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番となる side悠
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いつの間に意識がなくなったのか分からない。
気付いたら体は綺麗になっていて服も着ていた。
ベッドから身体を起こすと隣には起きている和哉がいた。
「おはよう」
「ぁ…お、おはよう……」
「身体大丈夫?」
「うん…」
恥ずかしくなり、首元に手を持っていく。
項に触れると、凹凸があった。
「…ぁ……」
「うん。ちゃんと番ったよ」
「和哉…ありがとう……」
「俺こそ初体験ありがとう」
2人は見合いながらクスクスと笑ってるとお腹の鳴る音が聞こえた。
「……っ、っっ…!」
「ぶは…っ!悠お腹空いた?結構動いたもんな。何か作るか」
「ご、ごめ…っ!俺が……っ!」
作る、と言おうとしたが言えなかった。
理由は簡単。
言いながら立とうとして足に力が入らず床に座り込んでしまったから。
「……あれ?」
「あれだけヤレばそうなるよね。作ってくるからベッドにいてね」
クスクスと笑いながら台所に消えていった和哉に恥ずかしさを覚えた。
数分後、二人分の食事を持ってきた和哉が現れた。
「パスタ作ってきた。てかパスタしかなかった」
「ううん。ありがとう…」
俺に気を使ったのか、少し柔らかめのパスタだった。
パスタの上にはミートソースがかかっていて、食欲をそそる匂い。
一口食べてみると、口の中で香りが広がった。
「おぃひぃ……」
「それは良かった。飲み物ここに置いておくから。喉に詰まらせないようにゆっくり噛んで食べて」
「ん…」
ゆっくりしっかり噛んで食べ終え、帰ろうと思い、重い腰を上げて帰る準備を始める。
「ん?どこか行く?」
「あ…ううん。帰るね」
「…その状態で?」
「大丈夫。ゆっくり帰るから」
そう言って支度を進めている俺に和哉は声をかけた。
「その状態じゃ歩くこともままならないでしょ。送ってく」
「ありがとう…」
お言葉に甘えて送って貰うことにした。
気付いたら体は綺麗になっていて服も着ていた。
ベッドから身体を起こすと隣には起きている和哉がいた。
「おはよう」
「ぁ…お、おはよう……」
「身体大丈夫?」
「うん…」
恥ずかしくなり、首元に手を持っていく。
項に触れると、凹凸があった。
「…ぁ……」
「うん。ちゃんと番ったよ」
「和哉…ありがとう……」
「俺こそ初体験ありがとう」
2人は見合いながらクスクスと笑ってるとお腹の鳴る音が聞こえた。
「……っ、っっ…!」
「ぶは…っ!悠お腹空いた?結構動いたもんな。何か作るか」
「ご、ごめ…っ!俺が……っ!」
作る、と言おうとしたが言えなかった。
理由は簡単。
言いながら立とうとして足に力が入らず床に座り込んでしまったから。
「……あれ?」
「あれだけヤレばそうなるよね。作ってくるからベッドにいてね」
クスクスと笑いながら台所に消えていった和哉に恥ずかしさを覚えた。
数分後、二人分の食事を持ってきた和哉が現れた。
「パスタ作ってきた。てかパスタしかなかった」
「ううん。ありがとう…」
俺に気を使ったのか、少し柔らかめのパスタだった。
パスタの上にはミートソースがかかっていて、食欲をそそる匂い。
一口食べてみると、口の中で香りが広がった。
「おぃひぃ……」
「それは良かった。飲み物ここに置いておくから。喉に詰まらせないようにゆっくり噛んで食べて」
「ん…」
ゆっくりしっかり噛んで食べ終え、帰ろうと思い、重い腰を上げて帰る準備を始める。
「ん?どこか行く?」
「あ…ううん。帰るね」
「…その状態で?」
「大丈夫。ゆっくり帰るから」
そう言って支度を進めている俺に和哉は声をかけた。
「その状態じゃ歩くこともままならないでしょ。送ってく」
「ありがとう…」
お言葉に甘えて送って貰うことにした。
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