52 / 247
第1章1節 学園生活/始まりの一学期
第51話 秘密の島とはじめての笑顔
しおりを挟む
第一階層。スコーティオ家が治める居住区。農家、商人、学者や軍人を除いた民の殆どはここに住んでいる。石、煉瓦、木、その他さまざまな建材の家々が隙間なしに建っており、街並みを歩いているだけでも子供達の遊ぶ声や主婦の井戸端会議の声、そして領土の拡張を進める工事の音が聞こえてきていた。
「いや~……いいね。この辺落ち着いているね」
「何だか学園生活で一番充実した日だったなあ……」
四人は駄弁りながらのんびり住宅街を歩く。
「……休もう。足が棒になってきた」
「さんせー」
そうしてイザークは通りがかった公園のベンチに腰かける。
公園らしく周囲にはブランコや滑り台が置かれているが、手入れがされていないようで所々塗料が剥がれていた。
「こんな場所もあるんだね……」
「領主であろうとも全部管理できてないのかな?」
「今出張中って言ってたし……」
エリスとカタリナもイザークに続いて、腰と膝と足を休ませる。
しかしアーサーはベンチには座らず、公園を歩き回っていた。
「ワンワン」
「……ん」
公園にぽつりと植えられていた一本の木を前にして、突然カヴァスが吠え出したからだ。
「ヴー……ワン!」
「どれ……」
アーサーはカヴァスの元に向かい、そして根元の土を払っていく。
するとそれは現れた。
「……これは」
人が一人入れる大きさの円が地面に描かれており、それは複雑な模様で飾られていた。そして光っては消えるのを繰り返している。
アーサーは詳しく観察しようと、それの上に手をついた――
「魔法陣……っ!?」
「……あれ? アーサーは?」
エリスがふと周囲を見回すと、彼の姿はどこにもなかった。
「……帰った? 嘘だろ?」
「ううん、わたしだけを置いて帰るってことはないと思うけど……」
「ワン!」
「……カヴァス?」
カヴァスが三人の元に駆け寄り吠える。
そして吠えられるがまま連れられていき、三人も魔法陣を発見した。
「ワンワンッ!」
「……こっち?」
「……何だこれ?」
「すごい神秘的……」
「ワン!」
躊躇う様子も見せず、カヴァスは魔法陣に飛び込む。
その姿は淡い光に包まれ消えていった。
「消えたぁ!?」
「もしかして、アーサーもこの中に……?」
三人は顔を見合わせる。
「……アーサーが行ったなら行くしかないよね?」
「何よりすげー冒険って感じしてきた! 行こうぜ!」
「ご、ごくり……」
巨大な八つの石柱。それは円状に並び、天高く聳え立っている。
円の中央には更に巨大な石柱が鎮座し、雲を突き抜けて静かに地上を見下ろしている。
魔法陣に吸い込まれたアーサーの目に真っ先に入ったのは、そんな壮麗な石柱の数々だった。
「おおっと、着いた着いた……」
「アーサー! 大丈夫?」
「……ここ、どこ?」
どうやら遅れて三人もやってきた様子。それに気付き、アーサーは三人の方を振り向く。
「……来たか」
「うん、来たけど……ここは?」
「わからない」
エリスも周囲を見回す。石柱の他にも森や海を見つけることができた。
そして一際巨大な石柱の根元に魔法陣が描かれている。先程公園で見つけたものと同一の紋様であった。
「取り敢えず歩いてみようぜ、この……島?」
「海見えるから島じゃない?」
「じゃあ海岸とかもあるかもな。とにかく行こうぜ」
「まずはこの……石柱から……」
四人は石柱群を一瞥し、それから一つ一つの石柱に触れながら巡っていく。
「何か……魔力を感じる。ほんのりと、だけど……」
「誰が何のために立てたんだろうなあ」
「元々生えてたんじゃない?」
「それにしては綺麗な円状になっている」
「じゃあ建てたの? 人間十人でも届かない高さの物を?」
「それはそれで無理があるよなあ……」
そして一周した後、中央の石柱まで戻ってきた。根元にある魔法陣は魔力を蓄えているのかきらきらと瞬いている。
