119 / 270
117話 - かけっこ
しおりを挟む
あれから少し経つと寝ていた子供たちはみんな起き出してきた。
少し体調もマシになったようで、腹痛などもしなくなったとのこと。
でも栄養失調や脱水症状がひどくてまだ体は重そうだった。
まともな食事も与えられずずっとつかまってて解放された瞬間食中毒だもん。
ほんと危なかった。地球なら入院してたと思う。
持っていた食料の中から消化に優しそうな野菜や果物を選んでもらって強引に渡してきた。
孤児院のお母さんは少し申し訳なさそうだった。
でも子供達の容態を話して受け取って欲しいと言うと受け取ってくれた。
今後うちの作業を手伝う提案をしたところ、冒険者ギルドでも子供が受けられる簡単な作業などは少ないそうでそれなら是非お願いしたいとのことだった。
送り迎えはお母さんがしてくれるそうだ。
なんならお母さんも一緒に手伝わせて欲しいとのこと。
ちょっとしたお小遣い稼ぎだと思って気軽にいつでも手伝ってくださいって伝えた。
「今更ですが……私はマリアと申します。今後子供共々よろしくお願いいたします」
おお!聖母!
でも明るめの茶髪のロングヘアーで優しそうな顔のホワっとしたママさんって感じ。
年は30代半ばくらいかな?
すごく疑っていたのは子供がとても大切だったからなんだろうね。
で、この人は人間なの。びっくりだよね。
ケモミミないなぁって思ってた。
冒険者ですれ違ったことはあるけど知り合いになったのは初めてかも。
どうやら教会が孤児院を立てるときに人間国の孤児院から来たらしいんだ。
人間の国の方が孤児院はさらにごたごたしているみたい。
それが嫌になって自分から志願してきたみたいなんだけどね……はぁ。
ただ特に上層部の細かい事情を知っているわけではないらしい。
家でくつろいでくれたらいいけどなぁ……。
家事全般が得意なそうなので家に来たときは溜まった家事をお任せしようって話になった。
自炊したいしまとめてお肉こねてもらうとか……
料理作って置いてもらうとかするとすごい助かる。
結構バタバタしちゃうからね。
これだけのお子さんのママしてるんだもんね。
ベテランさんだろう。
料理教えて欲しいなぁ。
クラムと話せたらなぁ。
料理とか家事って全般的に1番クラムがうまいんだよなぁ……
子供たちには僕達の魔法ではどうにもならない単純作業……
収穫作業とか、ポーションの詰め替えとかそういうことをお願いしようかな。
報酬は食料の方がありがたいとのこと。
でも報酬より体調を崩した子供達がいたら見てあげてくれると助かるとのことだった。
その辺はもう任せよう。
僕にはこの世界の常識はちょっとわからないから。
あまりに少なすぎたらこちらで少し余計なお節介するし。
野菜収穫したら勝手に持って帰っていいとも伝えておいた。
家広いから勝手にキッチン使って食べて帰ってもいいしね。
クラマも喜ぶでしょう。
ココちゃんもうちに遊びにくるって。
ココちゃんは孤児院にすぐ馴染んでいたみたいでみんなとあそこで暮らしていくそうだ。
「クラマ!またあそぼーね!」
「……うん……また」
そんな話をして孤児院からお暇させてもらった。
家の場所を伝えたので用があればギルドでエステルかクラマの名前を出してもらうか家に手紙でも入れておいてくださいって伝えた。
この子たちに家のこと手伝ってもらうってことも一応王様に言っておこうかな。
なんかうまくやってくれそうでしょ。
B級なので指名依頼も受けられるから緊急時は安値で出してって言うととても驚かれた。
クラマとエステルB級には見えないよなぁ~
『あ!やっば……冒険者カード受け取りに行ってねぇ……』
「……また……怒られます……グス」
「……後日……っていってたよ」
『そうじゃん!明日って言われてない!大丈夫なはず!』
「そうですかねぇ……」
そして野菜でまた1つ思い出した。
王都に来るまでに通った農村で育ってる野菜……
やること多すぎて色々忘れるんだって!!!
カードは……ダンジョン行く前でもいいかな……
後日!だもんね……いいよね……
こういうことあった時に全部エステル任せになるのが凄い申し訳ない……
とりあえずそろそろダンジョンに行く準備していきたいよね?
