250 / 458
閑話休題 -次に向けての準備期間-
閑話休題 -54話-[|瘴鬼《デーモン》と瘴気精霊①]
しおりを挟む
とりあえず、仮称で瘴鬼と名付けておこう。
ここまで観察した限りでは腕が届く範囲内に[瘴気の腕]が発生するっぽく、
浮遊は可能で海の上でも活動は出来そうだけど空を飛んだりは出来ない。
代わりに身体能力で無理やり跳ねて戦闘をすることは可能。
「ふんっ!」
巨腕が届く範囲は10mほど。
伸ばした時点でバランスが悪くなる所為か、
瘴鬼は別の攻撃方法で追撃を行うことは一切ない。
その為、資料用に今まで見かけた小さな欠片ではなく大粒が欲しかったのでギリギリで攻撃を誘い、
剣で爪部分を両断する事に成功した。
瘴鬼も痛がるような素振りは見せず、
それこそ気にした様子も無いから四肢という判定ではないのだろう。
爪なら自然に伸びるし多少暴力的に採取しても良心に呵責は無い。
落ちた爪は瘴気に変わって消える事もなく、
人間の爪に戻ることも無かったから今は放置して後程回収することにしよう。
「《来よ!クラウソラス!》」
二刀流はまだまだ実践投入できるわけでは無いけれど、
魔法剣だけの為に一時的に出すのは、まぁ…致し方無しって感じ。
というか、前までは要求ステータス不足で出来なかったから練習もしていなかったんだが、
やっぱり慣れないから装備するにしても小盾程度が個人的には良いな。
「VAAAAAAAAAAAAAAッ!!」
「《星光よ煌やけ!星光天裂破っ!》」
本来の瘴鬼や精霊使いならもう少し賢い戦いが出来ただろうに、
人間部分が残る中途半端な現状では[ヤマノサチ]より知能は低いと判断せざるを得ない。
巨腕範囲ギリギリで焦らしてやればすぐに腕を伸ばしてきて、
どうせ届かない巨腕を眺めつつその隙に魔法剣で浄化を試みる。
「GAッ!? AAAAAAAAAAアアアアアアアア………!!」
天から光のカーテンが降り注ぎ、
瘴鬼を包み込むと光の柱の中で彼は効いているような声を上げた。
これで元に戻ればどれだけ楽か。ただ、やはり他の上位精霊とやらが出てこない事に違和感を覚える。
獣じみた叫び声を響いた後に続いた声音に変化が起こり、
襲い掛かり始めの人間味が戻っている。
しかし、光の柱がその効果時間を過ぎてゆっくりと消え失せた先に居たのは特に見た目に変化のない瘴鬼。
「足止め程度の効果しかないか。
瘴気モンスターなら弱点になるから撃ってみたけど浄化されて人に戻るわけでもない……」
『でも、キョロキョロしてますよ。
フィアーノ…さんでしたか。あの土精を探しているんじゃないですか?』
フィアーノとやらは現在ステータスが激減しているタルテューフォを相手に互角の戦いをしている。
いつの間にか相手のハンマーに対し、タルは両手斧を握って撃ち合っていた。
上位精霊が造ったハンマー相手に負かされない武器を造り出すとは、流石は俺の愛娘よ。
「外側に変化があるのに浄化しても解除されないなら、
何かが内側に寄生しているって事も考えられる。
精霊なら精神生命体だし瘴気関連なら隷霊のマグニの片鱗は持ち合わせているかもな」
『肉体ではなく精神の浄化? どうする?』
「内部に寄生しているって事なら多くの場合、吐き出させる方法が一般的だな。
最悪アクアを呼んで水をガブ飲みさせてから一気に尻から噴出を繰り返し体内を綺麗に掃除する」
酒や毒と同じく薄めて出すを繰り返すこと[正常]に戻るかもしれない。
まぁ施術する見た目が酷いからそこまでやりたくはない。娘にさせるという点も親としては嫌だ。
とりあえず今できる手札は肉弾戦で腹を強打し続けて嘔吐させるしかない。
しばらくキョロキョロと挙動不審だった瘴鬼も、
再びこちらへ敵意を向けて突っ込んでくるのに合わせてこちらからも嘔吐させるために足を前に出す。
「ふっ!っらあああ!!」
大振りで力任せな一撃を躱しつつ懐に入り込み、
制御力で風を巻き込みながら上向きに腹部を殴打してみるも流石の重量に全く持ち上がらない。
その隙に瘴鬼が多少無茶な体勢だろうに、
足を蹴り上げ飛び膝蹴りを敢行してくるのを剣で防ぎつつその威力に乗って一回転ついでに肩口を蹴り落とす。
「《極地嵐脚!》」
ニルが一緒でなくとも精霊使いの熟練度が上がって個人運用出来るようになった蹴り技は、
威力こそ落ちてはいるものの瘴鬼を仰向けに地面へ転がすことに成功した。
『《フレイムチェーンバインド!》』
『《ライトリングバインド!》』
「《エリアルジャンプ》」
瘴鬼が転がった瞬間、すぐさま反応した子供たちがそれぞれバインドを発動して、
拘束力不足を補い合いながら一時的に動きを封じてくれた隙に空へ自らを打ち上げる。
「《エアキックターン》」
空高く舞い上がった俺は、
空中で体勢を整えると風の足場を発動して瘴鬼に向けてさらに加速しつつ切り返し。
「《極地嵐脚っ!》スイシーダ!」
空から地面へ、瘴鬼に向かう俺は、
己の身体を回転させて威力を高めた踵落としを瘴鬼の土手っ腹に叩きこんだ。
少し地面が割れて瘴鬼の身体がめり込む程度の威力しか出なかったものの、
効果はあったらしく瘴鬼は苦しそうに声を漏らし震えている。
「GAAAA…GUッ!! GAAAAAアアアアアアアア……っ!
ウウウウウ…ウボッ! ぐぅぅ…あああああああああああっ!!!」
徐々に獣じみた声から人の声に聞こえるようになっていく苦悶に満ちた声音を聞きながら、
警戒を解くこともなくただただ見守り続ける。
顔の部分は人間のままなので死ぬ間際に苦しむ表情ってのはこういうものなのかと目を逸らしたくなる気持ちを抑え、
その後に続く状況の観察に努めるとついに限界を迎えたように天を仰いだ瘴鬼の口から何かが溢れ出した。
「おごっ!おぉ……っ!あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!」
それは黒い気体に見えた為ただの瘴気かと思っていたけれど、
ひと塊だったそれは瘴鬼から切り離されると3つに分かれ、
それぞれが瘴鬼よりも小さい姿を取り始めた。
『ぬし様、瘴鬼の身体が少し萎んでいる様に見えますよ』
「おそらくアレが巣食って居たから体に影響が出たってところだろう。
戦闘中に人の意思は感じなかったし防衛本能に似た行動だったのかもしれないな」
ベルの報告通り確かに少々体が小さくなり、
顔に出ていた影響も後退したのか角などは綺麗に消え去っていた。
彼を助ける方法はこれが正解なのだろうと仮定するとして、
どの程度今の彼は防衛本能に抗う事が出来るのだろうか?
