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外伝 ~ヨツバ王国編~
樹肉
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『……精霊よ』
「ぬっ!?これは……」
「まさか、精霊魔法!?」
「何故、人間が……!?」
レナが風の聖痕を発動させ、風の精霊を呼び集めると、その光景にギンタロウの配下の兵士達が驚く。通常は精霊魔法を扱えるのは人魚族や森人族に限られ、人間であるレナが風の精霊を操る事は出来ない。だが、風の聖痕の持ち主は種族に関係なく全ての風の精霊を使役する事が出来るため、草原一体に散らばる風の精霊を呼び集める。
精霊を呼び寄せたレナは意識を集中させ、精霊と感覚を共有化する事で魔の草原の全体像を確認した。まるでドローンのカメラ映像を確認するかのようにレナはあらゆる視点から草原の様子を観察し、そして全ての大樹の中で最も大きく、大量の樹肉を実らせた大樹の位置を特定した。
「……うん、一番奥にある大樹を調べてみよう」
「あそこか……分かった。レナがそういうのなら行こう」
「ちょ、ちょっと待てよ。このまま草原に降りるのか?ここで大人しく体力を温存していた方が……」
「大丈夫っすよ。ほら、草原に寄り付くような魔物達は全員が樹肉に夢中であたしたちの存在なんて気にもしてません。邪魔しない限りは襲われる心配は低いですから」
「魔物か……あ、もしかしてスラミンも樹肉を食べたい?」
「ぷるぷるっ……」
「あんな気持ち悪いの欲しくないと言ってる」
樹肉といっても全ての魔物を引き寄せるわけではないらしく、スラミンのような基本的には水や氷しか食さないスライムにはそれほど魅力的な餌には見えないらしい。スラミンの安全を確かめた後、レナ達は草原に降りて位置的に最も遠い大樹へ向かう。
「ガアアッ!!」
「ギイイッ!!」
「うわっ……本当に俺達を無視してるよ」
「それほどあの樹肉とやらに気を取られているのか……魔物が襲ってこないというのは変な気分だな」
「ウル達を連れてきてなくて本当に良かったね。アインやミノ辺りが反応したら大変だったよ」
「確かに……想像するだけで恐ろしいな」
魔人族ではあるが魔物の性質が高いサイクロプスやミノタウロスの場合でも樹肉に引き寄せられる可能性は十分に存在し、もしもこの場に連れてきたら他の魔物と同様に真っ先に樹肉の争奪戦に参加していたかもしれない。もしもそのような事態に陥れば2匹を抑えつける事は難しく、相当に苦労させられるだろう。
草原には多数の魔物が存在したが、種類自体は意外と少なく、せいぜい危険度が高い魔物といっても赤毛熊程度である。それも殆どが子供で親の姿は見えず、この場に集まった冒険者の中では強敵と呼べるような存在はいない。それでも油断は禁物で樹肉の魅力に引き寄せられた魔物達は理性を失ったようにかじりつく姿は異様だった。
「うわ、あのゴブリン……下半身がないのに樹肉に食らいついているぞ!?」
「あっちのコボルトも全身を同族に噛みつかれているのに威にも介さずに食事を続けている……」
「どうですか?これが樹肉の恐ろしさっす。あたし達には特に大きな害はないんですけど、魔物にはとんでもない中毒症状を引き起こす程に危険な果物なんですよ」
「こんなに頻繁に魔物が現れるなら周辺地方の魔物なんてあっという間に同士討ちでいなくなるんじゃないの?」
「そうでもないっすよ。おじさんの領地も広大ですからね、それに問題があるとすれば魔物以外の存在がこの樹肉を狙った時ですね」
「魔物以外の存在?」
エリナによると樹肉を狙う存在は決して魔物だけではなく、この地方に暮らす森人族の中にも樹肉の存在価値を利用して悪事に利用しようとする者も多いという。
