65 / 73
3 砂漠化の謎を探る
3-12.麗しのバリトンボイス
しおりを挟む
「あれ? あれっ? イリスちゃんとニコラウスくんを、急に感じなくなったんだけどお! なんで? いるのに、そこに!」
大騒ぎするベンジャミンを見て、私とニコは、視線を合わせて頷いた。
「あっ! 二人がでてきた!」
「ベンジャミン、ありがとう。あなたの協力があって、本当に助かったわ」
「おかげで、俺のしたかったことが、できるようになったよ」
それで何をするのかを、今明かすことはできない。ふんわりとした感謝の言葉に、ベンジャミンは胸を張った。
「でしょ! 僕に頼んで正解だったね!」
「ほんとね」
いつもの自信過剰なトーンではあるが、今日のベンジャミンの発言には、手放しで同意する。彼の父にも洩らさず、辛い練習にも耐えてくれた。
おそらくベンジャミンは、この練習が何につながるのかには興味がなく、ただ新しい魔法に夢中なだけ。その研究者体質が、今回はありがたかった。
さらに私たちは、彼に感謝しないといけないことが、もうひとつある。
「これ、本当に、お借りしていいんですか?」
「いいよ! ふたりが必要とするってことは、失われた魔法の再現に役立つってことでしょ。そういうのは僕、大歓迎!」
「ありがたいわ、本当に」
ニコの手には、平べったい金属が持たれている。これは、王都の図書館の、ベンジャミンの利用者証である。
偉い人たちの中には、自ら情報を得るのは手間だと思う人もいるらしい。この利用者証を持っていくと、私たちはベンジャミンの代理として、図書館に入れる。
そのことの何が良いのかというと、一般人では入れない、奥の書架を見ることができるのだ。ベンジャミンは、こう見えても王都の有力な魔導士。許可される範囲は、私たちより広い。
「その代わり、新しい発見があったら、ぜーったいに教えてね」
「もちろん」
そう念押しするベンジャミンに見送られ、私たちは図書館へ向かう。
「良い資料があるといいんだけど」
「そうだね」
高く舞い上がり、王都のこちら側とあちら側を区切る壁を、大きく越えていく。
しばらく進むと、古びた図書館の姿が、だんだんと見えてくる。
「こんにちは、ターニアさん」
「お久しぶりです」
いつもの司書が、笑顔で出迎えてくれる。その笑顔にどことなく親密さを感じるのは、気のせいだろうか。ニコは、ターニアと仲が良い。
ニコはカウンターに寄り、先ほど受け取った利用者証を差し出す。
「今日は、この方の代理で来たんです」
「えぇと……これは……?」
ターニアは眼鏡をくいっと動かし、利用者証に顔を寄せる。問うような視線を向けられ、ニコは、たじろいだ。
「王都のあちら側の、方なんですけど。ベンジャミン・バルバトソン。俺たちは、その代理で」
「えー……ちょっと聞いて来ますね」
ターニアは金属片を持ったまま、カウンターの奥の部屋へ向かった。その隙に、私とニコは、視線を交わす。
「そういう制度はとっくにないなんてこと、ないよね」
「あるかもしれないわよね。ベンジャミンだもの」
「そうだね……」
ベンジャミンが熱く語る内容は、彼の祖母の話に基づくことが多い。私にとっては懐かしい話ばかりなのだが、それはつまり、時代遅れということなのだ。
「ああ、お待たせしました」
ぱたぱた。軽い足音を立てて、ターニアが戻ってくる。彼女はいつも、物音を極力立てずに、静かに行動するので、こういったことは珍しい。少し慌てているようだ。
「やり方がわかりました。ええと、どなたの代理になっているのか、もう一度うかがえますか?」
「ベンジャミン・バルバトソンです」
「はい、ありがとうございます。バルバトソン……バルバトソン……あ、あった」
ターニアはカウンターの向こうで何か操作し、「照合が取れました」と言って、金属片を返して来た。
「どう照合しているの?」
「その金属片の、裏に模様が彫られておりますでしょう。奥の書架への立ち入りが許されている方は、そのような、模様入りの金属片をお持ちなのです。それを照らし合わせるそうです」
「へぇ……」
「今、聞いたんですけどね」
私が感心していると、ターニアは肩をすくめて笑った。
「初めてです。どなたかの代理で、いらっしゃる方がいるなんて」
「そうなんですね」
「はい。お待たせして申し訳ありませんでした」
金属片を返すとき、ターニアは、ニコの手に自分の手を軽く添える。
その仕草にどこか親密さを感じるのは……気のせいだろうか。
「奥の書架へご案内しますね」
「私が」
突如として、朗々と響くバリトンボイス。
「あ、館長」
「お手数お掛けいたしまして、申し訳ございません」
声の持ち主が、現在の図書館の館長らしい。細身で、銀縁の丸眼鏡をかけた、知的な印象の男性だ。
