Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜

橘 霞月

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転生〜統治(仮題)

内戦勃発

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ルビアがフィーナに嫁宣言をした日の夜、オレ達は恒例の定期連絡をしている。しかし、今回は少し勝手が違う。いつも通りなら、数で劣るオレの側が終始低姿勢を貫くはずだった。いや、数の問題では無い。正直に言おう!オレが悪いのだ!!しかし、今回のオレ達・・・ルビアは血の気が多かった。

とりあえずオレとフィーナは、事の顛末を説明する。これはまぁ、良くある光景だ。本来、あってはならないのだが。全てを聞き終わり、スフィアが口を開く。

「そうですか・・・また嫁が増えたと・・・。」
「ねぇ、フィルフィーナ?自分に任せろって言ったわよね?」
「な、ナディア!?それは、その・・・ごめん。」
「あ~、フィーナは付き人達の策で手が出せなかったんだ。だから、悪いのはオレだよ。」
「旦那様は悪くないわよ?そんなに嫌なら、その者達がルークに付いていればいいんだから。」
「わ、私達はルークの意志を尊重しているのです!!」

暗に城に留まった嫁さん達が悪いと告げるルビアに、スフィアが反論する。しかし、ルビアの挑発的な態度は変わらない。

「旦那様の意志を尊重ねぇ?嫌われるのが怖かっただけじゃないの?」
「そ、それは!?」
「私は何と言われようと、旦那様の元を離れるつもりはないわ!」
「そもそも、どうして今もルークにくっついてるのよ!?」

ナディアの指摘はもっともだろう。オレ達の体制は・・・通信が始まる前から、オレとフィーナは正座している。しかし、ルビアはオレの太腿に座り、首に手を回しているのだ。お陰で通信が始まった瞬間から、嫁さん達の額には血管が浮き出ているような気がしている。

「あら?妻となったからには、イチャイチャしても構わないでしょ?」
「場所を弁えなさいって言ってるのよ!」
「なぁに?ひょっとして、妬いてるの?いえ・・・意外と初心なのかしら?」
「はしたないって意味よ!」
「獣人の女なら、常に強いオスに抱かれたいと思うのは当然でしょ?それに、ルークったら凄かったのよ?初めての私に何度も何度も・・・おかしくなりそうだったわぁ。」

ルビアさん、生々しい会話はやめて下さい。オレがおかしくなりそうです。

「そ、そそそ、そういう事を他人に話すな!!」
「貴女達だって、経験済みなんでしょ?ルークのアレ。」

全員が固まり、真っ赤になってしまった。このままでは駄目だ。いよいよオレは、以前の発言を撤回する必要があるだろう。

「うーふ?(ルーク?)」
「ティナ・・・また食べてるの?じゃなくて、飲み込んでから喋ろうね?」
「うふふぉふぉふぉっふぇふぃふぇふぁふぉーふぇふふぁ?(1度戻って来てはどうですか?)」
「ティナの言う通りだね。」
「「「「「「「「「「だから、どうしてわかるのよ!?」」」」」」」」」」

ティナ以外の全員の声が揃う。なんだ、皆仲良しじゃないか!やっぱり大事な話は会ってするべきだったんだ。

「え~と、エミリア?客間を2部屋用意して貰えるかな?」
「え?・・・・・は、はい!」
「ごめんスフィア、通信切るからね。」
「え?ちょ、説明して下さい!!」

スフィアには伝わらなかったようだが、エミリアは勘付いたみたいだ。あまり皆を待たせないように行動する必要があるな。オレは荷物を回収して、この場にいた全員に告げる。

「皆、オレに掴まってくれる?」
「旦那様?」
「説明は後でするから!」

渋々といった感じではあるが、全員がオレに掴まってくれた。説明は後回しにして、オレは城へと転移する。突如景色が変化した事で、皆は声を出せずにいた。

「ようこそ、フォレスタニア城へ。」
「フォレ・・・え?」

あれ?転移魔法の事、フィーナも知らなかったっけ?嫁さんが増えると、オレの頭じゃ整理しきれないな。これ以上増えたら、名前とか間違えそうだ。やはり美人耐性さんには頑張ってもらわないといけない。

固まっている皆に説明しようとした時、ドタバタと廊下を走る音が聞こえ、勢いよく扉が開かれる。

「ルーク様!お帰りなさい!!」
「おわっ!エミリア!?・・・ただいま。」

扉の方を向くと、エミリアが飛びついて来た。オレは押し倒されないように抱き止め、帰宅の挨拶をする。その間に他の嫁さん達もやって来たようだった。

「エミリア!抜け駆けはズル~イ!!」
「さっさと離れなさい!」
「リリエルもナディアも落ち着いて!」

他の皆も加わり、一気に騒々しくなってしまった。短期間留守にしていただけなのだが、賑やかなこの場所がオレの帰る場所なんだと実感してしまう。言い争っている皆を眺めていると、1歩引いた位置から見守るようにしている2人と目が合う。

「ティナ!カレン!・・・ただいま。」
「はい。」
「おかえりなさい、ルーク。」

そのまま2人を抱き締めると、後ろから非難の声が上がる。

「「「「「「「「「「あぁぁぁぁぁ!!」」」」」」」」」」
「ティナさん!カレンさん!ズルいです!!」
「ちょっとルーク!次は私の番でしょ!?」
「あわわわわ、ど、どうしよう?」
「こうなったら勝負です!戦争です!」

スフィア、ナディアに責められ、リノアはどうしたら良いのかわからない様子だった。最後のルビアの一言で、全員の動きが止まる。

「「「「「「「「「「勝負?」」」」」」」」」」
「誰が一番旦那様を満足させられるか、旦那様に決めて貰えばいいのよ!簡単でしょ?」
「ちょっと、ルビア!?」
「いいでしょう!受けて立ちます!!」
「スフィア!?」
「で?何の勝負をするのよ?」
「ナディアまで!?」
「男性を満足させると言ったら、夜のご奉仕に決まってるわ!」
「はぁぁぁぁぁ!?」

オレの叫び声だけが室内に響き渡る。しかし、嫁さん達の反応が無いのを不審に思い、それぞれを見回すと、どうにも目がギラギラと輝いている。これは・・・獲物を狙う肉食獣の目だ。身の危険を感じたオレは、緊急避難を行おうとした。

「て」
「カレンさん!」
「ん」
「はい!」
「いっ!?」

転移と叫ぶ一瞬で、オレは見事に捕らえられた。『て』の後にスフィアがカレンに合図を出し、『ん』と言ったらカレンが返事をした。最後の『いっ!?』は、カレンによって背後から床に押さえ付けられたオレの悲鳴である。

「ルーク?覚悟して下さいね?」
「カレンも参加するの!?」
「ルーク、これは私達の戦争です。今回は殺し合いではありませんから、誰にでもチャンスがあります。そんな戦いを前に、戦わずして負けを認めるような者をルークは好きになりますか?」
「ティナ・・・・・はい。おっしゃる通りです。」

生命の危険が伴うのなら、撤退を選べる者を評価するだろう。しかし、今回の場合は違うのだ。人や魔物と戦えないスフィアやリノアにも勝機はある。むしろ、自らの美貌という武器は、最大の戦力となり得るのだ。

その後立たされたオレは、カレンによって羽交い締めにされたまま、ルビアによって例の薬を飲まされる。

「この薬はまだまだ沢山あるから、安心していいわよ?」
「安心出来るか!!」
「さて、時間も限られていますから、明日の朝早い者から順番に始めましょう!」
「ひ、ひとりずつなの!?」
「「「「「「「「「「え!?」」」」」」」」」」

この時のオレは時間と体力の事しか頭になく、この発言を一生後悔する事になる。

「複数人の同時プレイをお望みなんですね?」
「え?あ、いや、エミリア?違うからね!?」
「そうですか・・・しかし、あまり大人数も問題ですね。」
「スフィアさん!?」
「では最初ですから、2・・・3人ずつ「1人ずつでお願いします!」そ、そうですか?」

慌ててお願いした結果、カレンの同意によって1対1が認められた。オレには複数人でのプレイは無理だ。自分、不器用ですから。。。

その後は想像にお任せするが、全員欲求不満だったようで倒れる寸前まで搾り取られた。人数が増えたので今回から5位までの発表となる。オレの評価基準は、主に頑張り度である。何の頑張りかって?

よしてくれよ。そんなのは恥ずかしくて言えないやい。


○昼の部○
1位 ティナ
2位 ナディア
3位 スフィア
4位 クレア
5位 フィルフィアーナ

○夜の部○

1位 カレン
2位 エミリア
3位 ルビア
4位 リリエル
5位 ティナ

あ、エミリアは嫁さんじゃないのか・・・。次回があれば修正しよう。無い事を祈る。しかし、薬ってスゲェな~!
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