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Episode1・ゼロス誕生
王妃の外遊9
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「ブレイラ様、トロールの破壊力は凄まじいものですが気配には愚鈍です。視界に入らないうちにここから逃げましょう」
「ここには幼いゼロスも女の子もいます。大丈夫ですか?」
「命に替えても必ずお守りします」
「マアヤ……」
今、マアヤの顔は悲壮なほど真剣なものでした。
マアヤも戦闘訓練を受けた女官ですが、元精鋭部隊所属のコレットのように武芸に突出しているわけではありません。
「……申し訳ありません。本来ならトロールを討伐してブレイラ様を確実にお守りしなければならないところを、逃げるなどという危険な真似しかできないこと、どうかお許しください」
「謝らないでください。山に入ることを止められたのに押し切ったのは私です。そんな私にあなたは付いて来てくれた。ありがとうございます」
「ブレイラ様っ……」
「今は逃げましょう。ここで見つかれば逃げ場はありません。トロールに気付かれないうちに」
「はい」
マアヤは力強く頷き、先頭に立ってくれる。
マアヤ、女の子、ゼロスを抱っこした私の順でここから逃げます。
「ブレイラ様、こちらです。ついて来てください」
マアヤが進むのに合わせて私たちも後に続く。
気配を消し、足音をたてないようにしながら慎重に足を踏み出します。
木陰に身を潜めながら、少しずつ、少しずつトロールから離れていく。
このまま逃げられると思えた、その時でした。
「うわあっ」
女の子が木の根に足を引っかけて転んでしまう。
女の子は慌てて口を塞ぐも、小さくあがった悲鳴にトロールがぴくりっと反応しました。
「グオオオオオオオオオッ!!!!」
山に響いたトロールの雄叫び。
ドスドスドスドスドスドスドスドス!!!!
地面を揺らしながら猛然と走ってくる。
「ブレイラ様、早く逃げてください!」
マアヤが咄嗟に魔力を発動しました。
しかしトロールは雄叫び一つで魔力を吹き飛ばす。
私は転んだ女の子を起こして逃げようとしますが、トロールの大きな影が背後に迫る。トロールが丸太のような頑強な腕を振り上げました。
「オオオオオオオオオオッ!!!!」
「っ……!」
もう駄目です。間に合わないっ。
ゼロスと女の子を庇うように抱き締めた刹那。
――――――ピカッ!!
青白い閃光が闇夜に走る。
私の胸元から発せられる光。
「ゼロス、あなた……」
声が震えました。
ゼロスが青い光を纏っていたのです。
それは闇夜を照らす大きな光となってトロールに突き刺さる。
「グアアアアァァァッ……!!」
トロールから断末魔が上がりました。
トロールの巨体が光の刃に切り刻まれていき、跡形もなく消え去ったのです。
そして戻ったのは夜の静寂。
「あーあー、ばぶぶー」
ゼロスが上機嫌におしゃべりし、小さな手を伸ばしてきました。
私はゼロスを見つめ、震える手で小さな手を握りしめます。
「ゼロスっ……、ゼロス」
闇夜を切り裂いた青い光。
思い出すのは、かつて三界を滅亡から救った青い光。
……ゼロス、あなたなのですね。
「ありがとうございます、ゼロスっ……」
「あぶっ」
ぎゅっと抱きしめるとゼロスは嬉しそうに私の頬に触れてくる。
約束を守って私の元に帰ってきてくれた実感に泣いてしまいそうでした。
ゼロスはたしかに冥王なのです。
「あぶぶー、ぶー……」
「ああ、眠くなったのですね。眠ってもいいですよ?」
ゼロスは重い瞼をうつらうつらさせて眠たそうに目を擦ります。
笑いかけてそっと額を撫でてあげると、すやすやと穏やかな寝息をたてて眠っていきました。
「これが冥王様の力……。なんて凄まじいっ……」
マアヤは驚愕を隠せず、呆然とゼロスを見つめていました。
冥王の力を初めて目の当たりにしたのです。それは当然の反応でしょう。
「イスラの時を思い出します。イスラも赤ちゃんの時は大きな力を発動させると、こうして眠ってしまっていました」
眠るゼロスに笑いかけ、その小さな体を優しく抱っこします。
腕の中で安心して眠ってくれるゼロスに口元が綻ぶ。
苦難の果てにこの世界で誕生したゼロスが、こうして眠ってくれることが嬉しいのです。
「ブレイラー!! ブレイラ、どこだー?!」
「イスラ?」
ふと遠くから私を呼ぶ声がしました。
聞き間違える筈がありません。イスラの声です。
見ると離れた場所にたくさんの松明の明かりが見えます。
「イスラ! ここです、私はここにいます!!」
そう声を上げると、松明の明かりと人々の気配が近づいてきました。
ガサガサと茂みを掻き分けて小さな影が飛び出してきます。
「ブレイラ、みつけた!」
