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メモワール
四百五十四話 転生者
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クエスト14-3「ケルベロス・フェニックスを倒せ」がクリアされました
「ようやく2層をクリアしたな…………」
「この戦いでかなり経験値を得たんじゃないかなぁ?」
「うん、かなり経験値手に入れたね」
一番手に入れたのは案内役の子だろう、この子は何者なんだろうか
英雄ギルドは喜びが先に勝ってしまって、案内役の子に気付いていない
案内役の子は人の姿になって登場しているというのに、気付かない
案内役の子はそれにムッとして、怒り出した
ーーむぅ!気付いてよ!レンさんたち!
「そいや、お前…………人の姿になってる!?」
「本当だ…………こ、これが案内役の子の姿…………」
案内役の子の名前はナビ・カタルシスというのが、本当の名前だ
ナビ・カタルシスは本当の名前で、案内役の子は名前では無い。音の神、ナビ・カタルシスが誕生した。再び英雄ギルドの仲間としてメモワールをクリアすることにした、英雄ギルドを助けるためにも英雄ギルドの力になりたいと、ナビ・カタルシスは願っている。なりたいとかじゃなくて、絶対にならなきゃならない。カタルシスの力は英雄ギルドにとって、重大な力となっている。これからは案内役の子じゃなくて、カタルシスとして英雄ギルドをカバーして行く、バイオリンと共に戦って行く
マンション3階目に行かなきゃならないのだが、先に疲れが来てしまったようで英雄ギルドは床に座り込んでいた。1回くらい休まないと、また倒れることにはなるから、休んだ方がいいだろう。せめて一時間くらい休まないと行けない、地下にも行って、坂本龍馬&宮本武蔵とケルベロス・フェニックスと倒して、休まないと行けない。英雄ギルドが誰か倒れたら、もともこうもないわけだ、とりあえずは休む
「なあ、ガキンチョ共、一体どこまで進化しやがる?ガキンチョ共の進化ステージはどうなってる」
「確かにねェ、進化の仕方が異常じゃないくらいにねェ」
「ふはは、進化しまくってるな…………」
このマンションクエストでかなりの経験値を得ている
かなりの進化もしていて、進化をしたのは英雄ギルドみんなだ
これからはまだ伝説のヤツらが居る、まだ勝たないと行けない
まだ辛いだろうが、頑張るしかないのが、このゲームのめんどくさい所ではある。だがやるしかない
「まだ8階も残ってるんだよね、あはっ」
「言うな、考えるだけで吐き気がする」
「8階、8階、8階~」
「言うな!?」
英雄ギルドなら8階くらいは余裕なのかもしれない
だが油断してはならないのがダンジョンの注意所ではある、いつかは油断するかもしれないが、ずっと油断しない方がいい。これまでも油断をしなかったのだから、ずっとしない方がマシだ。英雄ギルドは一時間くらいでダンジョンの次の階へと行くつもりだが、体力が回復しなかったら行かないつもりではあるらしい。疲れながら向かったら、油断しているのと同じだからだ。英雄ギルドはとりあえず一時間くらいは休んで、次の階に行くつもりだ。レンとクレアとアンリデットとクオーナとレーグル
このメンバーでダンジョンをクリアさせるしかない、他の仲間が復活する訳でもないのに他の仲間と戦えるわけが無い。だから今はレンたちでなんとかするしかない、まだ捕まっている以上、仲間はあそこから動くことは不可能だろう。動けるレンたちが今出来ることをやるしか無かった、メモワールクリアまで行けるかどうかは分からないが、ここに居る以上やらないわけには行かないはずだ、英雄ギルドがやるしかない
「ガキンチョ共、そろそろ向かった方がいいぞ。ガキンチョ共が休憩している間に時間は進んでるんだからな」
「………そうだね、あはっ。次の階に向かわなきゃね、あはっ」
