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転生〜統治(仮題)
野営と拷問
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アームルグ獣王国第1王女ルビア達と共に、王都へ向けて出発した日の夕方。アストル達は野営の準備をしていた。と言っても、王女達は大した荷物も所持しておらず、食料の類も無い様子であった。アストルはアイテムボックスから食材を取り出し、人数分の調理をしている。打ち解けた王女の付き人達と共に。フィーナは周辺の見回りに出掛けてしまった為、1人残されたルビアは心底つまらなそうにしている。
一瞬ルビアも誘おうかと思ったアストルであったが、あまり関わり合いになりたくなかったのと人手が足りていた事から、放置しておく事にしたのである。凝った料理をする訳でもないので、あっという間に食事の準備を終えてしまうというのもあったのだが。
フィーナの帰りを待って夕食にし、全員がアストルの料理に舌鼓を打っている状況ではあったのだが、王女達の置かれた状況を確認する事にした。
「それで?護衛も付けずに、どうしてあんな場所にいたんです?」
「いえ、初めは護衛もいたんです。ですが、反乱軍の兵士達に追われる内に全員やられてしまい、私の魔力も尽きてしまって・・・。あの場所にいたのは、国外に援軍を要請しようと思っての事です。」
「援軍?何処かアテはあるんですか?」
「・・・いいえ。ですが、ジュリアの元へ向かうつもりでした。フォレスタニア皇帝陛下を紹介してもらおうと考えていたのです。」
オレを紹介して貰うまではいいのだが、どうやって協力を取り付けるつもりだったのだろうか?
「思いっ切り内政干渉だと思いますけど、皇帝陛下が援軍を派遣する確証でもあるんですか?」
「それもありません。手始めに、私の身を差し出すつもりでした。その後の事は、交渉次第と考えていたのです。」
「それって、策と呼ぶにはあまりにも考え無しじゃないですかね?」
「案外そうとも言えないわね。」
意外な事に、オレの指摘に反論したのはフィーナであった。
「どういう事?」
「皇帝陛下は獣人の妻を娶っているでしょ?これってかなり重要な事なの。そもそも、人族で獣人の妻を娶っている王族はいないわ。エルフを娶る者もいないんだけど。だからフォレスタニアという国は、獣人に対して友好的だと判断出来るのよ。」
「ごめん、それが重要な理由がわからないんだけど・・・。」
「え~と、人族の王族が獣人の妻を娶らないのは、未だに差別意識が根強いからなのよ。敵対する者達にとって、獣人の妻を娶るという行為自体が攻撃材料となるの。民衆の支持を得られない場合もあるから、出来る限り避けたい行為って事ね。」
「フィーナさんのおっしゃる通りです。王族には獣人やエルフといった亜人に対する差別意識はほぼ無いと言えるのですが、貴族や民衆には未だ多いんですよ?」
フィーナの説明を補足する形で、ルビアが口を開いた。なるほどね・・・オレがティナやナディアと結婚した事は、獣人やエルフにとっては衝撃的な内容だった訳だ。オレにしてみたら、国際結婚的な意味合いでしかない。いや、そもそも考えた事すら無いんだけどね。可愛いは正義である!
「けど、皇帝陛下が獣人の妻達に酷い仕打ちをしているって可能性もあるんじゃないの?」
「それで国が、家族が救われるのなら、私には些細な事だと思っています。」
「家族や国の為に犠牲になるって事?・・・そういうのって、オレは好きじゃないな。」
「あら?アストルさんは、王族が亜人の妻を娶らない重大な理由にも気付いていないのですね?」
「重大な理由?」
「亜人は寿命が長いでしょう?国王が崩御した後、国を乗っ取るという事も考えられるのですよ?ですから、酷い仕打ちにも耐えられると亜人は考えるかもしれません。少しの辛抱だと。」
はぁ・・・。そんな事、考えた事も無かったよ。王侯貴族って、好き放題やってるイメージだったけど、案外大変なんだな。しかし、それならばルビアが王都に戻るのは何故だろう?
「フォレスタニア皇帝陛下を頼ろうとした理由には納得したけど、なら王女殿下は帝国に向かわなくていいんですか?」
「流石に今の人数で帝国を目指す訳にはいきません。肝心の皇帝陛下にも会えそうにないですからね?」
ルビアが意味深な視線を向けて来る。が、今のオレは単なる冒険者である。そういうのはやめて欲しいものだ。
「事情は大体わかりました。それでは皆さんお疲れのご様子ですし、我々のテントを使って構いませんのでお休みになられてはどうですか?」
「良いのですか?」
「女性が地面に寝るのも問題でしょうからね。遠慮しなくていいですよ?あ、フィーナも一緒に休んでね?見張りはオレがするから。」
「そうね。じゃあ、交代の時間になったら起こしてね?」
「・・・うん。」
こうして全員がテントに入って行ったのだが、オレはフィーナを起こしには行けないだろう。女性だらけの部屋に侵入する度胸は無い。修学旅行のような状況であれば、喜んで飛び込む者もいるだろうが、残念ながらオレは違うのだ。
それから1時間程経過しただろうか?ずっと感じていた視線の主達が行動を開始したようだった。オレはアストルの時に使用している刀を仕舞い、ルークの愛刀である美桜を取り出す。アストル用の刀もかなりの名刀だとは思うのだが、やはり美桜には劣る。ちなみに美桜を取り出したのは、これから戦おうとしている相手が強いからではない。
夜の戦闘というのは怖いものがある。日中ならば見えるものが、見えないような状況も起こり得る。リスク回避の意味でも、威力の高い武器で迅速かつ的確に相手を仕留めなければならないのだ。
こうして万全の状態で刺客へのおもてなしをさせて貰ったのだが、暗殺者のような手練でもなかったのであっさりと片付いてしまった。1番離れていたお客さんには、話を聞きたかったのでとりあえず生かしておいた。偉い人って逃げやすい位置にいるからね。峰打ちにござる。
気絶している者の様子を観察してみると、髭を生やした犬の獣人である事がわかった。それ以外にわかる事は無い。服装などで情報を得られるのかもしれないが、オレにそんな能力は無い。知識も無い。
とりあえず縛る物も無いので、地面に穴を開けて頭だけ出した状態で埋めてやる。自力では脱出出来ないよう、全力で埋めた土を固めてやった。いよいよ拷問の時間である。しかし、獣人を拷問した経験が無い。どう料理したものか考えていると獣人の男が目を覚ましたようだ。
「う・・・ここは?」
「お、気が付いたか?」
「貴様は・・・う、動けん!」
「さて、お前には洗いざらい吐いてもらうぞ?」
「ふん!ワシが喋るはずが無いだろう!!さっさと殺せ!」
さて、本当にどうしようか?とりあえず、軽めなヤツから行っとくか。オレは男の瞼を抑え、瞬き出来ない状態にすると、風魔法の風を眼球に当て続ける。
「ぐおぉぉぉ!目が、目がぁぁぁ!!」
「さぁ、話す気になったか?」
「だ、誰が話すか!」
強情なヤツだ。なら次はコレだ。オレは男の正面に鏡を置き、ナイフを取り出す。すると、刃物を見て動揺したのか、男が騒ぎ出した。
「き、貴様!それでオレの耳を切り落とすつもりか!?」
「いや、切り落とすのはこっちの方だ。」
オレは男の右の眉毛を剃り落として行く。途中まで剃った所で、左の眉毛に切り替える。いかん、バランスが悪い!何度も交互に剃っていると、丁度いい感じに仕上げる事が出来た。これは・・・磨呂だ!磨呂におじゃる!!堪え切れずに吹き出し、腹を抱えて爆笑すると男が叫び出した。
「き、貴様ぁぁぁ!何て酷い事をしてくれるんだ!!これじゃあ、これじゃあ誰にも見せられないだろ!!」
「あはははは!・・・・・はぁ、はぁ。さて、喋る気になった?」
「誰が貴様なんかに!?」
「あっそ。じゃあ次ね?」
折角なので、大事そうな髭も剃ってあげる事にした。抵抗する男の顔をしっかりと固定して、じっくりと形を整えていく。最高のちょび髭である。やはり堪え切れずに爆笑すると、男がプルプルと震えている。
「ワシの自慢の髭が・・・」
「う~ん、まだ喋らないのか。なら次は・・・頭だな。」
ここまで来ると想像がつくかもしれないが、オレは頭の中央部分だけを剃り落とした。髪の毛が残っているのは両サイドのみ。少し髪の毛が短いのが減点対象だが、お笑い番組で観た事のある落ち武者の完成だ。あ、頭に矢が刺さってた気がするな。
オレはアイテムボックスから矢を取り出し、火魔法で加熱しながら形を整える。火加減が難しく、矢を数本燃やしてしまったが、使う予定も無いので気にしない。完成した物体を男の頭に乗せ、暴れて落ちたりしないよう、髪の毛で両サイドを縛って固定する。完成した!リアル落ち武者だ!!
