【R18】君に届くまで〜カタギの俺には資格がないの?〜

keco

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〚29〛帰る場所

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*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 → トボトボ 仁…(((((  ´-ω-`)


 遅く帰ってきたことにイライラして
 ヌナに ぶつぶつ文句言って
 行くあてもないのに
 衝動的に部屋を出てきて…


 「反抗期のガキかよ…
 (。´-д-)ハァ-大人げないなぁ…」


 家から徒歩20分くらいの公園
 街灯下のベンチに腰掛けてボヤく


「……どんな顔して…帰ればいい?」

 この時間から
 行けるような場所もないし…

 コンビニで お菓子でも買って帰るか…


 プチ家出終了 ...(lll-ω-)チーン


 その場で踵を返すと
 遠くから バイクのエンジン音が
 聞こえてきた



 ── ブォンブォンブォーン


 
 こんな時間から ヤンキーの決起集会でも
 やるんでしょうか…?

 …( ̄-  ̄ ) ンー決起集会って
 何台くらい集まるのかなぁ~…


 ━━ ブォンブォンブォーン
 近づいてくるエンジンを吹かす音と

「仁っ!!!」……ヌナの声

「(・ω・。)エッ?」


 バイクのヘッドライトが
 俺を照らす


 眩しっ…ヾ(°ㅁ°  )


 ゆっくりとバイクを降りて
 歩きながらメットを外す人影


「ヌナ……」


 光を背負って
 こっちに向かってくるシルエット…
 いつもより さらにカッコいい


「やべぇ…」


 ── やっぱ 俺…好きなんだ… ──



 ヌナは目の前に来て 俺を見上げた


「仁、心配かけてごめん…
 埋め合わせは 必ず するから!
 ウチに帰ろう!」



「( ̄▽ ̄)ニヤッ…俺の事、探してくれたの?」

「何笑ってんの(´・ω・`)?
 どこにいるのか見当もつかなかったけど
 あまり遠くまで行ってないような気がして
 ちょっと この辺グルグル…」

 公園なんて たくさんあるのに
 ちょっとどころじゃないよね…


「(・∀・)ニヤニヤ」

「だから!なんで笑ってる?!
 こっちは真面目にっ!!」

「迎えに来てくれて 嬉しい…」

「………」

「( ̄∇ ̄*)ゞえへっ」

「が、餓死するのが嫌だから
 探しに来ただけだっ!!」

「(*°∀°)・∴ブハッ!!w 
 俺がいないと美味しいご飯に
 ありつけないもんね(´▽`*)アハハ!」


 どんな理由でも
 俺のためにバイク飛ばして
 来てくれたってだけで
 めちゃくちゃ嬉しい…


「私…昼から何も食べてないんだ」
「え!夜食作ろうか?」
「お願い!もう死にそう!」
「早く帰ろう!」


 メットを被り バイクの2ケツ

 今日は一際 ヌナの背中が温かく感じた



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 それから2週間後
 俺とヌナの休みが重なったので
 …埋め合わせすると言っていた
 てつとジミンを招いて食事会をした


「先日は、誠に…
 申し訳ありませんでしたっ!m(_ _)m」

「っ…The 日本の土下座っ!Σ(ㅇㅁㅇ;;)」

「ちょっと待って!お姉さん!
 そこまでしなくても良いですからっ!
 頭をあげてくださいって!!」

「ヌナっ!
 やりすぎだ!2人とも引いてるって!」

「エット…(°Å°)…(((((°°;)」

「(´∀`*)あは…すみません…」


 何度も頭を下げてヌナは2人に謝った



 。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆



「これ、( ゚д゚)ンマッ!」
「でしょ!!!! 仁の料理は最高なんだって!」
「毎日食べてるヌナが羨ましいなぁ!」
「そう?羨ましい?( * ̄ ꒳ ̄*)フフフッ」

 てつとジミンに挟まれて
 ドヤ顔で 俺の料理を自慢するヌナ…

 笑顔振りまいて…何してんだよ…
「………」

「あ!飲み物足りてる?持ってくるわ!」


 キッチンに向かうヌナを追いかけた



 ヌナが開けた冷蔵庫のドアを
 俺は 勢いよく閉めた



 ドンッ…


「コラっ!冷蔵庫 壊れる!」

「ヌナ…」

「ん?」

「喋りすぎ…」

「え?」

「あの2人と喋りすぎ!」

「は?…仁と仲良いダチ…(´ρ`*)コホン…
 友達なんでしょ?
 私も仲良くした方がいいと
 思ったんだけど?!」

「だからって あんなに
 ベタベタしなくてもいいでしょ!」

「…何ヤキモチみたいなこと言ってるの」

「( ˙^​˙ )ムスッ……」

 ポスッ…
 ヌナは俺の頭の上に 手を置くと

「今日も美味しいよ、仁の料理(*´꒳`*)ニマッ」

 そう言って
 髪の毛をわしゃわしゃする…

「……(´^`*)ンー…何も言えない」

「(´▽`*)アハハ!」



 。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆



 → テツ and 智旻トモ… ←いや ジミンと読む


「お姉さんを追いかけてったぞ((ボソッ))」
「仁氏、さっきから ずっと僕たちのこと
 睨んでたよ(ノ∀`)ㅋㅋㅋカカカ((ボソッ))」
「あれは完全に嫉妬だな((ボソッ))」
「哲氏、もう少しヌナと絡んでみよ((ボソッ)) 」
「……だな((ボソッ))」



 。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆



「ヌナ、綺麗な手してるね!」

「そう?」

「見て!僕の小指!」

「おぉ!ちっさくて可愛い!!
 え~!!こんなに違う!見て、哲くん!」


 ヌナがジミンの手を触ったり…
 自分の小指と比べたり…


「俺は 指、長い方だよ!ほら!」


 ヌナと哲が手のひらを合わせた


「お!綺麗な手してる!指 長っ!」

「絡めたら外せないよ…」

「うわ!ホントだ!外せない!!」



 ヌナの指を絡めてヌナを見つめる哲…


「………っ…!」


 これは…さすがに…見てられない…
 我慢ができずに 自室に入った


 。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆

 
「ぷッ…(* ̄m ̄)」

「ちょっと意地悪しすぎたかな?
 仁氏、ごめんねミアネヨ~!」

「え?…意地悪って何?」

「さてと、ジミンしぃ…そろそろ」

「そうだね、帰ろうか!」

「お姉さん、今日は
 ありがとうございました!」

「ヌナと仲良くなれて嬉しかったです!」

「こちらこそ、この前は失礼しちゃって…
 今日、会えて良かった!また来てね!」

「あ、ヌナ!良かったらLIME交換…」
「いいよ!」
「じゃあ、俺も!」

「おい!いい加減にしろよ、お前ら!」


 居ても立ってもいられず
 自室から 出て言い放った


「仁!言い方!!」


 イライラする…
 わかってる、これは嫉妬だって…


「ごめん…」

「じゃあ、帰ります!仁氏 またね!」

「じゃあな、仁…ご馳走様!」

「お、おう…」



 バタン…


 玄関で2人を見送った


「さ~て、後片付け…」

 そう言って
 リビングに向かおうとするヌナを
 目の前で堰き止めた

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