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139話 - 無属性魔法
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「……ぼく……使える」
『え、そうなの!?スラッシュ!?』
「……うん……みてて」
『あ!毒きをつけなね!』
そういうクラマは木に向かってあるいていった。
「……スラッシュ」(シュパンッ)
クラマの刀から鋭い斬撃が飛び木を切り裂いた。
『クラマすご~い!』「すごいですー!」
『おぉ……そんなのできたんだね』
「……うん」
『それってなんなの?』
「……なに……剣技?」
『剣技ってなんだ!え、それ魔法じゃないの?』
「……剣技ってなに……わからない………こういうもの?」
こういうもの、としてならったってことか…?
え、何その不思議技……。
「……剣術の……ん?……なんだろう」
『それ、スラッシュって言わないとダメなの?』
「……じぃじに……そうきいた」
『ん~不思議技だ……。考えてもしかたないしまぁいいけど……それ言わないでやってみ?たぶん僕の加護あるしできんじゃない?』
「……」(シュッ……スパッ)
『な?』
「ほんとだ……」
え、なんでスラッシュっていったら斬撃でるんだ……?
…そういう資質があるってことだろ?
体内から何が出てんだ……?
ってかこの世界の人詠唱要るんじゃなかったのか……
『ごめん、しんどくなかったら何発か打ってみてくれない?』
「昔は……つかれた……今は平気」(シュッシュッシュッシュッ)
クラマが空のかなたへ斬撃を連発してくれている……
『し~るど~?』
『っぽいけどな?でも固さは別になさそうよ?』
無属性なのかな……
『あ!無属性の魔力か!?』
『そうかも~?すらっしゅ~!』(シュッ……ズパンッ)
クラムが体を伸ばして空を手刀で切り裂いた。
すると先程より大きい斬撃が飛んで先の枝を切り裂いた。
『おぉ……やるなクラム……さすが無属性マスター……』
『クラムちゃんもすごいですねぇ~パチパチ』
「…………?」(シュッ……スパッ)
クラマが首をかしげながら手刀を振った。
すると……クラムより小さいが早い斬撃が枝を切った……
そしてその横でエステルがメモを取っている……
なんの?何かに使おうとしてるだろ……
「……あれ……剣は」
『剣技とは!?剣いらんやん!』
「剣の技って……あれ……」
そもそもクラマがつかってんのも厳密には刀だしな……
不思議技だ……
ただ、僕はその剣技とかいうそれから外れてしまっている気がするけど。
この世界の人はどういうスタンスで技をならってるんだろうか……
内容とか考えないのか……?
ふ~ん……でもそんなんできるなら……
『ショット!』(バンッ)
手を宙に向けって魔力の弾を発射……できた。
『形は別になんでも……あ!これじゃない?無属性の神髄的なやつ!?魔力放出してんのか!』
『お~!クラムもおぼえる~!』
「……ぼくも……できる?」
『できると思うよ?これ全然魔力使ってないし大した操作もしてないもん。シールドより楽。でもさっきのショットよりはバレットみたいに固めて打つ方が強いから……まぁ要所要所かもね?』
あ、またエステルの羽ペンが高速に……
『え、エステルは闘気でやればいいだろうしね……』
「はい!勉強になりますッ!」
なんの……?また僕に分からない技……?
『でも、ふと疑問に持ってよかったなぁ。これが無属性の使い方っぽい。みんなめちゃくちゃ戦略広がるだろうしもう手足のように使えばいいかも?属性魔法使うより簡単。魔力そのまま放出してるって感じだから』
『うん~!』「はい!」「……うん」
盲点だったなぁ……魔法って属性で何かするイメージばっかりあった。
魔力そのまま放出か……。
『あ、そうだ。でもなんでクラマこれ使わなかったの?便利そうなのに……』
「……なんで?」
そういうと座ってみてたクラマがすくっと立ち上がってまた木の方を向いた。
「……スラッシュ」(シュパっ)『縮地……』〔トンッ〕
〔ズパンッ〕
「……いる?」
先に打ったスラッシュを追い込してクラマの抜刀が先に届いてしまった……
『……おぉ……なるほど』『クラマすごい~!』「……」
あ、エステルのペンが……
「………遅い……使えない」
やめてあげてくださあああい!
