なんだ。
βの谷口優希にはαである幼馴染の伊賀崎朔がいる。だが、ある日の出来事をきっかけに、幼馴染以上に大切な存在だったのだと気づいてしまう。
番外編 伊賀崎朔視点もあります。
(12月:改正版)
8/16番外編出しました!!!!!
読んでくださった読者の皆様、たくさんの❤️ありがとうございます😭
1/27 1000❤️ありがとうございます😭
3/6 2000❤️ありがとうございます😭
4/29 3000❤️ありがとうございます😭
8/13 4000❤️ありがとうございます😭
12/10 5000❤️ありがとうございます😭
わたし5は好きな数字です💕
お気に入り登録が500を超えているだと???!嬉しすぎますありがとうございます😭
キミと2回目の恋をしよう
なの
BL
ある日、誤解から恋人とすれ違ってしまった。
彼は俺がいない間に荷物をまとめて出てってしまっていたが、俺はそれに気づかずにいつも通り家に帰ると彼はもうすでにいなかった。どこに行ったのか連絡をしたが連絡が取れなかった。
彼のお母さんから彼が病院に運ばれたと連絡があった。
「どこかに旅行だったの?」
傷だらけのスーツケースが彼の寝ている病室の隅に置いてあって俺はお母さんにその場しのぎの嘘をついた。
彼との誤解を解こうと思っていたのに目が覚めたら彼は今までの全ての記憶を失っていた。これは神さまがくれたチャンスだと思った。
彼の荷物を元通りにして共同生活を再開させたが…
彼の記憶は戻るのか?2人の共同生活の行方は?
また恋人に振られたので酒に飲まれていたらゴツい騎士に求婚していた件
月衣
BL
また恋人に振られた魔導省のエリート官吏アルヴィス。失恋のショックで酒に溺れた彼は勢いのまま酒場に現れた屈強な王宮騎士ガラティスに求婚してしまう。
翌朝すべての記憶を保持したまま絶望するアルヴィスだったが当のガラティスはなぜか本気だった。
「安心しろ。俺は誠実な男だ。一度決めたことは覆さない」
逃げようとするエリート魔導師と絶対に逃がさない最強騎士
貢ぎ体質な男が捕まる強制恋愛コメディのつもりです!!
【本編完結】才色兼備の幼馴染♂に振り回されるくらいなら、いっそ赤い糸で縛って欲しい。
ホマレ
BL
才色兼備で『氷の王子』と呼ばれる幼なじみ、藍と俺は気づけばいつも一緒にいた。
その関係が当たり前すぎて、壊れるなんて思ってなかった——藍が「彼女作ってもいい?」なんて言い出すまでは。
胸の奥がざわつき、藍が他の誰かに取られる想像だけで苦しくなる。
それでも「友達」のままでいられるならと思っていたのに、藍の言葉に行動に振り回されていく。
運命の赤い糸が見えていれば、この関係を紐解けるのに。
流れる星、どうかお願い
ハル
BL
羽水 結弦(うすい ゆずる)
オメガで高校中退の彼は国内の財閥の一つ、羽水本家の次男、羽水要と番になって約8年
高層マンションに住み、気兼ねなくスーパーで買い物をして好きな料理を食べられる。同じ性の人からすれば恵まれた生活をしている彼
そんな彼が夜、空を眺めて流れ星に祈る願いはただ一つ
”要が幸せになりますように”
オメガバースの世界を舞台にしたアルファ×オメガ
王道な関係の二人が織りなすラブストーリーをお楽しみに!
一応、更新していきますが、修正が入ることは多いので
ちょっと読みづらくなったら申し訳ないですが
お付き合いください!
【完結済】俺のモノだと言わない彼氏
竹柏凪紗
BL
「俺と付き合ってみねぇ?…まぁ、俺、彼氏いるけど」彼女に罵倒されフラれるのを寮部屋が隣のイケメン&遊び人・水島大和に目撃されてしまう。それだけでもショックなのに壁ドン状態で付き合ってみないかと迫られてしまった東山和馬。「ははは。いいねぇ。お前と付き合ったら、教室中の女子に刺されそう」と軽く受け流した。…つもりだったのに、翌日からグイグイと迫られるうえ束縛まではじまってしまい──?!
■青春BLに限定した「第1回青春×BL小説カップ」最終21位まで残ることができ感謝しかありません。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
総長の彼氏が俺にだけ優しい
桜子あんこ
BL
ビビりな俺が付き合っている彼氏は、
関東で最強の暴走族の総長。
みんなからは恐れられ冷酷で悪魔と噂されるそんな俺の彼氏は何故か俺にだけ甘々で優しい。
そんな日常を描いた話である。