「この魔法陣から出てきたんだよね?」
「このデッカい石柱から魔力もらってんのかなあ」
「確かに……この石柱だけ魔力の感じが違う……かも?」
「とにかく何か神秘的なもんってことにしようぜ」
「それじゃあ海行こうか~」
それから数十分かけて、四人は島の外周を歩いていった。
ゆっくりと日が水平線に落ちていき、海を橙色に染めていく。
「……で、これで一周したわけだけど」
「小さな森と丘があって、周りがぐるっと海に覆われていたね。あとおっきい木」
「外から流れ着いていた物はあったけど……人は住んでいなかったね」
「……」
四人は今度は島を一周し、最初の魔法陣の元まで戻ってきていたところだ。セバスン、サイリ、カヴァスも出てきて話に混ざっている。
「どうしたのアーサー。さっきから腕組んで黙っているけど」
「いや……この島。海岸線を歩いてみて気付いたが、結界が張ってある」
「結界?」
「といっても弱かった。結界事体が弱いのか、オレがあまり感じ取れなかったのか……そこはわからない」
「ワンワン!」
「わたくしも感じましたぞ」
「サイリも感じたってさ~」
イザークは石柱に寄りかかり空を見上げる。
「いやスゲえよアーサー。人間なのにちょっとでも感じ取れるってスゲーじゃん」
「……ああ」
「そうだね……」
解答を曖昧にしつつエリスは島全体を眺めていた。
「そういえばこの島ってさ……どこにあるんだろう?」
「ん? どゆこと?」
「北のニライム氷海とか、アルブリアとアンディネの合間のミダイル海とかあるでしょ。どこの海に浮かんでいるんだろうって話」
「氷海ではねえな。暖かいというか……屋外と同じ暑さだ」
「どこにも島っぽいのは見当たらないなー……」
カタリナも地平線の彼方に目を向ける。沈む太陽以外には何も見当たらない。
「それでさっき、アーサーが結界があるって言ってたでしょ。だから結界に隠されて外から遮断されているのかなーって」
「ありそうだなあ……」
全員が静かになり、それぞれ考え込む。
そんな時間が暫く続いた後――
「ねえ……ここさ、秘密基地にしない?」
エリスがそう言った。
風の吹き抜ける音、漣が押し寄せる音が意地悪な笑みを包む。
「……詳しく、お願いしようか~?」
イザークも彼女と同じぐらい、意地悪な声で返答する。
「この島、誰もいないでしょ。だからわたし達が色んなことしても怒られないと思うんだよね」
「ボクもそう思いますわマジで」
「え……で、でもさ、ここの入り口ってあの魔法陣だよね。公園にあるなら誰かにばれちゃうんじゃ……」
「あの公園って寂れていたじゃん。それってつまり誰も来ていないってことでしょ。それに発見されているなら、公園とかじゃなくってもっと整備されていると思うなぁーカタリナぁー」
「あ、うん……そうかも……?」
「この島にも言えることだけど、こんなに自然が野晒しになっているのって結界で存在が知られていないからじゃないかな? それならきっとばれないよっ」
そわそわした様子で、早口で持論を展開するエリス。
提案された三人はまた考え込んでいたが――
「――オレは賛成だ」
一番最初にアーサーが声を上げた。
「……本当?」
「ああ。きっとあの石柱を作った連中も喜んでくれるだろうさ」
アーサーは顔を背けたまま言い放つのだった。
「……へへっ。アーサーに先に言われちまうとはなあ。ボクも大賛成一択だぁ!」
「あたしも……賛成!」
イザークとカタリナも笑顔で手を挙げた。エリスは嬉しそうに微笑みを返す。
「……えへへっ、ありがとう」
「いいっていいって! よし、そうと決まったら準備しないとな! 夏休みでここに置けそうなもん探してくるわ!」
「家に何かあったかなあ……」
「意外な物があるかもしれませんよ、お嬢様」
イザークとカタリナはわいわい呟きながら、魔法陣に足を進める。
