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一章 精霊伝説が眠る街
第29話 アクアの領主様(前編)
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「……と言うわけでして、朝市で使用している場所に、新に買い付けに来られる行商人さんの専用ブースが出来ないかと思いまして」
アクアとの契約を済ませた数日後、氷を使った販売方法を提示するために領主邸へとやってきた私とアクア。
領主様には事前にフィオに頼んでアクアの事と、私がお屋敷を訪ねる事を伝えてもらっていたので、大騒ぎになるような事にはならなかったが、それでも初めてみる精霊に何とも言えないような視線を送られてくる。
「なるほどな。ごほっ、確かに面白そうな案ではあるな」
話を聞き終えた領主様は一旦言葉を切り、腕を組むような姿で考え込む。
今回私が立案した企画は領主様を巻き込む一つの事業。
流石に村全体を巻き込むわけにはいかないので、始めるのは、あくまでも魚を保存し、鮮度を保ったまま販売、もしくは輸送が出来たらいいな程度の小さな商会だ。
これをアクアの領主でもあるフィオのお爺様に取り仕切ってもらい、現在村人向けに開かれている野菜や魚の朝市の場所で、新たに行商人向けの販売をブースを設置する。
本来買い付けへとやってこられる商人さん達は、個々に村を回って気に入った商品を仕入れて行かれるのが通常の流れだが、今回は氷という付属品が必要となるため、一旦商会という形で漁師さん達から買い上げ、それを行商人さん達向けに氷をつめて販売しようと提案したのだ。
「如何でしょうか? 氷の保存と製造のために洞窟に扉を付けたり、そこに繋がる道の整備などで費用はかかってしまいますが、この先長く考えると十分な価値はあると考えます」
なんと言っても夏場で氷があるのはそれだけでも十分な価値として成り立つ。
最悪魚の販売事業で失敗したとしても、氷を販売するだけでも十分な収益はみいだせるだろう。
「……ふむ。だが、あの洞窟で本当に氷が保存できるのか? ごほっ。今はお主やアクア様がいるが、この先どうなるかは誰もわからんのだぞ」
「確かに私やアクアがいなくなった場合、夏場で氷の生産は出来なくなるでしょう。ですがそこは冬場に十分な氷を確保し、適切な方法で保存しておけば一年を通して氷を保存することだって十分に可能です」
これはあまり口には出せないが、昔の日本では涼しい洞窟の入り口を茅葺などで覆い、夏まで保存しておく『氷室 』という方法がとられていた。
この世界じゃ縦穴を深く掘った地下の保管庫が主流だが、精々一時的な保存程度にしか役に立たない。もちろん涼しい北へと行けば氷の保存施設などはあるんだろうが、生憎ここは大陸の南部分にあたるため、近隣で氷を取り扱っているような施設はないだろう。
「確かに、僅かな人数で運営できるのなら大きなリスクはないか」
私は別に大きな商会を立ち上げようとしているわけじゃないからね。最低限の施設と、最小限の人間だけいれば十分な運営はやっていける。
私は自分のお店の方があるから大した協力はできないが、かつて近隣の街まで名を轟かせたという領主様なら、あとの事は任せておけばしっかりと運営してくれるだろう。
「場合によっては村の人たちに開かれている朝市の販売なども担えば、人員を遊ばせておく時間も少なくなりますし、生産者さん達も心置きなく自分たちの仕事に打ち込めます。それに例え売れ残ったとしても洞窟で保存して再度販売してもいいですし、お惣菜として調理した物を販売する事だっていいんです」
「なるほどのぉ、よく考えておるな」
このアクアにも幾つかのお店はあるが、正直そのすべてに活気がない。
活気が無ければ当然買いに来るお客さんは少ないわけであって、少ないのなら増やす努力しなければならない。
つまりは魅力ある店づくりと魅力ある商品を揃えれば、噂が噂を呼び多少の活気は甦るのではと考えたのだ。
まぁ、前世にあった『道の駅』のような物だと思ってもらえればわかるだろうか。
このアクアにだって全員が全員、漁業や農家をやっておられるわけでないので、アクアで唯一の市場が活気を取り戻せれば自然と需要と供給は回っていくだろう。
「いいじゃろう。商人向けの市場が出来ればそれなりの人は動くじゃろうし、相乗効果で他の商材も売れていくかもしれん」
「ありがとうございます。これでお世話になっている漁師さん達にご恩がかえせます」
元は可愛いフィオの為ではあるが、毎朝安く仕入れさせてもらっている私にとっても、漁師さん達が豊かになるのは願ってもない。
それに漁業が盛んになると、いままで獲っていなかった魚だって店頭に並ぶだろうし、お店のメニューが増やせればそれだけでも十分なメリットがある。
これで晴れてフィオのお願い事は完遂出来たと言えよう
「すまなんだな。元々は私への相談ごとだったというのに」
「いえいえ、お気になさらないでください。領主様には私もおせわになっておりますで」
隣でフィオとハイタッチをしていると、領主様が申し訳なそうにお礼を言ってくる。
若い時は遣り手の領主様だったという話だが、流石に今のお歳では色々きつい部分もあるだろう。
だけど一通りの運営企画はまとめておいたし、まとめ役の人材を一人雇えば年老いた領主様でも十分に運営は可能なはず。あとはフィオが成長すれば立派な商会を築き上げてくれるだろう。
「それじゃ私はこれで。お力になれることは何だってお手伝いしますので、気軽に相談してくださいね」
これで私の役目はこれで十分に果たせた。
私は退席するために領主様に挨拶をすませると、
「すまんが私からも一つ相談事があるんじゃが、聞いてはもらえんじゃろうか?」
「私に相談ですか?」
領主様が私に?
余りいい相談事ではない気もするが、今の生活が送れているのは間違いなく領主様のお陰。本音を言えばこのままダッシュで家路に着きたいところではあるが、流石にこのまま立ち去るわけにはいかないだろう。
まさか商会の運営を私に任せると言い出されるじゃないかという不安もあるが、私には自分のお店を切り盛りするという役目があるため、こればかりはキッパリと断るつもりでいる。
「なぁに、大した話じゃないんだ。折角来たんじゃからじじいの話に付き合ってもらおうかと思ってな」
「まぁ、お店の開店には時間がありますので、少しの時間でしたら」
「すまんのぉ、そうだフィオ。長く話に付き合わせてしまったから、リネアさんに例の菓子を食わしてやりたいんじゃが、今から作ってくれんかのぉ」
「えぇー、今からあれを作るの?」
なんだろ、相談ごとと言っておきながらただの世間話と言ってくる。おまけにさりげなく孫娘のフィオを遠ざけようとまでしている。
フィオは領主様の真意に気づいていないようで、ぶつぶつと言いながら部屋から出ていくが、私は逆に何を相談されるのかと身構えてしまう。
「それで、フィオを追い出してまで私に相談したいこととは何でしょうか?」
「ほぉ、流石貴族社会に身を置いていただけはあるのぉ。頭の回転が速くて助かるわ」
このような状況を作っておいて何を今更。
これでも領主様とは半年ほどの付き合いはあるので、それなりの信頼関係は築けているし、お互いの人柄もある程度は把握している。
その中で時折人の優しそうなお爺さんから、突然人を見定めるのような視線を感じた事があったのだ。
まぁ、その視線を感じていたからこそ、この人は本物の領主様なんだとは思ったんだけどね。
「そんなに警戒することはないぞ。本当にただの世間話じゃ」
「……はぁ」
これで警戒するなという方が無茶ではあるが、流石に剣を振り回して襲われるわけでもないだろうし、私自身それなりに領主様の評価は高い。
一体何を相談されるのだろうかと警戒する中、領主様はポツリポツリと話し出す。
アクアとの契約を済ませた数日後、氷を使った販売方法を提示するために領主邸へとやってきた私とアクア。
領主様には事前にフィオに頼んでアクアの事と、私がお屋敷を訪ねる事を伝えてもらっていたので、大騒ぎになるような事にはならなかったが、それでも初めてみる精霊に何とも言えないような視線を送られてくる。
「なるほどな。ごほっ、確かに面白そうな案ではあるな」
話を聞き終えた領主様は一旦言葉を切り、腕を組むような姿で考え込む。
今回私が立案した企画は領主様を巻き込む一つの事業。
流石に村全体を巻き込むわけにはいかないので、始めるのは、あくまでも魚を保存し、鮮度を保ったまま販売、もしくは輸送が出来たらいいな程度の小さな商会だ。
これをアクアの領主でもあるフィオのお爺様に取り仕切ってもらい、現在村人向けに開かれている野菜や魚の朝市の場所で、新たに行商人向けの販売をブースを設置する。
本来買い付けへとやってこられる商人さん達は、個々に村を回って気に入った商品を仕入れて行かれるのが通常の流れだが、今回は氷という付属品が必要となるため、一旦商会という形で漁師さん達から買い上げ、それを行商人さん達向けに氷をつめて販売しようと提案したのだ。
「如何でしょうか? 氷の保存と製造のために洞窟に扉を付けたり、そこに繋がる道の整備などで費用はかかってしまいますが、この先長く考えると十分な価値はあると考えます」
なんと言っても夏場で氷があるのはそれだけでも十分な価値として成り立つ。
最悪魚の販売事業で失敗したとしても、氷を販売するだけでも十分な収益はみいだせるだろう。
「……ふむ。だが、あの洞窟で本当に氷が保存できるのか? ごほっ。今はお主やアクア様がいるが、この先どうなるかは誰もわからんのだぞ」
「確かに私やアクアがいなくなった場合、夏場で氷の生産は出来なくなるでしょう。ですがそこは冬場に十分な氷を確保し、適切な方法で保存しておけば一年を通して氷を保存することだって十分に可能です」
これはあまり口には出せないが、昔の日本では涼しい洞窟の入り口を茅葺などで覆い、夏まで保存しておく『氷室 』という方法がとられていた。
この世界じゃ縦穴を深く掘った地下の保管庫が主流だが、精々一時的な保存程度にしか役に立たない。もちろん涼しい北へと行けば氷の保存施設などはあるんだろうが、生憎ここは大陸の南部分にあたるため、近隣で氷を取り扱っているような施設はないだろう。
「確かに、僅かな人数で運営できるのなら大きなリスクはないか」
私は別に大きな商会を立ち上げようとしているわけじゃないからね。最低限の施設と、最小限の人間だけいれば十分な運営はやっていける。
