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消毒
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次の日、学校に行くと日下部の姿はなくて知らずに肩に入っていた力を抜く。
帰ってから遊ぶの意味をずっと考えてたんだけど、絶対違うだろっていう普通の遊びしか思い浮かばなくて半ば諦めてた。多少の不安はありつつもオレだって男だからな。やられたらやり返すくらいの気概を持たないといつまでも千里と円香に迷惑をかけるだけだ。
昨日の夜、移動の間に電話をくれた真那に転校生が来た事と言われた事を話したら物凄くひっくーい声で『無視して』って言われた。そのあと電話の外で誰かの声が聞こえて、真那がさも他人事のように『モデルなんだって』って教えてくれて。だから女子が見た事あるって言ってたんだな。
まぁ、心の底からどうでもいいけど。
「見て見て、陽向くん! 風音くん、めちゃくちゃカッコ良くない!?」
席に着くなりカバンから雑誌を取り出した円香が興奮しながらオレのところへやって来る。付箋の貼られたページには、ストリート系のファッションを着こなした風音さんがポーズを取っていて、その決め顔と相俟って物凄くカッコイイ事になってた。
「わ、凄い。カッコイイ」
「ねー! やっぱり風音くんはこういう格好の方が似合うよね!」
「そうだな。普段着てる服もこんな感じだし」
「普段着てる服?」
「……あ!」
しまった、ついうっかりポロッと風音さんの個人情報(服装)を言ってしまった。慌てて口を押さえたけどもう遅い。
円香は探るような笑みを浮かべると雑誌を閉じてオレの机に頬杖をついた。
「陽向くんはー、風音くんの普段着知ってるんだー?」
「や、えっと…それは……」
「いいなー、ずるーい」
「あの、その…」
「……なーんて。陽向くんは、【soar】のメンバーでもある三枝先輩の幼馴染みだもん、会った事あっても不思議じゃないよね」
「……黙ってた事、怒ってるか?」
円香は風音さんのファンで、千里が志摩さんのファンだって言うのは前に聞いたから知ってる。その上で黙ってたのは、もちろん風音さんと志摩さんのプライバシーに関わる問題だからだ。
でも大事な友達に内緒にしてた事は申し訳なくて眉尻を下げると、円香はいつもと変わらない笑顔で首を振ってくれた。
「陽向くんの性格、ちゃんと分かってるから。それで正解だよ。友達だからって何でも言わなきゃダメって訳じゃないからね」
「ありがとう」
「でもちょっと羨ましい」
そう言っておどけたように肩を竦めた円香の素直な言葉にオレは思わず吹き出した。
どうやら日下部は、午前中だけモデルの仕事をして来たらしい。昼休みの間に登校して、自分の周りに集まった女子たちに愛想を振り撒いたあと来なくていいのにこっちに来やがった。
「ひーなーたくーん。おそよう」
「そんな挨拶はない」
「ノリ悪いなー。ただでさえつまらん男やねんから、せめて愛想くらいは良くせんと」
「日下部には必要ないだろ」
「ふーん、案外言うやん」
千里と円香が委員会の仕事に行ってて良かった。五限の準備をしていると、その手が引っ張られ指が絡められる。ギョッとして手を引こうとするけど力じゃ敵わなくて、引き剥がそうと反対の手で日下部の手首を掴んだらそれはあっさり振り払われた。
「ちょ、離せ…っ」
「昨日も思たんやけど、陽向くん手ぇ小さいな」
「オレは至って標準だ! 離せ!」
「男やのにあんま節ばってない言うか…柔こいなー」
日下部の親指が甲を撫でゾワッと肌が総毛立つ。コイツ、わざと変な感じに触ってオレの反応見てるな。遊ぶってか、嫌がらせだろこれ。
力勝負じゃ圧倒的に不利だし、やられたらやり返すとか言う話じゃない。
「気持ち悪いんだけど」
「うわ、ひっど。俺の手握りたい子なんかぎょーさんおるのに」
「じゃあその人の手を握ってやればいいだろ」
「えー? その気にさせてまうやん」
ちなみに、オレはずっと手をパーの形にしてる。あくまで日下部がやってるってのを周りに知らしめるためと、好きでもない男の手なんて握りたくないっていう気持ちからだ。