「イスラ!」
勢いよく駆けてきて、ぎゅうっと私に抱きついてきたイスラ。
まるで弾丸のような勢いに転びそうになりましたが、なんとか踏ん張ります。
「イスラ、私を探してくれていたんですか?」
「うん! ブレイラがきてるの、わかったから!」
イスラはそう言うと眠っているゼロスを覗き込みました。
「さっきの、ゼロスか?」
「分かるのですか?」
「オレとおなじだから」
「そうですか」
同じ力を感じたのですね。
三界の、いいえ、四界の王の力を。
「ブレイラ様、ご無事でなによりです。ブレイラ様が山に入っていたことには驚きましたが」
イスラと一緒に行動していたコレットが私の無事を確かめます。
そんなコレットにマアヤが深々と頭を下げました。
「申し訳ありません。ブレイラ様を危険に晒したのは私の不徳の致すところです」
「その件について処罰は後日話しましょう。どんな理由があったとしても、ブレイラ様を危険に晒したことは問題です」
「はい。謹んでお受けします」
「ま、待ってくださいっ。マアヤは何も悪くありません、私が無理を言ったんです!」
慌てて二人の会話に割り込みました。
私が山に入ることをマアヤは制止し、それを振り切ったのは私です。ならば責任は私にあるのです。それなのにマアヤに処罰が下されるなんて納得できません。
「それは想像がつきます。ですが、これとそれとは別問題ですので」
「そんな……」
言葉に詰まりました。
青褪めていく私にコレットは長い溜息をつきます。
でも次には諦めにも似た表情になり、少しだけ厳しさを和らげてくれる。
「……もし処罰の軽減をお望みでしたら嘆願書をお出しください。王妃様の嘆願書でしたら裁定委員の書記官達も無視できません」
「出します! すぐに出します!!」
即座に答えました。
これでマアヤの処罰が軽減されるなら易いものです。
良かった。マアヤを見ると彼女は瞳に涙を滲ませていました。
「ありがとうございます。ブレイラ様」
「ありがとうなんて言わないでください。あなたに感謝し、謝らなければならないのは私です」
「ブレイラ様っ」
涙ぐむマアヤにハンカチを差し出す。
勿体ないですと受け取らない彼女の手にそれを握らせました。
処罰が軽減できそうでほっと安堵しましたが、コレットがしっかり釘を刺してくれる。
「今回は無事でしたが、ご自覚くださいませ」
「……分かっています。ご迷惑をおかけしました」
耳に痛いです。
でも何も言い返せない。コレットの言う通りなのです。
とりあえず気を取り直し、イスラやコレットとともに現われた人々を見る。松明を持った彼らは貧民街の人々のようでした。
イスラは山で行方不明になっていた人々を見つけ出してくれたのです。
「ここには幼いゼロスも女の子もいます。大丈夫ですか?」
「命に替えても必ずお守りします」
「マアヤ……」
今、マアヤの顔は悲壮なほど真剣なものでした。
マアヤも戦闘訓練を受けた女官ですが、元精鋭部隊所属のコレットのように武芸に突出しているわけではありません。
「……申し訳ありません。本来ならトロールを討伐してブレイラ様を確実にお守りしなければならないところを、逃げるなどという危険な真似しかできないこと、どうかお許しください」
「謝らないでください。山に入ることを止められたのに押し切ったのは私です。そんな私にあなたは付いて来てくれた。ありがとうございます」
「ブレイラ様っ……」
「今は逃げましょう。ここで見つかれば逃げ場はありません。トロールに気付かれないうちに」
「はい」
マアヤは力強く頷き、先頭に立ってくれる。
マアヤ、女の子、ゼロスを抱っこした私の順でここから逃げます。
「ブレイラ様、こちらです。ついて来てください」
マアヤが進むのに合わせて私たちも後に続く。
気配を消し、足音をたてないようにしながら慎重に足を踏み出します。
木陰に身を潜めながら、少しずつ、少しずつトロールから離れていく。
このまま逃げられると思えた、その時でした。
「うわあっ」
女の子が木の根に足を引っかけて転んでしまう。
女の子は慌てて口を塞ぐも、小さくあがった悲鳴にトロールがぴくりっと反応しました。
「グオオオオオオオオオッ!!!!」
山に響いたトロールの雄叫び。
ドスドスドスドスドスドスドスドス!!!!
地面を揺らしながら猛然と走ってくる。
「ブレイラ様、早く逃げてください!」
マアヤが咄嗟に魔力を発動しました。
しかしトロールは雄叫び一つで魔力を吹き飛ばす。
私は転んだ女の子を起こして逃げようとしますが、トロールの大きな影が背後に迫る。トロールが丸太のような頑強な腕を振り上げました。
「オオオオオオオオオオッ!!!!」
「っ……!」
もう駄目です。間に合わないっ。
ゼロスと女の子を庇うように抱き締めた刹那。
――――――ピカッ!!