私は自分のお店の方があるから大した協力はできないが、かつて近隣の街まで名を轟かせたという領主様なら、あとの事は任せておけばしっかりと運営してくれるだろう。
「場合によっては村の人たちに開かれている朝市の販売なども担えば、人員を遊ばせておく時間も少なくなりますし、生産者さん達も心置きなく自分たちの仕事に打ち込めます。それに例え売れ残ったとしても洞窟で保存して再度販売してもいいですし、お惣菜として調理した物を販売する事だっていいんです」
「なるほどのぉ、よく考えておるな」
このアクアにも幾つかのお店はあるが、正直そのすべてに活気がない。
活気が無ければ当然買いに来るお客さんは少ないわけであって、少ないのなら増やす努力しなければならない。
つまりは魅力ある店づくりと魅力ある商品を揃えれば、噂が噂を呼び多少の活気は甦るのではと考えたのだ。
まぁ、前世にあった『道の駅』のような物だと思ってもらえればわかるだろうか。
このアクアにだって全員が全員、漁業や農家をやっておられるわけでないので、アクアで唯一の市場が活気を取り戻せれば自然と需要と供給は回っていくだろう。
「いいじゃろう。商人向けの市場が出来ればそれなりの人は動くじゃろうし、相乗効果で他の商材も売れていくかもしれん」
「ありがとうございます。これでお世話になっている漁師さん達にご恩がかえせます」
元は可愛いフィオの為ではあるが、毎朝安く仕入れさせてもらっている私にとっても、漁師さん達が豊かになるのは願ってもない。
それに漁業が盛んになると、いままで獲っていなかった魚だって店頭に並ぶだろうし、お店のメニューが増やせればそれだけでも十分なメリットがある。
これで晴れてフィオのお願い事は完遂出来たと言えよう
「すまなんだな。元々は私への相談ごとだったというのに」
「いえいえ、お気になさらないでください。領主様には私もおせわになっておりますで」
隣でフィオとハイタッチをしていると、領主様が申し訳なそうにお礼を言ってくる。
若い時は遣り手の領主様だったという話だが、流石に今のお歳では色々きつい部分もあるだろう。
だけど一通りの運営企画はまとめておいたし、まとめ役の人材を一人雇えば年老いた領主様でも十分に運営は可能なはず。あとはフィオが成長すれば立派な商会を築き上げてくれるだろう。
「それじゃ私はこれで。お力になれることは何だってお手伝いしますので、気軽に相談してくださいね」
これで私の役目はこれで十分に果たせた。
私は退席するために領主様に挨拶をすませると、
「すまんが私からも一つ相談事があるんじゃが、聞いてはもらえんじゃろうか?」
「私に相談ですか?」
領主様が私に?
余りいい相談事ではない気もするが、今の生活が送れているのは間違いなく領主様のお陰。本音を言えばこのままダッシュで家路に着きたいところではあるが、流石にこのまま立ち去るわけにはいかないだろう。
まさか商会の運営を私に任せると言い出されるじゃないかという不安もあるが、私には自分のお店を切り盛りするという役目があるため、こればかりはキッパリと断るつもりでいる。
「なぁに、大した話じゃないんだ。折角来たんじゃからじじいの話に付き合ってもらおうかと思ってな」
「まぁ、お店の開店には時間がありますので、少しの時間でしたら」
「すまんのぉ、そうだフィオ。長く話に付き合わせてしまったから、リネアさんに例の菓子を食わしてやりたいんじゃが、今から作ってくれんかのぉ」
「えぇー、今からあれを作るの?」
なんだろ、相談ごとと言っておきながらただの世間話と言ってくる。おまけにさりげなく孫娘のフィオを遠ざけようとまでしている。
フィオは領主様の真意に気づいていないようで、ぶつぶつと言いながら部屋から出ていくが、私は逆に何を相談されるのかと身構えてしまう。
「それで、フィオを追い出してまで私に相談したいこととは何でしょうか?」
「ほぉ、流石貴族社会に身を置いていただけはあるのぉ。頭の回転が速くて助かるわ」
このような状況を作っておいて何を今更。
これでも領主様とは半年ほどの付き合いはあるので、それなりの信頼関係は築けているし、お互いの人柄もある程度は把握している。
その中で時折人の優しそうなお爺さんから、突然人を見定めるのような視線を感じた事があったのだ。
まぁ、その視線を感じていたからこそ、この人は本物の領主様なんだとは思ったんだけどね。
「そんなに警戒することはないぞ。本当にただの世間話じゃ」
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