「わたし達も探してこないと。ね、アーサー」
「……そうだな」
彼はその場から一切動かずに、水平線の彼方をじっと見つめていた。
「探してこないと、だな――」
好奇心に煌めく海と、探求心に染められる夕暮れ空が。
ほんの少し口角が上がったアーサーの顔を照らした。
「あ……!」
「ねえアーサー! 今、笑ってた! 笑ってたよ!」
エリスにそう駆け寄られて、アーサーは我に返ったような表情になる。
「……笑っていた? オレが?」
「うん! 今笑顔になってた! アーサーが笑っているの、初めて見た……!」
「……そうか」
はっとするアーサーと、心の底から嬉しそうなエリス。
「みんなにも言わなきゃ。アーサー、とてもいい笑顔だった……」
「……やめろ。あいつに知られたらまた厄介なことになる……」
「そう?」
「そうだ。これは……その……」
言葉を濁して俯くアーサーに、その真意を察したエリス。
「……わかった。わたしとアーサーの『秘密』、だね!」
「……ああ」
「おーい! オマエら何やってんだー!」
「もう日も暮れちゃうし、早く帰ろうー!」
「はーい! 今行くよー!」
歩き出すその直前に、二人はこのようにやり取りをした。
「……感謝、する」
「……うん!」
「いや~……いいね。この辺落ち着いているね」
「何だか学園生活で一番充実した日だったなあ……」
四人は駄弁りながらのんびり住宅街を歩く。
「……休もう。足が棒になってきた」
「さんせー」
そうしてイザークは通りがかった公園のベンチに腰かける。
公園らしく周囲にはブランコや滑り台が置かれているが、手入れがされていないようで所々塗料が剥がれていた。
「こんな場所もあるんだね……」
「領主であろうとも全部管理できてないのかな?」
「今出張中って言ってたし……」
エリスとカタリナもイザークに続いて、腰と膝と足を休ませる。
しかしアーサーはベンチには座らず、公園を歩き回っていた。
「ワンワン」
「……ん」
公園にぽつりと植えられていた一本の木を前にして、突然カヴァスが吠え出したからだ。
「ヴー……ワン!」
「どれ……」
アーサーはカヴァスの元に向かい、そして根元の土を払っていく。
するとそれは現れた。
「……これは」
人が一人入れる大きさの円が地面に描かれており、それは複雑な模様で飾られていた。そして光っては消えるのを繰り返している。
アーサーは詳しく観察しようと、それの上に手をついた――
「魔法陣……っ!?」
「……あれ? アーサーは?」
エリスがふと周囲を見回すと、彼の姿はどこにもなかった。
「……帰った? 嘘だろ?」
「ううん、わたしだけを置いて帰るってことはないと思うけど……」
「ワン!」
「……カヴァス?」
カヴァスが三人の元に駆け寄り吠える。
そして吠えられるがまま連れられていき、三人も魔法陣を発見した。
「ワンワンッ!」
「……こっち?」
「……何だこれ?」
「すごい神秘的……」
「ワン!」
躊躇う様子も見せず、カヴァスは魔法陣に飛び込む。
その姿は淡い光に包まれ消えていった。
「消えたぁ!?」
「もしかして、アーサーもこの中に……?」
三人は顔を見合わせる。
「……アーサーが行ったなら行くしかないよね?」
「何よりすげー冒険って感じしてきた! 行こうぜ!」
「ご、ごくり……」
巨大な八つの石柱。それは円状に並び、天高く聳え立っている。
円の中央には更に巨大な石柱が鎮座し、雲を突き抜けて静かに地上を見下ろしている。
魔法陣に吸い込まれたアーサーの目に真っ先に入ったのは、そんな壮麗な石柱の数々だった。
「おおっと、着いた着いた……」
「アーサー! 大丈夫?」
「……ここ、どこ?」
どうやら遅れて三人もやってきた様子。それに気付き、アーサーは三人の方を振り向く。
「……来たか」
「うん、来たけど……ここは?」
「わからない」
エリスも周囲を見回す。石柱の他にも森や海を見つけることができた。
そして一際巨大な石柱の根元に魔法陣が描かれている。先程公園で見つけたものと同一の紋様であった。
「取り敢えず歩いてみようぜ、この……島?」
「海見えるから島じゃない?」
「じゃあ海岸とかもあるかもな。とにかく行こうぜ」
「まずはこの……石柱から……」
四人は石柱群を一瞥し、それから一つ一つの石柱に触れながら巡っていく。
「何か……魔力を感じる。ほんのりと、だけど……」
「誰が何のために立てたんだろうなあ」
「元々生えてたんじゃない?」
「それにしては綺麗な円状になっている」
「じゃあ建てたの? 人間十人でも届かない高さの物を?」
「それはそれで無理があるよなあ……」
そして一周した後、中央の石柱まで戻ってきた。根元にある魔法陣は魔力を蓄えているのかきらきらと瞬いている。
「この魔法陣から出てきたんだよね?」
「このデッカい石柱から魔力もらってんのかなあ」
「確かに……この石柱だけ魔力の感じが違う……かも?」
「とにかく何か神秘的なもんってことにしようぜ」
「それじゃあ海行こうか~」
それから数十分かけて、四人は島の外周を歩いていった。
ゆっくりと日が水平線に落ちていき、海を橙色に染めていく。
「……で、これで一周したわけだけど」
「小さな森と丘があって、周りがぐるっと海に覆われていたね。あとおっきい木」
「外から流れ着いていた物はあったけど……人は住んでいなかったね」
「……」
四人は今度は島を一周し、最初の魔法陣の元まで戻ってきていたところだ。セバスン、サイリ、カヴァスも出てきて話に混ざっている。
「どうしたのアーサー。さっきから腕組んで黙っているけど」
「いや……この島。海岸線を歩いてみて気付いたが、結界が張ってある」
「結界?」
「といっても弱かった。結界事体が弱いのか、オレがあまり感じ取れなかったのか……そこはわからない」
「ワンワン!」
「わたくしも感じましたぞ」
「サイリも感じたってさ~」
イザークは石柱に寄りかかり空を見上げる。
「いやスゲえよアーサー。人間なのにちょっとでも感じ取れるってスゲーじゃん」
「……ああ」
「そうだね……」
解答を曖昧にしつつエリスは島全体を眺めていた。
「そういえばこの島ってさ……どこにあるんだろう?」
「ん? どゆこと?」
「北のニライム氷海とか、アルブリアとアンディネの合間のミダイル海とかあるでしょ。どこの海に浮かんでいるんだろうって話」
「氷海ではねえな。暖かいというか……屋外と同じ暑さだ」
「どこにも島っぽいのは見当たらないなー……」
カタリナも地平線の彼方に目を向ける。沈む太陽以外には何も見当たらない。
「それでさっき、アーサーが結界があるって言ってたでしょ。だから結界に隠されて外から遮断されているのかなーって」
「ありそうだなあ……」
全員が静かになり、それぞれ考え込む。
そんな時間が暫く続いた後――
「ねえ……ここさ、秘密基地にしない?」
エリスがそう言った。
風の吹き抜ける音、漣が押し寄せる音が意地悪な笑みを包む。
「……詳しく、お願いしようか~?」
イザークも彼女と同じぐらい、意地悪な声で返答する。
「この島、誰もいないでしょ。だからわたし達が色んなことしても怒られないと思うんだよね」
「ボクもそう思いますわマジで」
「え……で、でもさ、ここの入り口ってあの魔法陣だよね。公園にあるなら誰かにばれちゃうんじゃ……」
「あの公園って寂れていたじゃん。それってつまり誰も来ていないってことでしょ。それに発見されているなら、公園とかじゃなくってもっと整備されていると思うなぁーカタリナぁー」
「あ、うん……そうかも……?」
「この島にも言えることだけど、こんなに自然が野晒しになっているのって結界で存在が知られていないからじゃないかな? それならきっとばれないよっ」
そわそわした様子で、早口で持論を展開するエリス。
提案された三人はまた考え込んでいたが――
「――オレは賛成だ」
一番最初にアーサーが声を上げた。
「……本当?」
「ああ。きっとあの石柱を作った連中も喜んでくれるだろうさ」
アーサーは顔を背けたまま言い放つのだった。
「……へへっ。アーサーに先に言われちまうとはなあ。ボクも大賛成一択だぁ!」
「あたしも……賛成!」
イザークとカタリナも笑顔で手を挙げた。エリスは嬉しそうに微笑みを返す。
「……えへへっ、ありがとう」
「いいっていいって! よし、そうと決まったら準備しないとな! 夏休みでここに置けそうなもん探してくるわ!」
「家に何かあったかなあ……」
「意外な物があるかもしれませんよ、お嬢様」
イザークとカタリナはわいわい呟きながら、魔法陣に足を進める。
「わたし達も探してこないと。ね、アーサー」
「……そうだな」
彼はその場から一切動かずに、水平線の彼方をじっと見つめていた。
「探してこないと、だな――」
好奇心に煌めく海と、探求心に染められる夕暮れ空が。
ほんの少し口角が上がったアーサーの顔を照らした。
「あ……!」
「ねえアーサー! 今、笑ってた! 笑ってたよ!」
エリスにそう駆け寄られて、アーサーは我に返ったような表情になる。
「……笑っていた? オレが?」
「うん! 今笑顔になってた! アーサーが笑っているの、初めて見た……!」
「……そうか」
はっとするアーサーと、心の底から嬉しそうなエリス。
「みんなにも言わなきゃ。アーサー、とてもいい笑顔だった……」
「……やめろ。あいつに知られたらまた厄介なことになる……」
「そう?」
「そうだ。これは……その……」
言葉を濁して俯くアーサーに、その真意を察したエリス。
「……わかった。わたしとアーサーの『秘密』、だね!」
「……ああ」
「おーい! オマエら何やってんだー!」
「もう日も暮れちゃうし、早く帰ろうー!」
「はーい! 今行くよー!」
歩き出すその直前に、二人はこのようにやり取りをした。
「……感謝、する」
「……うん!」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
Radiantmagic-煌炎の勇者-
橘/たちばな
ファンタジー
全てを創世せし神によって造られた、様々な種族が生息する世界──その名はレディアダント。
世界は神の子孫代々によって守られ、幾多の脅威に挑みし者達は人々の間では英雄として語り継がれ、勇者とも呼ばれていた。
そして勇者の一人であり、大魔導師となる者によって建国されたレイニーラ王国。民は魔法を英雄の力として崇め、王国に住む少年グライン・エアフレイドは大魔導師に憧れていた。魔法学校を卒業したグラインは王国を守る魔法戦士兵団の入団を志願し、入団テストを受ける事になる。
一つの試練から始まる物語は、やがて大きな戦いへと発展するようになる──。
※RPG感のある王道路線型の光と闇のファンタジーです。ストーリー内容、戦闘描写において流血表現、残酷表現が含まれる場合もあり。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
女男の世界
キョウキョウ
ライト文芸
仕事の帰りに通るいつもの道、いつもと同じ時間に歩いてると背後から何かの気配。気づいた時には脇腹を刺されて生涯を閉じてしまった佐藤優。
再び目を開いたとき、彼の身体は何故か若返っていた。学生時代に戻っていた。しかも、記憶にある世界とは違う、極端に男性が少なく女性が多い歪な世界。
男女比が異なる世界で違った常識、全く別の知識に四苦八苦する優。
彼は、この価値観の違うこの世界でどう生きていくだろうか。
※過去に小説家になろう等で公開していたものと同じ内容です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる