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39 米襲来
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麦は思った以上に収穫できた。
お酒の布石として必要な分を残して、大麦などに切り替えて保存庫に眠らせている。
大麦の入った袋がどんどん増えてきたことで、姉さんがやや怪訝な顔をしていた。
これ以上増やすのは難しそうなので、小麦でパンを繰り返し焼いて、少しずつ売りにも出している。
原料として売っても非常に安価なのは致し方ないが、家の中は常に焼きたてパンの香ばしい匂いで満ちていた。
「にゃーん」
「仕方ないじゃないですか。小麦だってもったいないし、少しの匂いくらいは我慢してください」
パンは我が家の定番メニューとなり、ジャムを舐めたいモモの意向で朝食の登板回数がやや多めになっている。
まぁパンも美味しいからいいのだけど、今度こそジャムは取り上げるべきかもしれない。
一度は取り上げようとしたけれど、涙目で見つめられてしまえば、俺もイチコロである。
「にゃーん」
「あ、甘やかしてるつもりはないんですよ。パンだって美味しいし、体に悪い物じゃないですし」
「にゃーん」
姉さんは常にただようパンの匂いに、若干不機嫌気味だ。
「まぁまぁ、これからは米のシーズンに入りますから。炊き立ての新米ですよ!」
「にゃーん」
いいですねえ、漬物に魚に味噌汁。
最近は漬物壺なる商品も購入し、茄子や胡瓜、大根、人参などの漬物シリーズも自家製で楽しめるようになった。
……よく考えたら、味噌汁って姉さん、猫舌じゃなかったっけ? まぁ今さらか。
漬物については、ジャムの影響でパン派になりかけているモモには若干の不評。
ここで改めて米の美味しさを実感してもらって、米の良さを再認識してもらいたい。
——十月になって、ついに田んぼがラインナップに追加された。
米を育てるための環境を整えていく。
先月あったお金は使い切ってしまったが、パンやカボチャなど高額野菜の売上が伸びたおかげで、ひと月でそこそこの金額を用意することができた。
平均単価が上がっているとはいえ、必要な物の単価も上がっていくのは世の常。
とはいえ、溶けていく金額を見ていると、心が少し沈むのも事実だ。
田んぼを購入して設置。
うんうん、水が張っていないカピカピの田んぼ。アイコン上に「水が必要」と出ている。
田んぼの側に小川を設置すると、妖精さんが現れ、数時間で小さな滝から川が引かれていく。
小川が近くにあることで、用水路の設置も最小限の長さで済んだ。
田んぼ側には排水口と給水口ができ、アイコン上でも田んぼの使用が可能になったと表示される。
選択してみると、米の収穫までの流れや、何日目で水を抜くか、水の量の調整など、水の管理が必要であることが記載されている。
手間はかかるが、美味しいお米のためなら頑張ろう。
「お父さん、これは種じゃないですよね?」
「ああ、これは稲の苗なんだ。水を張った後にこれを田んぼに植えていくんだけど……モモも手伝ってくれるか?」
「わん!」
「お前に言ってないんだが。いいか、大福、これは泥遊びじゃないから、絶対に入ってくるなよ?」
「わん」
「先っちょだけでもダメですかって、大福様が」
なんで犬ってああも泥遊びが好きなのか。
猫じゃらしの誘惑に勝てない姉さんのようなものなのかもしれない。
「大福、今日だけだぞ」
「わん!」
勢いよく飛び出した大福が泥団子と化していく。
洗うのがしんどそうだ……あ、小川に自分で入ってもらって、少し汚れを落としてもらうのはアリか?
「じゃあ、こっちはこっちで植えていこうか」
「はい!」
子供の頃、田植え体験はしたことがあるが、基本的に暖かい季節の行事だったので、半ズボンに素足でやっていた。
今は気温も下がってきているので、汚れ防止も兼ねて「ウェダー」なるゴム製の長ズボンを子供用も含めて購入。
モモには帽子で髪をまとめてもらい、ウェダーを着せる。
うちの子は何を着ても可愛いな……。
最近は俺の着ているツナギを気に入ったらしく、子供用のツナギも着ているが、どんな服でも着こなせてしまう。恐ろしい子だ。
「できるだけ、均等に植えていこう!」
「頑張ります!」
腰に苗を入れる袋を装備し、腰を落として、ひとつまたひとつと苗を植えていく。
ふと隣を見ると、モモが消えていた。
ははーん、俺のスピードについてこれず後ろに——いないだと?
うん、知ってた。これは麦の時と同じパターン。
モモは俺よりずっと先に進み、しかも真っ直ぐ綺麗に植えている。
それに引き換え、俺の苗は……根性が捻じ曲がっているとしか思えない。
「にゃーん」
横で見守っていた姉さんが、「曲がってるのは苗じゃなくてお前の性根だ」とツッコミを入れてくる。
そこまで曲がっていないつもりなんですがねぇ。
麦の時と同様に、モモの方が早く終わったので、モモの応援を背に、自分の分をなんとか完了させる。
「お米って、何日後に収穫できるんですか?」
「この庭の仕様だと、十五日後の予定だよ」
田んぼと苗だけで、二十二万円も使った。
さらに精米器が十万円。お金の工面がまた必要になる。
小川の設置、用水路のための石材加工にもお金がかかったし、常に金欠状態だ。
お酒の布石として必要な分を残して、大麦などに切り替えて保存庫に眠らせている。
大麦の入った袋がどんどん増えてきたことで、姉さんがやや怪訝な顔をしていた。
これ以上増やすのは難しそうなので、小麦でパンを繰り返し焼いて、少しずつ売りにも出している。
原料として売っても非常に安価なのは致し方ないが、家の中は常に焼きたてパンの香ばしい匂いで満ちていた。
「にゃーん」
「仕方ないじゃないですか。小麦だってもったいないし、少しの匂いくらいは我慢してください」
パンは我が家の定番メニューとなり、ジャムを舐めたいモモの意向で朝食の登板回数がやや多めになっている。
まぁパンも美味しいからいいのだけど、今度こそジャムは取り上げるべきかもしれない。
一度は取り上げようとしたけれど、涙目で見つめられてしまえば、俺もイチコロである。
「にゃーん」
「あ、甘やかしてるつもりはないんですよ。パンだって美味しいし、体に悪い物じゃないですし」
「にゃーん」
姉さんは常にただようパンの匂いに、若干不機嫌気味だ。
「まぁまぁ、これからは米のシーズンに入りますから。炊き立ての新米ですよ!」
「にゃーん」
いいですねえ、漬物に魚に味噌汁。
最近は漬物壺なる商品も購入し、茄子や胡瓜、大根、人参などの漬物シリーズも自家製で楽しめるようになった。
……よく考えたら、味噌汁って姉さん、猫舌じゃなかったっけ? まぁ今さらか。
漬物については、ジャムの影響でパン派になりかけているモモには若干の不評。
ここで改めて米の美味しさを実感してもらって、米の良さを再認識してもらいたい。
——十月になって、ついに田んぼがラインナップに追加された。
米を育てるための環境を整えていく。
先月あったお金は使い切ってしまったが、パンやカボチャなど高額野菜の売上が伸びたおかげで、ひと月でそこそこの金額を用意することができた。
平均単価が上がっているとはいえ、必要な物の単価も上がっていくのは世の常。
とはいえ、溶けていく金額を見ていると、心が少し沈むのも事実だ。
田んぼを購入して設置。
うんうん、水が張っていないカピカピの田んぼ。アイコン上に「水が必要」と出ている。
田んぼの側に小川を設置すると、妖精さんが現れ、数時間で小さな滝から川が引かれていく。
小川が近くにあることで、用水路の設置も最小限の長さで済んだ。
田んぼ側には排水口と給水口ができ、アイコン上でも田んぼの使用が可能になったと表示される。
選択してみると、米の収穫までの流れや、何日目で水を抜くか、水の量の調整など、水の管理が必要であることが記載されている。
手間はかかるが、美味しいお米のためなら頑張ろう。
「お父さん、これは種じゃないですよね?」
「ああ、これは稲の苗なんだ。水を張った後にこれを田んぼに植えていくんだけど……モモも手伝ってくれるか?」
「わん!」
「お前に言ってないんだが。いいか、大福、これは泥遊びじゃないから、絶対に入ってくるなよ?」
「わん」
「先っちょだけでもダメですかって、大福様が」
なんで犬ってああも泥遊びが好きなのか。
猫じゃらしの誘惑に勝てない姉さんのようなものなのかもしれない。
「大福、今日だけだぞ」
「わん!」
勢いよく飛び出した大福が泥団子と化していく。
洗うのがしんどそうだ……あ、小川に自分で入ってもらって、少し汚れを落としてもらうのはアリか?
「じゃあ、こっちはこっちで植えていこうか」
「はい!」
子供の頃、田植え体験はしたことがあるが、基本的に暖かい季節の行事だったので、半ズボンに素足でやっていた。
今は気温も下がってきているので、汚れ防止も兼ねて「ウェダー」なるゴム製の長ズボンを子供用も含めて購入。
モモには帽子で髪をまとめてもらい、ウェダーを着せる。
うちの子は何を着ても可愛いな……。
最近は俺の着ているツナギを気に入ったらしく、子供用のツナギも着ているが、どんな服でも着こなせてしまう。恐ろしい子だ。
「できるだけ、均等に植えていこう!」
「頑張ります!」
腰に苗を入れる袋を装備し、腰を落として、ひとつまたひとつと苗を植えていく。
ふと隣を見ると、モモが消えていた。
ははーん、俺のスピードについてこれず後ろに——いないだと?
うん、知ってた。これは麦の時と同じパターン。
モモは俺よりずっと先に進み、しかも真っ直ぐ綺麗に植えている。
それに引き換え、俺の苗は……根性が捻じ曲がっているとしか思えない。
「にゃーん」
横で見守っていた姉さんが、「曲がってるのは苗じゃなくてお前の性根だ」とツッコミを入れてくる。
そこまで曲がっていないつもりなんですがねぇ。
麦の時と同様に、モモの方が早く終わったので、モモの応援を背に、自分の分をなんとか完了させる。
「お米って、何日後に収穫できるんですか?」
「この庭の仕様だと、十五日後の予定だよ」
田んぼと苗だけで、二十二万円も使った。
さらに精米器が十万円。お金の工面がまた必要になる。
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