「ああ、向かうか。次の階へ」
英雄ギルドは立ち上がって、ダンジョンの次の階へ向かった
もちろんエレベーターで向かっていた、次の伝説はどんなヤツなのかは分からないが、とりあえずは向かうしかない
ダンジョンクリアのためにも戦い続ける、ただこれだけをやればいい
英雄ギルドはダンジョン3階目に向かった、着いた瞬間にモニターに電源がついた
「モニターがあるねェ、急についたけどなんなんだろうねェ」
「さぁな、何が起きるんだろうな。この階層は」
「ガキンチョ共、どんなヤツが出て来るかは分からない、だから警戒しとけ」
クエスト14-4「裏切り者を炙り出し、殺害せよ」
と書かれていた、英雄ギルドはそれを見て驚いたかもしれないが、この英雄ギルドには裏切り者が居るらしい。それが誰なのかはまだ分からないがそれを24時間以内に決めなくてはならない、24時間以内に決めないと英雄ギルド全員が死ぬことになるだろう。死にたくなければ、裏切り者を炙り出して殺すしかない。またこんなことがあって嫌なのは分かるかもしれないが、ダンジョンクエストである以上やるしかない。伝説のダンジョン、伝説3つ目はデスゲーム。アニメや漫画は定番のヤツだろう
デスゲームはよく使われる定番であるんだが、このゲームは定番すぎるくらいにデスゲームとなっている。幸せもあり、残酷もありのクソゲームだった。ダンジョンには欠かせないジャンルだからだ、裏切り者を見つけてしまえば終わる話なのだが、そんな簡単に見つけたくは無かった。クオーナかもしれないし、クレアかもしれないし、レンかもしれないし、アンリデットかもしれないし、レーグルかもしれないからだ
その時、目の前にクリムゾンが現れてきた
「クリムゾンのガキンチョ………貴様はなんでここに来やがった?」
「俺ぁ、裏切り者を教えに来てやったんだぁ。ちなみに俺は裏切り者じゃねぇなぁ、英雄ギルドの仲間ですらねぇ」
「ああ、知ってるよ。それくらい」
教えてくれるなら、早めに教えてもらった方がいいだろう
だが殺される覚悟がちゃんとあるなら、いいかもしれない
英雄ギルドの仲間の中には裏切り者が居て、そして殺される
その覚悟があるなら、クリムゾンから教えてもらった方がいい
「いいかぁ?裏切り者が居るならぁ、お前らから一人殺されるってこったぁ」
「………仕方ないよねェ、裏切り者ってどんな感じなのかなぁ?」
「まぁ、単刀直入に言うとなぁ、お前らの中になぁ、悪の組織の元メンバーが居んだぁ」
英雄ギルドは驚いた、だが約2名が顔を青ざめていた
今までずっと隠していたからだ、記憶が無いふりをしていたからだ。だから約2名が顔を青ざめていて、裏切り者だと確信してしまった。英雄ギルドの裏切り者だと確信した2人は自首をしようとしていた、だが本当の話を仲間に話して、どんな反応をするんだろうか。絶望されてしまうんだろうか、縁を切られることは間違いないだろう。だから裏切り者だと言いたくはなかった、本当に本音を話す時は来たのかもしれない。これは仲間にだけではなく、捕まっている仲間にも話した方がいい内容だ
悪の組織に居た以上はこれからの信頼が失ってしまうだろう、罪償いも来てしまった。もう罪を償う時間なんじゃないかと2人は思っているわけだ、そろそろ裏切り者と名乗り出ないと行けない。仲間を疑わせる訳には行かないからだ、仲間を疑わせる前に自分たちが名乗り出るべきなんじゃないかと思っている。いつまでも黙っていたら、仲間たちに迷惑がかかってしまうから、やめた方がいいだろう
「すまん、クオーナ、アンリデット、レーグル」
「私たちなの、元々悪の組織に居たのは……………」
「「え?」」「は?」
英雄ギルドとレーグルは何言ってんだと言わんばかりに驚いている
悪の組織に居た2人は遂に真実を話した、レンとクレアの記憶にはちゃんと悪の組織に居たという記憶が残っている
しかし、それがいつのことなのかをまだ解明されていない
