転生したら『塔』の主になった。ポイントでガチャ回してフロア増やしたら、いつの間にか世界最強のダンジョンになってた

季未

文字の大きさ
44 / 72

44話

しおりを挟む
村長の家、ガインの寝室には張り詰めたような静寂が満ちていた。
部屋に入りきらない自警団の男たちや村人たちが開け放たれた扉の外や窓から、祈るような表情で中の様子を窺っている。

「……父さん」

エリザは震える手で小瓶の蓋を開けた。 部屋の中に甘く、そして清涼な香りが漂う。
それは腐臭と薬草の煮詰まった臭いが染み付いていた病室の空気を一瞬で浄化するような瑞々しい香りだった。

エリザの手にあるのは銀色の巨狼が持たせてくれた、透き通るような紅色の液体が入った小瓶だ。

(信じる。あの子たちを救ってくれた、あの存在を)

エリザは覚悟を決め、やせ細ったガインの上体を抱き起こすと唇に小瓶を当てた。
ゆっくりと一滴もこぼさぬように紅い輝きを流し込んでいく。

「……」

意識のないガインの喉が動き、液体が飲み込まれていく。
周囲で見守る母親や薬師、村人たちが息を呑んだ。

──事は数刻前に遡る。

森の入り口でウルフたちと別れ、村へ急行したエリザたちは持ち帰った『赤茸』と『謎のポーション』をすぐさま村一番の老薬師に見せた。
籠の中身を見た瞬間、老薬師は腰を抜かさんばかりに驚愕した。

『馬鹿な……! こ、これは最高品質の赤茸……! それにこの瓶は!?』

薬師は震える手でポーションの小瓶を透かして見ると、信じられないものを見る目でエリザを見上げた。

『……ありえん。この純度、この魔力の輝き……。王都の宮廷錬金術師でもこれほどの物は作れまい』

『先生、それは……毒ではないのですね?』

『毒!? とんでもない! これは赤茸の効能を極限まで……いや、それ以上の何かで抽出した、正真正銘の特効薬……いや、霊薬に近い代物じゃ!』

薬師は興奮のあまり唾を飛ばして巻き立てた。

『ワシが赤茸を煎じたとしても、ここまで濃い薬効は出せん。……これを飲ませればガインの病は劇的に良くなる!』

その言葉がエリザの背中を押したのだ。

──そして、今。

最後の数滴がガインの口の中に消えた。 エリザは空になった小瓶を置き、祈るように父の顔を見つめる。

「……」

一秒。二秒。 永遠にも感じる静寂。

ドクン、とガインの胸が大きく波打った。

「あ……」

変化は劇的だった。 土気色で死人のようだったガインの顔に、見る見るうちに赤みが差していく。
荒く浅かった呼吸が深く力強いものに変わり、脂汗が引いていく。枯れ木に水が染み渡るように生命力が戻ってくるのが目に見えて分かった。

そして──。

「……ん……」

ガインの喉から苦悶ではない、意識を持った声が漏れた。 ゆっくりと瞼が持ち上げられる。
そこにあったのは以前のような混濁した瞳ではない。 かつての理知と力強さを宿した瞳だった。

「……エリ、ザ……?」

「父さん……! 父さんッ!!」

エリザは父の胸に顔を埋め、堪えきれずに泣き崩れた。

「おおぉ……!」
「村長が……ガイン様が目を覚ましたぞ!」
「奇跡だ……!」

部屋の外で見守っていた村人たちから歓声と安堵のため息が爆発した。
母親もベッドの脇で泣き崩れ、薬師も涙目で何度もうなずいている。

そんな喧騒の中。
部屋の隅に置かれた荷物の上で、場違いなほど鮮やかな色彩を放つプルプルとした塊──[UC]アルケミー・スライムが、不思議そうにその光景を見つめながら、「プヨヨン」と小さく跳ねた。

「これは……」

ガインは自らの掌を何度も握りしめ、開いてはまた握りしめた。 節くれだった太い指に力がみなぎってくるのが分かる。
数分前まで死の淵をさまよい、指一本動かすのも億劫だった倦怠感が嘘のように消え失せていた。

「……信じられん」

ガインは上体を起こし自らの身体を見下ろした。
古傷の痛みも肺を焼くような熱も全てが消えている。それどころか現役の騎士だった頃のような活力さえ身体の奥底から湧き上がってくるのを感じていた。

「エリザよ。今の薬は一体……?」

ガインの問いに、エリザは涙を拭いながら、正直に答えた。

「森の……ダンジョンの魔物にいただいてきたの」

「……なに?」

「父さんの言う通り、敵意がないことを示すためにお礼を持って行って……。ついでに、厚かましいとは思ったけれど、どうしても父さんを助けたくて、お願いしてみたの。そうしたら……」

エリザは言葉を詰まらせながら、事の顛末を語った。
決死の覚悟で森へ入ったこと。狼たちが友好的だったこと。そして、この赤い秘薬と赤茸を彼らが惜しげもなく与えてくれたこと。

話を聞き終えたガインは──。

「……」

無言で両手で顔を覆い、深く、深く頭を抱えた。

「父さん?」
「……エリザよ。俺は確かに『敵対するな』とは言った。言ったが……」

ガインは顔を上げ、呆れと安堵が入り混じった複雑な表情で娘を見た。

「『交易』をしてこいとまでは言ってないぞ……。ましてや『施し』を求めるとは……」

ダンジョンとは本来「人類の敵」だ。 いくら知性があるとはいえ、「薬をください」と頼むなど常識で考えれば自殺行為も程がある。
もし相手の機嫌が悪ければエリザだけでなく、同行した村人たちも皆殺しにされていてもおかしくなかったのだ。

「無茶をしやがって……馬鹿娘が」

ガインの声は震えていた。
それは怒りではなく、娘を失うかもしれなかった恐怖とそれほどの危険を冒してまで自分を救おうとしてくれたことへの感謝だった。

「……すまなかった。そして、ありがとう」

ガインはエリザの頭にゴツゴツとした手を置き、くしゃりと撫でた。
そして村人たち、そして事の発端となった子供たちの方を向いた。

「みんなも俺一人のためによくぞ危険な森へ行ってくれた。……子供たちよ、お前たちが最初にあそこへ行かなければ俺は助からなかっただろう。礼を言う。……だが、もう二度と危険な真似はしないでくれ」

「村長……!」
「よかったぁ……!」

子供たちが泣きじゃくりながら駆け寄ってくる。
ガインは彼らの頭を一つ一つ撫でてやり、村全体が温かな空気に包まれた。

その時だった。

「……ん?」

ガインの鋭い眼光が、部屋の隅にある異質な存在を捉えた。 荷物の上に鎮座する、プルプルとした色鮮やかな物体。

「……おい。あれは?」

ガインの声色が瞬時に「戦士」のものへと変わる。
スライム。最弱の魔物とはいえ、魔物は魔物だ。なぜこんな家の中に魔物が入り込んでいるのか。
ガインが身構えようとした瞬間、エリザが慌てて割って入った。

「待って父さん! 悪い子じゃないの!」

「悪い子じゃない……?」

「この子は……その、私たちが帰る時に狼さんがよこしてくれたの。……くれたのか護衛につけてくれたのか、よくわからないんだけど……」

エリザが手招きすると[UC]アルケミー・スライムは「プヨッ!」と嬉しそうに跳ね、エリザの足元に擦り寄った。
その動きには敵意など微塵も感じられない。むしろ愛嬌すらある。

「そうだよ村長!こいつ、帰り道もずっと大人しくしてたんだ」
「荷車に乗せてやったら、嬉しそうに揺れてたよ」
「ほら、プヨちゃん、こっちおいでー」

村人の一人が干し肉の欠片を差し出すとスライムは嬉しそうに飛びつき、体内に取り込んで溶かし始めた。
その様子を見て、周囲の大人たちも頬を緩ませている。

「……」

ガインは呆気に取られた。 村人たちが魔物に餌付けをしている。 一件、危険極まりない行為だが──

──彼の「魔物感知」の勘が告げている。 目の前のスライムからは殺気や悪意といったものが一切感じられない。
純粋な好奇心と、友好の意志だけが伝わってくる。

(……ダンジョンの使い魔、か)

ガインはため息をつき、肩の力を抜いた。

「……分かった。お前たちがそう言うなら、害はないのだろう」

ガインはベッドから降り、ふらつく足でスライムの前まで歩み寄った。
そしてしゃがみこみ冷たくてプニプニした頭(?)を、恐る恐る指先でつついた。

「プヨヨ~ン♪」

スライムは気持ちよさそうに震え、ガインの指に吸い付くように甘えた。

「変わった奴だ……」

ガインの口元に、微かな笑みが浮かぶ。
部屋の中は久しぶりに戻った平穏と、新しい小さな仲間への歓迎ムードで満たされていた。 [UC]アルケミー・スライムは村人たちの手から手へと渡され、愛嬌を振りまいている。

「あはは! くすぐったいぞ!」
「よく食うなぁ、お前」

だが──と、ガインは思う。

(魔物は、魔物だ)

ガインの目は笑ってはいなかった。 話に聞く巨大な狼。そして背後にいるであろうダンジョンの支配者。
彼らは知性がある。理性的だ。だからこそ、恐ろしいとも言える。

(なぜ、このスライムを寄越した?)

単なる愛玩動物としてプレゼントしてくれたのか? それとも……我々の動向を探るための「監視」の目なのか。あるいは、もっと別の意図があるのか。
この愛らしいスライムが、ある日突然豹変しないという保証はどこにもない。

ガインは自分の掌を見つめた。 生命力が脈打っている。赤い秘薬がなければ、今頃自分は亡骸となっていただろう。

(……まぁいい。命を救われたのは確かだ)

疑えばキリがない。
今は娘のエリザが、妻が、そして村の者たちが笑っている。その事実だけで十分ではないか。
ガインは深く息を吐き、沸き上がる不安を胸の奥底へと沈めた。

(願わくは……このまま、何も起きないことを望む)

ガインは笑顔でスライムを撫でるエリザたちの輪を見つめながら心の中で静かに祈った。
それが脆い均衡の上に成り立っている平和であることを、元騎士の勘が告げていたとしても。
しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな

七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」 「そうそう」  茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。  無理だと思うけど。

田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした

月神世一
ファンタジー
​「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」 ​ ​ブラック企業で過労死した日本人、カイト。 彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。 ​女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。 ​孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった! ​しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。 ​ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!? ​ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!? ​世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる! ​「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。 これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!

『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』

チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。 気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。 「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」 「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」 最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク! 本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった! 「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」 そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく! 神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ! ◆ガチャ転生×最強×スローライフ! 無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!

転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。

克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作 「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。 2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位 2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位 転生者のブルーノは絶大な力を持っていたが、その力を隠してダンジョンの荷役として暮らしていた。だが、教会の力で勇者を騙る卑怯下劣な連中に、レットドラゴンから逃げるための生贄として、ボス部屋に放置された。腐敗した教会と冒険者ギルドが結託て偽の勇者パーティーを作り、ぼろ儲けしているのだ。ブルーノは誰が何をしていても気にしないし、自分で狩った美味しいドラゴンを食べて暮らせればよかったのだが、殺されたブルーノの為に教会や冒険者ギルドのマスターを敵対した受付嬢が殺されるのを見過ごせなくて・・・・・・

転生したら王族だった

みみっく
ファンタジー
異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。 レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します

潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる! トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。 領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。 アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。 だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう 完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。 果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!? これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。 《作者からのお知らせ!》 ※2025/11月中旬、  辺境領主の3巻が刊行となります。 今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。 【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん! ※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。

【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた

きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました! 「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」 魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。 魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。 信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。 悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。 かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。 ※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。 ※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です

処理中です...