ってか、いい加減本気で離して欲しい。見ろ、周りを。意味が分からな過ぎて困惑してるだろうが。
「はーなーせー!」
「ほれほれ、もうちょい力入れな指一本も離されへんでー」
「何なんだよ、もう!」
「ええねー。ええ反応しとるよ自分…」
「とう!」
「あだ!」
もう一回空いている方の手で指を一本ずつ外そうとするけど、伸ばしてもすぐに曲げられて一向に外れない。ふざけんなと心の中で叫んでると、軽やかな声と共に日下部の手首に手刀が振り下ろされた。
予想外の攻撃に驚いたのか情けない声を上げてやっと手が離れる。
「油断も隙もないんだから!」
「陽向くん、お客様よ」
「え?」
腰に手を当ててぷんすかしているのは円香で、オレの代わりに目の前の変態に一撃食らわせてくれたらしい。千里も一緒に戻って来たみたいだけど、日下部を無視してオレににこっと微笑んで出入口を指差した。
打たれた手首を摩っている日下部の脇から覗くと、そこには冷たい目をした真那がいて日下部を睨み付けてる。みんなが真那に気付いて一瞬色めき立つけど、見るからに怒ってる様子に少しずつ距離が出来ていた。
オレは立ち上がり慌てて駆け寄る。オレを見る真那はいつも通り優しく笑う真那だ。
「真那、仕事は?」
「ヒナが心配で、午後だけ学校来れるようにして貰った」
「ライブ前で忙しいんじゃないのか?」
「みんな、ヒナに何かあったら俺が使い物にならないって分かってるから」
それはそれでどうなんだ。
オレの肩を抱いて教室を出ようとする真那に予鈴が鳴ると告げるより前に、日下部の嫌味ったらしい声が聞こえてきた。
「せんぱーい、陽向くんの手ってちっこくて柔くて、可愛ええですねー」
「……」
一ミリも思ってないくせに、真那を煽る為にわざと言ってるな、アイツ。
ムッとするオレと違い吐息で笑った真那は、日下部に握られていた手をおもむろに持ち上げると見せ付けるように指先に口付けた。
「ヒナの可愛いところが手だけだと思ってる? 俺のヒナは頭の天辺から足のつま先まであますところなく可愛いんだよ」
「…は…?」
「それからもう一つ。二度とヒナに触るな」
「…!」
オレが見てきた限り、ここまで怒ってる真那を見るのは初めてかもしれない。日下部も押し黙ったし、教室内も静まり返ってる。でも千里と円香だけは目をキラキラさせててさすがだなと思った。
「行こうか、ヒナ。消毒しないと」
「消毒?」
「ヒナの手に汚いものがたくさんついてるから」
つまり日下部の手は汚いと。
にっこりと笑った真那は一瞬だけ怖い顔をして日下部を一瞥すると、オレを抱き上げて歩き出す。驚きと恥ずかしさで降ろせと手を突っ張るオレの宥め方なんて知り尽くしてる真那は、周りの視線なんて一つも気にする事なく屋上に続く階段に足を掛けた。
「ごっつーおっかなかってんけど……え、真那って陽向くんが関わるとあんななんの?」
「当たり前でしょう? 三枝先輩は陽向くんが一番大切なんだから」
「いや、それにしたってキレすぎちゃう?」
「それだけの事をしたんだよ、日下部くんは」
「そ、そうなんか…」
シーンとした教室の中で顔を引き攣らせた日下部と、のほほとした千里と円香のそんな会話がされていた事など露知らず。
ちなみにこの騒動を見ていた人たちの間で『三枝真那は怒らすな』という暗黙のルールが出来たとか出来ていないとか…真相は闇の中だ。
〈おまけ〉
「ちょ、真那…っ」
「んー?」
「…っ…き、汚いって…」
屋上前の踊り場に連れて来られたオレは、真那の膝の上で日下部に握られていた方の手指を舐められていた。
ゾワゾワするし擽ったいし、真那が指に舌を這わせてるのを見ると嫌でもそういうシーンを思い出してお腹の下が疼いてしまう。
「だから消毒してるんだよ」
「…ん…っ」
消毒ってこういう事? っていうか、日下部が触った云々よりも衛生面の方が問題なのに、やめて欲しくないって思ってしまう。はしたないな、オレ。
真那の目がオレをじっと見て、指を一本一本丁寧に舐めたり咥えたりする姿に胸がドキドキする。
「…ぁ…ま、真那…もういい、いいから…っ」
「まだ駄目」
「ほ、ほんとにもう、綺麗になったって…」
「……ヒナ、勃ってる」
「…!?」
ば、バレた! だからもういいって言ったのに!
慌てて腰を引いたけど、それより早く真那の手が回ってきてズボン越しにお互いのものが擦り合わされた。
ってか、真那のも反応して、る?
「ホントにヒナは敏感だね」
「真那だって…」
「ヒナが可愛すぎて。…どうしようか? ゴムないけど、出さないとしんどいよね」
「え、や、無心でいれば落ち着くかと…あ…っ」
下手したら制服汚れるしあと五分で本鈴が鳴る。でも真那は離してくれる気はないのかオレのを人差し指で撫で上げてきた。
「ホント? こんなになってるのに?」
「…っ、真那が、触るからだろ…っ」
「ん。だから俺が責任持って気持ち良くしてあげるから」
「いや、ホントに……っ」
「声聞きたいけど、なるべく我慢してね」
「あ…っ、ま、待った…ん…っ」
こうしてオレは真那の手によってあれよあれよという間に追い上げられ、学校内にも関わらず達してしまったのだった。
それもこれも全部日下部のせいだ。
帰ってから遊ぶの意味をずっと考えてたんだけど、絶対違うだろっていう普通の遊びしか思い浮かばなくて半ば諦めてた。多少の不安はありつつもオレだって男だからな。やられたらやり返すくらいの気概を持たないといつまでも千里と円香に迷惑をかけるだけだ。
昨日の夜、移動の間に電話をくれた真那に転校生が来た事と言われた事を話したら物凄くひっくーい声で『無視して』って言われた。そのあと電話の外で誰かの声が聞こえて、真那がさも他人事のように『モデルなんだって』って教えてくれて。だから女子が見た事あるって言ってたんだな。
まぁ、心の底からどうでもいいけど。
「見て見て、陽向くん! 風音くん、めちゃくちゃカッコ良くない!?」
席に着くなりカバンから雑誌を取り出した円香が興奮しながらオレのところへやって来る。付箋の貼られたページには、ストリート系のファッションを着こなした風音さんがポーズを取っていて、その決め顔と相俟って物凄くカッコイイ事になってた。
「わ、凄い。カッコイイ」
「ねー! やっぱり風音くんはこういう格好の方が似合うよね!」
「そうだな。普段着てる服もこんな感じだし」
「普段着てる服?」
「……あ!」
しまった、ついうっかりポロッと風音さんの個人情報(服装)を言ってしまった。慌てて口を押さえたけどもう遅い。
円香は探るような笑みを浮かべると雑誌を閉じてオレの机に頬杖をついた。
「陽向くんはー、風音くんの普段着知ってるんだー?」
「や、えっと…それは……」
「いいなー、ずるーい」
「あの、その…」
「……なーんて。陽向くんは、【soar】のメンバーでもある三枝先輩の幼馴染みだもん、会った事あっても不思議じゃないよね」
「……黙ってた事、怒ってるか?」
円香は風音さんのファンで、千里が志摩さんのファンだって言うのは前に聞いたから知ってる。その上で黙ってたのは、もちろん風音さんと志摩さんのプライバシーに関わる問題だからだ。
でも大事な友達に内緒にしてた事は申し訳なくて眉尻を下げると、円香はいつもと変わらない笑顔で首を振ってくれた。
「陽向くんの性格、ちゃんと分かってるから。それで正解だよ。友達だからって何でも言わなきゃダメって訳じゃないからね」
「ありがとう」
「でもちょっと羨ましい」
そう言っておどけたように肩を竦めた円香の素直な言葉にオレは思わず吹き出した。
どうやら日下部は、午前中だけモデルの仕事をして来たらしい。昼休みの間に登校して、自分の周りに集まった女子たちに愛想を振り撒いたあと来なくていいのにこっちに来やがった。
「ひーなーたくーん。おそよう」
「そんな挨拶はない」
「ノリ悪いなー。ただでさえつまらん男やねんから、せめて愛想くらいは良くせんと」
「日下部には必要ないだろ」
「ふーん、案外言うやん」
千里と円香が委員会の仕事に行ってて良かった。五限の準備をしていると、その手が引っ張られ指が絡められる。ギョッとして手を引こうとするけど力じゃ敵わなくて、引き剥がそうと反対の手で日下部の手首を掴んだらそれはあっさり振り払われた。
「ちょ、離せ…っ」
「昨日も思たんやけど、陽向くん手ぇ小さいな」
「オレは至って標準だ! 離せ!」
「男やのにあんま節ばってない言うか…柔こいなー」
日下部の親指が甲を撫でゾワッと肌が総毛立つ。コイツ、わざと変な感じに触ってオレの反応見てるな。遊ぶってか、嫌がらせだろこれ。
力勝負じゃ圧倒的に不利だし、やられたらやり返すとか言う話じゃない。
「気持ち悪いんだけど」
「うわ、ひっど。俺の手握りたい子なんかぎょーさんおるのに」
「じゃあその人の手を握ってやればいいだろ」
「えー? その気にさせてまうやん」
ちなみに、オレはずっと手をパーの形にしてる。あくまで日下部がやってるってのを周りに知らしめるためと、好きでもない男の手なんて握りたくないっていう気持ちからだ。
ってか、いい加減本気で離して欲しい。見ろ、周りを。意味が分からな過ぎて困惑してるだろうが。
「はーなーせー!」
「ほれほれ、もうちょい力入れな指一本も離されへんでー」
「何なんだよ、もう!」
「ええねー。ええ反応しとるよ自分…」
「とう!」
「あだ!」
もう一回空いている方の手で指を一本ずつ外そうとするけど、伸ばしてもすぐに曲げられて一向に外れない。ふざけんなと心の中で叫んでると、軽やかな声と共に日下部の手首に手刀が振り下ろされた。
予想外の攻撃に驚いたのか情けない声を上げてやっと手が離れる。
「油断も隙もないんだから!」
「陽向くん、お客様よ」
「え?」
腰に手を当ててぷんすかしているのは円香で、オレの代わりに目の前の変態に一撃食らわせてくれたらしい。千里も一緒に戻って来たみたいだけど、日下部を無視してオレににこっと微笑んで出入口を指差した。
打たれた手首を摩っている日下部の脇から覗くと、そこには冷たい目をした真那がいて日下部を睨み付けてる。みんなが真那に気付いて一瞬色めき立つけど、見るからに怒ってる様子に少しずつ距離が出来ていた。
オレは立ち上がり慌てて駆け寄る。オレを見る真那はいつも通り優しく笑う真那だ。
「真那、仕事は?」
「ヒナが心配で、午後だけ学校来れるようにして貰った」
「ライブ前で忙しいんじゃないのか?」
「みんな、ヒナに何かあったら俺が使い物にならないって分かってるから」
それはそれでどうなんだ。
オレの肩を抱いて教室を出ようとする真那に予鈴が鳴ると告げるより前に、日下部の嫌味ったらしい声が聞こえてきた。
「せんぱーい、陽向くんの手ってちっこくて柔くて、可愛ええですねー」
「……」
一ミリも思ってないくせに、真那を煽る為にわざと言ってるな、アイツ。
ムッとするオレと違い吐息で笑った真那は、日下部に握られていた手をおもむろに持ち上げると見せ付けるように指先に口付けた。
「ヒナの可愛いところが手だけだと思ってる? 俺のヒナは頭の天辺から足のつま先まであますところなく可愛いんだよ」
「…は…?」
「それからもう一つ。二度とヒナに触るな」
「…!」
オレが見てきた限り、ここまで怒ってる真那を見るのは初めてかもしれない。日下部も押し黙ったし、教室内も静まり返ってる。でも千里と円香だけは目をキラキラさせててさすがだなと思った。
「行こうか、ヒナ。消毒しないと」
「消毒?」
「ヒナの手に汚いものがたくさんついてるから」
つまり日下部の手は汚いと。
にっこりと笑った真那は一瞬だけ怖い顔をして日下部を一瞥すると、オレを抱き上げて歩き出す。驚きと恥ずかしさで降ろせと手を突っ張るオレの宥め方なんて知り尽くしてる真那は、周りの視線なんて一つも気にする事なく屋上に続く階段に足を掛けた。
「ごっつーおっかなかってんけど……え、真那って陽向くんが関わるとあんななんの?」
「当たり前でしょう? 三枝先輩は陽向くんが一番大切なんだから」
「いや、それにしたってキレすぎちゃう?」
「それだけの事をしたんだよ、日下部くんは」
「そ、そうなんか…」
シーンとした教室の中で顔を引き攣らせた日下部と、のほほとした千里と円香のそんな会話がされていた事など露知らず。
ちなみにこの騒動を見ていた人たちの間で『三枝真那は怒らすな』という暗黙のルールが出来たとか出来ていないとか…真相は闇の中だ。
〈おまけ〉
「ちょ、真那…っ」
「んー?」
「…っ…き、汚いって…」
屋上前の踊り場に連れて来られたオレは、真那の膝の上で日下部に握られていた方の手指を舐められていた。
ゾワゾワするし擽ったいし、真那が指に舌を這わせてるのを見ると嫌でもそういうシーンを思い出してお腹の下が疼いてしまう。
「だから消毒してるんだよ」
「…ん…っ」
消毒ってこういう事? っていうか、日下部が触った云々よりも衛生面の方が問題なのに、やめて欲しくないって思ってしまう。はしたないな、オレ。
真那の目がオレをじっと見て、指を一本一本丁寧に舐めたり咥えたりする姿に胸がドキドキする。
「…ぁ…ま、真那…もういい、いいから…っ」
「まだ駄目」
「ほ、ほんとにもう、綺麗になったって…」
「……ヒナ、勃ってる」
「…!?」
ば、バレた! だからもういいって言ったのに!
慌てて腰を引いたけど、それより早く真那の手が回ってきてズボン越しにお互いのものが擦り合わされた。
ってか、真那のも反応して、る?
「ホントにヒナは敏感だね」
「真那だって…」
「ヒナが可愛すぎて。…どうしようか? ゴムないけど、出さないとしんどいよね」
「え、や、無心でいれば落ち着くかと…あ…っ」
下手したら制服汚れるしあと五分で本鈴が鳴る。でも真那は離してくれる気はないのかオレのを人差し指で撫で上げてきた。
「ホント? こんなになってるのに?」
「…っ、真那が、触るからだろ…っ」
「ん。だから俺が責任持って気持ち良くしてあげるから」
「いや、ホントに……っ」
「声聞きたいけど、なるべく我慢してね」
「あ…っ、ま、待った…ん…っ」
こうしてオレは真那の手によってあれよあれよという間に追い上げられ、学校内にも関わらず達してしまったのだった。
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