エステルにダメージがぁぁぁぁ!!
気に入ってたんだ結構……
「あ……え……あの……」
おっとここでクラマが気付いた!
珍しくソワソワしているっ!!
まぁ……
クラマは徹底的に無駄そぎおとして必中必殺ってタイプだからな。
自分で行けば背後にも回れるだろうし。
確かに……今のスラッシュ正直おそい。
もしスピードや威力固定なら使えないのはわかるかも。
「……ママのは……あの……つよい」
『……はい……がんばります……グス』
そうね。凄まじくデカかったしね。
もう斬撃とか関係なかった気がする。
エステルのはあれはあれで強いからなぁ。
使いようだね。
『まぁ僕らが無属性魔法とか闘気術として使うなら使えるんじゃない?あのままだったら正直僕もいらないとは思った。軌道バレバレだし。あいつのスラッシュめちゃくちゃ遅かったもん。威力上げるとかスピード出すとかサイズいじるとかしたいよねぇ。いろいろやってみよう!』
『うん~!』「そうですね!」「……うん」
『じゃあテントで寝よっか!ここ敵来ないみたいだし見張りもいらないね。あ!毒気を付けてね!落ちたらやばいよ!シールドはっとこっかな……』
・
・
・
翌日も散毒しながら階層を走り抜けた。
ほんとに結構時間かかる。
そろそろセーフティーからボス戦まで6時間くらいかかる感じか……
『これ結構とおいな。敵の量もすごいし、セーフティー5階層に1回でしょ?』
「他の冒険者さんは厳しいですねぇ……1階層につき7日くらいかかりそうですかね……」
『うん……2か月くらいの遠征みないとこれ進めないよな多分……まぁただここをそれなりのスピードで駆け抜けられるくらいの実力にならないと来ない方がいい強さってことだろうな』
ダンジョンで世界の魔力とかエネルギー賄ってるって話だもんな?
これくらい広くもなるか。地脈……だっけか。
「60階層どうします?」
『……どうしよ?このままクラム行く?どうせまた戦えばいいし。51~60階層はクラム最強だな』
『いいの~?いいよ~?』
階段を下りていくと……
この階層途中から水中になってる……
『すごいな、この階層完全に水中階層か。ただ水属性のモンスターが出てくるわけでもなかったな』
「そろそろ60階層ですもんね」
「……うん……ここは……きつい」
『そだなぁ……これ強いとかじゃなくてかなり普通の冒険者きっついな……まぁ……クラムは……うん』
『うん~おみずだいじょぶ~』
『でもどうしよっか?エステルとクラマどうやって進もう……。何かしらに水中呼吸とか付与してもいいけどね?』
「そうですね、なにか衣類につけてもらいましょうか」
「……うん……おねがい」
『ん~まってて~?』(ちゃぽッ)
そういうとクラムが1人で水の中に飛び込んだ。
『”あぶそりゅ~と~”』(バッキーーーンッ)
クラムが蒼氷をつかって階層を丸ごと凍らせてしまった……
絶対零度だしな……瞬間冷却だよな……
30秒ほど滞在したクラムが戻ってきた。
一応ちゃんと固めてたんだろう。
『ん~しょん~しょ。ふぅー!ほってこ~?』
「……ぬれない……ねぇね……ありがと」
「助かりますね♪クラムちゃんありがと♪」
『ありがとクラム!じゃ僕やるよ。”白炎”』
まぁ溶けてくるごとに水は蒸発しちゃうしね。
上手く力調節して水被らないようにっと……
絶対零度の氷を少しずつとかして進む。
「うまく炎調節してくれてるので寒くもないですね♪」
『僕これくらいしか取り柄無いしねぇ?』
まんま冷凍庫だな……魚市場かなんかかな……
階段を下まで降りてくると水中に石門があった。
周りと門の奥を熱でとかしてドアをあけるとそこには……
『あれ~?』
「「………」」
ボス部屋中央では青く光るこぶし大の魔石が氷漬けになっていた……
そしてもう敵はいなかった。
『ボス誰だったんだろ……』
「「……さぁ」」
なんもやることなかった……
戦闘1回もしてない。
本当にクラム無双だったな……このエリア……
『え、そうなの!?スラッシュ!?』
「……うん……みてて」
『あ!毒きをつけなね!』
そういうクラマは木に向かってあるいていった。
「……スラッシュ」(シュパンッ)
クラマの刀から鋭い斬撃が飛び木を切り裂いた。
『クラマすご~い!』「すごいですー!」
『おぉ……そんなのできたんだね』
「……うん」
『それってなんなの?』
「……なに……剣技?」
『剣技ってなんだ!え、それ魔法じゃないの?』
「……剣技ってなに……わからない………こういうもの?」
こういうもの、としてならったってことか…?
え、何その不思議技……。
「……剣術の……ん?……なんだろう」
『それ、スラッシュって言わないとダメなの?』
「……じぃじに……そうきいた」
『ん~不思議技だ……。考えてもしかたないしまぁいいけど……それ言わないでやってみ?たぶん僕の加護あるしできんじゃない?』
「……」(シュッ……スパッ)
『な?』
「ほんとだ……」
え、なんでスラッシュっていったら斬撃でるんだ……?
…そういう資質があるってことだろ?
体内から何が出てんだ……?
ってかこの世界の人詠唱要るんじゃなかったのか……
『ごめん、しんどくなかったら何発か打ってみてくれない?』
「昔は……つかれた……今は平気」(シュッシュッシュッシュッ)
クラマが空のかなたへ斬撃を連発してくれている……
『し~るど~?』
『っぽいけどな?でも固さは別になさそうよ?』
無属性なのかな……
『あ!無属性の魔力か!?』
『そうかも~?すらっしゅ~!』(シュッ……ズパンッ)
クラムが体を伸ばして空を手刀で切り裂いた。
すると先程より大きい斬撃が飛んで先の枝を切り裂いた。
『おぉ……やるなクラム……さすが無属性マスター……』
『クラムちゃんもすごいですねぇ~パチパチ』
「…………?」(シュッ……スパッ)
クラマが首をかしげながら手刀を振った。
すると……クラムより小さいが早い斬撃が枝を切った……
そしてその横でエステルがメモを取っている……
なんの?何かに使おうとしてるだろ……
「……あれ……剣は」
『剣技とは!?剣いらんやん!』
「剣の技って……あれ……」
そもそもクラマがつかってんのも厳密には刀だしな……
不思議技だ……
ただ、僕はその剣技とかいうそれから外れてしまっている気がするけど。
この世界の人はどういうスタンスで技をならってるんだろうか……
内容とか考えないのか……?
ふ~ん……でもそんなんできるなら……
『ショット!』(バンッ)
手を宙に向けって魔力の弾を発射……できた。
『形は別になんでも……あ!これじゃない?無属性の神髄的なやつ!?魔力放出してんのか!』
『お~!クラムもおぼえる~!』
「……ぼくも……できる?」
『できると思うよ?これ全然魔力使ってないし大した操作もしてないもん。シールドより楽。でもさっきのショットよりはバレットみたいに固めて打つ方が強いから……まぁ要所要所かもね?』
あ、またエステルの羽ペンが高速に……
『え、エステルは闘気でやればいいだろうしね……』
「はい!勉強になりますッ!」
なんの……?また僕に分からない技……?
『でも、ふと疑問に持ってよかったなぁ。これが無属性の使い方っぽい。みんなめちゃくちゃ戦略広がるだろうしもう手足のように使えばいいかも?属性魔法使うより簡単。魔力そのまま放出してるって感じだから』
『うん~!』「はい!」「……うん」
盲点だったなぁ……魔法って属性で何かするイメージばっかりあった。
魔力そのまま放出か……。
『あ、そうだ。でもなんでクラマこれ使わなかったの?便利そうなのに……』
「……なんで?」
そういうと座ってみてたクラマがすくっと立ち上がってまた木の方を向いた。
「……スラッシュ」(シュパっ)『縮地……』〔トンッ〕
〔ズパンッ〕
「……いる?」
先に打ったスラッシュを追い込してクラマの抜刀が先に届いてしまった……
『……おぉ……なるほど』『クラマすごい~!』「……」
あ、エステルのペンが……
「………遅い……使えない」
やめてあげてくださあああい!
エステルにダメージがぁぁぁぁ!!
気に入ってたんだ結構……
「あ……え……あの……」
おっとここでクラマが気付いた!
珍しくソワソワしているっ!!
まぁ……
クラマは徹底的に無駄そぎおとして必中必殺ってタイプだからな。
自分で行けば背後にも回れるだろうし。
確かに……今のスラッシュ正直おそい。
もしスピードや威力固定なら使えないのはわかるかも。
「……ママのは……あの……つよい」
『……はい……がんばります……グス』
そうね。凄まじくデカかったしね。
もう斬撃とか関係なかった気がする。
エステルのはあれはあれで強いからなぁ。
使いようだね。
『まぁ僕らが無属性魔法とか闘気術として使うなら使えるんじゃない?あのままだったら正直僕もいらないとは思った。軌道バレバレだし。あいつのスラッシュめちゃくちゃ遅かったもん。威力上げるとかスピード出すとかサイズいじるとかしたいよねぇ。いろいろやってみよう!』
『うん~!』「そうですね!」「……うん」
『じゃあテントで寝よっか!ここ敵来ないみたいだし見張りもいらないね。あ!毒気を付けてね!落ちたらやばいよ!シールドはっとこっかな……』
・
・
・
翌日も散毒しながら階層を走り抜けた。
ほんとに結構時間かかる。
そろそろセーフティーからボス戦まで6時間くらいかかる感じか……
『これ結構とおいな。敵の量もすごいし、セーフティー5階層に1回でしょ?』
「他の冒険者さんは厳しいですねぇ……1階層につき7日くらいかかりそうですかね……」
『うん……2か月くらいの遠征みないとこれ進めないよな多分……まぁただここをそれなりのスピードで駆け抜けられるくらいの実力にならないと来ない方がいい強さってことだろうな』
ダンジョンで世界の魔力とかエネルギー賄ってるって話だもんな?
これくらい広くもなるか。地脈……だっけか。
「60階層どうします?」
『……どうしよ?このままクラム行く?どうせまた戦えばいいし。51~60階層はクラム最強だな』
『いいの~?いいよ~?』
階段を下りていくと……
この階層途中から水中になってる……
『すごいな、この階層完全に水中階層か。ただ水属性のモンスターが出てくるわけでもなかったな』
「そろそろ60階層ですもんね」
「……うん……ここは……きつい」
『そだなぁ……これ強いとかじゃなくてかなり普通の冒険者きっついな……まぁ……クラムは……うん』
『うん~おみずだいじょぶ~』
『でもどうしよっか?エステルとクラマどうやって進もう……。何かしらに水中呼吸とか付与してもいいけどね?』
「そうですね、なにか衣類につけてもらいましょうか」
「……うん……おねがい」
『ん~まってて~?』(ちゃぽッ)
そういうとクラムが1人で水の中に飛び込んだ。
『”あぶそりゅ~と~”』(バッキーーーンッ)
クラムが蒼氷をつかって階層を丸ごと凍らせてしまった……
絶対零度だしな……瞬間冷却だよな……
30秒ほど滞在したクラムが戻ってきた。
一応ちゃんと固めてたんだろう。
『ん~しょん~しょ。ふぅー!ほってこ~?』
「……ぬれない……ねぇね……ありがと」
「助かりますね♪クラムちゃんありがと♪」
『ありがとクラム!じゃ僕やるよ。”白炎”』
まぁ溶けてくるごとに水は蒸発しちゃうしね。
上手く力調節して水被らないようにっと……
絶対零度の氷を少しずつとかして進む。
「うまく炎調節してくれてるので寒くもないですね♪」
『僕これくらいしか取り柄無いしねぇ?』
まんま冷凍庫だな……魚市場かなんかかな……
階段を下まで降りてくると水中に石門があった。
周りと門の奥を熱でとかしてドアをあけるとそこには……
『あれ~?』
「「………」」
ボス部屋中央では青く光るこぶし大の魔石が氷漬けになっていた……
そしてもう敵はいなかった。
『ボス誰だったんだろ……』
「「……さぁ」」
なんもやることなかった……
戦闘1回もしてない。
本当にクラム無双だったな……このエリア……
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