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Episode2・魔界の玉座のかたわらに
家族で初めての洞窟探検4
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「良かった、蝙蝠は外へ飛んでいきましたね。それにしてもよく蝙蝠が飛んでくると分かりましたね」
「お前のうなじに落ちた虫は蝙蝠の好物だからな。ここは蝙蝠の通り道になっていたんだ」
「そういう事でしたか。守ってくださってありがとうございます」
「当たり前だ」
ハウストは私の肩をやんわり抱き寄せて額に口付けを落としてくれました。
そしてイスラとゼロスが怪我をしていないことも確認すると先へ歩き出します。
「行くぞ。この先の渓流沿いを下った後は崖登りだ」
「が、崖登りですか?!」
「心配するな。お前を背負って登るくらい問題ない」
からかうような口調で言われ、少しムッとしてしまう。
たしかに崖登りは不安ですが別に出来ないとは言っていません。だいたい私は山育ちなんです。得意とは言いませんが、木登りも多少はできますし、薬草を採るためにちょっとした崖をよじ登ったこともあるのです。
「ハウスト、あなた、私を舐めていませんか?」
「とんでもない。愛おしいと思っている」
「そ、そういうことを聞いている訳ではありませんっ」
もちろん嬉しいですけど……。
でも今は頬を熱くしている場合ではありません。私は誤魔化されませんから。
「だいたいあなたは私を甘く見ています。私は山育ちですよ? あなたやイスラほどではないにしても、私だってそれなりに体力はあります」
「そうか?」
「そうです」
きっぱり返事をして、「さあ行きますよ」とランタンで照らしながら歩きだしました。
しばらく歩くとハウストの言っていた通り渓流へ差し掛かる。雨水と地下水の渓流はゴーゴーと唸りをあげて流れていました。
暗闇の中の渓流は少し怖いです。激しい流れに吸い込まれそう。
でもイスラは渓流沿いにちょこんとしゃがみ、興味津々で闇一色の激流を見つめています。
「さかな、いるかな?」
「いるだろうな。地上の海や川とは違った種類だろうが」
「生き物は環境に適応して変化していくといいますからね。川に近づくと危ないですよ?」
「おちない」
「どこからその自信が沸いてくるのですか」
「ゆうしゃだからな」
「はいはい。ほら、立ちなさい」
「わかった」
苦笑しながらもイスラを立たせて歩きだす。
滑りやすい渓流沿いを下っていきますが、下りは登りよりも注意が必要でした。
バランスを崩してしまわないようにゼロスをぎゅっと抱いて、一歩一歩足を出します。私が転ぶとゼロスも一緒に転んでしまうのです、慎重に進まないと。
「ブレイラ、ゼロスを貸せ」
「でも……」
「転ぶ前に貸せ」
「転ぶ前って、転ぶこと前提なんですか?」
「前提だろ。気になって仕方ない」
ハウストが当然のように言いました。
言い返したいのは山々ですが、たしかに転んでからでは遅いのです。
私だって慎重に進めば大丈夫なはずですがゼロスはより安全なところにいてほしい。
「……分かりました。お願いします」
抱っこ紐を解いてゼロスをハウストに手渡しました。
替わりにハウストが背負っている荷物を預かろうと手を差し出す。
その手にハウストは眉を上げました。
「なんだ。お前も抱いて運んでほしいのか」
「どうしてそうなるんですか! 荷物を渡してくださいという意味です!」
「そんな事か。それなら断る」
「そんなっ、あなたばかり持ってもらうなんて……」
右手にランタンを持って左腕にゼロスを抱いているというのに、背中にまで大きな荷物を背負ってもらうわけにはいきません。
それなのにハウストは気にしたふうもなく鷹揚に笑います。
「お前は無傷で下りてくれればいい」
ハウストの希望はそれだけでした。
ああダメですね、顔が熱くなります。鍾乳洞が暗い場所で良かった。
「それならせめて、抱っこ紐、使います?」
せめてという気持ちで提案しました。
でも提案しておきながら、魔王ハウストが抱っこ紐を使った姿が浮かんでしまって……。
あ、微妙な沈黙……。
「…………やめておこう」
「…………そうですね」
……あなたも御自分の姿が浮かんでしまったのですね。ごめんなさい。
こうしてしばらく渓流沿いを下ると、ぽっかり開いた地下空間に出ました。
壁沿いでハウストが立ち止まり、ランタンを掲げて頭上を見上げます。
「ここだな」
「ここ?」
私も並んで見上げます。
ごつごつした急傾斜の岩壁。ほぼ絶壁です。暗闇で天辺まで見えませんが相当な高さがあります。
この岩壁の造形も長い年月をかけて自然が作ったのかと思うと、ただただ感服するばかり。
「素晴らしいですね。先が見えないくらい高いです」
「ああ。今からここを登るぞ」
「はい、今からここを、――――ここですか?!」
ぎょっとしてハウストを振り返りました。
でも彼は当然のような顔で崖を見上げています。
いえ、彼だけではありません。イスラが隣で準備運動を始めました。イスラも登る気満々です。
崖登りがあることは事前に聞いていましたが、こんな崖は想定していませんでした。
「ほ、ほんとにここを?」
「なんだ、怖気づいたのか」
「そ、そういうわけじゃっ……」
ありません、と続けたいのに続けられません。
だってこんなの登れるはずないじゃないですか!
愕然とする私をハウストがじっと見つめています。
「……なんですか」
「意地を張るなよ?」
「ぅっ」
視線を彷徨わせてしまう。
目を合わせ辛くて左右に動かし、それでも私をじっと見つめているハウストに観念します。
「…………………分かっています」
悔しいけれど私には無理です。
足手纏いになってしまって悔しいですが、ここで意地を張り通すような真似はできません。ハウストに運んでもらうしかないのです。
「お願いします」
「任せろ」
よしっとハウストは頷くと、抱いていたゼロスをイスラに渡しました。
抱っこ紐を使ってイスラの背中にゼロスを固定していく。イスラがゼロスをおんぶするのです。
「お前のうなじに落ちた虫は蝙蝠の好物だからな。ここは蝙蝠の通り道になっていたんだ」
「そういう事でしたか。守ってくださってありがとうございます」
「当たり前だ」
ハウストは私の肩をやんわり抱き寄せて額に口付けを落としてくれました。
そしてイスラとゼロスが怪我をしていないことも確認すると先へ歩き出します。
「行くぞ。この先の渓流沿いを下った後は崖登りだ」
「が、崖登りですか?!」
「心配するな。お前を背負って登るくらい問題ない」
からかうような口調で言われ、少しムッとしてしまう。
たしかに崖登りは不安ですが別に出来ないとは言っていません。だいたい私は山育ちなんです。得意とは言いませんが、木登りも多少はできますし、薬草を採るためにちょっとした崖をよじ登ったこともあるのです。
「ハウスト、あなた、私を舐めていませんか?」
「とんでもない。愛おしいと思っている」
「そ、そういうことを聞いている訳ではありませんっ」
もちろん嬉しいですけど……。
でも今は頬を熱くしている場合ではありません。私は誤魔化されませんから。
「だいたいあなたは私を甘く見ています。私は山育ちですよ? あなたやイスラほどではないにしても、私だってそれなりに体力はあります」
「そうか?」
「そうです」
きっぱり返事をして、「さあ行きますよ」とランタンで照らしながら歩きだしました。
しばらく歩くとハウストの言っていた通り渓流へ差し掛かる。雨水と地下水の渓流はゴーゴーと唸りをあげて流れていました。
暗闇の中の渓流は少し怖いです。激しい流れに吸い込まれそう。
でもイスラは渓流沿いにちょこんとしゃがみ、興味津々で闇一色の激流を見つめています。
「さかな、いるかな?」
「いるだろうな。地上の海や川とは違った種類だろうが」
「生き物は環境に適応して変化していくといいますからね。川に近づくと危ないですよ?」
「おちない」
「どこからその自信が沸いてくるのですか」
「ゆうしゃだからな」
「はいはい。ほら、立ちなさい」
「わかった」
苦笑しながらもイスラを立たせて歩きだす。
滑りやすい渓流沿いを下っていきますが、下りは登りよりも注意が必要でした。
バランスを崩してしまわないようにゼロスをぎゅっと抱いて、一歩一歩足を出します。私が転ぶとゼロスも一緒に転んでしまうのです、慎重に進まないと。
「ブレイラ、ゼロスを貸せ」
「でも……」
「転ぶ前に貸せ」
「転ぶ前って、転ぶこと前提なんですか?」
「前提だろ。気になって仕方ない」
ハウストが当然のように言いました。
言い返したいのは山々ですが、たしかに転んでからでは遅いのです。
私だって慎重に進めば大丈夫なはずですがゼロスはより安全なところにいてほしい。
「……分かりました。お願いします」
抱っこ紐を解いてゼロスをハウストに手渡しました。
替わりにハウストが背負っている荷物を預かろうと手を差し出す。
その手にハウストは眉を上げました。
「なんだ。お前も抱いて運んでほしいのか」
「どうしてそうなるんですか! 荷物を渡してくださいという意味です!」
「そんな事か。それなら断る」
「そんなっ、あなたばかり持ってもらうなんて……」
右手にランタンを持って左腕にゼロスを抱いているというのに、背中にまで大きな荷物を背負ってもらうわけにはいきません。
それなのにハウストは気にしたふうもなく鷹揚に笑います。
「お前は無傷で下りてくれればいい」
ハウストの希望はそれだけでした。
ああダメですね、顔が熱くなります。鍾乳洞が暗い場所で良かった。
「それならせめて、抱っこ紐、使います?」
せめてという気持ちで提案しました。
でも提案しておきながら、魔王ハウストが抱っこ紐を使った姿が浮かんでしまって……。
あ、微妙な沈黙……。
「…………やめておこう」
「…………そうですね」
……あなたも御自分の姿が浮かんでしまったのですね。ごめんなさい。
こうしてしばらく渓流沿いを下ると、ぽっかり開いた地下空間に出ました。
壁沿いでハウストが立ち止まり、ランタンを掲げて頭上を見上げます。
「ここだな」
「ここ?」
私も並んで見上げます。
ごつごつした急傾斜の岩壁。ほぼ絶壁です。暗闇で天辺まで見えませんが相当な高さがあります。
この岩壁の造形も長い年月をかけて自然が作ったのかと思うと、ただただ感服するばかり。
「素晴らしいですね。先が見えないくらい高いです」
「ああ。今からここを登るぞ」
「はい、今からここを、――――ここですか?!」
ぎょっとしてハウストを振り返りました。
でも彼は当然のような顔で崖を見上げています。
いえ、彼だけではありません。イスラが隣で準備運動を始めました。イスラも登る気満々です。
崖登りがあることは事前に聞いていましたが、こんな崖は想定していませんでした。
「ほ、ほんとにここを?」
「なんだ、怖気づいたのか」
「そ、そういうわけじゃっ……」
ありません、と続けたいのに続けられません。
だってこんなの登れるはずないじゃないですか!
愕然とする私をハウストがじっと見つめています。
「……なんですか」
「意地を張るなよ?」
「ぅっ」
視線を彷徨わせてしまう。
目を合わせ辛くて左右に動かし、それでも私をじっと見つめているハウストに観念します。
「…………………分かっています」
悔しいけれど私には無理です。
足手纏いになってしまって悔しいですが、ここで意地を張り通すような真似はできません。ハウストに運んでもらうしかないのです。
「お願いします」
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