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118話 - ダンジョン準備1日目。おいしい主食をください。
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さってと、二日程ゆっくりしたし……
したかな……
したと思う……
したと思えばした?
プラシーボ効果の話してる?
深く考えるのはやめよう。
とりあえず今日からダンジョンに行く準備しだそうかな。
数日は買い物に使うと思うから買い物しながらゆっくりすればいいでしょ!
~準備1日目~
朝起きて最後のお風呂を楽しんだ。
ひっそり早起きして1人でのんびり浸かってたら起きてきたエステルが怒った。
なんでだ。
そのあと少しゆっくりして朝食をもらってから家を購入したといって宿をキャンセルしてから出掛けた。
申し訳ないので1日残った料金はそのまま引き取ってもらった。
なんか僕らいつも宿最後まで泊まりきる事ないよね。
向いてないのかな宿暮らし……
まず購入した家に移って家の間取りを見渡してから何が必要なのかを皆で考えた。
『さて!今日から準備だ!まずこの家に何から揃える!?』
「……?」
『ごはん~?』
『まぁ……強いて言えばベッドですかね……なくても中にテント張れそうですが』
『……』
考えることはなかった。
わざわざ帰ってこなくて良かった。
僕らにとって家とは!
別にあっても無くてもどちらでもいいものだった。
家とは、形ではない。
家族と共にさえあればそこがいつでもどこでもマイホームなのである!
ー 完 ー
まぁ今日は食料品系。
帰って10分で家から出た。
気を取り直そう!
最強の引きこもりを目指すからには食品系がメイン!
完全究極引きこもり生活を始める為にダンジョンの準備もしながら市場のリサーチもしていこうと思う。
しかもここは王都!!色々揃っているはずだ!
でも何がどこにあるかわからないから適当にぶらぶらしてたらペパロン専門店を見つけた。
躓きまくるな……おかしい。
王都は調味料が凄く充実している様子。
しかもここは試食をさせてもらえるらしい。最高じゃん!
スライムも一緒の食事をしているってエステルが伝えてくれた。
店のご主人が僕らにも気兼ねなく分けてくれた。
ここには通おうと思う。
『これからい~!いらない~!』
レッドペパロンを舐めたクラムが渋い顔をしていた。
嫌いだからね刺激物……
『いるよ!なくなっちゃったの!パパ好きだもん!2人は!?』
「……ふつう」
「私は……程々なら好きですかね?」
グリーンペパロンも見つけた。これは何だろ?
「ピリピリしますねこれ……面白いです」
「……嫌いじゃない」
『やだ~!これもいらない~!!』
『山椒じゃん!超好物!次イエローは!?』
ずっとペパロン店でクラムとバトルしていた。
割とこの子と味覚の好みは反対かもしれない……
まぁそれぞれでいいんだけどね?
押し付けたいタイプではない!好きなもん食べればよい!
ちなみにイエローはクラムも食べれた。
タンドリーチキンに使われてそうなエスニックな調味料の味がした。
これだけでカレーの味!って訳ではなかったね。
胡椒、ブラックペパロンは本当に高い。
王都では小さな陶器……唐がらしが入っているくらいのサイズね?
それが銀貨50枚した……やば……。
でもまぁたくさん持っているからいらないんだけどね。
ご主人によればペパロンっていうこの植物って育った環境や魔力量で色と味が変わるらしい。
魔の森だと大量にあったんだけど黒色になるのはかなり珍しいんだって。
それでこの値段になると。希少価値が高いんだな。
豊穣で栽培できそうか……?
とりあえず黒除いて全部買ってみることにした。
全部はさすがに調味料オンリーで舐めれないからね。
味わかんなくなっちゃう。
ペパロン専門店を出てしばらくぶらつくと今度は甘味がまとめてあるお店があった。
お菓子屋さんみたいなところ。
甘味系も結構高いのよ。
果物は別ね?砂糖菓子系。
飴の様な甘い砂糖を固めたお菓子があるんだけどそれが1粒で銅貨5枚。
500円くらいって言えば伝わるだろうか?
飴玉だよ?1粒500円は結構だよね。
胡椒と比較すると全然だけどそれでもかなり高いよ。
平民は甘味なんか食べられない!
というほどではないけどしっかり高い感じ。
だから平民の人はあまり食べないんだって。
お祝い事とか誰かをもてなす時くらいに購入するイメージらしい。
この辺りの気候では砂糖がとれる植物が育たないそうだ。
多湿地域じゃないと厳しいらしい。
綺麗な花が咲く植物なんだって。
獣人大陸は乾燥地帯だからなぁ。
だから全部輸入で賄われているみたい。
輸入は出来るけど人件費がかかるからってことらしいよ。
高いものにはちゃんと理由があるよね。
砂糖系の植物もどこかで探して育てた方がいいかもなぁ。
これはその植物を見つけられれば豊穣で育つのかな……
環境問題も豊穣はぶっ飛ばせるのだろうか……
そういえばケーキとか生菓子系のお店を見たことがない。
これも砂糖が高すぎるから?
そもそも生クリームとかあるの?
チーズはエステルにもらったけど……
まぁあれは別に簡単に作れるからね。
美味しい乳が手に入ればいいだけ。
『エステル~魔物や動物のお乳を泡立てたものって集落にあった?』
『あ、ありましたよ!クロムさんも食べたチーズの魔物のものです。でも菓子類ではなかったですね。集落で砂糖なんて食べられませんでしたから……』
ふーむ。
ホイップ自体はあると。
でもそれも見かけない。王都なのに。
でも乳が利用されてそうな加工食品はここにも売ってるよ?
ビスケットとかクッキーって多分その辺使ってるでしょ。
それっぽい焼き菓子ある……。
だがしかし……
卵もない。卵も使ってるでしょこれ……
専用ルートから買ってるのかなぁ。
一般購入厳しいんだろうか……。
卵と牛乳欲しい……作れるもの一気に増えるのに……
って考えたらやっぱ絶対保存の問題でしょ!!
『パパかっていい~?』
『ダメって言わないよ?パパもペパロンたくさん買ったし。でも歯……はなかったな。スライムだった。いや、クラムは精霊か……』
「私も少しだけ……」
『エステルは遠慮しなくていいからもっと好きに買って?クラマは?』
「………あんまり。食べられるけど」
『じゃあ一応ちょっとだけ買っておこうか。パパはいいかな』
クラムとエステルは銀貨5枚分ほど。クラマは銀貨2枚分くらい購入した。
あんまり頻繁にこないしダンジョンとかでちまちま食べるかもしれないからね。
クラマはそんなに甘いの好きでもないみたい。
食べるけど欲しいって程でもない。
僕とおなじくらいかも。
僕も食べられるけど欲しくはならないって感じ。
『クラマって何が好きなの?』
『……肉と魚?』
ワイルドだなぁ。味にはあまり好みがないみたい。
調味料とかより新鮮なたんぱく質が好きって感じっぽかった。
口数少な目だからちゃんと聞いてあげないとね。
どうしても気になってお店出るときに店員さんに乳製品類とか卵類はどうしてるのか聞いたんだけどそもそもここで作ってるんではないって。ずーん。
でも専用ルートから仕入れているはずって話だった。
卵と牛乳……牛は居るのか知らないけれど……
その辺りを安定して手に入れる為にはハイエルフの集落みたいに育てないとダメかもしれないなぁ…
庭広いし……何か飼ってみようかな?
そのお菓子屋さんに教えてもらったお店で小麦粉の様な粉をゲットした!
これは嬉しい!主食ゲットだ!!
安かったから大量に購入した。
パンもずっとだと飽きてくるし肉食みたいになってるんだよね今。
この世界のパン最初美味しかったんだけどずっと食べ続ける程ではないんだよね……。
主食には僕はならなそう……。
クラムもクラマもパン嫌いだし。
ちなみにお米あるんだって。このお店の人から聞いたの。
ロイスって植物らしい。
覚えるのめんどくさいから米でいい!
