55 / 125
54話
しおりを挟む
昼ごはんを食べ終わり、のんびりしている中、暁がふと外に視線をやるとなにかを見つけた。
「あっ。イヌだ」
暁が指差した先には確かにイヌがいた。
学校でよくある出来事よね。イヌが迷いこんでくるって。
「そうだな」
公達もそのイヌを見ていると、牡丹がどんどん窓に近づいていき、校庭を歩いているイヌをジーと見つめた。
「どうしたんだ?」
牡丹の行動を不思議に思った公達も窓に近づいた時、牡丹がいきなり叫んだ。
「チロー!」
いきなりのことに公達は驚いたが、牡丹にチロと呼ばれたイヌのほうも驚き、牡丹のほうを見上げると逃げ出した。
「やっぱり!」
逃げ出したイヌを見て牡丹が教室を飛び出したので、公達もその後をついていく。
「もしかして、牡丹の家のイヌなのか?」
横を並走しながら聞いてきた公の問いに牡丹は頷いた。
「チロっていって、たまに脱走するクセがあるのよ。まさか学校に来るとは思わなかったけど」
牡丹は早くチロを捕まえるために階段を2段とばしで駆け下りていく。
「捕まえるの手伝おうか?」
「お願いできる?」
「あぁ」
「もちろんだよ~」
「まかしとけ」
「いいに決まってるでしょ」
公達から返ってきた返事を聞いた牡丹は微笑んだ。
「そうと決まれば、昼休みも残り少ないし、さっさと見つけて捕まえるぞ!」
『おぉ!』
気合いを入れた公達は下駄箱で靴に履き替えて外に出た。
*
はずなのだけど、公はなぜか屋上に出てきていた。
「なっ!」
驚きながら回りを見回すも、屋上には公以外誰も居なかった。
「作者!」
なにかしら?
「またお前がなにかしたんだろ!」
その通りよ!ようこそ異次元空間へ!今、この学校内の全ての出入口は異次元へと繋がれたわ!入った出入口が学校内のどこの出入口に繋がっているかは運次第!まぁ、学校の外に出ることや死んだりすることはないから安心して。
「なに一つ安心出来る要素がないんだが?」
そう?
「あぁ」
まぁ、それならそれで仕方ないとして~。
「仕方なくねーだろ!お前が変なことさえしなければ普通に安心できるんだからな!」
こんな言い争いをしている間にも時間は過ぎていってチロを探す時間も昼休みの時間も無くなるよ~?
「チッ!」
舌打ちをした公は屋上の扉に手をかけました。
屋上はここしか出入口がないんだからさっさと入れば?
「わかってるよ」
公は扉を開けて中に入っていった。
◇
楓・由椰・蛍の3人は理科室にやって来ていた。
「出入口がまともに繋がってないとなると、チロを探すどころじゃないかもね」
「そうね。他のみんなと合流すら出来ずに昼休みが終わりそうね」
「ど、どうするんですか?」
「どうすると言われてもね」
「出入口がランダムに繋がっているのだから対策のしようがないんだよ」
蛍の言葉にあわあわとし始める由椰。
「とりあえず行きましょう」
由椰と手を繋いだ楓は扉を開いた。
普通ならその先は廊下に繋がっているはずなのに、今は暗闇しか見えなかった。
「ほ、ホントに行くんですか?」
腰が引けてしまっている由椰に楓は微笑んだ。
「こうして手を繋いでいる限り、私達が離ればなれになることはないわ」
「不安なら反対の手は僕と握る?」
蛍が手を差し出すと、由椰はその手を握り返した。
「それじゃあ行くわよ」
楓が最後の確認をすると、蛍と由椰は頷いた。
『せーの』
3人は同時に1歩踏み出した。
◇
朧月・薫・牡丹の3人はすでに何度か扉をくぐり抜けて今は図書室に来ていた。
「チロ~。チ~ロ~」
もちろん各部屋でこうしてチロを捜索しているのだが、一向に見つかる気配がない。
「居ないね」
「居ないね~」
「居ないな」
椅子に座った3人はため息を吐いた。
「作者のアホー!こんなランダム移動でチロを探せってムリがありすぎるのよー!」
キレて叫ぶ牡丹の言葉に朧月と薫は頷いて同意した。
「普通だったらみんなで手分けして、見つけたらスマホで連絡取り合って追い込めるけど、この状態だと見つけても追い込めない」
「それに、見つけたとしても、逃げられて扉から出られた場合、追ったとしても同じ先に出れるとは限らないしな」
それを考えた3人はまたため息を吐いた。
「とりあえず次の場所に行こっか」
「そうね」
「探し回るしかないしな」
3人は立ち上がると、牡丹と薫は手を繋ぎ、朧月は後ろから2人の肩に手を乗せた。
「手を繋げばいいのに」
「これでも同じだからいいだろ」
「照れてる?」
「照れてねーよ。ほら、行くぞ」
からかっても面白い反応が返ってこないので、つまらなそうな表情をした薫は扉を開けて暗闇の中へ踏み出した。
◇
家庭科室を抜けた桜・蛙・蘭の3人は2度目の体育館にやって来た。
「また体育館か」
「ホントにランダムでわけがわからないわね」
「なにか法則性でもあったら楽なんだけどな~」
しかし、法則性がない以上、探しては次の場所に行き、探しては次の場所に行きを繰り返すしか手はないのだ。
「ないのだじゃないわよ。あんたがそうしたんでしょが」
そうだよ。
「あ~!イラつくわね!」
「気持ちはわかるが、イライラしてたら作者の思惑通りだぞ」
蛙の言葉で落ち着きを取り戻した桜は大きく深呼吸をした。
「作者。なにかヒントはないの?」
ヒントと言われても、さっきも言った通り、法則性もなにもないからヒントもないね。
「やっぱり使えない駄作者ね」
「期待するだけムダだろう」
「問いかけた私がバカでした」
三者三様のヒドイ言葉を言い残し、3人は体育館の捜索を始めた。
◇
色々と行くうちに校庭へと出てくることが出来た暁・彩・雪の3人。
「やっと校庭に出れた~」
喜んだ暁は拳を突き上げた。
「ここにいる可能性が1番高いから念入りに探そうか」
「でも、広いですし、もっと人数が欲しいですね」
彩の言葉に暁や雪も同意するのだけれど、3人もたまたま校庭に出れただけなので、他の人が来る確率は0だと思っていた。
「とりあえず~、探せるだけ探してみようよ~」
「そうですね。探さないことには始まりませんしね」
拳を握って「ヨシ!」と気合いを入れた2人は早速チロが隠れれそうな草むらを中心に探し始めた。
「私も頑張るとしようかな」
2人の様子を微笑ましく見ていた雪は少し遅れて草むらを探し始めた。
◇
「待ちやがれ!」
「止まれー!」
そんな声をあげながら庵と中二の2人が追っているのは1匹のイヌ。
そのイヌは2人が教室にランダム移動した時にたまたま同じタイミングで教室に入ってきたイヌだった。そこから2人と1匹の鬼ごっこが今も続いていた。
「くそ!逃げ足の早いイヌめ!」
「ランダム移動さえなければ先回りして捕まえてやるのに!」
毒づきながら2人がランダム移動で次にやって来たのは購買部。そこでは今日も購買戦争真っ最中であり、イヌはその足元をぬうようにして駆け抜けると、抜けたところで反転しておすわりし、「ワン」と吠えた。
「ワンころめ!余裕みせやがって!」
「イヌに行けて我が行けないわけがない!」
2人はためらうことなく購買戦争に飛び込んだ。
最初はうまく避けながら横切っていたのだが、次第に攻撃を食らうようになり、抜けるころには2人とも満身創痍だった。
「ワン」
そんな2人に吠えたイヌは走り出した。
「ま、待ちやがれ」
「イヌになど、我は負けぬ」
2人は必死になってイヌを追いかけた。
「あっ。イヌだ」
暁が指差した先には確かにイヌがいた。
学校でよくある出来事よね。イヌが迷いこんでくるって。
「そうだな」
公達もそのイヌを見ていると、牡丹がどんどん窓に近づいていき、校庭を歩いているイヌをジーと見つめた。
