レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。

玉ねぎサーモン

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第二章 美少女とはじめる、むっつりスケベの冒険

第33話 新しい目的地

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「おめえだち、強くなりすぎでねか?」

「がんばりました!!」




************

名前:ロック
パーティ:ラフリンクス
Lv:21→26
HP:3941→4968
MP:390→491
体力:374→473
力:378→483
素早さ:397→500
器用さ:383→487
魔力:375→474
スキル:
【剣士 ★★】
【成長促進(パッシブ) ★★★★★】
【隠密 ★★★】
【麻痺針 ★★】
【スキルスナッチ ★★★★★ 】

************

************

名前:ティナ
パーティ:ラフリンクス
Lv:18→22
HP:1390→1698
MP:208→253
体力:142→171
力:126→152
素早さ:136→166
器用さ:164→198
魔力:215→258
スキル:
【   】
【慈愛の祈り ★★★】
【全能力50%UP ★★★★】

************



「がんばっでどうにがなるレベルじゃねえべ…。
 2人ともEランクになっでるし…。
 もう普通にツイストコブラ倒しでもおかしぐねえがら、おらがきだ意味が…。」

「Dランクも倒せるようになりました!!」

「まあ…、そういうこどだべな…。」

「ゴルドさんはどんなモンスターを倒したんですか?」

「あ、ああ。
 おらはこいづだ。」


ゴルドは担いでいた大きな袋をおろし、中を見せてくれた。

小さな子どもほどの大きさがある鋭利な歯がいくつも入っていた。


「ディラゴドスっで奴の歯だ。
 Cランクではつええが、Bランクなのにこんなやづを狩っでる自分が恥ずかしぐなっできたべ…。」

「というと、あのディランの上位種ですね…?」

ティナが思い出して身震いするように聞いた。

「そだな。
 デカすぎで素材が持ち帰りにくぐてな。
 あんまり狩ってぐる奴がいねえんで、ちょぐちょぐ依頼が出んだ。」

「上には上がいますね…。」

「おめえらなら1週間もあれば抜がれちゃいそうで怖えべ。」

「いやいや、流石にそれは無理ですよ~!」


というロックだったが、実際にステータス値だけならBランク中堅のゴルドと同等まで成長していた。

もし今、「まともに」2人が戦えば勝つのはゴルドだろう。

それはスキルの差だ。

ゴルドのスキルは【気配察知】と【槍術士】。

【槍術士】は中級の槍術を使うとこができる。


だが、【スキルスナッチ】を使えば、あっという間に立場は逆転する。

ユニークスキル持ちの冒険者とは、「まともな」戦いにならないことが多い。


低レベルでは恩恵を感じにくかった【スキルスナッチ】が、真価を発揮するようになってきたのだ。


一方、ティナも急成長してはいるが、ロックとの実力差は広がる一方だ。

しかもティナは魔法型。

矢を使う戦術では実力を出しきれない。

ティナは密かに思い悩んでいた。


「ゴルドさん。」

「なんだべ?」

「魔力を使える武器ってないでしょうか?」

「あ~、魔剣とが魔弓とがかな?
 魔武器っちゅうやづだべ。」

「それはどこにいったら手に入るんでしょう?」

「ん~。
 店にはほとんど出回らんがらな~。
 売られでいたどしでも、億を超える場合が多いな。」

「お、億…!?」

「そういっだ武器は基本攻撃力は低い。
 づまり、低レベルからでも装備でぎる。
 魔力によっで攻撃力が上がっで、ちょっとしだ魔法も使える。
 S級も欲しがるから高騰すんだよ。」

「…。」

ティナは黙り込んでしまった。

(足手まといになるかもっていうのを、気にしてるんだろうな…。)


「その魔武器はどういったところで手に入るんですか?
 生息域でモンスターが落とすとか、宝箱とか?」

「モンスターが落とすこどなんてねえべよ?
 道具袋も持ってねえモンスターが倒された後に急にアイテム落とすなんておがしいだろ?

 宝箱も一緒だ。
 道とが山ん中にいいもんが入っだ箱が落ちでるわけねえんだ。
 あれは一部の冒険者の妄想だべ。

 リザードマンなんかが装備しでるものは手に入るが、大しだもんじゃねえしな。」
 
「それじゃあどこで?」

「世界で1人だけ魔武器を作れる鍛治師がいでな。
 そいづに作っでもらうか、誰かが売っで流通しだもんを買うか、どっちかだべ。」

「その方はどこに…?」

「別の大陸だべ。歩いてなら1年以上かかる。
 馬車で乗り継いで…、半年ってとこかな。」

「ちょっと遠すぎるわね…。」

「ティナ、行ってみようよ!」

「え?そんな簡単に…。
 行っても作ってもらえるかわからないし。」

「ティナ、大事なのは挑戦すること、でしょ?」

「あ…。
 それ言うのは私の役目だったのに…。
 



 …そうね。
 行ってみてもいい?ロック。」

「もちろん!
 どっちにしろ目的地が決まってる旅じゃなかったからね!」

「若いどいうのはええな。
 勢いで動ける。
 とりあえず今日は野宿しで、明日迎えにぐる馬車で町まで帰るべ!」
 
そのあとはお互いの数日間のことを語り合い、夜が更けていった。
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