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Episode1・ゼロス誕生
勇者と冥王のママ3
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「失礼するよ」
フェリクトールは卵から誕生したばかりのゼロスを見ると、「冗談ではなかったのか……」と驚いた顔になる。
でもすぐに表情を改め、ハウストに向かって深々と一礼しました。
「まずは、おめでとうございます」
「第二子誕生だと思ってくれていいぞ?」
「冥王を第二子とは……。まあいい、ひとまず祝いを述べよう」
フェリクトールはそうハウストに祝いの言葉を贈ると、次に私に向き直りました。
「君も、……いや、今は妃か。慣れないものだな」
「今まで通りで構いません」
そう答えましたがフェリクトールは呆れたようなため息をつく。
バカなことをと言わんばかりのそれです。
「そんな訳にはいかないだろう。王妃となったからには君自身にもそれなりの自覚が必要だ。君は魔界の王妃という立場を舐めているのかね。そんなことだから北や南の大公爵にも好き放題言われるんだ」
「そ、そんなつもりはありませんが」
「ならば軽率な発言は控えることだ。君のすべてが見られていると自覚したまえ」
フェリクトールはそう言うと控えさせていた侍従に目配せする。
すると侍従は分厚い書類を読み上げ始めます。
内容は何十人にも及ぶ女性の名前。さっぱり訳が分かりません。
「ま、待ってください。その方々はなんですか?」
「決まっているだろう。乳母の候補達だよ。その赤ん坊を魔王の子として育てるなら必要なことだ」
「乳母……」
書物で読んだことがあります。
高貴な家柄の赤ん坊は誕生してすぐに生母から離されて乳母によって育てられると。
たしかに魔王ハウストの子どもとして育てるなら、家柄はこれ以上ないほど高貴なものです。でも今まで考えてもいませんでした。私、ゼロスが誕生したらイスラの時のように自分の手で育てるつもりだったのです。
「そんなの聞いていませんっ。それにイスラの時は何も言わなかったじゃないですか」
「聞いてない? 当たり前のことをわざわざ話す者などいないよ。だいたいあの時の勇者は魔王の子ではなかっただろう。なにより君が乳母役で教育係みたいなものだった」
当然のような口振りで言われました。
困惑してハウストを見ると、彼も特に反応した様子はありません。
いえハウストだけでなく、コレットも他の女官や侍女たちも当然のような反応です。私だけが困惑しています。そう、私以外の者にとってそれは当たり前の慣例なのです。
でも私は自分の手元からゼロスを離すなんて考えたくありません。
「話しは分かりましたが、どうしても乳母は必要なんですか? イスラの時のようにゼロスも私が育ててはいけないのですか?」
「まったく、何を言うかと思ったら……。あの時と今は違う。何より君の立場が違うだろう。さっきも言ったが、君は自分の立場を自覚しているのかね」
「私の立場……」
「そうだ。君は正式に魔王の妃になった。魔界の王妃として政務に専念しなければならない身だ。ましてや王妃としての知識も経験も足りないのに、子育てをしている余裕はないだろう。それともなにかね、君は王妃としての政務を完璧にこなしながら子育ても出来るというのか」
「それは、……」
言い返せませんでした。
フェリクトールの言葉は正しい。この身分においてそれは当たり前の慣例なのです。
ならば自分でゼロスを育てたいという私の意志こそが異例で、我儘なのでしょう。
「ブレイラ、どうした?」
黙り込んだ私にハウストが心配そうに聞いてきました。
なんでもありません……と首を横に振る。
ハウストにとっても赤ん坊を乳母が育てるということは当たり前で、慣例として身に沁みついていることなのです。
こうして黙った私にフェリクトールは鼻を鳴らして頷きました。
「納得してくれたようだね、良かったよ。君が乳母役を選べないなら相応しい経歴の者をこちらで選んでおこう。明日には紹介できるようにしておく」
「明日? そんなに早くですか?」
「早ければ早い方がいいからね」
フェリクトールはそう言うと、「君も一日も早く立場に恥じない王妃になることだ」と広間を出て行きました。
無意識に視線が落ちていく。
するとゼロスと目が合いました。
ちゅちゅちゅちゅちゅ、親指を吸いながらじっと見つめてくるゼロス。
気持ちを切り替えようと笑いかけようとしましたが、うまく出来ませんでした……。
その日の夜。
寝所でゼロスを抱っこで寝かしつけていました。
ベッドではイスラが先に眠っています。ハウストは政務で呼び出されてしまいました。
ハウストは先に眠っていろと言ってくれましたが、そんな気持ちにはなれません。
「ゼロス……」
腕の中で眠るゼロスを見つめる。
今は閉じているけれど、澄んだ蒼い瞳が綺麗な赤ん坊。大きくなった姿を思い描くと、かつての冥王の面影が浮かびます。
目鼻立ちが整った綺麗な顔立ちの王様でしたから、きっとこのゼロスもそんなふうに育つのではないでしょうか。
その成長を側で見られるものだと、ずっと思っていました。
大人になって私の元から旅立つまで、ずっと側にいるのだと。
でも、明日からこうして寝かしつけることも出来なくなるのでしょうか。
「あなた、可愛いですね」
眠っているゼロスに話しかけました。
まだ小さな手、小さな足、小さな体、まだ小さいけれど整った目鼻立ちです。頬の輪郭をなぞって、鼻筋を辿ります。
この幼い面差しと温もりを、目に、指に、焼き付けるようにゼロスの顔をなぞりました。
でも堪らなくなって、眠るゼロスをぎゅっと抱き締める。
「ゼロスっ……」
離したくないです。
私が側でゼロスを育てたいです。
でもこれは私の我儘で、魔王の子どもとして育てるならゼロスは乳母に託さなければならない。
気持ちが重くなっていく。
仕方ないことなのに、どうしても悲しくなるのです。
「ブレイラ、まだ起きていたのか」
カチャリ。ふと扉が開いて声がかけられました。
政務からハウストが戻ってきたのです。
私はゼロスを抱いたままハウストを出迎えました。
フェリクトールは卵から誕生したばかりのゼロスを見ると、「冗談ではなかったのか……」と驚いた顔になる。
でもすぐに表情を改め、ハウストに向かって深々と一礼しました。
「まずは、おめでとうございます」
「第二子誕生だと思ってくれていいぞ?」
「冥王を第二子とは……。まあいい、ひとまず祝いを述べよう」
フェリクトールはそうハウストに祝いの言葉を贈ると、次に私に向き直りました。
「君も、……いや、今は妃か。慣れないものだな」
「今まで通りで構いません」
そう答えましたがフェリクトールは呆れたようなため息をつく。
バカなことをと言わんばかりのそれです。
「そんな訳にはいかないだろう。王妃となったからには君自身にもそれなりの自覚が必要だ。君は魔界の王妃という立場を舐めているのかね。そんなことだから北や南の大公爵にも好き放題言われるんだ」
「そ、そんなつもりはありませんが」
「ならば軽率な発言は控えることだ。君のすべてが見られていると自覚したまえ」
フェリクトールはそう言うと控えさせていた侍従に目配せする。
すると侍従は分厚い書類を読み上げ始めます。
内容は何十人にも及ぶ女性の名前。さっぱり訳が分かりません。
「ま、待ってください。その方々はなんですか?」
「決まっているだろう。乳母の候補達だよ。その赤ん坊を魔王の子として育てるなら必要なことだ」
「乳母……」
書物で読んだことがあります。
高貴な家柄の赤ん坊は誕生してすぐに生母から離されて乳母によって育てられると。
たしかに魔王ハウストの子どもとして育てるなら、家柄はこれ以上ないほど高貴なものです。でも今まで考えてもいませんでした。私、ゼロスが誕生したらイスラの時のように自分の手で育てるつもりだったのです。
「そんなの聞いていませんっ。それにイスラの時は何も言わなかったじゃないですか」
「聞いてない? 当たり前のことをわざわざ話す者などいないよ。だいたいあの時の勇者は魔王の子ではなかっただろう。なにより君が乳母役で教育係みたいなものだった」
当然のような口振りで言われました。
困惑してハウストを見ると、彼も特に反応した様子はありません。
いえハウストだけでなく、コレットも他の女官や侍女たちも当然のような反応です。私だけが困惑しています。そう、私以外の者にとってそれは当たり前の慣例なのです。
でも私は自分の手元からゼロスを離すなんて考えたくありません。
「話しは分かりましたが、どうしても乳母は必要なんですか? イスラの時のようにゼロスも私が育ててはいけないのですか?」
「まったく、何を言うかと思ったら……。あの時と今は違う。何より君の立場が違うだろう。さっきも言ったが、君は自分の立場を自覚しているのかね」
「私の立場……」
「そうだ。君は正式に魔王の妃になった。魔界の王妃として政務に専念しなければならない身だ。ましてや王妃としての知識も経験も足りないのに、子育てをしている余裕はないだろう。それともなにかね、君は王妃としての政務を完璧にこなしながら子育ても出来るというのか」
「それは、……」
言い返せませんでした。
フェリクトールの言葉は正しい。この身分においてそれは当たり前の慣例なのです。
ならば自分でゼロスを育てたいという私の意志こそが異例で、我儘なのでしょう。
「ブレイラ、どうした?」
黙り込んだ私にハウストが心配そうに聞いてきました。
なんでもありません……と首を横に振る。
ハウストにとっても赤ん坊を乳母が育てるということは当たり前で、慣例として身に沁みついていることなのです。
こうして黙った私にフェリクトールは鼻を鳴らして頷きました。
「納得してくれたようだね、良かったよ。君が乳母役を選べないなら相応しい経歴の者をこちらで選んでおこう。明日には紹介できるようにしておく」
「明日? そんなに早くですか?」
「早ければ早い方がいいからね」
フェリクトールはそう言うと、「君も一日も早く立場に恥じない王妃になることだ」と広間を出て行きました。
無意識に視線が落ちていく。
するとゼロスと目が合いました。
ちゅちゅちゅちゅちゅ、親指を吸いながらじっと見つめてくるゼロス。
気持ちを切り替えようと笑いかけようとしましたが、うまく出来ませんでした……。
その日の夜。
寝所でゼロスを抱っこで寝かしつけていました。
ベッドではイスラが先に眠っています。ハウストは政務で呼び出されてしまいました。
ハウストは先に眠っていろと言ってくれましたが、そんな気持ちにはなれません。
「ゼロス……」
腕の中で眠るゼロスを見つめる。
今は閉じているけれど、澄んだ蒼い瞳が綺麗な赤ん坊。大きくなった姿を思い描くと、かつての冥王の面影が浮かびます。
目鼻立ちが整った綺麗な顔立ちの王様でしたから、きっとこのゼロスもそんなふうに育つのではないでしょうか。
その成長を側で見られるものだと、ずっと思っていました。
大人になって私の元から旅立つまで、ずっと側にいるのだと。
でも、明日からこうして寝かしつけることも出来なくなるのでしょうか。
「あなた、可愛いですね」
眠っているゼロスに話しかけました。
まだ小さな手、小さな足、小さな体、まだ小さいけれど整った目鼻立ちです。頬の輪郭をなぞって、鼻筋を辿ります。
この幼い面差しと温もりを、目に、指に、焼き付けるようにゼロスの顔をなぞりました。
でも堪らなくなって、眠るゼロスをぎゅっと抱き締める。
「ゼロスっ……」
離したくないです。
私が側でゼロスを育てたいです。
でもこれは私の我儘で、魔王の子どもとして育てるならゼロスは乳母に託さなければならない。
気持ちが重くなっていく。
仕方ないことなのに、どうしても悲しくなるのです。
「ブレイラ、まだ起きていたのか」
カチャリ。ふと扉が開いて声がかけられました。
政務からハウストが戻ってきたのです。
私はゼロスを抱いたままハウストを出迎えました。
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