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第五章 復讐その四 アルグレア王国と神の眷属 後編
アイザック王の伝説
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——今より五百年前、大陸の西にある“神々の住まう地”アルビオニア島の南にある辺境の村に、一人の男がいました。
この男は、子どもの頃からいつも夢を語っていました。
『いつか、このアルビオニア島を……全てを、この手につかむんだ!』
同じ村に住む者達は、子どもの夢物語を微笑ましく聞いていました。
ですが、この子どもが成長して立派な青年となっても未だに同じように夢を語る姿に、村の者達は次第に微笑みから嘲笑へと変わっていきました。
そんなある日のこと、男は村の外れにある森……村の者達が“死の森”と呼んで恐れる場所に、唯一の友である“ハリソン”と共に向かいました。
その理由も、『村の者達にその勇気を示すため』といったくだらないものでした。
男のそんな我儘に苦笑しつつも、お人好しのハリソンはいつも付き合うのです。
二人は森に住まう魔物と時には戦い、時には逃げ、少しずつ森の奥に近づいていきます。
そして、森の最奥へとたどり着いた二人は、木でできた一軒の家を発見しました。
二人はおそるおそる家の扉を叩きます。
すると……中から一人の老婆が出てきました。
尋ねてみると、その老婆は“ティティス”という名で、かつて主神ファルマに仕えた大神官でした。
老婆はここで日々主神ファルマへの祈りを捧げると共に、神々がこの地へ降り立つ時のための準備をしているとのことでした。
その話に興味を持った男は、この老婆にさらに問い掛けます。
『主神ファルマはいつこの地に降り立つのか』
と。
すると老婆は微笑みながらこう答えました。
『このアルビオニア島の生きとし生けるもの全てが、心を一つにして主神ファルマに祈りを捧げた時、他の神々やその眷属と共にこの地に降臨するでしょう』
それを聞いた男は、興奮した様子で老婆に告げました。
『ならば、この私がこのアルビオニア島を一つにし、主神ファルマに祈りを捧げよう』
その言葉に喜んだ老婆は、男のために祈りと、一本の剣を託しました。
それこそが、主神ファルマの加護を宿した唯一無二の聖剣、“カレトヴルッフ”だったのです。
この“カレトヴルッフ”は、触れたものをたちどころに斬ってしまう程の切れ味を誇り、どんな名工が作り上げた武器よりも優れていました。
ですが、“カレトヴルッフ”の真の力は別にありました。
それは——主神ファルマの代理者として、眷属を召還し、操ることができるというものでした。
男はハリソンと共に村へと帰ると、“カレトヴルッフ”を鞘から抜き、あの言葉を宣言します。
『このアルビオニア島を……全てを、この手につかむ!』
それから、男は[英雄]としての第一歩を踏み出します。
主神ファルマが誇る眷属の紅き竜、“ア=ズライグ”を召還し、アルビオニア島の南部を治める“レグネセス王国”を瞬く間に征服。国名をレグネセスから、男が生まれた村の名前である“アルグレア”へと改名されました。
そして、それに伴い、男も自身の名を改めます。
ただの“アイザック”から、“アイザック=フォン=アルグレア”と。
その後も男……アイザック王の快進撃は止まりません。
アルビオニア島の西側にある“ウエスト=ゼクソン王国”を主神ファルマの眷属、“ベヘ=モト”を召還し、その圧倒的な力をもって併合。
そのままの勢いで北の大国、“ノーザニシア王国”に攻め入りますが、ノーザニシア王国は必死の抵抗を見せます。
というのも、“ベヘ=モト”の襲撃に『知略』と『勇気』で立ち向かう稀代の軍師がいたのです。
その軍師の名は“マリア=ラ=ノーザニシア”。
ノーザニシア王国の第一王女、その人でした。
眷属の力でノーザニシア王国を蹂躙することは可能でしたが、マリア王女に興味を持ったアイザック王は、あえとその方策を選ばず、マリア王女との対話を求めました。
そして、その対話は実現します。
ところが、ここで予期せぬ出来事が起こりました。
なんと、アイザック王はマリア王女に恋してしまったのです。
その結果、ノーザニシア王国は無血開城され、アルグレア王国に併合。
アイザック王とマリア王女は結婚しました。