なにより、その腹から響くような品のある声といったら。
「奥の書架には、私しか行けないようになっているのです」
「そうなんですね」
なんて素敵な声なんだろう。思わずうっとりしながら、館長の隣を歩こうとする私の腕を、ニコが軽く引いた。
「並んで歩くと迷惑になるよ」
「あぁ……そうね」
書架と書架の間は、さほど広くはない。ニコに言われて、館長の後ろを歩く。
階段を上り、書架と書架の間を練り歩く。この辺りは、懐かしい。この先の書架にも、私は来たことがある。かつての私は、奥の書架を閲覧することの許される存在だったのだ。
埃の匂い、古い本の匂い。静かな中を、三人で並んで、息をひそめるようにして歩く。まるで、この静けさを破ったら、何か悪いことがあるみたいだ。
書架と書架の間の壁に、徐に、扉が現れる。館長が、扉に手をかけた。そのまま扉を開け、中へ案内してくれる。
「私は、この扉のそばで控えております。何かありましたら、あるいはお帰りの際には、お声かけくださいね」
「……はい」
返事がぼんやりとしてしまったのは、その美声のせいである。
「探しましょう、ニコ」
「この中から……?」
入った部屋の中には、天井まで書架が設けられ、壁面いっぱいに本が並んでいる。一部の人間しか閲覧することを許されない、奥の書架。ここには、王城関係の書物や、広めてはいけない魔法など、人目につかせたくはないものが保管されている。
「ええ。私も、王城については、あんまり調べたことがないから、どこにあるかわからないの」
「すごい量だよ……」
並んだ本を見て、ニコが絶望的な声を上げた。
私がここへ来るのは、たいてい、魔法について調べるためだ。間接的に人を傷つけるような魔法は禁忌とされるが、それを応用すると、新しい魔法が生み出せる場合もあった。
王城にはたまに謁見に行った程度で、内部の作りを詳しく調べようと思ったことなんてない。
「あった方がいいって言ったのは、ニコでしょ」
「そうだけどさ……まさか、こんな量だとは思わなかったから」
私たちはここへ、王城の内部構造を調べに来たのだ。
王城に忍び込もうとする目的は、どのように魔力石を作っているのか突き止めるためだ。
魔導士たちが支給される魔力に頼り、自己の限界を低く定めている。その結果、王都のあちら側にしか、魔法の恩恵がない。そんな現状を変えることと、魔力石生産という非人道的な行いを阻止すること。
「どこから手をつけたらいいのか、わかんないよ、俺」
ニコが、城に入るなら、内部の地図を知って見当をつけたいと言ったのだ。それに、私も賛成した。状況がわからない以上、いきなりばれるやり方で乗り込むのではなくて、秘密裏に行動してみたい。
並んだ背表紙を眺める。司書がいて、それなりの秩序を保って維持されている一般の書架と違い、ここの本は雑然としている。持ち込まれた順番に、並べられているのだ。
扉の近くは、どうも最近持ち込まれたものらしい。しかし、題名を見れば、古いものもたくさんある。その多くが、魔法に関することだ。
「これも、こっちに移されてるのね……」
中級魔法に該当する内容が書かれた教本も、ここにある。わざわざ奥の書架へ移動するのは、市民には見せたくないからだ。
こうした本を読んで、魔法を身につけた人が増えたら困るのは、王城の人間だ。魔法を使える人が増えれば、魔力石も必要なくなる。高値で売れている魔力石の収入がなくなったら困るのだろうが……その多額の収入は、どこへ消えているのか。それも気になる。
「イリス、こっちかな?」
「今行くわ」
謎を解き明かすためには、王城に行って、実際にこの目で見るしかなかろう。
私はニコの隣へ行って、一緒に本を確認した。
大騒ぎするベンジャミンを見て、私とニコは、視線を合わせて頷いた。
「あっ! 二人がでてきた!」
「ベンジャミン、ありがとう。あなたの協力があって、本当に助かったわ」
「おかげで、俺のしたかったことが、できるようになったよ」
それで何をするのかを、今明かすことはできない。ふんわりとした感謝の言葉に、ベンジャミンは胸を張った。
「でしょ! 僕に頼んで正解だったね!」
「ほんとね」
いつもの自信過剰なトーンではあるが、今日のベンジャミンの発言には、手放しで同意する。彼の父にも洩らさず、辛い練習にも耐えてくれた。
おそらくベンジャミンは、この練習が何につながるのかには興味がなく、ただ新しい魔法に夢中なだけ。その研究者体質が、今回はありがたかった。
さらに私たちは、彼に感謝しないといけないことが、もうひとつある。
「これ、本当に、お借りしていいんですか?」
「いいよ! ふたりが必要とするってことは、失われた魔法の再現に役立つってことでしょ。そういうのは僕、大歓迎!」
「ありがたいわ、本当に」
ニコの手には、平べったい金属が持たれている。これは、王都の図書館の、ベンジャミンの利用者証である。
偉い人たちの中には、自ら情報を得るのは手間だと思う人もいるらしい。この利用者証を持っていくと、私たちはベンジャミンの代理として、図書館に入れる。
そのことの何が良いのかというと、一般人では入れない、奥の書架を見ることができるのだ。ベンジャミンは、こう見えても王都の有力な魔導士。許可される範囲は、私たちより広い。
「その代わり、新しい発見があったら、ぜーったいに教えてね」
「もちろん」
そう念押しするベンジャミンに見送られ、私たちは図書館へ向かう。
「良い資料があるといいんだけど」
「そうだね」
高く舞い上がり、王都のこちら側とあちら側を区切る壁を、大きく越えていく。
しばらく進むと、古びた図書館の姿が、だんだんと見えてくる。
「こんにちは、ターニアさん」
「お久しぶりです」
いつもの司書が、笑顔で出迎えてくれる。その笑顔にどことなく親密さを感じるのは、気のせいだろうか。ニコは、ターニアと仲が良い。
ニコはカウンターに寄り、先ほど受け取った利用者証を差し出す。
「今日は、この方の代理で来たんです」
「えぇと……これは……?」
ターニアは眼鏡をくいっと動かし、利用者証に顔を寄せる。問うような視線を向けられ、ニコは、たじろいだ。
「王都のあちら側の、方なんですけど。ベンジャミン・バルバトソン。俺たちは、その代理で」
「えー……ちょっと聞いて来ますね」
ターニアは金属片を持ったまま、カウンターの奥の部屋へ向かった。その隙に、私とニコは、視線を交わす。
「そういう制度はとっくにないなんてこと、ないよね」
「あるかもしれないわよね。ベンジャミンだもの」
「そうだね……」
ベンジャミンが熱く語る内容は、彼の祖母の話に基づくことが多い。私にとっては懐かしい話ばかりなのだが、それはつまり、時代遅れということなのだ。
「ああ、お待たせしました」
ぱたぱた。軽い足音を立てて、ターニアが戻ってくる。彼女はいつも、物音を極力立てずに、静かに行動するので、こういったことは珍しい。少し慌てているようだ。
「やり方がわかりました。ええと、どなたの代理になっているのか、もう一度うかがえますか?」
「ベンジャミン・バルバトソンです」
「はい、ありがとうございます。バルバトソン……バルバトソン……あ、あった」
ターニアはカウンターの向こうで何か操作し、「照合が取れました」と言って、金属片を返して来た。
「どう照合しているの?」
「その金属片の、裏に模様が彫られておりますでしょう。奥の書架への立ち入りが許されている方は、そのような、模様入りの金属片をお持ちなのです。それを照らし合わせるそうです」
「へぇ……」
「今、聞いたんですけどね」
私が感心していると、ターニアは肩をすくめて笑った。
「初めてです。どなたかの代理で、いらっしゃる方がいるなんて」
「そうなんですね」
「はい。お待たせして申し訳ありませんでした」
金属片を返すとき、ターニアは、ニコの手に自分の手を軽く添える。
その仕草にどこか親密さを感じるのは……気のせいだろうか。
「奥の書架へご案内しますね」
「私が」
突如として、朗々と響くバリトンボイス。
「あ、館長」
「お手数お掛けいたしまして、申し訳ございません」
声の持ち主が、現在の図書館の館長らしい。細身で、銀縁の丸眼鏡をかけた、知的な印象の男性だ。
なにより、その腹から響くような品のある声といったら。
「奥の書架には、私しか行けないようになっているのです」
「そうなんですね」
なんて素敵な声なんだろう。思わずうっとりしながら、館長の隣を歩こうとする私の腕を、ニコが軽く引いた。
「並んで歩くと迷惑になるよ」
「あぁ……そうね」
書架と書架の間は、さほど広くはない。ニコに言われて、館長の後ろを歩く。
階段を上り、書架と書架の間を練り歩く。この辺りは、懐かしい。この先の書架にも、私は来たことがある。かつての私は、奥の書架を閲覧することの許される存在だったのだ。
埃の匂い、古い本の匂い。静かな中を、三人で並んで、息をひそめるようにして歩く。まるで、この静けさを破ったら、何か悪いことがあるみたいだ。
書架と書架の間の壁に、徐に、扉が現れる。館長が、扉に手をかけた。そのまま扉を開け、中へ案内してくれる。
「私は、この扉のそばで控えております。何かありましたら、あるいはお帰りの際には、お声かけくださいね」
「……はい」
返事がぼんやりとしてしまったのは、その美声のせいである。
「探しましょう、ニコ」
「この中から……?」
入った部屋の中には、天井まで書架が設けられ、壁面いっぱいに本が並んでいる。一部の人間しか閲覧することを許されない、奥の書架。ここには、王城関係の書物や、広めてはいけない魔法など、人目につかせたくはないものが保管されている。
「ええ。私も、王城については、あんまり調べたことがないから、どこにあるかわからないの」
「すごい量だよ……」
並んだ本を見て、ニコが絶望的な声を上げた。
私がここへ来るのは、たいてい、魔法について調べるためだ。間接的に人を傷つけるような魔法は禁忌とされるが、それを応用すると、新しい魔法が生み出せる場合もあった。
王城にはたまに謁見に行った程度で、内部の作りを詳しく調べようと思ったことなんてない。
「あった方がいいって言ったのは、ニコでしょ」
「そうだけどさ……まさか、こんな量だとは思わなかったから」
私たちはここへ、王城の内部構造を調べに来たのだ。
王城に忍び込もうとする目的は、どのように魔力石を作っているのか突き止めるためだ。
魔導士たちが支給される魔力に頼り、自己の限界を低く定めている。その結果、王都のあちら側にしか、魔法の恩恵がない。そんな現状を変えることと、魔力石生産という非人道的な行いを阻止すること。
「どこから手をつけたらいいのか、わかんないよ、俺」
ニコが、城に入るなら、内部の地図を知って見当をつけたいと言ったのだ。それに、私も賛成した。状況がわからない以上、いきなりばれるやり方で乗り込むのではなくて、秘密裏に行動してみたい。
並んだ背表紙を眺める。司書がいて、それなりの秩序を保って維持されている一般の書架と違い、ここの本は雑然としている。持ち込まれた順番に、並べられているのだ。
扉の近くは、どうも最近持ち込まれたものらしい。しかし、題名を見れば、古いものもたくさんある。その多くが、魔法に関することだ。
「これも、こっちに移されてるのね……」
中級魔法に該当する内容が書かれた教本も、ここにある。わざわざ奥の書架へ移動するのは、市民には見せたくないからだ。
こうした本を読んで、魔法を身につけた人が増えたら困るのは、王城の人間だ。魔法を使える人が増えれば、魔力石も必要なくなる。高値で売れている魔力石の収入がなくなったら困るのだろうが……その多額の収入は、どこへ消えているのか。それも気になる。
「イリス、こっちかな?」
「今行くわ」
謎を解き明かすためには、王城に行って、実際にこの目で見るしかなかろう。
私はニコの隣へ行って、一緒に本を確認した。
0
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします。
樋口紗夕
恋愛
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。
ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。
国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。
「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
死に物狂いで支えた公爵家から捨てられたので、回帰後は全財産を盗んで消えてあげます 〜今さら「戻れ」と言われても、私は隣国の皇太子妃ですので〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能、我が公爵家の恥だ!」
公爵家の長女エルゼは、放蕩者の父や無能な弟に代わり、寝る間も惜しんで領地経営と外交を支えてきた。しかし家族は彼女の功績を奪った挙句、政治犯の濡れ衣を着せて彼女を処刑した。
死の間際、エルゼは誓う。 「もし次があるのなら――二度と、あいつらのために働かない」
目覚めると、そこは処刑の二年前。 再び「仕事」を押し付けようとする厚顔無恥な家族に対し、エルゼは優雅に微笑んだ。
「ええ、承知いたしました。ただし、これからは**『代金』**をいただきますわ」
隠し金庫の鍵、領地の権利書、優秀な人材、そして莫大な隠し資産――。 エルゼは公爵家のすべてを自分名義に書き換え、着々と「もぬけの殻」にしていく。
そんな彼女の前に、隣国の冷徹な皇太子シオンが現れ、驚くべき提案を持ちかけてきて……?
「君のような恐ろしい女性を、独り占めしたくなった」
資産を奪い尽くして亡命した令嬢と、彼女を溺愛する皇太子。 一方、すべてを失った公爵家が泣きついてくるが、もう遅い。 あなたの家の金庫も、土地も、働く人間も――すべて私のものですから。
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる