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223話 - 人化の方法
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≪不労所得って興味ある?≫
なんかビジネスの話始まった!?
≪元々ビジネスの話してるじゃないの≫
いや、まぁそうだけど……
不労所得って興味あるって?
……あるだろ!
不労所得、それは甘美な響き。
働かないでも得られる収入。
そんなのに興味がない人はいないハズなのだ。
地球では不動産を賃貸に出すとか著作権料もらうとか……
そういったことで不労所得を得ている人が多かった。
僕みたいな仕事嫌いのやつにはとても甘いささやきだ。
そう、それを極めればいわゆる勝ち組というやつに……
……怪しい話じゃない?
≪なんで私が君に怪しい話持ちかけるのよ≫
いや、まぁそうなんだけどさ。
『この話と何の関係があるんですか?』
≪君って今後、結構神力稼がないとダメよ?君の為にシステムを作ってそれを保守していくんですから。いちいちそれに時間割かれてたら楽しく人生歩めないじゃない≫
まぁそうだなぁ。
ずっとエネルギー優先で動きたくはないよなぁ……。
でも、これ他の魔法使える星とかでやってるんだよね?
『ちょっと質問なんですけど、これ僕が支払う必要あるんですか?』
他の星は元々やってるところもあるんだよな?
そのシステムの構築って神様の仕事の範囲内じゃないのか?
家族を優遇してくれる為に働くのは全然いいんだけど……。
≪ほう、いい質問ね?≫
だって結局星単位でしょ?
僕が神力を稼ぐ必要がなんであるんだろう……。
純粋に疑問なんだよね。
『あ、嫌とかじゃないんですよ。神様を疑ってる気持ちはないんです』
≪分かってるわよ。適当に話受けちゃう子より好きよ。ちゃんと理由をしらないとね≫
それならよかった……
≪簡単に言えば星単位でエネルギーをちゃんと賄わなければいけないのよ。私達が使ってる神力を私の世界や他の文明から取ってきたりしちゃダメなの。自分達が築き上げた文明のエネルギーを一生知る事のない他の文明に取られたら嫌でしょ≫
……確かに。
この世界のシステム構築はこの世界のエネルギーで賄ってくださいってことだな。
≪そうよ。で、さっきちらっと話をしたけどその世界って今衰退してるの≫
魔法のことかな?
≪いいえ、それ以外も。獣人は国を作って文明を築くことはそっちのけで王の好き放題をしていたわ。エルフは自分の所だけで良い資材などを保有しようとしている。人間が1番魔法に長けているのだけれどもその情報は秘匿する……。こんなの世界が上手く回るわけがないわ。それぞれがそれぞれの利しか求めていないのだもの≫
それはそうだ。
全てのいい部分を自分達で抱え混んじゃってるわけだからね。
凄い悪循環になってるよ。
自分だけが特別であればいいって考えの集団だよ。
今王様がそれで困ってるんだ。
……僕なんでこんな世界に送り込まれたんだろう。
いや、皆と出会えたから結果的に良かったんだけれどね。
最初なんでこの世界が選ばれたんだ……。
≪君の元々の要望はスローライフよね?≫
『そうですね』
≪その世界は衰退している。君視点だと色々困っているようには見えるけれども、魔法を使える世界の中では1番戦争等が少ないのよ。君生まれてきてから戦争の話あまり聞いたことないでしょ?≫
あ、そういえばそうだな。
領土争いはあるとは聞くけれども国を挙げての大規模な戦争とかは聞いたことないかも……
≪君が人に産まれていれば、要するに100年くらいなら1番平和だったのよ。君の人生に関与するところでの争いは少ない。冷戦状態なのよ。君がシステムに介入してそんな体にならなければスローライフするだけなら1番都合がよかったの。ちゃんと考えてやったのよ?悪気があったんじゃないわ≫
あ、なるほど。
それは100%僕のせいっすね。
申し訳ねぇ……
≪私も君とこんなに話せているし、それはもういいの。というより、スローライフ志望の子がハイエルフを救い出したり、獣人国の王との関係を持つなんて想像してないわよ≫
『そこには意義を申し立てたいところですけどね!』
いい人がいっつも困ってるんだもん……
僕が一緒に過ごしたいと思う人って何かしらトラブってんだもん……。
僕は正義のヒーロー活動やってるつもりなんてない!
僕の家族と幸せに生活するために活動しているだけなの!
僕が好んでやって居るわけでは決してない!!
≪それに私だって君の未来が見えているわけじゃないんですからね。神じゃないのよ私は≫
そうなんだ。
なんなら未来見えてるのかと思ってた。
カルマ値って言葉から想像してそういうところまで見えてるのかと思っちゃってたよ。
≪未来が見えていればこんなに苦労はしてないのよ……。それに確実に君を幸せにするような送り出し方するじゃないの≫
そりゃそうだな。
わざわざスキル構成で悩む必要とかないよね。
ってか僕がボタン押すの止めてたはずだ。
≪さっき人からの変化が少ない魔物を教えてくれって言われたでしょ?≫
『あ、そうですね。答えられる範囲を超えているって』
≪そうよ。答えられる範囲を超えているの。わからないわよそんなの。君が何を持って人からの変化が少ないと思うのかなんて私には知りようがないわ。君の感情次第じゃないの≫
……確かに。
ソフィア様に選んでもらっても寄生した後に僕がこうじゃないと思えばこうじゃないんだもん……。
≪私にもわからないことなのに無駄に種族指定なんかして君の人生を決めつけてしまいたくないのよ。秘密にしているわけじゃないわ。君の足でしっかり行動して、目で見て、寄生してみるならしてみて自分自身の力で選びなさいな≫
もう本当にその通りでしかない。
ぐぅの音もでないわ。
どうしても神様だと思って何でも聞きたくなるんだよなぁ。
≪それは気にしなくていいわよ。しばらく話していなかったし、今までしっかり話してあげることも出来なかったんですから。そう思ってしまっても無理ないわ。ただ、恋愛がしたいなら雌雄がある魔物になりなさいとは言ったでしょ?人化しても人として生きられることにはならないわよ、とも言った。今はもう、私にわかることは言われなくてもほぼ答えているつもりよ≫
そうだ。
ちゃんと指定しないで答えくれてたんだよね。
『じゃあ質問を変えて、人化の方法なら教えて貰えたりしますか?ソフィア様の答えに頼り切ることはしないので……』
僕が人化の話をした時にソフィア様はできないって言わなかったんだ。
人化してどうするの?って聞かれた。
だから出来る魔物は居るってことなんだ。
≪それなら全然答えられるわ。人化は半精霊みたいにほぼ魔素で構成された体を持つ生命体にしか不可能よ≫
……やっぱりそうなんだ。
そんな気がしてた。
≪えぇ、君殆ど分かってたでしょ?≫
『ですね。半精霊以上の魔素で構成された魔物を探すしかない、もしくは進化するしかないかなって、思ってました。実際人化するところ見たので』
おばあちゃんが人化したとき一度体を魔素に分解したんだよ。
そもそもそういう体組織じゃないと無理な気はしてたんだ。
そんなこと肉体あり気で出来ないよ。
『あとは強く望むってところですかね?おばあちゃんがそう言ってました』
≪そうね。強く望む、あと体組織を分解して望んだ体を構成できる程の魔力コントロールが出来ることが必要ね。君なら体さえあれば可能だと思うわよ≫
『わかりました。探してみます!』
≪でもこれだけは注意して。精霊体を持っている事と、人と同じ価値観を持っていることは全く関係がない。極論、精霊に人間と同じ価値観はないわよ?恋愛も不可能。だから言うのを控えていたというのもあるの。人化できそうな体を見つけても、それを理由に寄生するのはお勧めしないわ≫
『大丈夫です。方法が知りたかっただけで、さっきの話でちゃんと理解しました。人化できる魔物を重点的に探すつもりもないですよ』
人化に対して望んでいるのは人の世界で生活しやすくなるって事くらいしかないんだよ。
エステル、クラマ、おばあちゃんに迷惑かけてるなってことだけなんだ。
人の気持ちを失わないなら姿は別に重要じゃない。
僕はそもそもスライムの体には満足してる。
これに関してはどうしようもなければ今後も皆にお願いしよう。
エデンに関しては問題なくなってきたしね。
『話の腰を折ってすみません。どうしても気になったので……』
≪気にしないでいいわよ。話を戻していいかしら?≫
・
・
・
『文明単位でエネルギーを回さないとダメって話ですよね?僕に何の関係があるんですか?』
≪その世界のエネルギーだけでは星の構築を進められるほどのエネルギーが回っていなかったって事なの。それはわかった?その世界は衰退の道を歩んでいる。ただ、そこにクロム君がきた≫
……そこで僕?
≪ダンジョンで沢山魔力を回転させたり他の種族を救ったり、氷魔石も作ったでしょ?君が貢献したこの星のエネルギーが莫大になっているってこと。私と通信するくらいなら、ダンジョンで活動するまでにもちょくちょくやって居たでしょ?もう君が転生前に溜めていた神力なんてとっくにないわよ≫
あ、そうか。
経済効果とかも入るって言ってたか。
知らず知らず溜めていたんだなぁ。
別に狙ってやったわけじゃないんだけど。
まぁそれならよかったよ。
≪今、クロムくんが1人で星のエネルギー効率を押し上げているのよ。だから文明が進んだ星のように星のレベルを上げることが可能になった。ただ、君が居なくなってしまったら全てが元に戻ってしまうわね≫
特にエネルギー効率の事なんて考えて生活してなかったけどなぁ。
僕が居なくなったらエネルギーが回らなくなるってことか。
じゃあ、僕のエネルギーで星を守るシステムの構築をしても僕が居なくなると消えちゃうんだ。
≪えぇ。私はその星の文明についてはもう諦めてしまっていたの。ただクロムくんを介してならクロムくんに動いてもらう事で間接的に手出しができるわ。だから、君に組まない?って言ったの≫
……なるほど。
僕が居なくなっても構築した星のシステムを継続する為のエネルギーが無くならないようにってことか。
≪そういうことよ。それも最低限の要望しかしないわ≫
『具体的に何やればいいんですか?』
≪とりあえずダンジョンの管理権限を付与するわ≫
『わ~。興味ね~。もう既にめんどくさそうだ~』
≪でしょうねぇ~≫
僕にダンジョンの管理人やれって事?
そんなこと出来るのかなぁ……
ソフィア様の話なら聞くけどさ……
こんなにお世話になってるのに無視することはしないよ……
ただ、僕ほんっとうに興味ないし絶対やろうとおもわない類だなぁ……。
なんかビジネスの話始まった!?
≪元々ビジネスの話してるじゃないの≫
いや、まぁそうだけど……
不労所得って興味あるって?
……あるだろ!
不労所得、それは甘美な響き。
働かないでも得られる収入。
そんなのに興味がない人はいないハズなのだ。
地球では不動産を賃貸に出すとか著作権料もらうとか……
そういったことで不労所得を得ている人が多かった。
僕みたいな仕事嫌いのやつにはとても甘いささやきだ。
そう、それを極めればいわゆる勝ち組というやつに……
……怪しい話じゃない?
≪なんで私が君に怪しい話持ちかけるのよ≫
いや、まぁそうなんだけどさ。
『この話と何の関係があるんですか?』
≪君って今後、結構神力稼がないとダメよ?君の為にシステムを作ってそれを保守していくんですから。いちいちそれに時間割かれてたら楽しく人生歩めないじゃない≫
まぁそうだなぁ。
ずっとエネルギー優先で動きたくはないよなぁ……。
でも、これ他の魔法使える星とかでやってるんだよね?
『ちょっと質問なんですけど、これ僕が支払う必要あるんですか?』
他の星は元々やってるところもあるんだよな?
そのシステムの構築って神様の仕事の範囲内じゃないのか?
家族を優遇してくれる為に働くのは全然いいんだけど……。
≪ほう、いい質問ね?≫
だって結局星単位でしょ?
僕が神力を稼ぐ必要がなんであるんだろう……。
純粋に疑問なんだよね。
『あ、嫌とかじゃないんですよ。神様を疑ってる気持ちはないんです』
≪分かってるわよ。適当に話受けちゃう子より好きよ。ちゃんと理由をしらないとね≫
それならよかった……
≪簡単に言えば星単位でエネルギーをちゃんと賄わなければいけないのよ。私達が使ってる神力を私の世界や他の文明から取ってきたりしちゃダメなの。自分達が築き上げた文明のエネルギーを一生知る事のない他の文明に取られたら嫌でしょ≫
……確かに。
この世界のシステム構築はこの世界のエネルギーで賄ってくださいってことだな。
≪そうよ。で、さっきちらっと話をしたけどその世界って今衰退してるの≫
魔法のことかな?
≪いいえ、それ以外も。獣人は国を作って文明を築くことはそっちのけで王の好き放題をしていたわ。エルフは自分の所だけで良い資材などを保有しようとしている。人間が1番魔法に長けているのだけれどもその情報は秘匿する……。こんなの世界が上手く回るわけがないわ。それぞれがそれぞれの利しか求めていないのだもの≫
それはそうだ。
全てのいい部分を自分達で抱え混んじゃってるわけだからね。
凄い悪循環になってるよ。
自分だけが特別であればいいって考えの集団だよ。
今王様がそれで困ってるんだ。
……僕なんでこんな世界に送り込まれたんだろう。
いや、皆と出会えたから結果的に良かったんだけれどね。
最初なんでこの世界が選ばれたんだ……。
≪君の元々の要望はスローライフよね?≫
『そうですね』
≪その世界は衰退している。君視点だと色々困っているようには見えるけれども、魔法を使える世界の中では1番戦争等が少ないのよ。君生まれてきてから戦争の話あまり聞いたことないでしょ?≫
あ、そういえばそうだな。
領土争いはあるとは聞くけれども国を挙げての大規模な戦争とかは聞いたことないかも……
≪君が人に産まれていれば、要するに100年くらいなら1番平和だったのよ。君の人生に関与するところでの争いは少ない。冷戦状態なのよ。君がシステムに介入してそんな体にならなければスローライフするだけなら1番都合がよかったの。ちゃんと考えてやったのよ?悪気があったんじゃないわ≫
あ、なるほど。
それは100%僕のせいっすね。
申し訳ねぇ……
≪私も君とこんなに話せているし、それはもういいの。というより、スローライフ志望の子がハイエルフを救い出したり、獣人国の王との関係を持つなんて想像してないわよ≫
『そこには意義を申し立てたいところですけどね!』
いい人がいっつも困ってるんだもん……
僕が一緒に過ごしたいと思う人って何かしらトラブってんだもん……。
僕は正義のヒーロー活動やってるつもりなんてない!
僕の家族と幸せに生活するために活動しているだけなの!
僕が好んでやって居るわけでは決してない!!
≪それに私だって君の未来が見えているわけじゃないんですからね。神じゃないのよ私は≫
そうなんだ。
なんなら未来見えてるのかと思ってた。
カルマ値って言葉から想像してそういうところまで見えてるのかと思っちゃってたよ。
≪未来が見えていればこんなに苦労はしてないのよ……。それに確実に君を幸せにするような送り出し方するじゃないの≫
そりゃそうだな。
わざわざスキル構成で悩む必要とかないよね。
ってか僕がボタン押すの止めてたはずだ。
≪さっき人からの変化が少ない魔物を教えてくれって言われたでしょ?≫
『あ、そうですね。答えられる範囲を超えているって』
≪そうよ。答えられる範囲を超えているの。わからないわよそんなの。君が何を持って人からの変化が少ないと思うのかなんて私には知りようがないわ。君の感情次第じゃないの≫
……確かに。
ソフィア様に選んでもらっても寄生した後に僕がこうじゃないと思えばこうじゃないんだもん……。
≪私にもわからないことなのに無駄に種族指定なんかして君の人生を決めつけてしまいたくないのよ。秘密にしているわけじゃないわ。君の足でしっかり行動して、目で見て、寄生してみるならしてみて自分自身の力で選びなさいな≫
もう本当にその通りでしかない。
ぐぅの音もでないわ。
どうしても神様だと思って何でも聞きたくなるんだよなぁ。
≪それは気にしなくていいわよ。しばらく話していなかったし、今までしっかり話してあげることも出来なかったんですから。そう思ってしまっても無理ないわ。ただ、恋愛がしたいなら雌雄がある魔物になりなさいとは言ったでしょ?人化しても人として生きられることにはならないわよ、とも言った。今はもう、私にわかることは言われなくてもほぼ答えているつもりよ≫
そうだ。
ちゃんと指定しないで答えくれてたんだよね。
『じゃあ質問を変えて、人化の方法なら教えて貰えたりしますか?ソフィア様の答えに頼り切ることはしないので……』
僕が人化の話をした時にソフィア様はできないって言わなかったんだ。
人化してどうするの?って聞かれた。
だから出来る魔物は居るってことなんだ。
≪それなら全然答えられるわ。人化は半精霊みたいにほぼ魔素で構成された体を持つ生命体にしか不可能よ≫
……やっぱりそうなんだ。
そんな気がしてた。
≪えぇ、君殆ど分かってたでしょ?≫
『ですね。半精霊以上の魔素で構成された魔物を探すしかない、もしくは進化するしかないかなって、思ってました。実際人化するところ見たので』
おばあちゃんが人化したとき一度体を魔素に分解したんだよ。
そもそもそういう体組織じゃないと無理な気はしてたんだ。
そんなこと肉体あり気で出来ないよ。
『あとは強く望むってところですかね?おばあちゃんがそう言ってました』
≪そうね。強く望む、あと体組織を分解して望んだ体を構成できる程の魔力コントロールが出来ることが必要ね。君なら体さえあれば可能だと思うわよ≫
『わかりました。探してみます!』
≪でもこれだけは注意して。精霊体を持っている事と、人と同じ価値観を持っていることは全く関係がない。極論、精霊に人間と同じ価値観はないわよ?恋愛も不可能。だから言うのを控えていたというのもあるの。人化できそうな体を見つけても、それを理由に寄生するのはお勧めしないわ≫
『大丈夫です。方法が知りたかっただけで、さっきの話でちゃんと理解しました。人化できる魔物を重点的に探すつもりもないですよ』
人化に対して望んでいるのは人の世界で生活しやすくなるって事くらいしかないんだよ。
エステル、クラマ、おばあちゃんに迷惑かけてるなってことだけなんだ。
人の気持ちを失わないなら姿は別に重要じゃない。
僕はそもそもスライムの体には満足してる。
これに関してはどうしようもなければ今後も皆にお願いしよう。
エデンに関しては問題なくなってきたしね。
『話の腰を折ってすみません。どうしても気になったので……』
≪気にしないでいいわよ。話を戻していいかしら?≫
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『文明単位でエネルギーを回さないとダメって話ですよね?僕に何の関係があるんですか?』
≪その世界のエネルギーだけでは星の構築を進められるほどのエネルギーが回っていなかったって事なの。それはわかった?その世界は衰退の道を歩んでいる。ただ、そこにクロム君がきた≫
……そこで僕?
≪ダンジョンで沢山魔力を回転させたり他の種族を救ったり、氷魔石も作ったでしょ?君が貢献したこの星のエネルギーが莫大になっているってこと。私と通信するくらいなら、ダンジョンで活動するまでにもちょくちょくやって居たでしょ?もう君が転生前に溜めていた神力なんてとっくにないわよ≫
あ、そうか。
経済効果とかも入るって言ってたか。
知らず知らず溜めていたんだなぁ。
別に狙ってやったわけじゃないんだけど。
まぁそれならよかったよ。
≪今、クロムくんが1人で星のエネルギー効率を押し上げているのよ。だから文明が進んだ星のように星のレベルを上げることが可能になった。ただ、君が居なくなってしまったら全てが元に戻ってしまうわね≫
特にエネルギー効率の事なんて考えて生活してなかったけどなぁ。
僕が居なくなったらエネルギーが回らなくなるってことか。
じゃあ、僕のエネルギーで星を守るシステムの構築をしても僕が居なくなると消えちゃうんだ。
≪えぇ。私はその星の文明についてはもう諦めてしまっていたの。ただクロムくんを介してならクロムくんに動いてもらう事で間接的に手出しができるわ。だから、君に組まない?って言ったの≫
……なるほど。
僕が居なくなっても構築した星のシステムを継続する為のエネルギーが無くならないようにってことか。
≪そういうことよ。それも最低限の要望しかしないわ≫
『具体的に何やればいいんですか?』
≪とりあえずダンジョンの管理権限を付与するわ≫
『わ~。興味ね~。もう既にめんどくさそうだ~』
≪でしょうねぇ~≫
僕にダンジョンの管理人やれって事?
そんなこと出来るのかなぁ……
ソフィア様の話なら聞くけどさ……
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ただ、僕ほんっとうに興味ないし絶対やろうとおもわない類だなぁ……。
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それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
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