「あはははは!落ち武者、本物だよ!!あはははは!畜生、腹がいてぇ!!」
「・・・・・。」
大声で笑い転げるオレとは対象的に、獣人の男は絶望感満載の顔をして無言のまま鏡を見つめている。さて、満足したし・・・皆の所に戻るか!
翌朝、事情を聞いた女性達が男を見に行き、お腹を抱えて笑っていたのは予想通りである。その後、女性達に情けない姿を見られた絶望感から、男が様々な情報を話したのだが、拷問に至った本来の目的を忘れていたオレはフィーナに叱られてしまうのだった。
「あのねぇ?本来の目的を忘れるっていうのは、一体どういう事かしら?」
「いや、その、あまりの力作に、達成感を得たというか、満足したというか・・・。おもしろかったでしょ?」
「アナタ!ちゃんと反省してるの!?・・・・・ぷぷっ。」
「ほら!やっぱり「うるさい!!」すみませんでした!!」
やはりオレは、嫁さんに頭が上がらないようです。貫禄が無いのかなぁ?髭でも生やして・・・やめておこう!
あ、落ち武者は放置して来ました!魔物の糞を大量に置いて来たので、魔物に襲われる心配は無いはずである。あまりの臭さに、男は意識を失ったのだが・・・。
一瞬ルビアも誘おうかと思ったアストルであったが、あまり関わり合いになりたくなかったのと人手が足りていた事から、放置しておく事にしたのである。凝った料理をする訳でもないので、あっという間に食事の準備を終えてしまうというのもあったのだが。
フィーナの帰りを待って夕食にし、全員がアストルの料理に舌鼓を打っている状況ではあったのだが、王女達の置かれた状況を確認する事にした。
「それで?護衛も付けずに、どうしてあんな場所にいたんです?」
「いえ、初めは護衛もいたんです。ですが、反乱軍の兵士達に追われる内に全員やられてしまい、私の魔力も尽きてしまって・・・。あの場所にいたのは、国外に援軍を要請しようと思っての事です。」
「援軍?何処かアテはあるんですか?」
「・・・いいえ。ですが、ジュリアの元へ向かうつもりでした。フォレスタニア皇帝陛下を紹介してもらおうと考えていたのです。」
オレを紹介して貰うまではいいのだが、どうやって協力を取り付けるつもりだったのだろうか?
「思いっ切り内政干渉だと思いますけど、皇帝陛下が援軍を派遣する確証でもあるんですか?」
「それもありません。手始めに、私の身を差し出すつもりでした。その後の事は、交渉次第と考えていたのです。」
「それって、策と呼ぶにはあまりにも考え無しじゃないですかね?」
「案外そうとも言えないわね。」
意外な事に、オレの指摘に反論したのはフィーナであった。
「どういう事?」
「皇帝陛下は獣人の妻を娶っているでしょ?これってかなり重要な事なの。そもそも、人族で獣人の妻を娶っている王族はいないわ。エルフを娶る者もいないんだけど。だからフォレスタニアという国は、獣人に対して友好的だと判断出来るのよ。」
「ごめん、それが重要な理由がわからないんだけど・・・。」
「え~と、人族の王族が獣人の妻を娶らないのは、未だに差別意識が根強いからなのよ。敵対する者達にとって、獣人の妻を娶るという行為自体が攻撃材料となるの。民衆の支持を得られない場合もあるから、出来る限り避けたい行為って事ね。」
「フィーナさんのおっしゃる通りです。王族には獣人やエルフといった亜人に対する差別意識はほぼ無いと言えるのですが、貴族や民衆には未だ多いんですよ?」
フィーナの説明を補足する形で、ルビアが口を開いた。なるほどね・・・オレがティナやナディアと結婚した事は、獣人やエルフにとっては衝撃的な内容だった訳だ。オレにしてみたら、国際結婚的な意味合いでしかない。いや、そもそも考えた事すら無いんだけどね。可愛いは正義である!
「けど、皇帝陛下が獣人の妻達に酷い仕打ちをしているって可能性もあるんじゃないの?」
「それで国が、家族が救われるのなら、私には些細な事だと思っています。」
「家族や国の為に犠牲になるって事?・・・そういうのって、オレは好きじゃないな。」
「あら?アストルさんは、王族が亜人の妻を娶らない重大な理由にも気付いていないのですね?」
「重大な理由?」
「亜人は寿命が長いでしょう?国王が崩御した後、国を乗っ取るという事も考えられるのですよ?ですから、酷い仕打ちにも耐えられると亜人は考えるかもしれません。少しの辛抱だと。」
はぁ・・・。そんな事、考えた事も無かったよ。王侯貴族って、好き放題やってるイメージだったけど、案外大変なんだな。しかし、それならばルビアが王都に戻るのは何故だろう?
「フォレスタニア皇帝陛下を頼ろうとした理由には納得したけど、なら王女殿下は帝国に向かわなくていいんですか?」
「流石に今の人数で帝国を目指す訳にはいきません。肝心の皇帝陛下にも会えそうにないですからね?」
ルビアが意味深な視線を向けて来る。が、今のオレは単なる冒険者である。そういうのはやめて欲しいものだ。
「事情は大体わかりました。それでは皆さんお疲れのご様子ですし、我々のテントを使って構いませんのでお休みになられてはどうですか?」
「良いのですか?」
「女性が地面に寝るのも問題でしょうからね。遠慮しなくていいですよ?あ、フィーナも一緒に休んでね?見張りはオレがするから。」
「そうね。じゃあ、交代の時間になったら起こしてね?」
「・・・うん。」
こうして全員がテントに入って行ったのだが、オレはフィーナを起こしには行けないだろう。女性だらけの部屋に侵入する度胸は無い。修学旅行のような状況であれば、喜んで飛び込む者もいるだろうが、残念ながらオレは違うのだ。
それから1時間程経過しただろうか?ずっと感じていた視線の主達が行動を開始したようだった。オレはアストルの時に使用している刀を仕舞い、ルークの愛刀である美桜を取り出す。アストル用の刀もかなりの名刀だとは思うのだが、やはり美桜には劣る。ちなみに美桜を取り出したのは、これから戦おうとしている相手が強いからではない。
夜の戦闘というのは怖いものがある。日中ならば見えるものが、見えないような状況も起こり得る。リスク回避の意味でも、威力の高い武器で迅速かつ的確に相手を仕留めなければならないのだ。
こうして万全の状態で刺客へのおもてなしをさせて貰ったのだが、暗殺者のような手練でもなかったのであっさりと片付いてしまった。1番離れていたお客さんには、話を聞きたかったのでとりあえず生かしておいた。偉い人って逃げやすい位置にいるからね。峰打ちにござる。
気絶している者の様子を観察してみると、髭を生やした犬の獣人である事がわかった。それ以外にわかる事は無い。服装などで情報を得られるのかもしれないが、オレにそんな能力は無い。知識も無い。
とりあえず縛る物も無いので、地面に穴を開けて頭だけ出した状態で埋めてやる。自力では脱出出来ないよう、全力で埋めた土を固めてやった。いよいよ拷問の時間である。しかし、獣人を拷問した経験が無い。どう料理したものか考えていると獣人の男が目を覚ましたようだ。
「う・・・ここは?」
「お、気が付いたか?」
「貴様は・・・う、動けん!」
「さて、お前には洗いざらい吐いてもらうぞ?」
「ふん!ワシが喋るはずが無いだろう!!さっさと殺せ!」
さて、本当にどうしようか?とりあえず、軽めなヤツから行っとくか。オレは男の瞼を抑え、瞬き出来ない状態にすると、風魔法の風を眼球に当て続ける。
「ぐおぉぉぉ!目が、目がぁぁぁ!!」
「さぁ、話す気になったか?」
「だ、誰が話すか!」
強情なヤツだ。なら次はコレだ。オレは男の正面に鏡を置き、ナイフを取り出す。すると、刃物を見て動揺したのか、男が騒ぎ出した。
「き、貴様!それでオレの耳を切り落とすつもりか!?」
「いや、切り落とすのはこっちの方だ。」
オレは男の右の眉毛を剃り落として行く。途中まで剃った所で、左の眉毛に切り替える。いかん、バランスが悪い!何度も交互に剃っていると、丁度いい感じに仕上げる事が出来た。これは・・・磨呂だ!磨呂におじゃる!!堪え切れずに吹き出し、腹を抱えて爆笑すると男が叫び出した。
「き、貴様ぁぁぁ!何て酷い事をしてくれるんだ!!これじゃあ、これじゃあ誰にも見せられないだろ!!」
「あはははは!・・・・・はぁ、はぁ。さて、喋る気になった?」
「誰が貴様なんかに!?」
「あっそ。じゃあ次ね?」
折角なので、大事そうな髭も剃ってあげる事にした。抵抗する男の顔をしっかりと固定して、じっくりと形を整えていく。最高のちょび髭である。やはり堪え切れずに爆笑すると、男がプルプルと震えている。
「ワシの自慢の髭が・・・」
「う~ん、まだ喋らないのか。なら次は・・・頭だな。」
ここまで来ると想像がつくかもしれないが、オレは頭の中央部分だけを剃り落とした。髪の毛が残っているのは両サイドのみ。少し髪の毛が短いのが減点対象だが、お笑い番組で観た事のある落ち武者の完成だ。あ、頭に矢が刺さってた気がするな。
オレはアイテムボックスから矢を取り出し、火魔法で加熱しながら形を整える。火加減が難しく、矢を数本燃やしてしまったが、使う予定も無いので気にしない。完成した物体を男の頭に乗せ、暴れて落ちたりしないよう、髪の毛で両サイドを縛って固定する。完成した!リアル落ち武者だ!!
「あはははは!落ち武者、本物だよ!!あはははは!畜生、腹がいてぇ!!」
「・・・・・。」
大声で笑い転げるオレとは対象的に、獣人の男は絶望感満載の顔をして無言のまま鏡を見つめている。さて、満足したし・・・皆の所に戻るか!
翌朝、事情を聞いた女性達が男を見に行き、お腹を抱えて笑っていたのは予想通りである。その後、女性達に情けない姿を見られた絶望感から、男が様々な情報を話したのだが、拷問に至った本来の目的を忘れていたオレはフィーナに叱られてしまうのだった。
「あのねぇ?本来の目的を忘れるっていうのは、一体どういう事かしら?」
「いや、その、あまりの力作に、達成感を得たというか、満足したというか・・・。おもしろかったでしょ?」
「アナタ!ちゃんと反省してるの!?・・・・・ぷぷっ。」
「ほら!やっぱり「うるさい!!」すみませんでした!!」
やはりオレは、嫁さんに頭が上がらないようです。貫禄が無いのかなぁ?髭でも生やして・・・やめておこう!
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