「どうしたんだ?」
牡丹の行動を不思議に思った公達も窓に近づいた時、牡丹がいきなり叫んだ。
「チロー!」
いきなりのことに公達は驚いたが、牡丹にチロと呼ばれたイヌのほうも驚き、牡丹のほうを見上げると逃げ出した。
「やっぱり!」
逃げ出したイヌを見て牡丹が教室を飛び出したので、公達もその後をついていく。
「もしかして、牡丹の家のイヌなのか?」
横を並走しながら聞いてきた公の問いに牡丹は頷いた。
「チロっていって、たまに脱走するクセがあるのよ。まさか学校に来るとは思わなかったけど」
牡丹は早くチロを捕まえるために階段を2段とばしで駆け下りていく。
「捕まえるの手伝おうか?」
「お願いできる?」
「あぁ」
「もちろんだよ~」
「まかしとけ」
「いいに決まってるでしょ」
公達から返ってきた返事を聞いた牡丹は微笑んだ。
「そうと決まれば、昼休みも残り少ないし、さっさと見つけて捕まえるぞ!」
『おぉ!』
気合いを入れた公達は下駄箱で靴に履き替えて外に出た。
*
はずなのだけど、公はなぜか屋上に出てきていた。
「なっ!」
驚きながら回りを見回すも、屋上には公以外誰も居なかった。
「作者!」
なにかしら?
「またお前がなにかしたんだろ!」
その通りよ!ようこそ異次元空間へ!今、この学校内の全ての出入口は異次元へと繋がれたわ!入った出入口が学校内のどこの出入口に繋がっているかは運次第!まぁ、学校の外に出ることや死んだりすることはないから安心して。
「なに一つ安心出来る要素がないんだが?」
そう?
「あぁ」
まぁ、それならそれで仕方ないとして~。
「仕方なくねーだろ!お前が変なことさえしなければ普通に安心できるんだからな!」
こんな言い争いをしている間にも時間は過ぎていってチロを探す時間も昼休みの時間も無くなるよ~?
「チッ!」
舌打ちをした公は屋上の扉に手をかけました。
屋上はここしか出入口がないんだからさっさと入れば?
「わかってるよ」
公は扉を開けて中に入っていった。
◇
楓・由椰・蛍の3人は理科室にやって来ていた。
「出入口がまともに繋がってないとなると、チロを探すどころじゃないかもね」
「そうね。他のみんなと合流すら出来ずに昼休みが終わりそうね」
「ど、どうするんですか?」
「どうすると言われてもね」
「出入口がランダムに繋がっているのだから対策のしようがないんだよ」
蛍の言葉にあわあわとし始める由椰。
「とりあえず行きましょう」
由椰と手を繋いだ楓は扉を開いた。
普通ならその先は廊下に繋がっているはずなのに、今は暗闇しか見えなかった。
「ほ、ホントに行くんですか?」
腰が引けてしまっている由椰に楓は微笑んだ。
「こうして手を繋いでいる限り、私達が離ればなれになることはないわ」
「不安なら反対の手は僕と握る?」
蛍が手を差し出すと、由椰はその手を握り返した。
「それじゃあ行くわよ」
楓が最後の確認をすると、蛍と由椰は頷いた。
『せーの』
3人は同時に1歩踏み出した。
◇
朧月・薫・牡丹の3人はすでに何度か扉をくぐり抜けて今は図書室に来ていた。
「チロ~。チ~ロ~」
もちろん各部屋でこうしてチロを捜索しているのだが、一向に見つかる気配がない。
「居ないね」
「居ないね~」
「居ないな」
椅子に座った3人はため息を吐いた。
「作者のアホー!こんなランダム移動でチロを探せってムリがありすぎるのよー!」
キレて叫ぶ牡丹の言葉に朧月と薫は頷いて同意した。
「普通だったらみんなで手分けして、見つけたらスマホで連絡取り合って追い込めるけど、この状態だと見つけても追い込めない」
「それに、見つけたとしても、逃げられて扉から出られた場合、追ったとしても同じ先に出れるとは限らないしな」
それを考えた3人はまたため息を吐いた。
「とりあえず次の場所に行こっか」
「そうね」
「探し回るしかないしな」
3人は立ち上がると、牡丹と薫は手を繋ぎ、朧月は後ろから2人の肩に手を乗せた。
「手を繋げばいいのに」
「これでも同じだからいいだろ」
「照れてる?」
「照れてねーよ。ほら、行くぞ」
からかっても面白い反応が返ってこないので、つまらなそうな表情をした薫は扉を開けて暗闇の中へ踏み出した。
◇
家庭科室を抜けた桜・蛙・蘭の3人は2度目の体育館にやって来た。
「また体育館か」
「ホントにランダムでわけがわからないわね」
「なにか法則性でもあったら楽なんだけどな~」
しかし、法則性がない以上、探しては次の場所に行き、探しては次の場所に行きを繰り返すしか手はないのだ。
「ないのだじゃないわよ。あんたがそうしたんでしょが」
そうだよ。
「あ~!イラつくわね!」
「気持ちはわかるが、イライラしてたら作者の思惑通りだぞ」
蛙の言葉で落ち着きを取り戻した桜は大きく深呼吸をした。
「作者。なにかヒントはないの?」
ヒントと言われても、さっきも言った通り、法則性もなにもないからヒントもないね。
「やっぱり使えない駄作者ね」
「期待するだけムダだろう」
「問いかけた私がバカでした」
三者三様のヒドイ言葉を言い残し、3人は体育館の捜索を始めた。
◇
色々と行くうちに校庭へと出てくることが出来た暁・彩・雪の3人。
「やっと校庭に出れた~」
喜んだ暁は拳を突き上げた。
「ここにいる可能性が1番高いから念入りに探そうか」
「でも、広いですし、もっと人数が欲しいですね」
彩の言葉に暁や雪も同意するのだけれど、3人もたまたま校庭に出れただけなので、他の人が来る確率は0だと思っていた。
「とりあえず~、探せるだけ探してみようよ~」
「そうですね。探さないことには始まりませんしね」
拳を握って「ヨシ!」と気合いを入れた2人は早速チロが隠れれそうな草むらを中心に探し始めた。
「私も頑張るとしようかな」
2人の様子を微笑ましく見ていた雪は少し遅れて草むらを探し始めた。
◇
「待ちやがれ!」
「止まれー!」
そんな声をあげながら庵と中二の2人が追っているのは1匹のイヌ。
そのイヌは2人が教室にランダム移動した時にたまたま同じタイミングで教室に入ってきたイヌだった。そこから2人と1匹の鬼ごっこが今も続いていた。
「くそ!逃げ足の早いイヌめ!」
「ランダム移動さえなければ先回りして捕まえてやるのに!」
毒づきながら2人がランダム移動で次にやって来たのは購買部。そこでは今日も購買戦争真っ最中であり、イヌはその足元をぬうようにして駆け抜けると、抜けたところで反転しておすわりし、「ワン」と吠えた。
「ワンころめ!余裕みせやがって!」
「イヌに行けて我が行けないわけがない!」
2人はためらうことなく購買戦争に飛び込んだ。
最初はうまく避けながら横切っていたのだが、次第に攻撃を食らうようになり、抜けるころには2人とも満身創痍だった。
「ワン」
そんな2人に吠えたイヌは走り出した。
「ま、待ちやがれ」
「イヌになど、我は負けぬ」
2人は必死になってイヌを追いかけた。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
乙女ゲームの正しい進め方
みおな
恋愛
乙女ゲームの世界に転生しました。
目の前には、ヒロインや攻略対象たちがいます。
私はこの乙女ゲームが大好きでした。
心優しいヒロイン。そのヒロインが出会う王子様たち攻略対象。
だから、彼らが今流行りのザマァされるラノベ展開にならないように、キッチリと指導してあげるつもりです。
彼らには幸せになってもらいたいですから。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる