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第27章 ソーロン帝国の秘密編
2719.黒死病対策
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ヤガータ国に移動した私は、直ぐに、冒険者ギルドのローララに思念伝達で、連絡を取った。
「ローララ、久しぶり、ムーンだよ」
「ムーン、急にどうしたの?」
「今、ヤガータ国に来ているんだ。冒険者ギルドの冒険者達に手伝った貰いたいことがある」
「何を手伝うの?」
「実は、他国のことなんだが、黒死病が流行っていて、何とか対処したいんだ」
「でも、黒死病って、感染する怖い病気でしょ。ムーンが対処できるの?」
「実は、内緒にしていたんだが、テラ・ワールドの従業員が、各国の黒死病の治療に派遣されているんだ」
「下水工事などを請け負っているって、噂はあるけど、黒死病の治療まで、やっているの?」
「表向きは、ヘノイ王国のガーベラの指示ということになっているんだけど、実質はテラ・ワールドの支店から、従業員を派遣しているんだ」
「どうして、今回は、冒険者ギルドに依頼するの?」
「実は、各国からの派遣依頼を待って居ると、感染が止められないんだ。そこで、ヤガータ国には内緒で、治療を開始したいんだ。そのため、テラ・ワールドから、従業員を派遣するのは、少しまずいんだ」
「分かったわ。私達にも、関係することだから、喜んで、協力するわ」
「それじゃ、これからの事を説明するから、冒険者を集めておいてくれる」
「分かったわ」
「それじゃ、また、後で」
私は、ローララとの思念伝達を切って、次の依頼をゲンゴーにすることにした。私は、ガーベラに思念伝達で、連絡を取った。
「ガーベラ、お願いがある」
「ムーン、改まって、どうしたの?」
「実は、竜人族が、魔王軍を倒しに、魔大陸に侵攻を始めたんだ。それを見届けたいんだ」
「そうなの。それで、私は、どうしたらいいの」
「今行っている、黒死病対策を誰かに引き継いで欲しんだ。できれば、ゲンゴーに頼めたら、安心できるのだけど、どうだろう?」
「ゲンゴーなら、申し分ないけど、国の中心人物だから、直ぐに、動けるかどうか、分からないわ」
「そこを、何とか、頼めないかな。そんなに長期に渡って、働いて貰いたいわけではないんだ。出来れば、1週間、頼めないか?」
「本当に、1週間でいいのね」
「あぁ、約束するよ。1週間以内に戻って来るよ。そして、その後は、私が指揮を執るよ」
「分かったわ。ゲンゴーに依頼しておくわ。それから、無理はしないでね。」
「ありがとう。これで、安心して、行けるよ」
私は、ガーベラとの思念伝達を切った。そして、マリーに、これから、同行すると思念伝達で、伝えておいた。
あの遺跡の転移魔法陣をたった一人の竜人が起動できるほどの魔力量を持つ竜人達の戦争を見守ることは、マリー達には、危険すぎる。まだ、マリー達から、無理だから、戻ってくるという泣き言は聞いていない。しかし、あのマリー達が、簡単に音を上げるってことは考えにくい。無理してでも、私の命令を遂行しているのだろう。
私は、急いで、ソーロン帝国の遺跡に、転移魔法で、移動した。遺跡の周りを見渡したが、特に変化は見られなかった。ここでは、戦闘は、なかったようだ。しかし、マナの濃度の増大は、感じられた。しかも、凄い濃度のマナが遺跡の転移魔法陣から、漏れてきている。
私は、神具を使い遺跡のゲートを開き、魔大陸に移動した。そして、マリーに思念伝達で、連絡を取った。
「マリー、ムーンだけど、今、魔大陸に来たよ」
「今は、魔王軍の魔物と竜人軍の魔物が戦っています」
「それで、どんな様子だ」
「竜人軍が押しているようです。魔王軍の魔物は、数は多いのですが、レベルが低いようで、あっという間に駆逐されています。しかし、それを上回るほどの数の魔物が現れて来ています」
私は、急いで、マリーと合流した。確かに、マリーの報告通り、均衡しているようだ。しかし、竜人達は、まだ、攻撃に参加していない。連れて来た魔人達に任せている。魔王軍の本隊が現れるまで、竜人軍を温存するつもりの様だ。
この魔大陸は、凄い濃度のマナで覆われていた。これでは、いつ、魔火山が噴火してもおかしくない。魔物と魔人達との戦いでは、マリー達に被害がでることはない。心配が、少し減り、安心することができた。
「マリー、竜人達が戦闘に参加したら、引き上げろ。巻き添えになると、危険だ」
「分かりました。ムーン様は、どうしますか?」
「今のままの戦いが、もう暫くは続くだろう。その間に、少し、調べたいことがあるので、一旦、元に世界に戻る」
「はい、了解しました」
私は、マリー達と別れて、転移魔法で、神殿内の遺跡に戻った。そして、念のために転移用の魔法陣を、闇魔法のバリアーで防御力を強化しておいた。
遺跡の周りには、ソーロン帝国の軍隊が遠巻きに陣取っていた。しかし、この転移魔法陣辺りは、ソーロン帝国の軍隊から死角になっており、見つかる恐れはなかった。これなら、竜人軍がゲートを行き来しても、大丈夫だろう。神官達は既に引き上げており、遺跡内にはいなかった。
本格的に魔王軍との戦闘になる前に、魔王を倒すことのできる聖剣や魔王の攻撃を防ぐことが出来る聖盾・聖防具が欲しい。私は、時間がないので、各国の国王に直接接触することにした。
「ローララ、久しぶり、ムーンだよ」
「ムーン、急にどうしたの?」
「今、ヤガータ国に来ているんだ。冒険者ギルドの冒険者達に手伝った貰いたいことがある」
「何を手伝うの?」
「実は、他国のことなんだが、黒死病が流行っていて、何とか対処したいんだ」
「でも、黒死病って、感染する怖い病気でしょ。ムーンが対処できるの?」
「実は、内緒にしていたんだが、テラ・ワールドの従業員が、各国の黒死病の治療に派遣されているんだ」
「下水工事などを請け負っているって、噂はあるけど、黒死病の治療まで、やっているの?」
「表向きは、ヘノイ王国のガーベラの指示ということになっているんだけど、実質はテラ・ワールドの支店から、従業員を派遣しているんだ」
「どうして、今回は、冒険者ギルドに依頼するの?」
「実は、各国からの派遣依頼を待って居ると、感染が止められないんだ。そこで、ヤガータ国には内緒で、治療を開始したいんだ。そのため、テラ・ワールドから、従業員を派遣するのは、少しまずいんだ」
「分かったわ。私達にも、関係することだから、喜んで、協力するわ」
「それじゃ、これからの事を説明するから、冒険者を集めておいてくれる」
「分かったわ」
「それじゃ、また、後で」
私は、ローララとの思念伝達を切って、次の依頼をゲンゴーにすることにした。私は、ガーベラに思念伝達で、連絡を取った。
「ガーベラ、お願いがある」
「ムーン、改まって、どうしたの?」
「実は、竜人族が、魔王軍を倒しに、魔大陸に侵攻を始めたんだ。それを見届けたいんだ」
「そうなの。それで、私は、どうしたらいいの」
「今行っている、黒死病対策を誰かに引き継いで欲しんだ。できれば、ゲンゴーに頼めたら、安心できるのだけど、どうだろう?」
「ゲンゴーなら、申し分ないけど、国の中心人物だから、直ぐに、動けるかどうか、分からないわ」
「そこを、何とか、頼めないかな。そんなに長期に渡って、働いて貰いたいわけではないんだ。出来れば、1週間、頼めないか?」
「本当に、1週間でいいのね」
「あぁ、約束するよ。1週間以内に戻って来るよ。そして、その後は、私が指揮を執るよ」
「分かったわ。ゲンゴーに依頼しておくわ。それから、無理はしないでね。」
「ありがとう。これで、安心して、行けるよ」
私は、ガーベラとの思念伝達を切った。そして、マリーに、これから、同行すると思念伝達で、伝えておいた。
あの遺跡の転移魔法陣をたった一人の竜人が起動できるほどの魔力量を持つ竜人達の戦争を見守ることは、マリー達には、危険すぎる。まだ、マリー達から、無理だから、戻ってくるという泣き言は聞いていない。しかし、あのマリー達が、簡単に音を上げるってことは考えにくい。無理してでも、私の命令を遂行しているのだろう。
私は、急いで、ソーロン帝国の遺跡に、転移魔法で、移動した。遺跡の周りを見渡したが、特に変化は見られなかった。ここでは、戦闘は、なかったようだ。しかし、マナの濃度の増大は、感じられた。しかも、凄い濃度のマナが遺跡の転移魔法陣から、漏れてきている。
私は、神具を使い遺跡のゲートを開き、魔大陸に移動した。そして、マリーに思念伝達で、連絡を取った。
「マリー、ムーンだけど、今、魔大陸に来たよ」
「今は、魔王軍の魔物と竜人軍の魔物が戦っています」
「それで、どんな様子だ」
「竜人軍が押しているようです。魔王軍の魔物は、数は多いのですが、レベルが低いようで、あっという間に駆逐されています。しかし、それを上回るほどの数の魔物が現れて来ています」
私は、急いで、マリーと合流した。確かに、マリーの報告通り、均衡しているようだ。しかし、竜人達は、まだ、攻撃に参加していない。連れて来た魔人達に任せている。魔王軍の本隊が現れるまで、竜人軍を温存するつもりの様だ。
この魔大陸は、凄い濃度のマナで覆われていた。これでは、いつ、魔火山が噴火してもおかしくない。魔物と魔人達との戦いでは、マリー達に被害がでることはない。心配が、少し減り、安心することができた。
「マリー、竜人達が戦闘に参加したら、引き上げろ。巻き添えになると、危険だ」
「分かりました。ムーン様は、どうしますか?」
「今のままの戦いが、もう暫くは続くだろう。その間に、少し、調べたいことがあるので、一旦、元に世界に戻る」
「はい、了解しました」
私は、マリー達と別れて、転移魔法で、神殿内の遺跡に戻った。そして、念のために転移用の魔法陣を、闇魔法のバリアーで防御力を強化しておいた。
遺跡の周りには、ソーロン帝国の軍隊が遠巻きに陣取っていた。しかし、この転移魔法陣辺りは、ソーロン帝国の軍隊から死角になっており、見つかる恐れはなかった。これなら、竜人軍がゲートを行き来しても、大丈夫だろう。神官達は既に引き上げており、遺跡内にはいなかった。
本格的に魔王軍との戦闘になる前に、魔王を倒すことのできる聖剣や魔王の攻撃を防ぐことが出来る聖盾・聖防具が欲しい。私は、時間がないので、各国の国王に直接接触することにした。
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