最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ

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精霊の国

二百二十七話 Sランク級の実力

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剣を振り下ろそうとした瞬間

弾き返される

「なっ…………先生………!何すんだ!」

「少しは落ち着きたまえ!クレアも武器をしまうんだ!」

「でもこの子はデヴォント・アークの娘!ここで仇をとる!先生は邪魔しないで!」

「それでも落ち着け!キャネル!レン達をシルファに近付けさせるな!」

「はぁ~い、了解したわぁ~」

         一旦距離を取らせた、これ以上近くに居させたらシルファが殺られてしまうからだ。大事な生徒を傷付けさせないため、先生はシルファを守った。2人の怒りは収まらない、あの時の仇はまだ済んでいなかった。シルファに確かに罪はない、だがお父さんである、デヴォント・アークに罪がある。だけどシルファに罪はない、だから殺す必要なんて無かった。これはレン達が悪かったのかもしれない、抑えてくれたことに感謝
            一旦距離を取らなきゃ、きっと斬ろうとしていた。斬ったら大事件になるだろう、そんなことになったら英雄ギルドは悪口三昧になってしまう。シルファのお父さんが悪いやつだとしても、シルファは悪くない。悪くないのに勝手に決めつけてレン達はシルファに怒って復讐しようとしていた、悪いと思ってしまった、落ち着いたレンは武器を下ろした。シルファにはあの事件に関連していないことが分かった、あの事件は知らなかった。お父さんがブラックナイトで悪事をしている

ただそれだけだ、シルファにはなんも関係なかった

「武器を下ろせ、クレア」

「え?でも!」

「シルファはこの件に関してなんも知らない、だからシルファに八つ当たりするのは良くない。だから武器を下ろせ、クレア」

「わ、分かった…………」

武器を下ろした

「ごめん、シルファ。あの事件から英雄ギルドはちょっと気が立っていてな」

「わ、私のお父さんがご、ごめん…………って言っても許されない行為してるから…………」

「シルファは何の関係が無い、それだけだ。関係があるのはシルファのお父さん、デヴォント・アークだ」

「あの………あのあのあの…………後でちゃんと事情を話す…………」

「ああ、分かった」

         今はみんなに謝ってこの場を収めた、後でちゃんと事情を話してもらわないと理解が出来ない。なんで悪になったのか、何で差し金でパンドラを動かして、レン達を殺しにかかったのか。その全てをシルファから聞きたかった、しかし、聞けるのは放課後だけ、5限目までは聞くことは出来ない。また暴れてしまうだろうという予測で放課後にされた、もう明らかに信頼されていない。完全にやらかしてしまった、デヴォント・アークという存在に誰も分からないなんて聞いたことがない
           ということで放課後までにされた訳だが、まだ2限目であった。放課後まで全然時間があるということ、学校に行きたくない理由がもう一つある、授業が長いということ、授業が長いからあまり好きではなかった。だが魔法の授業だとそうは思わなかった、魔法の授業は楽しいと思える。友達も出来た訳だが、男友達も欲しい所、だがこの魔法学園には男が一人も居なかった。レン一人しか居なかった、だから男友達なんて出来ない

いつ男友達が出来るのだろうか

男友達…………欲しい

2限目 魔法測定

「えぇ…………魔法すら使えないってば」

「私も使えない………………」

「「どうしよう………………」」

「あの…………あのあのあの!魔法はき、気持ちを込めれば大丈夫だよ!」

「気持ち?」

「そうよぉ~魔法は気持ちで打てるものよぉ~」

「マジか……………」

「今日も測定だが、これは成長記録だから気にするな!気にせずに的へ打て!」

         全員が返事をした、これは成長記録だから自由に打てとのこと。成長記録と言われてもレンとクレアは初、魔法自体打ったことが無い。スキルしか打っていないため、魔法について教わったことがない。魔法は気持ちとかどうとか言っているが、本当に気持ちだけで打てるのだろうか。みんなの魔法を見ているが、ちゃんと打てている、というか精霊学園なのに何故魔法測定をしているのだろうか。召喚とかやるのでは無いのか
           精霊召喚はいつするのだろうか、そんなこと思いながらどんどんどんどん順番が近付いてくる。測定するだけなのに何故こんなにも緊張するのだろうか、失敗したら笑われるだろうか。魔法に失敗なんてあるのか、みんな成功しているのにレンとクレアだけがミスするのは流石に恥ずかしいだろう。ミスせずに魔法を打てばきっと大丈夫だろう

緊張していると、番はクレアとレンに回ってきた

「ふぅ……………こんなにも緊張するのか」

「だね…………気持ちを込めるだけだから大丈夫!」

「だな、気持ちを込める………気持ちを込める………」

レンの杖に巨大な雷の球が集まってくる

クレアの杖には巨大な火の球が集まってくる

「サンダーボール!」

「ファイアーボール!」

と言い、放った

的が全破壊された

「す、すごい…………」

「魔法、初めてだよね…………」

「これが英雄ギルドの力……………」

「す、凄いわねぇ~」

膨大な魔力を使ったせいか、膝から崩れ落ちる

「や、やばかったな…………はは………なんか力尽きた」

「私も……………今のってどんな感じですか?先生」

「測定不能だ、毎回ランク付けされてるんだが、レン、クレア、お前達はSランクだ」

「S…………ランク!?」

「それって凄いのか?」

「多分凄いんじゃない?」

「Sランクって最高ランクですの!貴方達は3年生並の実力………いや3年生以上の実力ですの!」

「マジかよ…………え、最初からチートマジ?泣きたい…………」

「またチートだね…………レンは…………」

      測定不能・・・・それはSランクの実力のことを指している。そしてランクというのはE、D、C、B、A、S、のことである、この魔法測定が行われるのはみんなの成長を見るため、的に当てれば測定される

Eランク 100~200 

Dランク 300~400

Bランク 500~600

Aランク 700~800

Sランク 900~999

これが測定される数値、レンとクレアが測定されたのはSランクの999だった。また最初から最強になってしまったレンは落ち込んでしまう、最初から最弱になりたかったのだろう。もう最初から最強は経験しているためつまらなかった

そして3限目 対人

「精霊学園じゃないんかここはよ……………何で対人なんだ………?」

「召喚とかは最後にやるのよぉ~基本的に魔法を中心に受けるのぉ~」

「なるほど…………って精霊学園じゃなくなるが…………まぁいいか、てか対人って言われても戦えるのか………?」

「さっきの魔力だと、多分戦えるけど…………消耗量が激しいから戦えるかどうか…………」

「が、頑張って!あの…………応援してる………から………」

「ああ…………ってシルファも頑張れ」

「が、頑張る!」

対人戦、殺し合いではない

対人戦 レンvsシャフル・ヴァン・ウェイナ

         シャフル・ヴァン・ウェイナという人物はですの~が語尾の子、さっき喋っていた子がレンの相手だ。対人、これもみんなの実力を確かめるための授業である。レンvsシャフル・ヴァン・ウェイナは3回戦目に行なわれる、5回戦目はクレアvsウォン・ジ・ヒシル。これがクレアとレンの対戦相手だ、魔力消耗が激しかったレンとクレアだが戦いに勝てるのだろうか。ただえさえ、使えたのはあの重い一撃だ
            2度3度使うことは多分出来ないだろう、消耗が激しいからだ。2度3度使うと魔力の使いすぎで多分倒れてしまう、倒れたら戦いは中断される、そんなことがないように考えて動くのがいいだろう。魔法を習って初日で対人、果たして勝つことが出来るのだろうか。初日からぶっぱなすのは必ず危険に至る、少し、少しと魔力を使った方がいい
           
そしてこの2人の戦いが始まる
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