「樹肉は見ての通りに魔物を引き寄せる性質を持つ特別な果実っす。その性質を利用して悪用する人が後を絶たないんですよ。例えば森の中に訪れた人を樹肉を取り出して魔物を誘き寄せて襲わせたり、場合によっては戦争の際に敵の陣地に樹肉を忍び込ませて周辺地域の魔物を誘導して襲撃させたりとか……とにかく、色々と使い道があるんです」
「じゃあ、魔物を引き寄せない腐敗石と一緒に置いたらどうなるの?」
「無駄っすね。前に実験した事があったんですけど、どうやら樹肉は香りではなく特殊な魔力の波動を超音波のように発生させて魔物を引き寄せるようなんです。だから魔物達は腐敗石があろうと悪臭を振り切って襲いかかってきます」
「嘘だろ!?そんなに不味い果物なのかあれ!?」
腐敗石でさえも効果を失わせるという樹肉の恐ろしさを知ったレナ達は驚きを隠せず、実際にエリナの口ぶりによると過去に戦争の道具にさえ使用された事があるらしい。ギンタロウによれば時期的に数十年内に誕生した植物らしいが、悪用されないように魔の草原の周辺では常に見張りの兵士が配置されているという。
「不幸中の幸いと言えば樹肉に取り付かれた魔物は滅多に他の獲物を襲う事はないという事です。飢餓状態に陥ったコボルトやオークでさえも目の前に非武装の人間が居たとしても樹肉の方に引き寄せられるぐらいですからね」
「聞けば聞くほど厄介な植物だな……いっその事、燃やせば?」
「駄目っすよ!!いくら危険な植物でもこの地方にしか生えていない希少種なんですから!!それに樹肉は食用として普通の人達にも食べられるんですから安易に燃やしちゃ不味いっすよ!!」
「それもそうか……なんかごめん」
植物を燃やすという発想にエリナも珍しく憤慨し、やはり自然を愛する森人族であるが故に危険な性質を持つ植物であろうと無暗に絶滅に追い込む行為は気に入らないらしく、すぐに樹肉の有効活用法を教える。
「それに樹肉の存在は悪い事ばかり引き起こすわけではないっす。この樹肉を実らせる大樹が生えたお陰で魔物が引き寄せられるし、狩猟の場としては最適な場所なんです。お陰でこの数十年の間は狩猟の際に収穫が不足する事はなくなったぐらいですから」
「食用としても一応は価値がある事も考慮すれば別に悪い植物でもないのか」
「なるほど、そういう事ならば樹肉は必要な存在なのか……ん?なんだあれ?」
異動の最中、ダインは前方で倒れているゴブリンの死骸を発見すると、警戒しながら接近して完全に死亡している事を確かめた後、ゴブリンが握りしめている物を拾い上げた。
「何だこのキラキラとした石みたいの……魔石には見えないけど、随分と綺麗な石だな」
「あ、それは……!?不味いっすダインの兄さん!!それを早く投げ捨てて下さい!!」
「え?」
紫色に光り輝く琥珀のような物体を拾い上げたダインに対してエリナは師匠から受け取ったボーガンを構え、一体何事かとダインはエリナに振り返った時、周囲を駆け抜けていた魔物の群れが立ち止まり、ダインに視線を向けた。
「ガアアアッ!!」
「ギイイイッ!!」
「プギィイイイッ!!」
「な、何だっ!?何で急にこっちに……うわぁあああっ!?」
「ダインの兄さん!!早くそれを捨てて下さい!!それは受肉の種です!!」
「種!?」
どうやらゴブリンが食い散らした樹肉に入っていた種をダインは拾い上げたらしく、種の状態でも魔物を引き寄せる性質を持つのか、大量の魔物がダインに殺到する。ダインは影魔法を使う暇もなく涙目で駆け出し、レナ達の元へ向かう。
「ぎゃあああっ!!た、助けて皆ぁあああっ!?」
「ちょ、ダイン!?」
「ぬうっ……流石にこれだけの数は不味い!!」
「スラミン、戦闘体勢」
「ぷるぷるっ!!」
「ああ、もう!!迂闊に拾い物するからこうなるんすよ!!」
全員が武器を構え、ダインと合流すると種に引き寄せられて接近してくる魔物達と対峙する。
※実は樹肉を発生させた大樹にも秘密があったりします……ふふふっ('ω')
「ぬっ!?これは……」
「まさか、精霊魔法!?」
「何故、人間が……!?」
レナが風の聖痕を発動させ、風の精霊を呼び集めると、その光景にギンタロウの配下の兵士達が驚く。通常は精霊魔法を扱えるのは人魚族や森人族に限られ、人間であるレナが風の精霊を操る事は出来ない。だが、風の聖痕の持ち主は種族に関係なく全ての風の精霊を使役する事が出来るため、草原一体に散らばる風の精霊を呼び集める。
精霊を呼び寄せたレナは意識を集中させ、精霊と感覚を共有化する事で魔の草原の全体像を確認した。まるでドローンのカメラ映像を確認するかのようにレナはあらゆる視点から草原の様子を観察し、そして全ての大樹の中で最も大きく、大量の樹肉を実らせた大樹の位置を特定した。
「……うん、一番奥にある大樹を調べてみよう」
「あそこか……分かった。レナがそういうのなら行こう」
「ちょ、ちょっと待てよ。このまま草原に降りるのか?ここで大人しく体力を温存していた方が……」
「大丈夫っすよ。ほら、草原に寄り付くような魔物達は全員が樹肉に夢中であたしたちの存在なんて気にもしてません。邪魔しない限りは襲われる心配は低いですから」
「魔物か……あ、もしかしてスラミンも樹肉を食べたい?」
「ぷるぷるっ……」
「あんな気持ち悪いの欲しくないと言ってる」
樹肉といっても全ての魔物を引き寄せるわけではないらしく、スラミンのような基本的には水や氷しか食さないスライムにはそれほど魅力的な餌には見えないらしい。スラミンの安全を確かめた後、レナ達は草原に降りて位置的に最も遠い大樹へ向かう。
「ガアアッ!!」
「ギイイッ!!」
「うわっ……本当に俺達を無視してるよ」
「それほどあの樹肉とやらに気を取られているのか……魔物が襲ってこないというのは変な気分だな」
「ウル達を連れてきてなくて本当に良かったね。アインやミノ辺りが反応したら大変だったよ」
「確かに……想像するだけで恐ろしいな」
魔人族ではあるが魔物の性質が高いサイクロプスやミノタウロスの場合でも樹肉に引き寄せられる可能性は十分に存在し、もしもこの場に連れてきたら他の魔物と同様に真っ先に樹肉の争奪戦に参加していたかもしれない。もしもそのような事態に陥れば2匹を抑えつける事は難しく、相当に苦労させられるだろう。
草原には多数の魔物が存在したが、種類自体は意外と少なく、せいぜい危険度が高い魔物といっても赤毛熊程度である。それも殆どが子供で親の姿は見えず、この場に集まった冒険者の中では強敵と呼べるような存在はいない。それでも油断は禁物で樹肉の魅力に引き寄せられた魔物達は理性を失ったようにかじりつく姿は異様だった。
「うわ、あのゴブリン……下半身がないのに樹肉に食らいついているぞ!?」
「あっちのコボルトも全身を同族に噛みつかれているのに威にも介さずに食事を続けている……」
「どうですか?これが樹肉の恐ろしさっす。あたし達には特に大きな害はないんですけど、魔物にはとんでもない中毒症状を引き起こす程に危険な果物なんですよ」
「こんなに頻繁に魔物が現れるなら周辺地方の魔物なんてあっという間に同士討ちでいなくなるんじゃないの?」
「そうでもないっすよ。おじさんの領地も広大ですからね、それに問題があるとすれば魔物以外の存在がこの樹肉を狙った時ですね」
「魔物以外の存在?」
エリナによると樹肉を狙う存在は決して魔物だけではなく、この地方に暮らす森人族の中にも樹肉の存在価値を利用して悪事に利用しようとする者も多いという。
