【完結】1王妃は、幸せになれる?

華蓮

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13捨てられた

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次の日の朝、

王太子と側妃は、帰国の準備をし、あとは、挨拶と馬車に乗るだけであった。

その時、王太子が気がついた、


「クレスタ王太子妃は?」

「えっと、まだきておりません。」

メイドが走ってきた。


「王太子妃様が、体調が悪く、もう少し待って欲しいとのことです。」


「ルー様。早く帰りたいわ」

「そうだな。トロトロしているやつが悪い。」

「王太子妃様は、体調が悪く、、、」

「みんなが帰りたいのに、
ひとりのわがままを聞けるわけないだろ。
そんなわがままなやつ、一人で、後から帰国したらいい。」


「一人とは、、メイドもつけずに、本当に一人でしょうか?大丈夫でしょうか?
馬車は、いかがされるのでしょうか?」

俺が、乗ってる馬車を帰国したら、そのまま折り返し迎えに行けばいいから、」

「本当に一人残されるのですか?」


「なんか文句あるか?メイドの分際で、いちいち王太子に意見を言うのか!」

「いえ。承知しました。」


メイドがいなくて、何もできない苦労を味わえばいい。たまには、いいだろ。苦労も知らないのに、いつも偉そうに。これで帰ってきたら、少しは、大人しくなるだろう。


皇帝と皇后に挨拶をしに行った。


急に王妃の命で、帰る事になり、、申し訳ございません。
短い滞在でしたが、有意義な時間でした。
ありがとうございました。

国王様、王妃様によろしくお伝えください。

と挨拶が終わり、帰って行った。



皇帝も皇后も王太子妃がいない事をスルーした。

そう、気がつかないふりをした。
クレスタをアルフレッドの妻にさせる為に。

私たちもクレスタが娘になってほしい
帝国をかけて、奪いにいく。




メイドから、「王太子様は、体調が悪いことも伝えましたが、先に帰ると、言われました。私も先に王国に帰らなければなりません。
クレスタ様申し訳ありません。」

「わかったわ。気をつけて帰るのよ。」
毅然とした態度で答えて、メイドを送り出した。


クレスタは、絶望した。

体調が悪いから少し待って欲しいと言っただけなのに、わがままって、、、

帝国に1人。残していく。
私は捨てられたのね。

もう、、、
王太子に尽くせと言われても、もう無理。

わがままの意味がわからない。
私はもう。。。。。



ノックの音がしたが、返事もできなかった。


部屋に入ってきたのは、アルフレッド様。

アルフレッド様の顔見た時、、安心できた。。
今だけ、、今だけ。

優しく抱きしめてくれた。

クレスタは、アルフレッド様の胸中で、泣き崩れた。

「私、、、私、、、もう、、、」

こんなクレスタをみて、アルフレッドは、もう、渡さない。と強く思った。

そのままアルフレッドの胸の中で、意識を手放した。

「大丈夫だよ。もう心配ないよ。今はゆっくり休みな。俺が守ってあげる。」

と横抱きにし、アルフレッドの部屋と皇太子妃の部屋の間の部屋に連れて行った。

次の日には、目が覚めた。

「アルフレッド様。ここにずっと居てくれたのですか?
お恥ずかしい姿を見せてしまいました。
すみません。取り乱してしまいました。」

「ああ心配だったから。
毒素が、全部出たから、
もう少ししたら、すごく楽になるよ。クレスタは、頑張りすぎてる。今はゆっくり眠りな。僕がついててあげるから、安心して。」

「ありがとうございます。アルフレッド様。手を繋いでくれませんか?
一人で寂しくて、潰れそうなんです。」

「大丈夫だよ。ずっとついててあげるから、安心して眠りなよ。」

すやすや眠っていった。
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