まぁ麦系あるし米も発見されてるよね。
ただ……美味しくはないって。
多分食べられないことはない。
でもぱさぱさで美味しくないから人の食べ物として販売されてない。
魔物の餌として利用されているそう……
エステルも食べたことないって。
クラマのじぃじ忍者の里出身っぽい!刀あるし!
と思ったらじぃじの主食も普通にパンだった。OMG。
この国で米が主食ではないんではなくて
この世界では美味しいお米になるほど品種改良されたりしていないって感じだ多分。
主食にするには品種改良が必須……
それきつくね!?やり方わからんって!
この国に無い方がまだマシだった気がするぞ!?
手当たりしだい米類とか近い植物買ってみてクラムに協力してもらって交配させるくらいしかやりようないかなぁ……
遺伝子組み換えとか無理だよ!?
魔法あってもうんちくにも限度があるって……
米を主食にする道のりは遠い……。
せめておいしい主食が欲しい……
うどんとかなら下手なりにつくれるかなぁ……
と思ってたらパンならエステルがレシピを知っていた。
意外だ……と思ったらハイエルフの集落には天然の酵母があってふわふわのパンを食べられたそう。
ハイエルフはみんな普通にお米炊く感じで作れるんだって。
というより肉も魚も高くて買えたもんじゃなかったからパンとか野菜しか食べられなかったと。
そのかわり人間の街のものよりかなりおいしいらしい。
食べてみたかったなぁ……きのことかと木の実ばっかり食べてたのかと思ってた……
と思ったらなんと!
その酵母を集落から脱出する時の荷物に入れてたって!
エステルの荷物勝手に開けてみたりしないから知らなかった。
エステルナイスすぎるぞ!!
今日はのんびりぶらついて夕方になりだしたから晩御飯を色々屋台で物色して家に帰ることにした。
まだお家なにもないからね。
寝るのはほぼ野宿だからベッドなくても気にならないんだけどね。
まだちらっとしか王都のご飯食べてないから色々ちまちま買ってみる。
でもやっぱり鮮度が関係する食材を使う料理が全体的においしくない……
肉串とかも全体的に匂いがするから香草でごまかしてるんだ。
香草の味はおいしいんだよ。ただ臭みと合わさってなんともいえない味がする。
魚が特にひどい。一応干されたものがあるんだけどね。
匂いがやばくてちょっと受け付けない。
野菜は食べれなくはないんだけどみずみずしさがなくてなんともいえない……。
クラマに至っては今日行った王都の屋台はほぼ全滅だった。
今まではその場で魔物を狩って食べてたけど調味料がなくてもそっちの方がずっとマシらしい。
でも無理して食べようとするの。
ずっとご飯困ってたからね。
これからは無理はしなくていいと言ってアイテムボックスから焼いたお肉や魚を出してあげた。
勝手に出して食べていいからって伝えたらうれしそうだった。
王都の食事かなりきつかったんだなぁ……
家でご飯いろいろ作り置きしとこっと……。
僕好き嫌いあまりなかったのに地球って恵まれていたんだなと思うね。
乳製品の話も卵が仕入れられないのも王都の食事がまずいのも全部保存問題!
氷魔石……必要かも。
思ったより自体は深刻だ……。
都会の食べ物だいたい美味しくない説が浮上している……
結構早急だなこれ……。
これも王様に聞いてみよう。
知り合っててよかったぁ王様。
いっぱい話すこと出来ていくなぁ。
そしてお家について……
うっきうきでアイテムボックスからエステルのかばんを取り出した!
おいしいパン食べたい!
エステルが今から焼いてくれるそうだ!
だがしかし、
酵母は死滅していた……
出した瞬間すごい匂いがした。
そうだ。生物入れられないんだった。
菌が繁殖するなら食物腐っちゃうじゃん……
しばらく凹んだ。どん底だった。
天然酵母ってどうやって作るんだろう?
おいしい主食をください……
したかな……
したと思う……
したと思えばした?
プラシーボ効果の話してる?
深く考えるのはやめよう。
とりあえず今日からダンジョンに行く準備しだそうかな。
数日は買い物に使うと思うから買い物しながらゆっくりすればいいでしょ!
~準備1日目~
朝起きて最後のお風呂を楽しんだ。
ひっそり早起きして1人でのんびり浸かってたら起きてきたエステルが怒った。
なんでだ。
そのあと少しゆっくりして朝食をもらってから家を購入したといって宿をキャンセルしてから出掛けた。
申し訳ないので1日残った料金はそのまま引き取ってもらった。
なんか僕らいつも宿最後まで泊まりきる事ないよね。
向いてないのかな宿暮らし……
まず購入した家に移って家の間取りを見渡してから何が必要なのかを皆で考えた。
『さて!今日から準備だ!まずこの家に何から揃える!?』
「……?」
『ごはん~?』
『まぁ……強いて言えばベッドですかね……なくても中にテント張れそうですが』
『……』
考えることはなかった。
わざわざ帰ってこなくて良かった。
僕らにとって家とは!
別にあっても無くてもどちらでもいいものだった。
家とは、形ではない。
家族と共にさえあればそこがいつでもどこでもマイホームなのである!
ー 完 ー
まぁ今日は食料品系。
帰って10分で家から出た。
気を取り直そう!
最強の引きこもりを目指すからには食品系がメイン!
完全究極引きこもり生活を始める為にダンジョンの準備もしながら市場のリサーチもしていこうと思う。
しかもここは王都!!色々揃っているはずだ!
でも何がどこにあるかわからないから適当にぶらぶらしてたらペパロン専門店を見つけた。
躓きまくるな……おかしい。
王都は調味料が凄く充実している様子。
しかもここは試食をさせてもらえるらしい。最高じゃん!
スライムも一緒の食事をしているってエステルが伝えてくれた。
店のご主人が僕らにも気兼ねなく分けてくれた。
ここには通おうと思う。
『これからい~!いらない~!』
レッドペパロンを舐めたクラムが渋い顔をしていた。
嫌いだからね刺激物……
『いるよ!なくなっちゃったの!パパ好きだもん!2人は!?』
「……ふつう」
「私は……程々なら好きですかね?」
グリーンペパロンも見つけた。これは何だろ?
「ピリピリしますねこれ……面白いです」
「……嫌いじゃない」
『やだ~!これもいらない~!!』
『山椒じゃん!超好物!次イエローは!?』
ずっとペパロン店でクラムとバトルしていた。
割とこの子と味覚の好みは反対かもしれない……
まぁそれぞれでいいんだけどね?
押し付けたいタイプではない!好きなもん食べればよい!
ちなみにイエローはクラムも食べれた。
タンドリーチキンに使われてそうなエスニックな調味料の味がした。
これだけでカレーの味!って訳ではなかったね。
胡椒、ブラックペパロンは本当に高い。
王都では小さな陶器……唐がらしが入っているくらいのサイズね?
それが銀貨50枚した……やば……。
でもまぁたくさん持っているからいらないんだけどね。
ご主人によればペパロンっていうこの植物って育った環境や魔力量で色と味が変わるらしい。
魔の森だと大量にあったんだけど黒色になるのはかなり珍しいんだって。
それでこの値段になると。希少価値が高いんだな。
豊穣で栽培できそうか……?
とりあえず黒除いて全部買ってみることにした。
全部はさすがに調味料オンリーで舐めれないからね。
味わかんなくなっちゃう。
ペパロン専門店を出てしばらくぶらつくと今度は甘味がまとめてあるお店があった。
お菓子屋さんみたいなところ。
甘味系も結構高いのよ。
果物は別ね?砂糖菓子系。
飴の様な甘い砂糖を固めたお菓子があるんだけどそれが1粒で銅貨5枚。
500円くらいって言えば伝わるだろうか?
飴玉だよ?1粒500円は結構だよね。
胡椒と比較すると全然だけどそれでもかなり高いよ。
平民は甘味なんか食べられない!
というほどではないけどしっかり高い感じ。
だから平民の人はあまり食べないんだって。
お祝い事とか誰かをもてなす時くらいに購入するイメージらしい。
この辺りの気候では砂糖がとれる植物が育たないそうだ。
多湿地域じゃないと厳しいらしい。
綺麗な花が咲く植物なんだって。
獣人大陸は乾燥地帯だからなぁ。
だから全部輸入で賄われているみたい。
輸入は出来るけど人件費がかかるからってことらしいよ。
高いものにはちゃんと理由があるよね。
砂糖系の植物もどこかで探して育てた方がいいかもなぁ。
これはその植物を見つけられれば豊穣で育つのかな……
環境問題も豊穣はぶっ飛ばせるのだろうか……
そういえばケーキとか生菓子系のお店を見たことがない。
これも砂糖が高すぎるから?
そもそも生クリームとかあるの?
チーズはエステルにもらったけど……
まぁあれは別に簡単に作れるからね。
美味しい乳が手に入ればいいだけ。
『エステル~魔物や動物のお乳を泡立てたものって集落にあった?』
『あ、ありましたよ!クロムさんも食べたチーズの魔物のものです。でも菓子類ではなかったですね。集落で砂糖なんて食べられませんでしたから……』
ふーむ。
ホイップ自体はあると。
でもそれも見かけない。王都なのに。
でも乳が利用されてそうな加工食品はここにも売ってるよ?
ビスケットとかクッキーって多分その辺使ってるでしょ。
それっぽい焼き菓子ある……。
だがしかし……
卵もない。卵も使ってるでしょこれ……
専用ルートから買ってるのかなぁ。
一般購入厳しいんだろうか……。
卵と牛乳欲しい……作れるもの一気に増えるのに……
って考えたらやっぱ絶対保存の問題でしょ!!
『パパかっていい~?』
『ダメって言わないよ?パパもペパロンたくさん買ったし。でも歯……はなかったな。スライムだった。いや、クラムは精霊か……』
「私も少しだけ……」
『エステルは遠慮しなくていいからもっと好きに買って?クラマは?』
「………あんまり。食べられるけど」
『じゃあ一応ちょっとだけ買っておこうか。パパはいいかな』
クラムとエステルは銀貨5枚分ほど。クラマは銀貨2枚分くらい購入した。
あんまり頻繁にこないしダンジョンとかでちまちま食べるかもしれないからね。
クラマはそんなに甘いの好きでもないみたい。
食べるけど欲しいって程でもない。
僕とおなじくらいかも。
僕も食べられるけど欲しくはならないって感じ。
『クラマって何が好きなの?』
『……肉と魚?』
ワイルドだなぁ。味にはあまり好みがないみたい。
調味料とかより新鮮なたんぱく質が好きって感じっぽかった。
口数少な目だからちゃんと聞いてあげないとね。
どうしても気になってお店出るときに店員さんに乳製品類とか卵類はどうしてるのか聞いたんだけどそもそもここで作ってるんではないって。ずーん。
でも専用ルートから仕入れているはずって話だった。
卵と牛乳……牛は居るのか知らないけれど……
その辺りを安定して手に入れる為にはハイエルフの集落みたいに育てないとダメかもしれないなぁ…
庭広いし……何か飼ってみようかな?
そのお菓子屋さんに教えてもらったお店で小麦粉の様な粉をゲットした!
これは嬉しい!主食ゲットだ!!
安かったから大量に購入した。
パンもずっとだと飽きてくるし肉食みたいになってるんだよね今。
この世界のパン最初美味しかったんだけどずっと食べ続ける程ではないんだよね……。
主食には僕はならなそう……。
クラムもクラマもパン嫌いだし。
ちなみにお米あるんだって。このお店の人から聞いたの。
ロイスって植物らしい。
覚えるのめんどくさいから米でいい!
まぁ麦系あるし米も発見されてるよね。
ただ……美味しくはないって。
多分食べられないことはない。
でもぱさぱさで美味しくないから人の食べ物として販売されてない。
魔物の餌として利用されているそう……
エステルも食べたことないって。
クラマのじぃじ忍者の里出身っぽい!刀あるし!
と思ったらじぃじの主食も普通にパンだった。OMG。
この国で米が主食ではないんではなくて
この世界では美味しいお米になるほど品種改良されたりしていないって感じだ多分。
主食にするには品種改良が必須……
それきつくね!?やり方わからんって!
この国に無い方がまだマシだった気がするぞ!?
手当たりしだい米類とか近い植物買ってみてクラムに協力してもらって交配させるくらいしかやりようないかなぁ……
遺伝子組み換えとか無理だよ!?
魔法あってもうんちくにも限度があるって……
米を主食にする道のりは遠い……。
せめておいしい主食が欲しい……
うどんとかなら下手なりにつくれるかなぁ……
と思ってたらパンならエステルがレシピを知っていた。
意外だ……と思ったらハイエルフの集落には天然の酵母があってふわふわのパンを食べられたそう。
ハイエルフはみんな普通にお米炊く感じで作れるんだって。
というより肉も魚も高くて買えたもんじゃなかったからパンとか野菜しか食べられなかったと。
そのかわり人間の街のものよりかなりおいしいらしい。
食べてみたかったなぁ……きのことかと木の実ばっかり食べてたのかと思ってた……
と思ったらなんと!
その酵母を集落から脱出する時の荷物に入れてたって!
エステルの荷物勝手に開けてみたりしないから知らなかった。
エステルナイスすぎるぞ!!
今日はのんびりぶらついて夕方になりだしたから晩御飯を色々屋台で物色して家に帰ることにした。
まだお家なにもないからね。
寝るのはほぼ野宿だからベッドなくても気にならないんだけどね。
まだちらっとしか王都のご飯食べてないから色々ちまちま買ってみる。
でもやっぱり鮮度が関係する食材を使う料理が全体的においしくない……
肉串とかも全体的に匂いがするから香草でごまかしてるんだ。
香草の味はおいしいんだよ。ただ臭みと合わさってなんともいえない味がする。
魚が特にひどい。一応干されたものがあるんだけどね。
匂いがやばくてちょっと受け付けない。
野菜は食べれなくはないんだけどみずみずしさがなくてなんともいえない……。
クラマに至っては今日行った王都の屋台はほぼ全滅だった。
今まではその場で魔物を狩って食べてたけど調味料がなくてもそっちの方がずっとマシらしい。
でも無理して食べようとするの。
ずっとご飯困ってたからね。
これからは無理はしなくていいと言ってアイテムボックスから焼いたお肉や魚を出してあげた。
勝手に出して食べていいからって伝えたらうれしそうだった。
王都の食事かなりきつかったんだなぁ……
家でご飯いろいろ作り置きしとこっと……。
僕好き嫌いあまりなかったのに地球って恵まれていたんだなと思うね。
乳製品の話も卵が仕入れられないのも王都の食事がまずいのも全部保存問題!
氷魔石……必要かも。
思ったより自体は深刻だ……。
都会の食べ物だいたい美味しくない説が浮上している……
結構早急だなこれ……。
これも王様に聞いてみよう。
知り合っててよかったぁ王様。
いっぱい話すこと出来ていくなぁ。
そしてお家について……
うっきうきでアイテムボックスからエステルのかばんを取り出した!
おいしいパン食べたい!
エステルが今から焼いてくれるそうだ!
だがしかし、
酵母は死滅していた……
出した瞬間すごい匂いがした。
そうだ。生物入れられないんだった。
菌が繁殖するなら食物腐っちゃうじゃん……
しばらく凹んだ。どん底だった。
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おいしい主食をください……
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旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
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【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
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