「樹肉は見ての通りに魔物を引き寄せる性質を持つ特別な果実っす。その性質を利用して悪用する人が後を絶たないんですよ。例えば森の中に訪れた人を樹肉を取り出して魔物を誘き寄せて襲わせたり、場合によっては戦争の際に敵の陣地に樹肉を忍び込ませて周辺地域の魔物を誘導して襲撃させたりとか……とにかく、色々と使い道があるんです」
「じゃあ、魔物を引き寄せない腐敗石と一緒に置いたらどうなるの?」
「無駄っすね。前に実験した事があったんですけど、どうやら樹肉は香りではなく特殊な魔力の波動を超音波のように発生させて魔物を引き寄せるようなんです。だから魔物達は腐敗石があろうと悪臭を振り切って襲いかかってきます」
「嘘だろ!?そんなに不味い果物なのかあれ!?」
腐敗石でさえも効果を失わせるという樹肉の恐ろしさを知ったレナ達は驚きを隠せず、実際にエリナの口ぶりによると過去に戦争の道具にさえ使用された事があるらしい。ギンタロウによれば時期的に数十年内に誕生した植物らしいが、悪用されないように魔の草原の周辺では常に見張りの兵士が配置されているという。
「不幸中の幸いと言えば樹肉に取り付かれた魔物は滅多に他の獲物を襲う事はないという事です。飢餓状態に陥ったコボルトやオークでさえも目の前に非武装の人間が居たとしても樹肉の方に引き寄せられるぐらいですからね」
「聞けば聞くほど厄介な植物だな……いっその事、燃やせば?」
「駄目っすよ!!いくら危険な植物でもこの地方にしか生えていない希少種なんですから!!それに樹肉は食用として普通の人達にも食べられるんですから安易に燃やしちゃ不味いっすよ!!」
「それもそうか……なんかごめん」
植物を燃やすという発想にエリナも珍しく憤慨し、やはり自然を愛する森人族であるが故に危険な性質を持つ植物であろうと無暗に絶滅に追い込む行為は気に入らないらしく、すぐに樹肉の有効活用法を教える。
「それに樹肉の存在は悪い事ばかり引き起こすわけではないっす。この樹肉を実らせる大樹が生えたお陰で魔物が引き寄せられるし、狩猟の場としては最適な場所なんです。お陰でこの数十年の間は狩猟の際に収穫が不足する事はなくなったぐらいですから」
「食用としても一応は価値がある事も考慮すれば別に悪い植物でもないのか」
「なるほど、そういう事ならば樹肉は必要な存在なのか……ん?なんだあれ?」
異動の最中、ダインは前方で倒れているゴブリンの死骸を発見すると、警戒しながら接近して完全に死亡している事を確かめた後、ゴブリンが握りしめている物を拾い上げた。
「何だこのキラキラとした石みたいの……魔石には見えないけど、随分と綺麗な石だな」
「あ、それは……!?不味いっすダインの兄さん!!それを早く投げ捨てて下さい!!」
「え?」
紫色に光り輝く琥珀のような物体を拾い上げたダインに対してエリナは師匠から受け取ったボーガンを構え、一体何事かとダインはエリナに振り返った時、周囲を駆け抜けていた魔物の群れが立ち止まり、ダインに視線を向けた。
「ガアアアッ!!」
「ギイイイッ!!」
「プギィイイイッ!!」
「な、何だっ!?何で急にこっちに……うわぁあああっ!?」
「ダインの兄さん!!早くそれを捨てて下さい!!それは受肉の種です!!」
「種!?」
どうやらゴブリンが食い散らした樹肉に入っていた種をダインは拾い上げたらしく、種の状態でも魔物を引き寄せる性質を持つのか、大量の魔物がダインに殺到する。ダインは影魔法を使う暇もなく涙目で駆け出し、レナ達の元へ向かう。
「ぎゃあああっ!!た、助けて皆ぁあああっ!?」
「ちょ、ダイン!?」
「ぬうっ……流石にこれだけの数は不味い!!」
「スラミン、戦闘体勢」
「ぷるぷるっ!!」
「ああ、もう!!迂闊に拾い物するからこうなるんすよ!!」
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