「下位瘴鬼なのか瘴気精霊なのか…。
どちらにしろ4体相手は面倒だなぁ」
ここまで観察した限りでは腕が届く範囲内に[瘴気の腕]が発生するっぽく、
浮遊は可能で海の上でも活動は出来そうだけど空を飛んだりは出来ない。
代わりに身体能力で無理やり跳ねて戦闘をすることは可能。
「ふんっ!」
巨腕が届く範囲は10mほど。
伸ばした時点でバランスが悪くなる所為か、
瘴鬼は別の攻撃方法で追撃を行うことは一切ない。
その為、資料用に今まで見かけた小さな欠片ではなく大粒が欲しかったのでギリギリで攻撃を誘い、
剣で爪部分を両断する事に成功した。
瘴鬼も痛がるような素振りは見せず、
それこそ気にした様子も無いから四肢という判定ではないのだろう。
爪なら自然に伸びるし多少暴力的に採取しても良心に呵責は無い。
落ちた爪は瘴気に変わって消える事もなく、
人間の爪に戻ることも無かったから今は放置して後程回収することにしよう。
「《来よ!クラウソラス!》」
二刀流はまだまだ実践投入できるわけでは無いけれど、
魔法剣だけの為に一時的に出すのは、まぁ…致し方無しって感じ。
というか、前までは要求ステータス不足で出来なかったから練習もしていなかったんだが、
やっぱり慣れないから装備するにしても小盾程度が個人的には良いな。
「VAAAAAAAAAAAAAAッ!!」
「《星光よ煌やけ!星光天裂破っ!》」
本来の瘴鬼や精霊使いならもう少し賢い戦いが出来ただろうに、
人間部分が残る中途半端な現状では[ヤマノサチ]より知能は低いと判断せざるを得ない。
巨腕範囲ギリギリで焦らしてやればすぐに腕を伸ばしてきて、
どうせ届かない巨腕を眺めつつその隙に魔法剣で浄化を試みる。
「GAッ!? AAAAAAAAAAアアアアアアアア………!!」
天から光のカーテンが降り注ぎ、
瘴鬼を包み込むと光の柱の中で彼は効いているような声を上げた。
これで元に戻ればどれだけ楽か。ただ、やはり他の上位精霊とやらが出てこない事に違和感を覚える。
獣じみた叫び声を響いた後に続いた声音に変化が起こり、
襲い掛かり始めの人間味が戻っている。
しかし、光の柱がその効果時間を過ぎてゆっくりと消え失せた先に居たのは特に見た目に変化のない瘴鬼。
「足止め程度の効果しかないか。
瘴気モンスターなら弱点になるから撃ってみたけど浄化されて人に戻るわけでもない……」
『でも、キョロキョロしてますよ。
フィアーノ…さんでしたか。あの土精を探しているんじゃないですか?』
フィアーノとやらは現在ステータスが激減しているタルテューフォを相手に互角の戦いをしている。
いつの間にか相手のハンマーに対し、タルは両手斧を握って撃ち合っていた。
上位精霊が造ったハンマー相手に負かされない武器を造り出すとは、流石は俺の愛娘よ。
「外側に変化があるのに浄化しても解除されないなら、
何かが内側に寄生しているって事も考えられる。
精霊なら精神生命体だし瘴気関連なら隷霊のマグニの片鱗は持ち合わせているかもな」
『肉体ではなく精神の浄化? どうする?』
「内部に寄生しているって事なら多くの場合、吐き出させる方法が一般的だな。
最悪アクアを呼んで水をガブ飲みさせてから一気に尻から噴出を繰り返し体内を綺麗に掃除する」
酒や毒と同じく薄めて出すを繰り返すこと[正常]に戻るかもしれない。
まぁ施術する見た目が酷いからそこまでやりたくはない。娘にさせるという点も親としては嫌だ。
とりあえず今できる手札は肉弾戦で腹を強打し続けて嘔吐させるしかない。
しばらくキョロキョロと挙動不審だった瘴鬼も、
再びこちらへ敵意を向けて突っ込んでくるのに合わせてこちらからも嘔吐させるために足を前に出す。
「ふっ!っらあああ!!」
大振りで力任せな一撃を躱しつつ懐に入り込み、
制御力で風を巻き込みながら上向きに腹部を殴打してみるも流石の重量に全く持ち上がらない。
その隙に瘴鬼が多少無茶な体勢だろうに、
足を蹴り上げ飛び膝蹴りを敢行してくるのを剣で防ぎつつその威力に乗って一回転ついでに肩口を蹴り落とす。
「《極地嵐脚!》」
ニルが一緒でなくとも精霊使いの熟練度が上がって個人運用出来るようになった蹴り技は、
威力こそ落ちてはいるものの瘴鬼を仰向けに地面へ転がすことに成功した。
『《フレイムチェーンバインド!》』
『《ライトリングバインド!》』
「《エリアルジャンプ》」
瘴鬼が転がった瞬間、すぐさま反応した子供たちがそれぞれバインドを発動して、
拘束力不足を補い合いながら一時的に動きを封じてくれた隙に空へ自らを打ち上げる。
「《エアキックターン》」
空高く舞い上がった俺は、
空中で体勢を整えると風の足場を発動して瘴鬼に向けてさらに加速しつつ切り返し。
「《極地嵐脚っ!》スイシーダ!」
空から地面へ、瘴鬼に向かう俺は、
己の身体を回転させて威力を高めた踵落としを瘴鬼の土手っ腹に叩きこんだ。
少し地面が割れて瘴鬼の身体がめり込む程度の威力しか出なかったものの、
効果はあったらしく瘴鬼は苦しそうに声を漏らし震えている。
「GAAAA…GUッ!! GAAAAAアアアアアアアア……っ!
ウウウウウ…ウボッ! ぐぅぅ…あああああああああああっ!!!」
徐々に獣じみた声から人の声に聞こえるようになっていく苦悶に満ちた声音を聞きながら、
警戒を解くこともなくただただ見守り続ける。
顔の部分は人間のままなので死ぬ間際に苦しむ表情ってのはこういうものなのかと目を逸らしたくなる気持ちを抑え、
その後に続く状況の観察に努めるとついに限界を迎えたように天を仰いだ瘴鬼の口から何かが溢れ出した。
「おごっ!おぉ……っ!あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!」
それは黒い気体に見えた為ただの瘴気かと思っていたけれど、
ひと塊だったそれは瘴鬼から切り離されると3つに分かれ、
それぞれが瘴鬼よりも小さい姿を取り始めた。
『ぬし様、瘴鬼の身体が少し萎んでいる様に見えますよ』
「おそらくアレが巣食って居たから体に影響が出たってところだろう。
戦闘中に人の意思は感じなかったし防衛本能に似た行動だったのかもしれないな」
ベルの報告通り確かに少々体が小さくなり、
顔に出ていた影響も後退したのか角などは綺麗に消え去っていた。
彼を助ける方法はこれが正解なのだろうと仮定するとして、
どの程度今の彼は防衛本能に抗う事が出来るのだろうか?
「下位瘴鬼なのか瘴気精霊なのか…。
どちらにしろ4体相手は面倒だなぁ」
10
あなたにおすすめの小説
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
ボロボロになるまで働いたのに見た目が不快だと追放された聖女は隣国の皇子に溺愛される。……ちょっと待って、皇子が三つ子だなんて聞いてません!
沙寺絃
恋愛
ルイン王国の神殿で働く聖女アリーシャは、早朝から深夜まで一人で激務をこなしていた。
それなのに聖女の力を理解しない王太子コリンから理不尽に追放を言い渡されてしまう。
失意のアリーシャを迎えに来たのは、隣国アストラ帝国からの使者だった。
アリーシャはポーション作りの才能を買われ、アストラ帝国に招かれて病に臥せった皇帝を助ける。
帝国の皇子は感謝して、アリーシャに深い愛情と敬意を示すようになる。
そして帝国の皇子は十年前にアリーシャと出会った事のある初恋の男の子だった。
再会に胸を弾ませるアリーシャ。しかし、衝撃の事実が発覚する。
なんと、皇子は三つ子だった!
アリーシャの幼馴染の男の子も、三人の皇子が入れ替わって接していたと判明。
しかも病から復活した皇帝は、アリーシャを皇子の妃に迎えると言い出す。アリーシャと結婚した皇子に、次の皇帝の座を譲ると宣言した。
アリーシャは個性的な三つ子の皇子に愛されながら、誰と結婚するか決める事になってしまう。
一方、アリーシャを追放したルイン王国では暗雲が立ち込め始めていた……。
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる