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ダイン 監獄都市編
なんかやばいのがいるんですけど!?
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「鍵は……あった、これだな」
ダインは窓の鍵を確認すると、掌を伸ばす窓に伸ばす。この時に触った跡が残らない様に彼は右手に魔力を集中させ、黒腕へと変化させる。この状態ならばどんな物に触れようと後は残る事はなく、ダインは掌を窓に押し付けながら意識を集中させた。
黒腕と化した掌に触れた箇所から影の触手が誕生し、やがて隙間を潜り抜けて部屋の中に触手が入り込む。触手はゆっくりと鍵に近付くと、内側から鍵を開く。窓を開くとダインは急いで中に入り込み、窓を閉じる。影魔法の応用で鍵を開けたダインは緊張した様子で部屋の様子を伺う。
(良かった、中には誰もいないな……それにしてもこんな泥棒紛いの事、子供の時以来だな。くそっ……嫌な事を思い出してきた)
影魔法を利用した鍵の類の解除方法はダインが子供の頃に身に付けた技術であり、彼がまだ家で監禁されていたころ、家から逃げ出すために利用した。つまりは生き延びるために覚えた技術だが、悪用した事は一度もない。
(おっと、そうだった。正体がバレたらまずいんだよな。仮面を付けないと……)
室内に侵入を果たしたダインはここでギルに渡された仮面の事を思い出し、懐から取り出す。正体を見抜かれないために変装する必要があり、いかにも暗殺者が身に付けそうな形の仮面を装着する。
(……こんな姿、レナ達に見られなくて良かったな。絶対に笑われる所だった)
作戦のためには仕方ないとはいえ、自分の変装姿を部屋の中に置いてある鏡越しに確認したダインは我ながらおかしな格好だと思い、ため息を吐き出す。少し前までは闘技祭やらなんやらで活躍していた自分がどうしてこんな目にあわなければならないのかと嘆く。
だが、いくら嘆こうと状況は変わりはせず、気を引き締めてダインはまずは地下の倉庫の確認へ向かう。ギルの読みでは酒が保管されているのは3階のパールの私室か、あるいは地下の倉庫にあると思われた。ここからだと倉庫に近いため、屋敷内の見取り図を思い返しながらダインは移動を行う。
(ミイネによると屋敷の中には見張りはいないらしいけど……本当に大丈夫か?)
ここで暮らしていた事があるミイネによると屋敷内には見張りの兵士は配置されておらず、屋敷の管理は完全に女囚が行っていた。それに今の時間帯ならばパールも女囚も屋敷から離れているため、酒を盗み出すとしたら絶好の機会である。
ダインは慎重に扉を開き、通路の様子を伺う。通路内には蝋燭が灯されており、完全な暗闇ではない。今の所は人の姿は見えないが、移動する際は慎重に動かなければならない。
(こっそり、気づかれないように動かないと……もしもバレたら殺されるかも)
恐る恐る部屋から通路の様子を伺ったダインは遂に扉から出ると、通路内を移動する。この時にダインは足音を立てないように気を配り、ゆっくりと歩いていく。
(獣人族は鼻と耳が敏感だからな、音を立てない様に慎重に移動しないと……)
忘れがちであるがこの監獄都市は獣人族が収める国の管理下であり、収監されている殆どの囚人は獣人族である。現在のダインは臭い消しの香草を利用しているが、嗅覚はともかく聴覚も優れている獣人族ならば足音を立てただけでも気づかれる恐れがある。
慎重に音を立てないように移動しながらダインは地下の倉庫がある部屋へ向かうが、この時にダインは曲がり角を曲がろうとした時に足音を耳にした。誰かが曲がり角に近付いている事に気付き、ダインは慌てて隠れられる部屋を探す。
(まずい、誰か来る!?隠れないと……ここだ!!)
ダインは慌てて周囲を見渡し、近くに存在した両開きの扉を発見した。考えている暇もなく、ダインは扉を開いて中に入り込もうとした。
(よし、ここなら……あれ、待てよ。確かこの部屋って……!?)
扉に手を伸ばしたダインだったが、開く寸前で頭の中に屋敷の見取り図が浮かび上がり、この扉の先がどの部屋に繋がっているのかを思い出す。そして扉を開いた瞬間、そこには衝撃的な光景が広がっていた。
「えっ……」
『……えっ?』
ダインが扉を開け開いた瞬間、そこには服を脱いだ女性の囚人達が数名存在し、彼女達は唐突に部屋の中に入ってきた呆気に取られる。
どうやらここは風呂場に繋がる脱衣所だったらしく、ダインは半裸の女性の囚人達の姿を見て仮面の内側で少し鼻血を流す。しばらくの沈黙の後、女性陣はダインに視線を向けて頬を赤らめ、涙目を浮かべながら怒鳴りつけた。
『い、いやぁあああっ!!変態ぃいいい!!』
「う、うわぁあああっ!?」
ダインは慌てて扉から離れると、その場を駆け出す。そんな彼に対して女性陣は部屋の中にある物を次々と投げ込み、ダインは石鹸やらタライやらを後ろから投げ込まれながらも逃げ出した――
※まさかのラッキースケベ!!ダインもやりますね……(・∀・)ニヤニヤ
ダインは窓の鍵を確認すると、掌を伸ばす窓に伸ばす。この時に触った跡が残らない様に彼は右手に魔力を集中させ、黒腕へと変化させる。この状態ならばどんな物に触れようと後は残る事はなく、ダインは掌を窓に押し付けながら意識を集中させた。
黒腕と化した掌に触れた箇所から影の触手が誕生し、やがて隙間を潜り抜けて部屋の中に触手が入り込む。触手はゆっくりと鍵に近付くと、内側から鍵を開く。窓を開くとダインは急いで中に入り込み、窓を閉じる。影魔法の応用で鍵を開けたダインは緊張した様子で部屋の様子を伺う。
(良かった、中には誰もいないな……それにしてもこんな泥棒紛いの事、子供の時以来だな。くそっ……嫌な事を思い出してきた)
影魔法を利用した鍵の類の解除方法はダインが子供の頃に身に付けた技術であり、彼がまだ家で監禁されていたころ、家から逃げ出すために利用した。つまりは生き延びるために覚えた技術だが、悪用した事は一度もない。
(おっと、そうだった。正体がバレたらまずいんだよな。仮面を付けないと……)
室内に侵入を果たしたダインはここでギルに渡された仮面の事を思い出し、懐から取り出す。正体を見抜かれないために変装する必要があり、いかにも暗殺者が身に付けそうな形の仮面を装着する。
(……こんな姿、レナ達に見られなくて良かったな。絶対に笑われる所だった)
作戦のためには仕方ないとはいえ、自分の変装姿を部屋の中に置いてある鏡越しに確認したダインは我ながらおかしな格好だと思い、ため息を吐き出す。少し前までは闘技祭やらなんやらで活躍していた自分がどうしてこんな目にあわなければならないのかと嘆く。
だが、いくら嘆こうと状況は変わりはせず、気を引き締めてダインはまずは地下の倉庫の確認へ向かう。ギルの読みでは酒が保管されているのは3階のパールの私室か、あるいは地下の倉庫にあると思われた。ここからだと倉庫に近いため、屋敷内の見取り図を思い返しながらダインは移動を行う。
(ミイネによると屋敷の中には見張りはいないらしいけど……本当に大丈夫か?)
ここで暮らしていた事があるミイネによると屋敷内には見張りの兵士は配置されておらず、屋敷の管理は完全に女囚が行っていた。それに今の時間帯ならばパールも女囚も屋敷から離れているため、酒を盗み出すとしたら絶好の機会である。
ダインは慎重に扉を開き、通路の様子を伺う。通路内には蝋燭が灯されており、完全な暗闇ではない。今の所は人の姿は見えないが、移動する際は慎重に動かなければならない。
(こっそり、気づかれないように動かないと……もしもバレたら殺されるかも)
恐る恐る部屋から通路の様子を伺ったダインは遂に扉から出ると、通路内を移動する。この時にダインは足音を立てないように気を配り、ゆっくりと歩いていく。
(獣人族は鼻と耳が敏感だからな、音を立てない様に慎重に移動しないと……)
忘れがちであるがこの監獄都市は獣人族が収める国の管理下であり、収監されている殆どの囚人は獣人族である。現在のダインは臭い消しの香草を利用しているが、嗅覚はともかく聴覚も優れている獣人族ならば足音を立てただけでも気づかれる恐れがある。
慎重に音を立てないように移動しながらダインは地下の倉庫がある部屋へ向かうが、この時にダインは曲がり角を曲がろうとした時に足音を耳にした。誰かが曲がり角に近付いている事に気付き、ダインは慌てて隠れられる部屋を探す。
(まずい、誰か来る!?隠れないと……ここだ!!)
ダインは慌てて周囲を見渡し、近くに存在した両開きの扉を発見した。考えている暇もなく、ダインは扉を開いて中に入り込もうとした。
(よし、ここなら……あれ、待てよ。確かこの部屋って……!?)
扉に手を伸ばしたダインだったが、開く寸前で頭の中に屋敷の見取り図が浮かび上がり、この扉の先がどの部屋に繋がっているのかを思い出す。そして扉を開いた瞬間、そこには衝撃的な光景が広がっていた。
「えっ……」
『……えっ?』
ダインが扉を開け開いた瞬間、そこには服を脱いだ女性の囚人達が数名存在し、彼女達は唐突に部屋の中に入ってきた呆気に取られる。
どうやらここは風呂場に繋がる脱衣所だったらしく、ダインは半裸の女性の囚人達の姿を見て仮面の内側で少し鼻血を流す。しばらくの沈黙の後、女性陣はダインに視線を向けて頬を赤らめ、涙目を浮かべながら怒鳴りつけた。
『い、いやぁあああっ!!変態ぃいいい!!』
「う、うわぁあああっ!?」
ダインは慌てて扉から離れると、その場を駆け出す。そんな彼に対して女性陣は部屋の中にある物を次々と投げ込み、ダインは石鹸やらタライやらを後ろから投げ込まれながらも逃げ出した――
※まさかのラッキースケベ!!ダインもやりますね……(・∀・)ニヤニヤ
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