【R18】君に届くまで〜カタギの俺には資格がないの?〜

keco

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〚21〛ごめんね

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 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜


 高熱が出て
 会社を休んだ2日目(1日目は仮病ですけど)

 
 ヌナと暮らすマンションにてつ
 食べ物や飲み物を買ってやって来た


 .・*’’*・.♬.・*’’*・.♬


 またインターホンが鳴った

 今度は誰だ?


 ディスプレイを覗くと
 そこには…


「うわぁ!!ジミン?!」

 ──「こんばんはアンニョン、仁しぃ~!
 ヌナから聞いたよ~大丈夫ケンチャナ?」



 ウチの姐さんは…
 何を考えてるんだ…


 *・゚・*:.。.*.。.:*・゚・*:.。.*.。.:


 ジミンも昼休みに
 飲みに行く誘いをするのに
 俺に電話したところ
 爆睡する俺に代わって
 ヌナが電話に出たみたいだ


「ヌナ、仁氏のこと すごく心配してたよ!」

「俺にも 自分は仕事で様子が見れないから
 よろしく頼むってさ…
 顔も見えない相手に頭下げてるような
 話し方だったぞ…最終的には
 何か色々押し付けられたけどな!
 。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ」

「哲氏、ヌナって良い人だよね(*´꒳`*)ウンウン」

「まぁ良い人なら
 住み込みでもいいか!(。'-')ウンウン」


 この日が初対面のてつとジミンは
 すぐに打ち解け 顔を見合せて頷いていた


「ねぇ、仁氏!ヌナって どんな人?」

「ど、どんなって普通の…」

「あのオンナより 美人?それとも可愛い?」


 2人から質問攻め


「今度、会わせてよ!」

「え~(´Д`)ヤダぁ!」

「嫌がるところを見ると
 相当イイ女なのか?気になるなぁ~」

「まぁ、カッコイイ人だよ( * ̄ ꒳ ̄*)」

カッコいいモシッソ
 ますます会ってみたい(´▽`*)アハハ」

「今度、紹介しろ!」

「え~~(´Д`)ヤダぁ!」

「また嫌がってる!(´▽`*)アハハ」

「ジミンしぃ!
 抜き打ちでココに来ようぜ!」

「あ、それいいね!
 哲しぃ、LIME交換しよう!」

「おぅ!」


 ワイワイと"ヌナバナ"で盛り上がる俺たち
 久しぶりに楽しかった


 *・゚・*:.。.*.。.:*・゚・*:.。.*.。.:


 → アミside


 昼休みに 様子を見に家に帰ると
 仁は寝息を立てて ぐっすりと寝ていた


 そっと おでこに手を置く


 "おっ!下がってる!良かった…"
 
 寝顔を見ていると


「ごめんね…いつもありがとう…」

 言葉が漏れた…

 ホントは起きてる時に伝えないと
 いけないのに…
 


 "ブーっ、ブーっ…"


 ベッドサイドにあった仁のスマホが
 震え出した

 ディスプレイには"哲"の表示…

 仁を起こしたらいけないと 慌てて
 スマホを手にするとリビングに移動

 ──「もしも~し!じん!大丈夫か!?」


( ゚д゚)ゲッ!…
 通話ボタンに触ってしまったみたいで
 切るわけにもいかず…


「あ、もしもし…」

 ──「えっ…誰…?!」


 一緒に生活して1ヶ月過ぎたのに
 仁のことは 何も分からない…
 仲良さそうだったから 電話口の彼に
 仁のことをお願いして電話を切った


 スマホを戻すのに
 仁の部屋に入ろうとすると
 再びスマホが震えた


 "智旻"…?! 誰や!女か?!


 えぇい!出てしまえ!ポチっ…


 ──「仁しぃ、アンニョン!
 ジミンだけど!」

「あの…もしかして韓国の…?」

 ──「え…はい…あ!もしかして ヌナ?」


 仁は きっと この子に
 "ヌナ"という韓国語を教わったんだろう


「今、熱出して寝てるんだよね…」

 私は そのジミンくんにも 仁を託した


 ベッドサイドにスマホを戻して
 私は仕事に戻った


 *・゚・*:.。.*.。.:*・゚・*:.。.*.。.:


「仁は たぶん
 ストレスから来る体調不良だと思う…」

 少しでも 寛げられるように
 私が しばらく家に帰らないことを
 優にも 伝えた


 *・゚・*:.。.*.。.:*・゚・*:.。.*.。.:


 "のぞむの様子でも見に行くかな…
 あ、そのまま 泊めてもらおうっと!"


 仕事が終わり
 そう考えながら職員玄関を出た


 愛車バイクを停めてる駐車場に向かっていると


「アミ!」
 向かいから しゅんが走ってきた


「良かった!すれ違うところだった!」

「今日はどうしたの?」

「飯、行こう!」

「え、また?」

「飯が嫌なら 映画とか?」

「…あら、デートのお誘いですか?」

「まぁ、そんなところです(,,- -,,)」

「元カノをデートに誘うって
 よっぽど暇なんだ?(゚ノ∀`゚)アハッ」

「元カノ…か……」


 また寂しそうな顔をする…


「ほら、行くよ!今日は暇だから
 デートしてあげる! 
 今 映画って
 何が上映されてるのか知らないんだけど」

「映画館行ってから何観るか決めよう」

「相変わらず…行き当たりばったり」

「ハハッ…変わってないだろ?」


 仁のことは
 哲くんとジミンくんが
 行ってくれてるはず



 少しでも "私"というストレスから
 解放してあげなきゃ

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