最強のチート『不死』は理想とはかけ離れていました ~ 人と関わりたくないので史上最強の家族と引きこもりを目指したいと思います

涅夢 - くろむ

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147話 - 取得経験値量の増加が止まった!

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 急に覚えた”庇護”って能力。
 どうやら僕のスキル共有みたいなものらしい。

『ミラージュッ』(ブォンッ)

「……ん、いい感じ」

 蜃気楼イメージでこれはできた!
 幻術のとっかかりになるかな?
 幻を出せるようになったぞ!

「……次は」

 あ、まだ次のコツがあるんだね。
 おけおけ。しっかり教わろう。

「……幻に」

『うんうん』

「……命を」

『いのち……?』

「……おいてくる」

 ……………

 なんて?

『……パパちょっとそれはわかんないかなぁ』

 忍者じゃないからなぁぼく……

「……そうなの?」

『うん……でもイメージはなんとなく?残像に存在のこしてくる……みたいな?』

「……そう」

『練習してみるね!ありがとう』

「……うん……パパならできる」

 でも僕に忍びの能力はないからさ?
 こういうのぱっと出来たりはしない。

 だから蜃気楼はイメージできるからできたんだけど、
 クラマの妖術とか忍術系の類はさすがにわからない。

 少しだけみんなからわからなかったもののイメージが伝わる気がするんだ。
 ただ、どうもならんものはどうもならん。

 ポンッポンッ

『できてみると意外と普通だね?楽しいかも!ジャンプしてるみたい』

「……うん、普通。天駆は……縮地つかえないと無理。応用」

『やっぱそうなんだ。見た感じそんな気がしてた。空で縮地打ってるみたいな感じだもんね?でも僕これで充分。飛ぶの好きって訳じゃないから落ちなければいいの。空は任すって決めた!あ、でも、縮地はおぼえたいかも?』

「……また教える」

『うん!お願い!高速移動の類は欲しかったの!やったぜー!』

 空歩はシールドで跳ねるイメージがあったからできるようになった。
 足を振り下ろすたびに魔力のような空気の層のような物で床が出来ているみたい。

 だからクラマの空歩は割と地面を跳ねているイメージそのままで出来るんだ。
 少し疲れるくらい。
 ポンポン弾むよ?ちょっと楽しい。

『ふわふわは~?できないの~?』

『できないよ……。意味わからんもん』

『ちぇ~』

 ただ、浮遊は出来ない。
 飛べるもんは飛べる!ってイメージしか伝わってこない。
 なんも飛べないよ?

 あと……

『精霊さん~、魔力食べる~?』
(フワ~。くるくる~。ピューッ)

「関心は示してもらえてます。ただ敢えてその魔力を食べようとも思わない。といったところでしょうか?気が向けばって感じですね。精霊さんは元々気まぐれなので。私も水精霊さんは気まぐれで仲良くなってもらえたようなものでしたよ?」

『うん、あってる~!いまいらない~って~』

 協力してもらえるって程でもないみたいだ。
 ただ、僕の存在がある事は伝わった。くらいのものだね。
 精霊魔法も使うのは難しいみたい。

 でもこれとってもありがたい。
 僕元の世界の常識のせいで出来てないことが凄く多いからさ。

『クラムっ!こいっ!シールドッ!』

『いくよ~!ぱ~んちっ!』(バキャッ)

『ダメだった……』

『ん~ん~?まえよりかたいよ~?』

『そうなの?』

『うん~!だっていまパパよりクラムのほうがつよいもん~』

『あ、そういえばそうか』

 シールドも少し硬くなったみたい。
 魔力を固めるっていうイメージが少し上がった気がするんだ。

 これはクラムのイメージだろうね。
 ただ、今僕レベル少ししか上がってなくてクラムはじわじわあがってるからさ?
 僕まだレベル8だもん。

 クラムのレベル上昇時のステータスブーストは無くなったけど僕のブーストが完全に切れるまでレベル上がんないとクラムには追い付けなさそうだ。
 努力値なら同じくらいだろうからね。

 今はフィジカル面だとクラムに歯が立たなくなっちゃった。
 まぁ、元々だけどね。

 最後に……これやっとくか。
 やるべきだろう。
 今しかないはずだ。

『はあああああああああああああああああ』

「……なにしてるの?」

『ちからいれてる~?』

『いや、声出したら謎エネルギーでるかなって』

「出てませんね……。謎エネルギーって闘気のことですよね?」

 さすがに神様の加護パワーももらえたりはしないみたいだ。
 あくまで少しだけ、だ。

 僕に合ってそうなものなら僕の中の常識にないものでもみんなのお手伝いでできるようになるよ、くらいのもの。

 ちょっとだけ……
 僕も闘気使いたかったなぁ……

『僕はみんなの参考にしながら高いところ怖がらないで済む方法考えるよ。でも空歩普通にできるし、これMPも関係なさそうだしさ。下にオートシールド張っててもいいし、充分かも。かなり怖さなくなったよ。もうみんなに任せよって思ったら怖くなくなるって変な感じだね』

「それはそうかもしれないですね、ふふ。1人で背負いすぎなんです!」

『肝に命じておくよ。それにしてもみんなは今どんな感じなの?』

「……ぼくは……時間の問題」

 クラマは動きに慣れるってことが一番の近道だもんなきっと。

『空歩出来るようになってみて思ったんだけど、これずっと跳ねてないとダメだよね?クラマってフロート使えるじゃん?』

「パパの?……うん」

『あれ出しっぱなしにして上に立っとくといいよ。僕と逆でクラマはフロート足場にしてすぐ飛んじゃうじゃん?多分見た感じ空歩のとっかかりにシールドみて無意識にフロート使った感じだから飛ぶのに使う意識が強いんだと思うよ?クラマは高いところ怖いわけじゃないんだし、あれ休憩場所にすれば楽じゃないかな。刀の切込みとのタイミングとかつかみやすくなりそうだよ?』

「……そっか。……やってみる」

 うんうん。
 クラマはフロートを僕みたいに空飛ぶ絨毯みたいにして飛ぶような使い方はしてないんだよね。
 一瞬乗って消しちゃう感じ。それも空歩得てつかってないし。
 ほんと一瞬しかつかわなかったんだよ。

 だから敢えて休憩に使うのもいいよね。

「じゃあ私も聞きたいです!」

『なにを?』

「なにを……と言われると難しいのですが……ちぐはぐな気がするんですよ……」

『んー。エステル器用すぎるんだよ。いや、不器用なのか?ちょっと表現難しいんだけどさ。エステルも僕と一緒で力に振り回されてる気がする。選択肢が多すぎるんだよねきっと。弓も打てるし、剣も使えるし、闘気も覚えちゃったし……』

「そうなんですよ。飛刃使えるようになったので弓使わなくなりましたし……。精霊さんは今各々でサポートしていただいていることが多いです。でもそうなると今度は双剣使えないし……。双剣のお手伝いをしていただく方だけ残せばいいのですが、そうなると結局みんな待機してもらわないと選択肢が……」

 エステル難しいんだよなぁ……
 何でもできるって結構難儀なんだよ。
 ひとつの技術を極めるのとはまた別の難しさがあるよなぁ……

『んー。僕エステル程器用じゃないからアドバイス難しいんだけど……みんな一緒にやったら?』

「みんな一緒に……ですか?」

『うん、闘気術とかがどうなってるのか僕にはわかんないんだけどさ?今それぞれ別々に動かそうとしてるじゃん?だからみんなまとめてやるようなイメージを持てばいいんじゃないかなぁ?ごめんね、ちょっとボヤッとしてるんだけど……。僕剣も使えないし、双剣なんか論外だし精霊魔法も闘気術もつかえないからさ。エステルの戦闘方法って僕が出来ない物のオンパレードなんだよね。なんなら僕が教えて欲しいくらいだよ』

「一緒に……なるほど!いえ、参考になりました!何か教えます?」

『クラマの刀とかエステルの双剣つかってみたいけどなぁ。僕腕もないしステータス魔法よりだしなぁ。近接戦闘も人とはちょっとやり方違うし。また何か教えてもらえる機会があれば2人から色々習おうかなぁ。逆にエステルはクラマの縮地とか習わないの?』

「……ママ……ちょっと苦手」

『はい……実はこの前習ったのですが制御できないんですよねぇ。止まれなかったり行きすぎたり吹っ飛んじゃったり……。クラマ君の技すごくムズかしいんですよ』

 制御がいるような技多いよなクラマのやつ。
 緩急の極みみたいな技の使い方してるもんなぁ……

「……うん……ママはママでいいと思う」

『そうかもなぁ。エステルはエステルのほうがよさそうだ』

「自分なりに頑張ってみます!逆にクラマ君は双剣より1本の方がいいみたいですよ?」

「……狙いにくい。……1本で急所狙う方がいい」

 知らないうちに色々お互いで教え合ってたりするんだな。

『向き不向きあるよね。やりやすいものだけお互いから学べばいいよね』

『クラムは~?』

『クラムはないよ』

『え~?』

『だってクラム僕とずっと一緒にやってるじゃん。習おうとしなくても自然にクラムのものになってるよ』

『そっか~じゃあいいや~』

 ・
 ・
 ・

 それから半月程経った。

 天駆……ザシュッ
「……うん。もう……ここの敵……簡単」

 でぇぇいッ!バゴォオン
「私もですね。体の使い方覚えました!クロムさんは?」

 ピョンピョンッ
「うん。やっぱどっちかというと怖いけど、立ち竦むほどじゃなくなったよ。感知もできるし。分裂はちょっと嫌だけどね」

『じゃあそろそろさきいく~?』

 そうだな。
 体の使い方練習するのに敵倒してレベルも上がってるし。

『エステルとクラマとクラムレベルどれくらいなの?』

「……42」

「私は39です!」

 結構上がったね。
 ワイバーンと元のステータスを比較したら……
 クラマは格下だった。
 エステルは同等くらいだったからなぁ。
 クラマの方がレベルはあがりやすいよね。

 クラマもステータスかなり追いついた!
 よかったよかった。

『クラムは32~』

『僕12だね。圧倒的に低いなぁ?まぁ仕方ないけどね~』

 クラムはなんだかんだ毒沼の経験値あついみたいだ。
 まぁ10階層分魔物リスキルしてるからね。

 リポップどれくらいなんだろ?
 1時間に1回くらいはしてるのかな?

 それにしても経験値入らなすぎだろってくらい。
 レベル100くらいまではたまにでいいから入ってて欲しいなぁ……

 魔石食べてる量はそんな変わんないと思うんだけど結構差がついたな。
 取れてない魔石とドロップアイテムの量すごそう。
 また……ダンジョンに還るんだろうなぁ……

 まぁでももうある程度は補助の壁は突破したからね。
 だからレベル差あるけどクラムとステータス大差はなくなった。
 見た目だけって感じだ。

 で、面白いことに……
 クラムレベル19で経験値取得量の増加がとまったの。

   -----
  ★種族:スライムエレメント(半精霊)
  名前:クラム
  状態:なし
 ・LV32 / 200:経験値 2820 / 2820
   -----

 全ステータスに対して補助が全くかからなくなったからだ。
 これ以上レベル上げに取得経験値量増やす意味がないんだ。
 レベルもう無くしてくれてもと思わなくもないんだが……

 まぁそれは贅沢すぎるか。

 止まってよかったあああ!!
 先が見えたあああ!!

 『やったぞクラムぅぅ!これでレベルMAXが見えたあああ』

 『やった~!!クラムもジュースのんでいい~?』

 『好き放題飲んじゃえ~!今夜はパーティーだッ!!』

 『やきにく~?おにくやく~!』
 
 気付いた夜ワイン飲みまくった!
 酔わないんだけどね。

 すっごい気持ちが楽になった……はぁ……
 無限にレベル200まで必要経験値量増加してたら魔石喰っても100年とかかかるよ……
 よかったああああ


 あとこの時間使ってクラマが鑑定読めるようにした。
 もちろん異世界の文字でね?

 僕とクラムも異世界文字の勉強を一緒にした。
 ステータスに関しては数字覚えるだけだし。
 この世界の数字も10進数だった。

 「文字表書いてみました!これ使ってください!」

 『え、こんだけ?』

 「そうですよ?でもこの世界では識字率は高くないそうです……本が好きな私には不思議です……」

 『文化の問題かなぁ?家に文字表あったら片手間で覚えれるレベルだな』

 『パパにならったひらがなのほうがおおい~!かんたん~』

 「……これなら……多分」

 これならもっと早く覚えたらよかった……
 まぁ識字率が低いのもそういうことだろうな。
 そんな場合じゃないってやつだなきっと。

 この世界の文字は象形文字っぽいのかな?
 でも文字に母音と子音があって2、3文字組み合わせて1つの発音する感じ?

 ローマ字みたいなタイプ。
 それを1文字にしちゃうの。
 だから全然簡単だった。

 31文字しかない。漢字とかない。
 でも、ニャとかニュとかの文字が独立してるの。
 猫の人が作ったのかなこの文字……

 数字合わせて41文字。
 小学生低学年の勉強得意な子なら1週間あれば覚えられるかなってくらい。

 種族毎に文字作ってる種族もあるけどこれが世界の共通語なんだって。 
 勉強しなくてもエステルに書いてもらった文字表見れば全然解読できるよ。

 訓練以外にも充実した2週間だった。
 さて……

『じゃあ、行くか!』

「……うん」『おー!!』

「……あの……クロムさん」

『なに?』

「家……どうするんですか……?」

『……どうしよ』

 なんか……
 立派な家みたいになっちゃってる……
 クラムに好き放題遊んでいいよっていってたからさ……

 この2週間暇なとき毎日コツコツつくってたんだよなぁ……

『クラムさんや……。これ、ダンジョンから出ると崩れるよ?』

『しってるよ~?クラムあそんでただけだもん~』

 クラムにとってはただのお砂場遊びだったのか……
 でも……
 もったいねえええええ!!

『残して行こ……。僕……自ら壊したくないし……』

「……ですね」



 次のクラム城の建設は……
 崩れない場所にお願いします……
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