だがレンとクレアからはとんでもないことが話される
「俺とクレアは転生したんだ、悪の組織に元々居て…………ある戦いで俺とクレアは死んで、人間の世界、日本で産まれた」
「それから普通に生活して、ゲームに入って、仲間になって、英雄ギルドを作って、今これ」
「別にレンとクレアを信用しないわけじゃないけどぉ、なんで今まで黙ってたのぉ?」
レンとクレアは素直に話した、理由は普通の生活をしてみたかった
それだけの理由で日本で平和に過ごしていて、ゲームで生活をして、ストーリーを歩んで来て、英雄ギルドを作って仲間と旅をして、悪の組織に居たことはずっと隠していた。英雄ギルドに話す訳には行かなかったから、話をしたら絶対に敵対されるのは分かっていたから、話さなかった。英雄ギルドに話さなかったのは悪いと思っているかもしれない、だが悪の組織のことを話して、仲間はなんか分かるのだろうか。今までどれだけの苦労をしてきたかは分からないからだ、だからなんも話さなかった
話したらきっと仲間からは絶望されていたはずだ、仲間がどんな反応をするかなんて大体は予想がついていた。裏切り者だって言ったら、みんなはきっと悲しんでしまうからだ。そんなことがあってしまうからこそ、レンとクレアは仲間に話したくなかった。怖かったからだ、もし伝えてしまったら、英雄ギルドに嫌われちゃうんじゃないかと思ったから。ずっとずっとこのことを隠していたことを、悪いと思っていた
「俺とクレアが裏切り者だ、殺して構わない。殺して前に進めーー」
バチンッ!と頬が叩かれる音がした
頬を叩いたのはアンリデットだった、誰もが意外だった
「あ、アンリデット………?」
「履き違えても、そんなこと言っちゃダメだからねェ!」
(アーちゃんが、本気で怒った…………)
英雄ギルドの仲間に対して、本気で怒るのは初めてだった
履き違えても、殺して構わないとか、殺して前に進めとかは言って行けない
だからアンリデットはレンに向かって怒った
こんな発言をレンに言って欲しくなかった、聞きたくなかった
「2度と言っちゃダメだよ、あはっ」
「悪い………でも裏切り者を炙り出さなきゃ、終わらないから…………だから………」
「クソガキンチョ共に降格してやろうか?」
「私たちはレン、クレアを裏切り者と判定をしないよぉ。仲間、それが答えだからぁ」
英雄ギルドの裏切り者には絶対にさせない
レンとクレアがいくら言っても絶対に裏切り者と判定はさせない、英雄ギルドの仲間だと言っているんだから、裏切り者にさせるわけには行かない。レンとクレアは必ず生かして生きて行きたい、英雄ギルドの仲間だと言うのに裏切り者にさせない。アンリデットはレンに怒った理由が自分を殺せとこちらに言ったからだ、だからアンリデットはレンに怒った。クレアも多分レンと同じことを言っていただろう、だから多分同じ理由で怒っていたはずだ。そんなことは絶対にさせたくないからだ
いつかは英雄ギルドに話すことにはなるが、話すしかない。今まで隠してきた以上、もう嘘をつく訳には行かないはずだ。アンリデットとクオーナに話して、怒られてようやく分かった。嘘をついてはいけないということがようやく分かった、それと同時に自分を犠牲にしてまでこのダンジョンの3階目をクリアしようとするのはダメなのだと分かった。でもどうやってクリアすればいいんだろうか、みんなはそう思った
「だがどうやって、この階層を突破する?ガキンチョ共2人が裏切り者である以上、2人が吊るされんぞ」
「お前らぁ、ガキンチョ共2人だっけかぁ?本当に裏切り者が吊るされると思ってんかぁ」
「それはどういうこと?」
本当の裏切り者が、レンとクレアなんだろうか
クオーナでもない、アンリデットでもない、レーグルでもない
クリムゾン、レン、クレアでも無いなら、誰が裏切り者なのか
この3階層には裏の裏切り者が居るはずだ、そいつを吊るさないと行けない
「でもそんなヤツが居るのかなぁ?私たち以外に居ない気がするけどねェ」