その前に野菜は引き取りに行きたいからそっち優先だな。
腐るもん野菜は。
『今夕方くらいだけど、全力疾走して前の農村の野菜買い取ってこよっかな?本格的にダンジョン入る前に野菜引き取りに行っといた方がよくない?腐っちゃうし。北門すぐそこだし今空いてそうだ。エステルは付き合ってもらわないと仕方ないけどいい?クラマはどうする?宿戻ってる?』
「行きたいです!人混みで疲れました……体動かしたいです」
『クラムもいく~!ずっとじっとしててつかれた~』
あ、クラムも起きたんだ。
今日ほぼほぼ寝てたなクラム……まぁ昨日武器作ってたしね。
僕とクラムは睡眠取っても取らなくてもいい体してるからちょっと難しいんだよな……
クラムには好きにすればいいよっていっている。
人間とは少し違うからね。
まぁ結果クラムは人間より睡眠取ってるんだが……
「……ぼくも……外でたい……街疲れる……」
皆行くんだ。でもわかる。
走れるのに走れないしずっと人に飲まれてる感じ。
ちょっと体動かしたいよな。
戦闘とか緊張とはちがうダルさがあるわ……
早くいろいろ揃えてダンジョン行って家で寝てって生活がしたいねぇ。
まぁ一気に色々そろえる必要もないんだけどね。
生活拠点くらいせっかく買った家に移して最低限揃えてダンジョン行きたいよね。
『んじゃ、皆で行こっか』
・
・
・
負けた……嘘だろ……
僕とエステルがステータス的の敏捷的には1、2なのに……
王都を出て走り出したら何故か競争になった。
クラムが競争しよーって言ったからなんだが……
順位は
1:クラム 2:クラマ 3:エステル 4:僕
「はぁはぁ……ねぇね……ずるい………」
『えへへ~』
「負けてしまいましたねぇ~ふふ♪」
『ガチすぎるだろ!』
まずクラムがいつもの飛行でのんびり空飛び出した。
するとそれに心を燃やしたクラマがシールド空中に張って跳ねだしたの。
いつの間にか無属性覚えてたんだね。
じゃあクラマが空歩ってスキル覚えた。
シールド張らなくても空中で跳ねられるみたい。
もともと天狐って種族だから空に適応能力あるのかもしれないね。
そしたらエステルまで風精霊に頼んで空飛びだした。
風精霊早いんだよ。魔力の化身だもん。
単純な魔力の扱い方なら僕らよりうまい……
精霊さんに頼んで飛行するとかファンタジーすぎるでしょ……
いっつもふわふわしてるくらいだったのにあんなスピードでるんだなぁ……
で、エステルがトップに躍り出た。
それみたクラマも負けずと跳ねる跳ねる。
空中で空歩使いながら跳ねた瞬間に縮地打ち出したのよね。
格ゲー?フレーム単位でキャンセル技とかつかってんのかな。
すんげ―動きしてたよ……空を立体的に跳ね回ってた。
それしてたら空歩まだLv3だったのに天駆ってスキル覚えたの。
わかるよ。全然空歩ではなかったもん。
歩いてないじゃん。見えてた姿ほぼ残像だったよ。
僕が水覚えた瞬間氷覚えたようなもんでしょ?
上位互換とか無視してやっちゃった系のやつでしょ?
でクラマがさらに加速して意地でエステルに追いつこうとした瞬間……
後ろにいたクラムが風魔法圧縮してぶっ飛んだ。ミサイルか。
で、街の近くのゴールに決めていた木の近くにクラムがぶっ刺さって一位。
最後までエステルとクラマは争ってた。
縮地って一瞬のスピードめちゃくちゃ速いからさ。
ゴール前にいいタイミングで縮地が決まって僅差で2位。
その後エステルが3位でゴール。
タイミング外してたらエステルだったかな?
ここは差はほぼ無かったね。
……え?僕?
だから僕高所恐怖症なんだって。
争ってすらないよ。無理だよ。
結構放されて望遠でみてたよ。
『クラム……ちょっとこっち来なさい?』
『なに~?』
『1位おめでとう』
『えへへ~ありがと~』
『じゃあここなおそっか』
ゴール地点の木が衝撃でぶっ飛んで10メートルくらいのクレーターができた。
街の人に音聞こえてないかね……すっげぇ音したけど……
身を挺したメテオストライクやめてもらっていい?
でも魔法とかスキルってアレンジの仕方なんだなぁっておもった。
クラム敏捷型じゃないからね……。
クラマはまだダントツでステータス低いし。
まさか敏捷1、2が負けるとは……
強さってステータスじゃないね。
ステータスはあくまで指標だ。
地面直すの手伝ってあげよっと。
たまにはこういう平和な勝負もいいな。
はぁ……また特訓しよ。
-----
その後は自然が生い茂ったあの農村を見てびっくりした。
あれからまだあまり時間は立ってないけど村人がご飯沢山食べれててよかった。
みんな明るい顔をしていた。
エステルに頼んで持っていたお肉と野菜をたくさん交換した。
まだあまり時間が経っていないこともあって物流には少し時間がかかるんだそうだ。
お金より肉の方がありがたいとのことだった。
やっぱりお肉屋さん認識されてた。
で、また買い取りに来るからっていって帰り際クラムに少しだけ豊穣使ってもらったんだけど……
『ちょっとまってクラム!ストップ!!』
『あれ~?ちからこめてないのになぁ……』
「神の……奇跡じゃ……」
一瞬で収穫したはずの畑に野菜がまた出来てしまった……
あれだ……デメテル様の加護が小から完全体になったからだ……
もう肉は腐ってしまうからってことで銀貨70枚分程色んな野菜や果物を買っておいた。
しばらく行商はこないから村人さんの分を残して全部買っていっていいそうだ。
70万円分の野菜ってすごいでしょ。
買い取らないと絶対腐るもん。
しばらくもう困らないな。
まぁ個人的にこの山ブドウみたいな果実が嬉しい。
地球のブドウをもっと濃縮したような味。
めっちゃおいしいよ。
これ豊穣も関係してるのかな……?
味が変わるのか吟味したいね。
これでワインつくってみたいなー。
しばらく豊穣パワー残ってそうだからもう豊穣かけるのはやめておいた……
で、今度は普通に帰って宿でお風呂入って寝た。
さて、明日からダンジョンへ行く準備だ。
少し体調もマシになったようで、腹痛などもしなくなったとのこと。
でも栄養失調や脱水症状がひどくてまだ体は重そうだった。
まともな食事も与えられずずっとつかまってて解放された瞬間食中毒だもん。
ほんと危なかった。地球なら入院してたと思う。
持っていた食料の中から消化に優しそうな野菜や果物を選んでもらって強引に渡してきた。
孤児院のお母さんは少し申し訳なさそうだった。
でも子供達の容態を話して受け取って欲しいと言うと受け取ってくれた。
今後うちの作業を手伝う提案をしたところ、冒険者ギルドでも子供が受けられる簡単な作業などは少ないそうでそれなら是非お願いしたいとのことだった。
送り迎えはお母さんがしてくれるそうだ。
なんならお母さんも一緒に手伝わせて欲しいとのこと。
ちょっとしたお小遣い稼ぎだと思って気軽にいつでも手伝ってくださいって伝えた。
「今更ですが……私はマリアと申します。今後子供共々よろしくお願いいたします」
おお!聖母!
でも明るめの茶髪のロングヘアーで優しそうな顔のホワっとしたママさんって感じ。
年は30代半ばくらいかな?
すごく疑っていたのは子供がとても大切だったからなんだろうね。
で、この人は人間なの。びっくりだよね。
ケモミミないなぁって思ってた。
冒険者ですれ違ったことはあるけど知り合いになったのは初めてかも。
どうやら教会が孤児院を立てるときに人間国の孤児院から来たらしいんだ。
人間の国の方が孤児院はさらにごたごたしているみたい。
それが嫌になって自分から志願してきたみたいなんだけどね……はぁ。
ただ特に上層部の細かい事情を知っているわけではないらしい。
家でくつろいでくれたらいいけどなぁ……。
家事全般が得意なそうなので家に来たときは溜まった家事をお任せしようって話になった。
自炊したいしまとめてお肉こねてもらうとか……
料理作って置いてもらうとかするとすごい助かる。
結構バタバタしちゃうからね。
これだけのお子さんのママしてるんだもんね。
ベテランさんだろう。
料理教えて欲しいなぁ。
クラムと話せたらなぁ。
料理とか家事って全般的に1番クラムがうまいんだよなぁ……
子供たちには僕達の魔法ではどうにもならない単純作業……
収穫作業とか、ポーションの詰め替えとかそういうことをお願いしようかな。
報酬は食料の方がありがたいとのこと。
でも報酬より体調を崩した子供達がいたら見てあげてくれると助かるとのことだった。
その辺はもう任せよう。
僕にはこの世界の常識はちょっとわからないから。
あまりに少なすぎたらこちらで少し余計なお節介するし。
野菜収穫したら勝手に持って帰っていいとも伝えておいた。
家広いから勝手にキッチン使って食べて帰ってもいいしね。
クラマも喜ぶでしょう。
ココちゃんもうちに遊びにくるって。
ココちゃんは孤児院にすぐ馴染んでいたみたいでみんなとあそこで暮らしていくそうだ。
「クラマ!またあそぼーね!」
「……うん……また」
そんな話をして孤児院からお暇させてもらった。
家の場所を伝えたので用があればギルドでエステルかクラマの名前を出してもらうか家に手紙でも入れておいてくださいって伝えた。
この子たちに家のこと手伝ってもらうってことも一応王様に言っておこうかな。
なんかうまくやってくれそうでしょ。
B級なので指名依頼も受けられるから緊急時は安値で出してって言うととても驚かれた。
クラマとエステルB級には見えないよなぁ~
『あ!やっば……冒険者カード受け取りに行ってねぇ……』
「……また……怒られます……グス」
「……後日……っていってたよ」
『そうじゃん!明日って言われてない!大丈夫なはず!』
「そうですかねぇ……」
そして野菜でまた1つ思い出した。
王都に来るまでに通った農村で育ってる野菜……
やること多すぎて色々忘れるんだって!!!
カードは……ダンジョン行く前でもいいかな……
後日!だもんね……いいよね……
こういうことあった時に全部エステル任せになるのが凄い申し訳ない……
とりあえずそろそろダンジョンに行く準備していきたいよね?
その前に野菜は引き取りに行きたいからそっち優先だな。
腐るもん野菜は。
『今夕方くらいだけど、全力疾走して前の農村の野菜買い取ってこよっかな?本格的にダンジョン入る前に野菜引き取りに行っといた方がよくない?腐っちゃうし。北門すぐそこだし今空いてそうだ。エステルは付き合ってもらわないと仕方ないけどいい?クラマはどうする?宿戻ってる?』
「行きたいです!人混みで疲れました……体動かしたいです」
『クラムもいく~!ずっとじっとしててつかれた~』
あ、クラムも起きたんだ。
今日ほぼほぼ寝てたなクラム……まぁ昨日武器作ってたしね。
僕とクラムは睡眠取っても取らなくてもいい体してるからちょっと難しいんだよな……
クラムには好きにすればいいよっていっている。
人間とは少し違うからね。
まぁ結果クラムは人間より睡眠取ってるんだが……
「……ぼくも……外でたい……街疲れる……」
皆行くんだ。でもわかる。
走れるのに走れないしずっと人に飲まれてる感じ。
ちょっと体動かしたいよな。
戦闘とか緊張とはちがうダルさがあるわ……
早くいろいろ揃えてダンジョン行って家で寝てって生活がしたいねぇ。
まぁ一気に色々そろえる必要もないんだけどね。
生活拠点くらいせっかく買った家に移して最低限揃えてダンジョン行きたいよね。
『んじゃ、皆で行こっか』
・
・
・
負けた……嘘だろ……
僕とエステルがステータス的の敏捷的には1、2なのに……
王都を出て走り出したら何故か競争になった。
クラムが競争しよーって言ったからなんだが……
順位は
1:クラム 2:クラマ 3:エステル 4:僕
「はぁはぁ……ねぇね……ずるい………」
『えへへ~』
「負けてしまいましたねぇ~ふふ♪」
『ガチすぎるだろ!』
まずクラムがいつもの飛行でのんびり空飛び出した。
するとそれに心を燃やしたクラマがシールド空中に張って跳ねだしたの。
いつの間にか無属性覚えてたんだね。
じゃあクラマが空歩ってスキル覚えた。
シールド張らなくても空中で跳ねられるみたい。
もともと天狐って種族だから空に適応能力あるのかもしれないね。
そしたらエステルまで風精霊に頼んで空飛びだした。
風精霊早いんだよ。魔力の化身だもん。
単純な魔力の扱い方なら僕らよりうまい……
精霊さんに頼んで飛行するとかファンタジーすぎるでしょ……
いっつもふわふわしてるくらいだったのにあんなスピードでるんだなぁ……
で、エステルがトップに躍り出た。
それみたクラマも負けずと跳ねる跳ねる。
空中で空歩使いながら跳ねた瞬間に縮地打ち出したのよね。
格ゲー?フレーム単位でキャンセル技とかつかってんのかな。
すんげ―動きしてたよ……空を立体的に跳ね回ってた。
それしてたら空歩まだLv3だったのに天駆ってスキル覚えたの。
わかるよ。全然空歩ではなかったもん。
歩いてないじゃん。見えてた姿ほぼ残像だったよ。
僕が水覚えた瞬間氷覚えたようなもんでしょ?
上位互換とか無視してやっちゃった系のやつでしょ?
でクラマがさらに加速して意地でエステルに追いつこうとした瞬間……
後ろにいたクラムが風魔法圧縮してぶっ飛んだ。ミサイルか。
で、街の近くのゴールに決めていた木の近くにクラムがぶっ刺さって一位。
最後までエステルとクラマは争ってた。
縮地って一瞬のスピードめちゃくちゃ速いからさ。
ゴール前にいいタイミングで縮地が決まって僅差で2位。
その後エステルが3位でゴール。
タイミング外してたらエステルだったかな?
ここは差はほぼ無かったね。
……え?僕?
だから僕高所恐怖症なんだって。
争ってすらないよ。無理だよ。
結構放されて望遠でみてたよ。
『クラム……ちょっとこっち来なさい?』
『なに~?』
『1位おめでとう』
『えへへ~ありがと~』
『じゃあここなおそっか』
ゴール地点の木が衝撃でぶっ飛んで10メートルくらいのクレーターができた。
街の人に音聞こえてないかね……すっげぇ音したけど……
身を挺したメテオストライクやめてもらっていい?
でも魔法とかスキルってアレンジの仕方なんだなぁっておもった。
クラム敏捷型じゃないからね……。
クラマはまだダントツでステータス低いし。
まさか敏捷1、2が負けるとは……
強さってステータスじゃないね。
ステータスはあくまで指標だ。
地面直すの手伝ってあげよっと。
たまにはこういう平和な勝負もいいな。
はぁ……また特訓しよ。
-----
その後は自然が生い茂ったあの農村を見てびっくりした。
あれからまだあまり時間は立ってないけど村人がご飯沢山食べれててよかった。
みんな明るい顔をしていた。
エステルに頼んで持っていたお肉と野菜をたくさん交換した。
まだあまり時間が経っていないこともあって物流には少し時間がかかるんだそうだ。
お金より肉の方がありがたいとのことだった。
やっぱりお肉屋さん認識されてた。
で、また買い取りに来るからっていって帰り際クラムに少しだけ豊穣使ってもらったんだけど……
『ちょっとまってクラム!ストップ!!』
『あれ~?ちからこめてないのになぁ……』
「神の……奇跡じゃ……」
一瞬で収穫したはずの畑に野菜がまた出来てしまった……
あれだ……デメテル様の加護が小から完全体になったからだ……
もう肉は腐ってしまうからってことで銀貨70枚分程色んな野菜や果物を買っておいた。
しばらく行商はこないから村人さんの分を残して全部買っていっていいそうだ。
70万円分の野菜ってすごいでしょ。
買い取らないと絶対腐るもん。
しばらくもう困らないな。
まぁ個人的にこの山ブドウみたいな果実が嬉しい。
地球のブドウをもっと濃縮したような味。
めっちゃおいしいよ。
これ豊穣も関係してるのかな……?
味が変わるのか吟味したいね。
これでワインつくってみたいなー。
しばらく豊穣パワー残ってそうだからもう豊穣かけるのはやめておいた……
で、今度は普通に帰って宿でお風呂入って寝た。
さて、明日からダンジョンへ行く準備だ。
76
あなたにおすすめの小説
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~
月神世一
ファンタジー
紹介文
「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」
そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。
失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。
「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」
手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。
電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。
さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!?
森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、
罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、
競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。
これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。
……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる