食の雑学

床間信生

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24-人間好きな食べ物があるのは良いことだ!どうせなら叫ぶほどに好きな食べ物を見つけましょうという話

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同じ料理でも関東と関西では微妙に違いがあるということはよくあるもので、昔から親しまれている「ぜんざい」もそんな料理の一つです。

一般的に関西では潰しあんの汁粉のことを指し、関東なんかだと関西とは違い汁気なしの状態でだされ、お餅や栗などと一緒に出されたりもします。

ちなみに関西では小豆を潰していて多少形の残っているものを「ぜんざい」と言い完璧に濾してある状態を「おしるこ」と呼ぶように小豆の状態によって呼び方を分けているようですが、関東では潰しでも濾しでもどちらでも構わないようです。

語源についてはいくつかあるようですが元々、漢字では「善哉」と書きます。

通常の「ぜんざい」の他にも「よきかな」と読んだりすることもあるようです。

ちなみに所以としては仏教用語で一番最初に食べた人が、あまりの美味しさに「善哉」と叫んだことが切っ掛けと言われます。

(元々、小豆餡は羊羮からきていて羊羮はお坊さんが考えた料理というのが有力とされているので、「善哉」=仏教用語説も結構、信憑性が高いと思います。)

叫んだ人はキチンと周囲に人がいないことを確認してから叫んだんでしょうかね。

もし人がいたとしたら、絶対に後から後ろ指をさされていたはずです。

(私なら誰かに聞かれて理由を問われたら、タンスの角に足の小指をぶつけてしまったと嘘をつくと思います。)

ちなみに普通、「善哉」と言うのは仏様が弟子を褒めるときの言葉で「素晴らしい」を意味する言葉なんだとか…

食べ物なのに弟子と間違えるとか…

その人の弟子はどのような顔をしていたのでしょうか…

そのまんま餡子のような顔と想像すると…とんでもない顔を想像してしまいそうです。

作り方としては小豆を煮て砂糖を入れて

(当時、砂糖がたくさん用意できたのかは定かではありません)

という簡単なものだとは思いますが、昔の人にとっては甘い物…

特に砂糖というのは貴重品とされていたようです。

なのでもしかすると食べた時に叫びたくなるというのもあるのかもしれません。

ちなみにこの「善哉」の説なのですが、関西と関東と話の内容を分けながら関西と関東のどちらに由来する説なのかもハッキリしていません。

恐らく叫んだお坊さんも関東も関西も両方に聞こえるほどの声で叫んでいたのではないでしょうか。

(そんなわけあるかw)

ということで今日の一言!!

「人間好きな食べ物があるのは良いことだ!どうせなら叫ぶほどに好きな食べ物を見つけましょうという話」です。
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