アルビオニア島統一に向け、残すは中央の小国“メルシア公国”と、東にある大陸で覇を唱える“カロリング皇国”の領土の一部のみ。
アイザック王は眷属の力をもって征服を考えますが、マリア王妃に止められてしまいます。
『過ぎたる力は、やがてその身を滅ぼしてしまう』
との忠告と共に。
愛するマリア王妃の諫言を受け、それ以降、アイザック王は眷属の力を用いずに人の力のみで“メルシア公国”を併合。カロリング皇国も、大陸へと押し返しました。
これにより、アイザック王は幼き頃に夢見たアルビオニア島の統一を果たしたのです。
そしてアイザック王は、あの日“死の森”で大神官ティティスと交わした約束……『アルビオニア島の生きとし生けるもの全てが心を一つにし、主神ファルマに祈りを捧げる』を果たすため、アルグレア王国の民全てに命じます。
『主神ファルマに、心よりの祈りを捧げよ』
国民は王命に従い、祈りを捧げます。
アイザック王も多くの者を引き連れ、盟友ハリソンと共に“死の森”へと赴いてかつての家を訪問しました。
すると、そこにはかつての老婆はおらず、一人の絶世の美女がおりました。
あまりの美しさにアイザック王は声を失いますが、その美女は驚きの言葉をアイザック王に告げます。
この美女こそ、あの時約束を交わした大神官“ティティス”の本当の姿であり、主神ファルマに仕える神の一柱であると。
アイザック王は、この女神ティティスに二度目の恋をしてしまいます。
それこそ、マリア王妃以上の情熱をもって。
そしてアイザック王は女神ティティスに導かれ、“死の森”にそびえる『天国への階段』を登り、とうとう主神ファルマに謁見します。
『天国への階段』の麓には、引き連れてきた多くの者が祈りを捧げながら。
主神ファルマは告げます。
『アイザック=フォン=アルグレアを神の序列に加える』
と。
人の身で神へと到達したアイザック王は、主神ファルマの元から『天国への階段』を下りて地上に戻ると、盟友ハリソン=カートレットにその子孫によって未来永劫『天国への階段』を守護するよう命じました。
それは、『天国への階段』に関しては、カートレットの名と権限は後の王すらも超えるのです。
そして、アイザック王はマリア王妃に後事を全て託してまた『天国への階段』を登り、“神の住まう地”で女神ティティスと共に永遠の時を幸せに過ごしました。
この男は、子どもの頃からいつも夢を語っていました。
『いつか、このアルビオニア島を……全てを、この手につかむんだ!』
同じ村に住む者達は、子どもの夢物語を微笑ましく聞いていました。
ですが、この子どもが成長して立派な青年となっても未だに同じように夢を語る姿に、村の者達は次第に微笑みから嘲笑へと変わっていきました。
そんなある日のこと、男は村の外れにある森……村の者達が“死の森”と呼んで恐れる場所に、唯一の友である“ハリソン”と共に向かいました。
その理由も、『村の者達にその勇気を示すため』といったくだらないものでした。
男のそんな我儘に苦笑しつつも、お人好しのハリソンはいつも付き合うのです。
二人は森に住まう魔物と時には戦い、時には逃げ、少しずつ森の奥に近づいていきます。
そして、森の最奥へとたどり着いた二人は、木でできた一軒の家を発見しました。
二人はおそるおそる家の扉を叩きます。
すると……中から一人の老婆が出てきました。
尋ねてみると、その老婆は“ティティス”という名で、かつて主神ファルマに仕えた大神官でした。
老婆はここで日々主神ファルマへの祈りを捧げると共に、神々がこの地へ降り立つ時のための準備をしているとのことでした。
その話に興味を持った男は、この老婆にさらに問い掛けます。
『主神ファルマはいつこの地に降り立つのか』
と。
すると老婆は微笑みながらこう答えました。
『このアルビオニア島の生きとし生けるもの全てが、心を一つにして主神ファルマに祈りを捧げた時、他の神々やその眷属と共にこの地に降臨するでしょう』
それを聞いた男は、興奮した様子で老婆に告げました。
『ならば、この私がこのアルビオニア島を一つにし、主神ファルマに祈りを捧げよう』
その言葉に喜んだ老婆は、男のために祈りと、一本の剣を託しました。
それこそが、主神ファルマの加護を宿した唯一無二の聖剣、“カレトヴルッフ”だったのです。
この“カレトヴルッフ”は、触れたものをたちどころに斬ってしまう程の切れ味を誇り、どんな名工が作り上げた武器よりも優れていました。
ですが、“カレトヴルッフ”の真の力は別にありました。
それは——主神ファルマの代理者として、眷属を召還し、操ることができるというものでした。
男はハリソンと共に村へと帰ると、“カレトヴルッフ”を鞘から抜き、あの言葉を宣言します。
『このアルビオニア島を……全てを、この手につかむ!』
それから、男は[英雄]としての第一歩を踏み出します。
主神ファルマが誇る眷属の紅き竜、“ア=ズライグ”を召還し、アルビオニア島の南部を治める“レグネセス王国”を瞬く間に征服。国名をレグネセスから、男が生まれた村の名前である“アルグレア”へと改名されました。
そして、それに伴い、男も自身の名を改めます。
ただの“アイザック”から、“アイザック=フォン=アルグレア”と。
その後も男……アイザック王の快進撃は止まりません。
アルビオニア島の西側にある“ウエスト=ゼクソン王国”を主神ファルマの眷属、“ベヘ=モト”を召還し、その圧倒的な力をもって併合。
そのままの勢いで北の大国、“ノーザニシア王国”に攻め入りますが、ノーザニシア王国は必死の抵抗を見せます。
というのも、“ベヘ=モト”の襲撃に『知略』と『勇気』で立ち向かう稀代の軍師がいたのです。
その軍師の名は“マリア=ラ=ノーザニシア”。
ノーザニシア王国の第一王女、その人でした。
眷属の力でノーザニシア王国を蹂躙することは可能でしたが、マリア王女に興味を持ったアイザック王は、あえとその方策を選ばず、マリア王女との対話を求めました。
そして、その対話は実現します。
ところが、ここで予期せぬ出来事が起こりました。
なんと、アイザック王はマリア王女に恋してしまったのです。
その結果、ノーザニシア王国は無血開城され、アルグレア王国に併合。
アイザック王とマリア王女は結婚しました。
アルビオニア島統一に向け、残すは中央の小国“メルシア公国”と、東にある大陸で覇を唱える“カロリング皇国”の領土の一部のみ。
アイザック王は眷属の力をもって征服を考えますが、マリア王妃に止められてしまいます。
『過ぎたる力は、やがてその身を滅ぼしてしまう』
との忠告と共に。
愛するマリア王妃の諫言を受け、それ以降、アイザック王は眷属の力を用いずに人の力のみで“メルシア公国”を併合。カロリング皇国も、大陸へと押し返しました。
これにより、アイザック王は幼き頃に夢見たアルビオニア島の統一を果たしたのです。
そしてアイザック王は、あの日“死の森”で大神官ティティスと交わした約束……『アルビオニア島の生きとし生けるもの全てが心を一つにし、主神ファルマに祈りを捧げる』を果たすため、アルグレア王国の民全てに命じます。
『主神ファルマに、心よりの祈りを捧げよ』
国民は王命に従い、祈りを捧げます。
アイザック王も多くの者を引き連れ、盟友ハリソンと共に“死の森”へと赴いてかつての家を訪問しました。
すると、そこにはかつての老婆はおらず、一人の絶世の美女がおりました。
あまりの美しさにアイザック王は声を失いますが、その美女は驚きの言葉をアイザック王に告げます。
この美女こそ、あの時約束を交わした大神官“ティティス”の本当の姿であり、主神ファルマに仕える神の一柱であると。
アイザック王は、この女神ティティスに二度目の恋をしてしまいます。
それこそ、マリア王妃以上の情熱をもって。
そしてアイザック王は女神ティティスに導かれ、“死の森”にそびえる『天国への階段』を登り、とうとう主神ファルマに謁見します。
『天国への階段』の麓には、引き連れてきた多くの者が祈りを捧げながら。
主神ファルマは告げます。
『アイザック=フォン=アルグレアを神の序列に加える』
と。
人の身で神へと到達したアイザック王は、主神ファルマの元から『天国への階段』を下りて地上に戻ると、盟友ハリソン=カートレットにその子孫によって未来永劫『天国への階段』を守護するよう命じました。
それは、『天国への階段』に関しては、カートレットの名と権限は後の王すらも超えるのです。
そして、アイザック王はマリア王妃に後事を全て託してまた『天国への階段』を登り、“神の住まう地”で女神ティティスと共に永遠の時を幸せに過ごしました。
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