青白い閃光が闇夜に走る。
私の胸元から発せられる光。
「ゼロス、あなた……」
声が震えました。
ゼロスが青い光を纏っていたのです。
それは闇夜を照らす大きな光となってトロールに突き刺さる。
「グアアアアァァァッ……!!」
トロールから断末魔が上がりました。
トロールの巨体が光の刃に切り刻まれていき、跡形もなく消え去ったのです。
そして戻ったのは夜の静寂。
「あーあー、ばぶぶー」
ゼロスが上機嫌におしゃべりし、小さな手を伸ばしてきました。
私はゼロスを見つめ、震える手で小さな手を握りしめます。
「ゼロスっ……、ゼロス」
闇夜を切り裂いた青い光。
思い出すのは、かつて三界を滅亡から救った青い光。
……ゼロス、あなたなのですね。
「ありがとうございます、ゼロスっ……」
「あぶっ」
ぎゅっと抱きしめるとゼロスは嬉しそうに私の頬に触れてくる。
約束を守って私の元に帰ってきてくれた実感に泣いてしまいそうでした。
ゼロスはたしかに冥王なのです。
「あぶぶー、ぶー……」
「ああ、眠くなったのですね。眠ってもいいですよ?」
ゼロスは重い瞼をうつらうつらさせて眠たそうに目を擦ります。
笑いかけてそっと額を撫でてあげると、すやすやと穏やかな寝息をたてて眠っていきました。
「これが冥王様の力……。なんて凄まじいっ……」
マアヤは驚愕を隠せず、呆然とゼロスを見つめていました。
冥王の力を初めて目の当たりにしたのです。それは当然の反応でしょう。
「イスラの時を思い出します。イスラも赤ちゃんの時は大きな力を発動させると、こうして眠ってしまっていました」
眠るゼロスに笑いかけ、その小さな体を優しく抱っこします。
腕の中で安心して眠ってくれるゼロスに口元が綻ぶ。
苦難の果てにこの世界で誕生したゼロスが、こうして眠ってくれることが嬉しいのです。
「ブレイラー!! ブレイラ、どこだー?!」
「イスラ?」
ふと遠くから私を呼ぶ声がしました。
聞き間違える筈がありません。イスラの声です。
見ると離れた場所にたくさんの松明の明かりが見えます。
「イスラ! ここです、私はここにいます!!」
そう声を上げると、松明の明かりと人々の気配が近づいてきました。
ガサガサと茂みを掻き分けて小さな影が飛び出してきます。
「ブレイラ、みつけた!」
「イスラ!」
勢いよく駆けてきて、ぎゅうっと私に抱きついてきたイスラ。
まるで弾丸のような勢いに転びそうになりましたが、なんとか踏ん張ります。
「イスラ、私を探してくれていたんですか?」
「うん! ブレイラがきてるの、わかったから!」
イスラはそう言うと眠っているゼロスを覗き込みました。
「さっきの、ゼロスか?」
「分かるのですか?」
「オレとおなじだから」
「そうですか」
同じ力を感じたのですね。
三界の、いいえ、四界の王の力を。
「ブレイラ様、ご無事でなによりです。ブレイラ様が山に入っていたことには驚きましたが」
イスラと一緒に行動していたコレットが私の無事を確かめます。
そんなコレットにマアヤが深々と頭を下げました。
「申し訳ありません。ブレイラ様を危険に晒したのは私の不徳の致すところです」
「その件について処罰は後日話しましょう。どんな理由があったとしても、ブレイラ様を危険に晒したことは問題です」
「はい。謹んでお受けします」
「ま、待ってくださいっ。マアヤは何も悪くありません、私が無理を言ったんです!」
慌てて二人の会話に割り込みました。
私が山に入ることをマアヤは制止し、それを振り切ったのは私です。ならば責任は私にあるのです。それなのにマアヤに処罰が下されるなんて納得できません。
「それは想像がつきます。ですが、これとそれとは別問題ですので」
「そんな……」
言葉に詰まりました。
青褪めていく私にコレットは長い溜息をつきます。
でも次には諦めにも似た表情になり、少しだけ厳しさを和らげてくれる。
「……もし処罰の軽減をお望みでしたら嘆願書をお出しください。王妃様の嘆願書でしたら裁定委員の書記官達も無視できません」
「出します! すぐに出します!!」
即座に答えました。
これでマアヤの処罰が軽減されるなら易いものです。
良かった。マアヤを見ると彼女は瞳に涙を滲ませていました。
「ありがとうございます。ブレイラ様」
「ありがとうなんて言わないでください。あなたに感謝し、謝らなければならないのは私です」
「ブレイラ様っ」
涙ぐむマアヤにハンカチを差し出す。
勿体ないですと受け取らない彼女の手にそれを握らせました。
処罰が軽減できそうでほっと安堵しましたが、コレットがしっかり釘を刺してくれる。
「今回は無事でしたが、ご自覚くださいませ」
「……分かっています。ご迷惑をおかけしました」
耳に痛いです。
でも何も言い返せない。コレットの言う通りなのです。
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