「ガキンチョ2人、お前たちの過去の姿と決着を着けたことはあんのか?」
「俺たちの過去…………?」
転生したのはいいが、転生前の人物がまだ解決していない
それがもし、今ここに居るんだとしたら、裏切り者として排除しなければならない。レンとクレアの過去を排除するためにも英雄ギルドがやるしかない、ここに居るんだったら今どこに居るのかは分かるはずなんだが、イマイチソイツらの位置が特定出来なくなっている。3階層には必ず居るはずなんだが中々に見つからない、裏切り者をそう簡単に倒せるわけが無い。転生前のレンとクレアがどこまで強かったかは分からない、だが今の実力以上に強いと考えていいだろう。今のままでは敵わない
転生前のレンとクレアの実力がどこまで強いのか、どこに居るのか、どこから出て来るのかは英雄ギルドと、クリムゾンも誰も予想していないことだ。とりあえずはソイツらを引きずり出さないと始まらない、見つけらんなければ、レンとクレアが裏切り者対象になって吊るされてしまうだろう。そんなことがないように見つけ出さないと行けない、どこに居るんだろうか、どっかに潜んでいる可能性がある
「英雄ギルドさんやぁ、ちょっくら共同戦線と行かねぇかぁ?」
「「はぁ?」」
「そんなレンとクレアの同時で言わなくてもね、あはっ」
いきなりこんなことを言われてこの反応になる
クリムゾンと共同戦線と言われても、敵だったのにいきなり仲間になりたいだなんてむしがよすぎる
でもクリムゾンは共同戦線だけでも協力してくれる、そのチャンスを逃す訳には行かないだろう
これを逃したら、次のチャンスは無いと思った方がいい
「共同戦線かぁ…………これはチャンスにもなるんじゃないかなぁ?」
「この3階層では味方になる…………そういうことだな?」
「もちろんなこったぁ、お前らに力を貸したらぁ」
英雄ギルド&クリムゾンの共同戦線が始まった
ただし、条件はこの3階層だけの協力となっているから、これが終わったら共同戦線は終わってしまうということ。英雄ギルドとクリムゾンで転生前のレンとクレアを見つけなければならない、過去を殺すためにも見つけ出さなきゃ行けないのだが、この3階層に気配が無いから全然特定が出来なかった。クリムゾンも調べてくれてはいるが、中々に見つからないらしい。レン、クレア、クオーナ、アンリデット、レーグル、クリムゾンで辺りを見渡しているが中々に見つからない。どこに潜んでいるかが分からないからこそ、どっから出てくるのが余計に分からないわけだ
3階層のミッションは裏切り者を炙り出して行かないといけない、裏切り者がレンとクレアの判定になるから早めに炙り出した方がいい。確かにレンとクレアは裏切り者なのかもしれないが、それはアンリデットとクオーナが許さないだろう。それにもし、英雄ギルドと再会して、この事を話してしまった場合は多分許されないはずだ。こんな裏切りをして、みんなを騙しておいて、許されるわけが無い
「んぁ?後ろから視線を感じたなぁ?おい、クソガキの後ろに居るざぁ!!」
「っ!」
キンッ!
素早く弾き返したのはアンリデットだった
「来たね、私たちの転生前」
「さぁ、共同戦線と行こうか、クリムゾン」
「あぁ、ぶっ潰したらぁ、こいつらぁ」
『『███████████████』』
クリムゾンとの共同戦線、転生前のレンとクレアとの戦い
英雄ギルド&クリムゾンvs転生前のレンとクレア
戦いが始まる
「ようやく2層をクリアしたな…………」
「この戦いでかなり経験値を得たんじゃないかなぁ?」
「うん、かなり経験値手に入れたね」
一番手に入れたのは案内役の子だろう、この子は何者なんだろうか
英雄ギルドは喜びが先に勝ってしまって、案内役の子に気付いていない
案内役の子は人の姿になって登場しているというのに、気付かない
案内役の子はそれにムッとして、怒り出した
ーーむぅ!気付いてよ!レンさんたち!
「そいや、お前…………人の姿になってる!?」
「本当だ…………こ、これが案内役の子の姿…………」
案内役の子の名前はナビ・カタルシスというのが、本当の名前だ
ナビ・カタルシスは本当の名前で、案内役の子は名前では無い。音の神、ナビ・カタルシスが誕生した。再び英雄ギルドの仲間としてメモワールをクリアすることにした、英雄ギルドを助けるためにも英雄ギルドの力になりたいと、ナビ・カタルシスは願っている。なりたいとかじゃなくて、絶対にならなきゃならない。カタルシスの力は英雄ギルドにとって、重大な力となっている。これからは案内役の子じゃなくて、カタルシスとして英雄ギルドをカバーして行く、バイオリンと共に戦って行く
マンション3階目に行かなきゃならないのだが、先に疲れが来てしまったようで英雄ギルドは床に座り込んでいた。1回くらい休まないと、また倒れることにはなるから、休んだ方がいいだろう。せめて一時間くらい休まないと行けない、地下にも行って、坂本龍馬&宮本武蔵とケルベロス・フェニックスと倒して、休まないと行けない。英雄ギルドが誰か倒れたら、もともこうもないわけだ、とりあえずは休む
「なあ、ガキンチョ共、一体どこまで進化しやがる?ガキンチョ共の進化ステージはどうなってる」
「確かにねェ、進化の仕方が異常じゃないくらいにねェ」
「ふはは、進化しまくってるな…………」
このマンションクエストでかなりの経験値を得ている
かなりの進化もしていて、進化をしたのは英雄ギルドみんなだ
これからはまだ伝説のヤツらが居る、まだ勝たないと行けない
まだ辛いだろうが、頑張るしかないのが、このゲームのめんどくさい所ではある。だがやるしかない
「まだ8階も残ってるんだよね、あはっ」
「言うな、考えるだけで吐き気がする」
「8階、8階、8階~」
「言うな!?」
英雄ギルドなら8階くらいは余裕なのかもしれない
だが油断してはならないのがダンジョンの注意所ではある、いつかは油断するかもしれないが、ずっと油断しない方がいい。これまでも油断をしなかったのだから、ずっとしない方がマシだ。英雄ギルドは一時間くらいでダンジョンの次の階へと行くつもりだが、体力が回復しなかったら行かないつもりではあるらしい。疲れながら向かったら、油断しているのと同じだからだ。英雄ギルドはとりあえず一時間くらいは休んで、次の階に行くつもりだ。レンとクレアとアンリデットとクオーナとレーグル
このメンバーでダンジョンをクリアさせるしかない、他の仲間が復活する訳でもないのに他の仲間と戦えるわけが無い。だから今はレンたちでなんとかするしかない、まだ捕まっている以上、仲間はあそこから動くことは不可能だろう。動けるレンたちが今出来ることをやるしか無かった、メモワールクリアまで行けるかどうかは分からないが、ここに居る以上やらないわけには行かないはずだ、英雄ギルドがやるしかない
「ガキンチョ共、そろそろ向かった方がいいぞ。ガキンチョ共が休憩している間に時間は進んでるんだからな」
「………そうだね、あはっ。次の階に向かわなきゃね、あはっ」
「ああ、向かうか。次の階へ」
英雄ギルドは立ち上がって、ダンジョンの次の階へ向かった
もちろんエレベーターで向かっていた、次の伝説はどんなヤツなのかは分からないが、とりあえずは向かうしかない
ダンジョンクリアのためにも戦い続ける、ただこれだけをやればいい
英雄ギルドはダンジョン3階目に向かった、着いた瞬間にモニターに電源がついた
「モニターがあるねェ、急についたけどなんなんだろうねェ」
「さぁな、何が起きるんだろうな。この階層は」
「ガキンチョ共、どんなヤツが出て来るかは分からない、だから警戒しとけ」
クエスト14-4「裏切り者を炙り出し、殺害せよ」
と書かれていた、英雄ギルドはそれを見て驚いたかもしれないが、この英雄ギルドには裏切り者が居るらしい。それが誰なのかはまだ分からないがそれを24時間以内に決めなくてはならない、24時間以内に決めないと英雄ギルド全員が死ぬことになるだろう。死にたくなければ、裏切り者を炙り出して殺すしかない。またこんなことがあって嫌なのは分かるかもしれないが、ダンジョンクエストである以上やるしかない。伝説のダンジョン、伝説3つ目はデスゲーム。アニメや漫画は定番のヤツだろう
デスゲームはよく使われる定番であるんだが、このゲームは定番すぎるくらいにデスゲームとなっている。幸せもあり、残酷もありのクソゲームだった。ダンジョンには欠かせないジャンルだからだ、裏切り者を見つけてしまえば終わる話なのだが、そんな簡単に見つけたくは無かった。クオーナかもしれないし、クレアかもしれないし、レンかもしれないし、アンリデットかもしれないし、レーグルかもしれないからだ
その時、目の前にクリムゾンが現れてきた
「クリムゾンのガキンチョ………貴様はなんでここに来やがった?」
「俺ぁ、裏切り者を教えに来てやったんだぁ。ちなみに俺は裏切り者じゃねぇなぁ、英雄ギルドの仲間ですらねぇ」
「ああ、知ってるよ。それくらい」
教えてくれるなら、早めに教えてもらった方がいいだろう
だが殺される覚悟がちゃんとあるなら、いいかもしれない
英雄ギルドの仲間の中には裏切り者が居て、そして殺される
その覚悟があるなら、クリムゾンから教えてもらった方がいい
「いいかぁ?裏切り者が居るならぁ、お前らから一人殺されるってこったぁ」
「………仕方ないよねェ、裏切り者ってどんな感じなのかなぁ?」
「まぁ、単刀直入に言うとなぁ、お前らの中になぁ、悪の組織の元メンバーが居んだぁ」
英雄ギルドは驚いた、だが約2名が顔を青ざめていた
今までずっと隠していたからだ、記憶が無いふりをしていたからだ。だから約2名が顔を青ざめていて、裏切り者だと確信してしまった。英雄ギルドの裏切り者だと確信した2人は自首をしようとしていた、だが本当の話を仲間に話して、どんな反応をするんだろうか。絶望されてしまうんだろうか、縁を切られることは間違いないだろう。だから裏切り者だと言いたくはなかった、本当に本音を話す時は来たのかもしれない。これは仲間にだけではなく、捕まっている仲間にも話した方がいい内容だ
悪の組織に居た以上はこれからの信頼が失ってしまうだろう、罪償いも来てしまった。もう罪を償う時間なんじゃないかと2人は思っているわけだ、そろそろ裏切り者と名乗り出ないと行けない。仲間を疑わせる訳には行かないからだ、仲間を疑わせる前に自分たちが名乗り出るべきなんじゃないかと思っている。いつまでも黙っていたら、仲間たちに迷惑がかかってしまうから、やめた方がいいだろう
「すまん、クオーナ、アンリデット、レーグル」
「私たちなの、元々悪の組織に居たのは……………」
「「え?」」「は?」
英雄ギルドとレーグルは何言ってんだと言わんばかりに驚いている
悪の組織に居た2人は遂に真実を話した、レンとクレアの記憶にはちゃんと悪の組織に居たという記憶が残っている
しかし、それがいつのことなのかをまだ解明されていない
だがレンとクレアからはとんでもないことが話される
「俺とクレアは転生したんだ、悪の組織に元々居て…………ある戦いで俺とクレアは死んで、人間の世界、日本で産まれた」
「それから普通に生活して、ゲームに入って、仲間になって、英雄ギルドを作って、今これ」
「別にレンとクレアを信用しないわけじゃないけどぉ、なんで今まで黙ってたのぉ?」
レンとクレアは素直に話した、理由は普通の生活をしてみたかった
それだけの理由で日本で平和に過ごしていて、ゲームで生活をして、ストーリーを歩んで来て、英雄ギルドを作って仲間と旅をして、悪の組織に居たことはずっと隠していた。英雄ギルドに話す訳には行かなかったから、話をしたら絶対に敵対されるのは分かっていたから、話さなかった。英雄ギルドに話さなかったのは悪いと思っているかもしれない、だが悪の組織のことを話して、仲間はなんか分かるのだろうか。今までどれだけの苦労をしてきたかは分からないからだ、だからなんも話さなかった
話したらきっと仲間からは絶望されていたはずだ、仲間がどんな反応をするかなんて大体は予想がついていた。裏切り者だって言ったら、みんなはきっと悲しんでしまうからだ。そんなことがあってしまうからこそ、レンとクレアは仲間に話したくなかった。怖かったからだ、もし伝えてしまったら、英雄ギルドに嫌われちゃうんじゃないかと思ったから。ずっとずっとこのことを隠していたことを、悪いと思っていた
「俺とクレアが裏切り者だ、殺して構わない。殺して前に進めーー」
バチンッ!と頬が叩かれる音がした
頬を叩いたのはアンリデットだった、誰もが意外だった
「あ、アンリデット………?」
「履き違えても、そんなこと言っちゃダメだからねェ!」
(アーちゃんが、本気で怒った…………)
英雄ギルドの仲間に対して、本気で怒るのは初めてだった
履き違えても、殺して構わないとか、殺して前に進めとかは言って行けない
だからアンリデットはレンに向かって怒った
こんな発言をレンに言って欲しくなかった、聞きたくなかった
「2度と言っちゃダメだよ、あはっ」
「悪い………でも裏切り者を炙り出さなきゃ、終わらないから…………だから………」
「クソガキンチョ共に降格してやろうか?」
「私たちはレン、クレアを裏切り者と判定をしないよぉ。仲間、それが答えだからぁ」
英雄ギルドの裏切り者には絶対にさせない
レンとクレアがいくら言っても絶対に裏切り者と判定はさせない、英雄ギルドの仲間だと言っているんだから、裏切り者にさせるわけには行かない。レンとクレアは必ず生かして生きて行きたい、英雄ギルドの仲間だと言うのに裏切り者にさせない。アンリデットはレンに怒った理由が自分を殺せとこちらに言ったからだ、だからアンリデットはレンに怒った。クレアも多分レンと同じことを言っていただろう、だから多分同じ理由で怒っていたはずだ。そんなことは絶対にさせたくないからだ
いつかは英雄ギルドに話すことにはなるが、話すしかない。今まで隠してきた以上、もう嘘をつく訳には行かないはずだ。アンリデットとクオーナに話して、怒られてようやく分かった。嘘をついてはいけないということがようやく分かった、それと同時に自分を犠牲にしてまでこのダンジョンの3階目をクリアしようとするのはダメなのだと分かった。でもどうやってクリアすればいいんだろうか、みんなはそう思った
「だがどうやって、この階層を突破する?ガキンチョ共2人が裏切り者である以上、2人が吊るされんぞ」
「お前らぁ、ガキンチョ共2人だっけかぁ?本当に裏切り者が吊るされると思ってんかぁ」
「それはどういうこと?」
本当の裏切り者が、レンとクレアなんだろうか
クオーナでもない、アンリデットでもない、レーグルでもない
クリムゾン、レン、クレアでも無いなら、誰が裏切り者なのか
この3階層には裏の裏切り者が居るはずだ、そいつを吊るさないと行けない
「でもそんなヤツが居るのかなぁ?私たち以外に居ない気がするけどねェ」
「ガキンチョ2人、お前たちの過去の姿と決着を着けたことはあんのか?」
「俺たちの過去…………?」
転生したのはいいが、転生前の人物がまだ解決していない
それがもし、今ここに居るんだとしたら、裏切り者として排除しなければならない。レンとクレアの過去を排除するためにも英雄ギルドがやるしかない、ここに居るんだったら今どこに居るのかは分かるはずなんだが、イマイチソイツらの位置が特定出来なくなっている。3階層には必ず居るはずなんだが中々に見つからない、裏切り者をそう簡単に倒せるわけが無い。転生前のレンとクレアがどこまで強かったかは分からない、だが今の実力以上に強いと考えていいだろう。今のままでは敵わない
転生前のレンとクレアの実力がどこまで強いのか、どこに居るのか、どこから出て来るのかは英雄ギルドと、クリムゾンも誰も予想していないことだ。とりあえずはソイツらを引きずり出さないと始まらない、見つけらんなければ、レンとクレアが裏切り者対象になって吊るされてしまうだろう。そんなことがないように見つけ出さないと行けない、どこに居るんだろうか、どっかに潜んでいる可能性がある
「英雄ギルドさんやぁ、ちょっくら共同戦線と行かねぇかぁ?」
「「はぁ?」」
「そんなレンとクレアの同時で言わなくてもね、あはっ」
いきなりこんなことを言われてこの反応になる
クリムゾンと共同戦線と言われても、敵だったのにいきなり仲間になりたいだなんてむしがよすぎる
でもクリムゾンは共同戦線だけでも協力してくれる、そのチャンスを逃す訳には行かないだろう
これを逃したら、次のチャンスは無いと思った方がいい
「共同戦線かぁ…………これはチャンスにもなるんじゃないかなぁ?」
「この3階層では味方になる…………そういうことだな?」
「もちろんなこったぁ、お前らに力を貸したらぁ」
英雄ギルド&クリムゾンの共同戦線が始まった
ただし、条件はこの3階層だけの協力となっているから、これが終わったら共同戦線は終わってしまうということ。英雄ギルドとクリムゾンで転生前のレンとクレアを見つけなければならない、過去を殺すためにも見つけ出さなきゃ行けないのだが、この3階層に気配が無いから全然特定が出来なかった。クリムゾンも調べてくれてはいるが、中々に見つからないらしい。レン、クレア、クオーナ、アンリデット、レーグル、クリムゾンで辺りを見渡しているが中々に見つからない。どこに潜んでいるかが分からないからこそ、どっから出てくるのが余計に分からないわけだ
3階層のミッションは裏切り者を炙り出して行かないといけない、裏切り者がレンとクレアの判定になるから早めに炙り出した方がいい。確かにレンとクレアは裏切り者なのかもしれないが、それはアンリデットとクオーナが許さないだろう。それにもし、英雄ギルドと再会して、この事を話してしまった場合は多分許されないはずだ。こんな裏切りをして、みんなを騙しておいて、許されるわけが無い
「んぁ?後ろから視線を感じたなぁ?おい、クソガキの後ろに居るざぁ!!」
「っ!」
キンッ!
素早く弾き返したのはアンリデットだった
「来たね、私たちの転生前」
「さぁ、共同戦線と行こうか、クリムゾン」
「あぁ、ぶっ潰したらぁ、こいつらぁ」
『『███████████████』』
クリムゾンとの共同戦線、転生前のレンとクレアとの戦い
英雄ギルド&クリムゾンvs転生前のレンとクレア
戦いが始まる
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だが、勇者職を有していなかった主人公は、誰にも理解されることなく勇者ではないという理由で王族を含む全ての城関係者から露骨な侮蔑を受ける事になる。
城に滞在したままでは、命の危険性があった海人は、城から半ば追放される形で王城から追放されることになる。 僅かな金銭で追放された海人は、生活費用を稼ぐ為に冒険者として登録し、生きていくことを余儀なくされた。
この物語は、多くの仲間と出会い、ダンジョンを攻略し、成りあがっていくストーリーである。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
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高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
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2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
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