64 / 73
3 砂漠化の謎を探る
3-11.それぞれに成長
しおりを挟む
「……できた」
「できたわね」
水中に沈んだ私とニコは、ひとつの空気の玉の中で、顔を見合わせる。
「このまま進んでみていい?」
「いいわ」
そろーっ、と前方に進む。空気の玉も、それに追随して動く。
ニコの髪から垂れた水が、私の頬にかかった。ここまで、試行錯誤を繰り返してきた。手を繋いで潜ってみたら、ニコの予想以上に体が離れてふたり揃って水を浴びたり。ニコが私を背負ったら、これも思ったより顔が離れて、私だけ水攻めに遭ったり。お互い腰に手を回して並んでみたら、ニコが私ばかり意識して、自分が水をくらったり。
挑戦して、失敗する。それが上達の近道だ。
「できたけど……イリス、嫌じゃない?」
「嫌じゃないけど……何が?」
「この体勢だよ」
私の背と、ニコの腹部が、ぴったりくっついている。私の頭の高さに、ニコの顎。それで試してみて、ようやく成功したのが、今である。
これなら、ニコに私の頭が見えやすい。それに、ニコの動きに合わせて動くことになるから、調整も楽なのだ。
「ちょっとくっつきすぎだよね」
「それはそうね」
「やっぱり、他の……」
「でも、必要なことだから、いいのよ」
成功するとわかったのなら、とりあえずこれで、練習をすればいい。広いところで試せるようになったら、新たな手法を模索すればいいのだ。
「これなら、いざというとき、すぐに魔力も補給できるものね。水中で魔力が切れたら、たまったものじゃないわ」
「それは、そうだね」
ニコの腕は、私の腹部にある。少し持ち上げれば、すぐに魔力の補給が可能だ。
こういう姿勢になってみれば、その方が都合が良さそうだということに気づく。
「これなら俺も、ひとりとあんまり変わらないから」
ニコは浴槽の壁を蹴り、すいーっと進む。私の足が、床を引きずられる。空気の玉は、速度を上げても追いついてきた。身につけている薄手の服が、水中でゆらゆらと揺れる。
「この方向で行きましょ」
「イリスがいいなら。そうしよう」
ベンジャミンの屋敷に行くと、まだ扉に手もかけないうちから、勢いよく扉が開いた。
「うわっ」
驚いたニコが、後ずさる。中からベンジャミンが、文字通り飛び出してきた。まりのように飛び跳ね、ニコに抱きつく。
「なっ、なんですか! やめてくださいよ!」
迫真の拒絶。ベンジャミンは全く気にせず、ニコを抱く腕の力を強め、肩越しに私と目を合わせる。
「今! 僕! ふたりが来るの、わかったんだよ!」
「すごいわね、成功したの?」
「そうっ! 僕、天才だった! できちゃったんだよー、わかっちゃった!」
ニコからぱっと手を離すと、両腕を広げて駆け寄ってくる。抱きつく気だ。身構える私にベンジャミンが届く前に、ニコが彼の腕を取った。
「すごいですね。中へ入りましょう」
「いいよー! これで僕も、ニコラウスくんみたいな天才魔導士の仲間入りだねっ!」
スキップしながら、屋敷に戻る。ベンジャミンは部屋に戻るなり、腰に手を当てて仁王立ちした。
「ほら! ほらほらぁ! 見て、今できてるよ、僕!」
見てと言うが、空気の膜は目に見えない。
「じゃあ、ニコ。練習しましょう」
「うん」
ベンジャミンが空気の膜を生成できたら、気づかれないように通り抜ける方法を練習するのが、今回の目的である。
人の魔法を逆手にとって利用するというのは、これからも使える方法だ。
「気づかれないように、穴を開けるのよ。そのためにはまず、空気の膜が張られていること自体を、知覚しないといけないの」
「ベンジャミンさんの魔力を、感じないといけないってこと?」
「そう。ニコは、自分の魔力はわかるけど、人の魔力は掴めないでしょう?」
ベンジャミンは腰に手を当てたまま、誇らしげに顎を斜め上に上げている。まだ、魔力が続いているのか。なかなか、魔法を使い慣れているらしい。
休み休み魔法を使ってるって、言ってたからな。
当人にその気はないだろうが、魔力を限界まで使って、休憩を挟んでまた使うという方法。これは、魔力の使用限度量を増やすのに有効な訓練である。
「人のがわかれば、大体のことは、同じ仕組みで知覚できるから」
「うーん……」
「自分の魔力と、人の魔力の、境目を感じて。そこから徐々に、相手の側に、イメージを浸食させていくの」
ニコは目を閉じる。彼は集中するとき、視覚を閉じる傾向がある。その分、他の部分に、神経を集中させようと言うのだろう。
私が伝えられるのは、それが可能であるという事実と、いくつかの例から導き出せるイメージの方法だけ。
魔法は何でもできるが、イメージがないものはできない。私は、イメージを結ぶ手助けはできるが、実際にやるのはニコだ。
「ベンジャミン……」
「今! イリスちゃんはこっちを向いたね! ほらあぁ!」
「それは目で見えてるでしょ」
ベンジャミンは嬉しげだが、額に滝のように汗が流れている。なかなかの消耗具合だ。
「魔力は足りてる?」
「あと少しは……でももうすぐ限界! これ、どこまでやってればいいの?」
「限界まで」
「わはははは! 僕は限界を超える! ……うっ」
突然ベンジャミンが、うずくまる。
ニコが、「ベンジャミンの魔力が消えたような感じがする」と呟く。
それ、会話を聞いたからじゃないの? と思ったが、魔法は思い込みが大切。指摘するのは野暮だから、やめた。
「頭痛い」
「ベンジャミン、大丈夫?」
「僕、こんなの、慣れっこだから。少し休めば……うぅ……」
口元を押さえ、苦しげに呻くベンジャミン。その様子はなんだか痛々しい。ニコはコツを掴みかけているようだから、彼の回復を待つ時間が惜しい。
いっそ、彼にも魔力を分け与えてしまおうか。目でもつむらせて見えないようにしたら、何が起きたかわからずに、新しい魔法だとでも思い込んでくれるだろう。
そう思った私は、「ねえ」とベンジャミンに呼びかけた。
「それは駄目」
間を開けずに答えたのは、ニコである。
「それ……って、私まだ何も言ってないんだけど」
「今イリスが何を提案しようとしたか、俺にはわかったよ。それは駄目」
「でも……」
私は首を傾げた。ニコは、ずいぶん頑なだ。
「その方が効率がいいのに」
「そうかもしれないけど……とにかく、駄目。また明日来て、練習しよう。俺も戻ったら、自分でいろいろやってみるから」
彼の主張を曲げるほどの強い希望が、あるわけでもない。私が頷くと、ニコはベンジャミンに「そういうことなので」と別れの挨拶を述べた。
「わかったよ~! ばっちり休んで、元気になっておくからー!」
うずくまったままだが、口調が元気になり、手を振って見送られる。なかなか、回復が早い。
「イリスは、他の人にも、魔力を分け与える気になるんだね」
ニコと手を繋いで空を飛んでいると、彼はそう言った。話しかけられたのか、呟きなのか、判じかねるほどの小さな声。
自分の名前が出てきたので、答えるべきだろうと思い、とりあえず反応する。
「ならないわ」
「だけど、さっきベンジャミンさんに、魔力を分けようとしたでしょう」
あ、本当に察してたんだ。
私は密かに、ニコの洞察力に驚く。
「したけど……あれは、そうした方が、ニコの練習の効率が上がると思ったからよ。ちゃんとベンジャミンには目を閉じさせて、何が起きたかわからないようにしようと思ったわ。面倒なことになると困るから」
私が、魔力を抜かれるのに苦痛を感じないということが知れると、厄介な事態が起きかねないことは、わかっている。
「魔孔って、微妙な場所にあるよね。胸でしょ? 触られていやじゃないの?」
「えぇ……?」
次にニコが発したのは、思いもよらない質問だった。
「それとこれとは、違うじゃない。胸を触らせるって思ったら……それはまあ、嫌に違いないけれど」
いくら別人の体だったとはいえ、この肉体は、今は私のもの。無闇に触らせることに、抵抗がないわけではない。
魔孔から魔力を抜くという実務的行為と、体を触るの触らないのという問題は、別であるだけだ。
ニコは、はあ、と浅く息を吐く。
「イリスって、変わってるね」
「そうかしら」
ニコは何も言わず、妙に力の抜けた笑みを浮かべた。
「できたわね」
水中に沈んだ私とニコは、ひとつの空気の玉の中で、顔を見合わせる。
「このまま進んでみていい?」
「いいわ」
そろーっ、と前方に進む。空気の玉も、それに追随して動く。
ニコの髪から垂れた水が、私の頬にかかった。ここまで、試行錯誤を繰り返してきた。手を繋いで潜ってみたら、ニコの予想以上に体が離れてふたり揃って水を浴びたり。ニコが私を背負ったら、これも思ったより顔が離れて、私だけ水攻めに遭ったり。お互い腰に手を回して並んでみたら、ニコが私ばかり意識して、自分が水をくらったり。
挑戦して、失敗する。それが上達の近道だ。
「できたけど……イリス、嫌じゃない?」
「嫌じゃないけど……何が?」
「この体勢だよ」
私の背と、ニコの腹部が、ぴったりくっついている。私の頭の高さに、ニコの顎。それで試してみて、ようやく成功したのが、今である。
これなら、ニコに私の頭が見えやすい。それに、ニコの動きに合わせて動くことになるから、調整も楽なのだ。
「ちょっとくっつきすぎだよね」
「それはそうね」
「やっぱり、他の……」
「でも、必要なことだから、いいのよ」
成功するとわかったのなら、とりあえずこれで、練習をすればいい。広いところで試せるようになったら、新たな手法を模索すればいいのだ。
「これなら、いざというとき、すぐに魔力も補給できるものね。水中で魔力が切れたら、たまったものじゃないわ」
「それは、そうだね」
ニコの腕は、私の腹部にある。少し持ち上げれば、すぐに魔力の補給が可能だ。
こういう姿勢になってみれば、その方が都合が良さそうだということに気づく。
「これなら俺も、ひとりとあんまり変わらないから」
ニコは浴槽の壁を蹴り、すいーっと進む。私の足が、床を引きずられる。空気の玉は、速度を上げても追いついてきた。身につけている薄手の服が、水中でゆらゆらと揺れる。
「この方向で行きましょ」
「イリスがいいなら。そうしよう」
ベンジャミンの屋敷に行くと、まだ扉に手もかけないうちから、勢いよく扉が開いた。
「うわっ」
驚いたニコが、後ずさる。中からベンジャミンが、文字通り飛び出してきた。まりのように飛び跳ね、ニコに抱きつく。
「なっ、なんですか! やめてくださいよ!」
迫真の拒絶。ベンジャミンは全く気にせず、ニコを抱く腕の力を強め、肩越しに私と目を合わせる。
「今! 僕! ふたりが来るの、わかったんだよ!」
「すごいわね、成功したの?」
「そうっ! 僕、天才だった! できちゃったんだよー、わかっちゃった!」
ニコからぱっと手を離すと、両腕を広げて駆け寄ってくる。抱きつく気だ。身構える私にベンジャミンが届く前に、ニコが彼の腕を取った。
「すごいですね。中へ入りましょう」
「いいよー! これで僕も、ニコラウスくんみたいな天才魔導士の仲間入りだねっ!」
スキップしながら、屋敷に戻る。ベンジャミンは部屋に戻るなり、腰に手を当てて仁王立ちした。
「ほら! ほらほらぁ! 見て、今できてるよ、僕!」
見てと言うが、空気の膜は目に見えない。
「じゃあ、ニコ。練習しましょう」
「うん」
ベンジャミンが空気の膜を生成できたら、気づかれないように通り抜ける方法を練習するのが、今回の目的である。
人の魔法を逆手にとって利用するというのは、これからも使える方法だ。
「気づかれないように、穴を開けるのよ。そのためにはまず、空気の膜が張られていること自体を、知覚しないといけないの」
「ベンジャミンさんの魔力を、感じないといけないってこと?」
「そう。ニコは、自分の魔力はわかるけど、人の魔力は掴めないでしょう?」
ベンジャミンは腰に手を当てたまま、誇らしげに顎を斜め上に上げている。まだ、魔力が続いているのか。なかなか、魔法を使い慣れているらしい。
休み休み魔法を使ってるって、言ってたからな。
当人にその気はないだろうが、魔力を限界まで使って、休憩を挟んでまた使うという方法。これは、魔力の使用限度量を増やすのに有効な訓練である。
「人のがわかれば、大体のことは、同じ仕組みで知覚できるから」
「うーん……」
「自分の魔力と、人の魔力の、境目を感じて。そこから徐々に、相手の側に、イメージを浸食させていくの」
ニコは目を閉じる。彼は集中するとき、視覚を閉じる傾向がある。その分、他の部分に、神経を集中させようと言うのだろう。
私が伝えられるのは、それが可能であるという事実と、いくつかの例から導き出せるイメージの方法だけ。
魔法は何でもできるが、イメージがないものはできない。私は、イメージを結ぶ手助けはできるが、実際にやるのはニコだ。
「ベンジャミン……」
「今! イリスちゃんはこっちを向いたね! ほらあぁ!」
「それは目で見えてるでしょ」
ベンジャミンは嬉しげだが、額に滝のように汗が流れている。なかなかの消耗具合だ。
「魔力は足りてる?」
「あと少しは……でももうすぐ限界! これ、どこまでやってればいいの?」
「限界まで」
「わはははは! 僕は限界を超える! ……うっ」
突然ベンジャミンが、うずくまる。
ニコが、「ベンジャミンの魔力が消えたような感じがする」と呟く。
それ、会話を聞いたからじゃないの? と思ったが、魔法は思い込みが大切。指摘するのは野暮だから、やめた。
「頭痛い」
「ベンジャミン、大丈夫?」
「僕、こんなの、慣れっこだから。少し休めば……うぅ……」
口元を押さえ、苦しげに呻くベンジャミン。その様子はなんだか痛々しい。ニコはコツを掴みかけているようだから、彼の回復を待つ時間が惜しい。
いっそ、彼にも魔力を分け与えてしまおうか。目でもつむらせて見えないようにしたら、何が起きたかわからずに、新しい魔法だとでも思い込んでくれるだろう。
そう思った私は、「ねえ」とベンジャミンに呼びかけた。
「それは駄目」
間を開けずに答えたのは、ニコである。
「それ……って、私まだ何も言ってないんだけど」
「今イリスが何を提案しようとしたか、俺にはわかったよ。それは駄目」
「でも……」
私は首を傾げた。ニコは、ずいぶん頑なだ。
「その方が効率がいいのに」
「そうかもしれないけど……とにかく、駄目。また明日来て、練習しよう。俺も戻ったら、自分でいろいろやってみるから」
彼の主張を曲げるほどの強い希望が、あるわけでもない。私が頷くと、ニコはベンジャミンに「そういうことなので」と別れの挨拶を述べた。
「わかったよ~! ばっちり休んで、元気になっておくからー!」
うずくまったままだが、口調が元気になり、手を振って見送られる。なかなか、回復が早い。
「イリスは、他の人にも、魔力を分け与える気になるんだね」
ニコと手を繋いで空を飛んでいると、彼はそう言った。話しかけられたのか、呟きなのか、判じかねるほどの小さな声。
自分の名前が出てきたので、答えるべきだろうと思い、とりあえず反応する。
「ならないわ」
「だけど、さっきベンジャミンさんに、魔力を分けようとしたでしょう」
あ、本当に察してたんだ。
私は密かに、ニコの洞察力に驚く。
「したけど……あれは、そうした方が、ニコの練習の効率が上がると思ったからよ。ちゃんとベンジャミンには目を閉じさせて、何が起きたかわからないようにしようと思ったわ。面倒なことになると困るから」
私が、魔力を抜かれるのに苦痛を感じないということが知れると、厄介な事態が起きかねないことは、わかっている。
「魔孔って、微妙な場所にあるよね。胸でしょ? 触られていやじゃないの?」
「えぇ……?」
次にニコが発したのは、思いもよらない質問だった。
「それとこれとは、違うじゃない。胸を触らせるって思ったら……それはまあ、嫌に違いないけれど」
いくら別人の体だったとはいえ、この肉体は、今は私のもの。無闇に触らせることに、抵抗がないわけではない。
魔孔から魔力を抜くという実務的行為と、体を触るの触らないのという問題は、別であるだけだ。
ニコは、はあ、と浅く息を吐く。
「イリスって、変わってるね」
「そうかしら」
ニコは何も言わず、妙に力の抜けた笑みを浮かべた。
0
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
普段は地味子。でも本当は凄腕の聖女さん〜地味だから、という理由で聖女ギルドを追い出されてしまいました。私がいなくても大丈夫でしょうか?〜
神伊 咲児
ファンタジー
主人公、イルエマ・ジミィーナは16歳。
聖女ギルド【女神の光輝】に属している聖女だった。
イルエマは眼鏡をかけており、黒髪の冴えない見た目。
いわゆる地味子だ。
彼女の能力も地味だった。
使える魔法といえば、聖女なら誰でも使えるものばかり。回復と素材進化と解呪魔法の3つだけ。
唯一のユニークスキルは、ペンが無くても文字を書ける光魔字。
そんな能力も地味な彼女は、ギルド内では裏方作業の雑務をしていた。
ある日、ギルドマスターのキアーラより、地味だからという理由で解雇される。
しかし、彼女は目立たない実力者だった。
素材進化の魔法は独自で改良してパワーアップしており、通常の3倍の威力。
司祭でも見落とすような小さな呪いも見つけてしまう鋭い感覚。
難しい相談でも難なくこなす知識と教養。
全てにおいてハイクオリティ。最強の聖女だったのだ。
彼女は新しいギルドに参加して順風満帆。
彼女をクビにした聖女ギルドは落ちぶれていく。
地味な聖女が大活躍! 痛快ファンタジーストーリー。
全部で5万字。
カクヨムにも投稿しておりますが、アルファポリス用にタイトルも含めて改稿いたしました。
HOTランキング女性向け1位。
日間ファンタジーランキング1位。
日間完結ランキング1位。
応援してくれた、みなさんのおかげです。
ありがとうございます。とても嬉しいです!
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
辺境薬術師のポーションは至高 騎士団を追放されても、魔法薬がすべてを解決する
鶴井こう
ファンタジー
【書籍化しました】
余分にポーションを作らせ、横流しして金を稼いでいた王国騎士団第15番隊は、俺を追放した。
いきなり仕事を首にされ、隊を後にする俺。ひょんなことから、辺境伯の娘の怪我を助けたことから、辺境の村に招待されることに。
一方、モンスターたちのスタンピードを抑え込もうとしていた第15番隊。
しかしポーションの数が圧倒的に足りず、品質が低いポーションで回復もままならず、第15番隊の守備していた拠点から陥落し、王都は徐々にモンスターに侵略されていく。
俺はもふもふを拾ったり農地改革したり辺境の村でのんびりと過ごしていたが、徐々にその腕を買われて頼りにされることに。功績もステータスに表示されてしまい隠せないので、褒賞は甘んじて受けることにしようと思う。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる