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みるくてぃー

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終章 未来への道筋

第81話 恩人との再会

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「ご無沙汰しておりますリネア様」
「お久しゅうございますリネア様」
 ココアからハーベストとマリアンヌが訪ねて来ていると聞き、急ぎ二人が待つ客間へと向かった私とノヴィア。そこには少々やつれてはいるものの、懐かしい二人の姿があった。

「ハーベスト、マリアンヌ、二人ともよく来てくれたわ」
 両親を亡くした私にとっては、親であり恩人であり大切な家族でもある。
 あの嫌な想い出しかないアージェントのお屋敷で、唯一の救いだったのが暖かかく受け入れてくれた使用人達。中でもこの二人は厳しく、そして時にはやさしく私たち姉妹に接してくれた掛け替えのない存在。
 あの日私たちがお屋敷を去る時でさえ、叔父達に内緒で静かに送り出してもらった信頼できる恩人。もしあの時、すぐさま叔父や叔母に私の逃亡を報告されていれば、今の私達はいなかっただろうし、逃亡先でひもじい思いをしないようにと、お金を持たせてくれたのもこの二人。
 思わず子供のようにマリアンヌの胸に飛び込みたい気持ちを必死に抑え、二人と再開出来た事を心の底から歓迎する。

「ノヴィア、すぐにお茶の準備を。あと何か美味しいお菓子の用意をお願い」
「畏まりました、先日取り寄せました人気店ローズマリーのお茶とお菓子がございますので、そちらをご用意いたしますね」
 心なしかノヴィアの声にも嬉しさが感じられれる。
 アージェントのお屋敷を出て早2年、私もそうだがノヴィアも自分が成長した姿をお披露目するとあって、いつも以上に張り切っているのだろう。上客用にと、王都から取り寄せたローズマリーのお茶とお菓子を出すというのだから、その力の入れようが伝わってくる。

「それにしても二人とも少し窶れた? 実家の話は少し耳にはしているけれど、そんなに大変だったの?」
 遠慮する二人を無理やり私の対面へと座らせ、まずは再開出来たことを喜び合う。

「お気遣いありがとうございます。ご存知のように先の戦争の後に色々ございまして……」
 二人ともお屋敷に仕えている身として、やはり言い難いところもあるのだろう。
 先の戦争で伯爵領は致命的なダメージを負ってしまったのだし、資金面・人員面においても切迫しているとも聞いているので、伯爵家に仕えている二人にとっても相当厳しい状況だったのだろう。
 こちらの事情で一切関係を絶ってきたとはいえ、私は恩人に何もしてこなかったと思うと、何とも申し訳ない気で胸がいっぱいになってしまう。

「それで今日は突然どうしたの? 私としては訪ねて来てくれたことだけで嬉しのだけれど、まさかお屋敷を追い出されちゃったとかじゃないわよね?」
 アージェント家の使用人達が私を頼って訪れたことは度々あった。その全員が今の新しいお屋敷で働いてくれているのだけれど、流石にお屋敷全体と領地で採れる鉱石の取引を管理していたハーベストと、叔母付きのメイドであったマリアンヌだけは手放せなかったのか、今も王都にあるお屋敷に仕えているとのだと聞いている。
 もしこの二人を辞めさせるとなれば、おそらくアージェント家に未来はないのではないだろうか?

 そんな思いを抱きつつ冗談交じりに言ったつもりなのだが、二人は何とも複雑そうな顔つきで……

「実は旦那様よりお暇を申し付けられまして……」
「……はぁ?」
 辞めさせた? ハーベストとマリアンヌを?
 いやいやいや、流石にそれはないわ。
 聞いている話では現在アージェント家で働いている使用人はわずか数名。
 その内の二人がハーベストとマリアンヌだったのだが……

「冗談……よね?」
 ハーベストが冗談を言う人間じゃないと知りつつも、思わず確認の為に問いかける。
 恐らく後ろに控えるノヴィアも私同様困惑しているのではないだろうか。私の位置からは確かめようがないのだけれど、それほどアージェント家にとって二人は必須。
 マリアンヌがいなければあの横暴な叔母のお世話を出来る者がおらず、ハーベストがいなければお屋敷は勿論、領地で採れる鉱石の売買にも支障が出る。
 それに新たに雇い入れたという使用人は、養成学校とは無縁のただのバイトだと聞いているので、教育の面とお屋敷を保つという意味からも、二人の重要性は言うまでもないだろう。
 それなのに叔父は二人を辞めさせたというのだから、信じられないという気持ちでいっぱいになる。

「アージェント家のご事情を知るリネア様ですので、疑問を持たれるのは当然でしょう。ですがそれほど今のアージェント家は追い込まれておりまして」
「私達も生涯お仕えしようと心に決めておりましたが、契約内容やその……財政面で……」
 二人にすれば見習い時代からアージェント家に仕えてくれていた関係、生涯仕えようと思ってくれていたのだろう。
 だけどそこには契約内容というものが存在し、国が認定した養成学園を卒業した者には、国が定めた最低賃金というものが決められている。

 これは過去に起こった貴族達による不当な雇入れが原因で、お給料の未払いや理不尽な減給、主人による盗みや横領の強要を迫られたり、挙げ句の果てには暴行や暴漢といった事件が多く発生してしまったのだという。
 主人の不正はそのまま国の根幹につながってしまう。当時は貴族達による賄賂や横領が問題になっていたというに、

 これは過去に起こった貴族達による賄賂や横領が原因で、主人による盗みや横領の強要から、暴行や暴漢といった事件の発生、使用人は貴族の道具だと言われていた時代があり、それらを防ぐ為に使用人の養成学校が用意されたのだという。
 国が関わる事で仕事の斡旋を行い、国が監視する事で不当な雇用を未然に防ぎ、国が正しく教育する事で雇い主の不正を防止する。
 お陰でそれまで抱かれていた貴族への不信感も一新できたというし、質のいい使用人を多く生み出せたおかげで、お屋敷が抱えていたモラルも一気に払拭する事ができた。

 少し考えてもみてほしい。貴族とは国民達を代表するいわば顔だ、そんな人達が不当な雇入れなど示しがつかないし、パーティーやお茶会などで未熟な使用人を晒すわけにもいかない。
 だけど一人前のメイドを育てるとなると、時間は勿論それなりの費用と労力が必要となってしまう。しかもその育てたメイドが、急に辞めてしまうとか別のお屋敷に引き抜かれてしまうといった事も考えられる為、国は養成学校という学びの場所を設ける事により、雇う側も雇われる側にも不利益が生じないよう、最低限のルールを定めたと聞いている。
 もちろん最終的に決めるのは本人達なので、懐事情よっては無給で雇い続ける事も可能なのだが、その場合他の貴族達から『没落貴族』という不名誉な烙印が押されてしまう。
 そんな烙印を叔父や叔母が素直に受け取るわけがなかったという事だろう。

「でもハーベストがいなければ領地の運営に支障が出るんじゃいないの?」
 あんな叔父でもそれなりの商才は持ちあわせているが、実質細かな指示を出していたのはハーベスト本人。叔母のお世話役は最悪新人バイトに任せたとしても、お屋敷と領地のやりくりにはハーベストは必須だろう。

「その件なのですが、ご存知の通り鉱石は既に取り尽くされ、伯爵家が運営していた商会は休業状態なのです。そのうえ従業員は先の戦争以来各地に散らばってしまい、再開の目処が付かない状況でして」
 あー、そういえばこのアクアの地に流れ着いた人たちって、亡くなったお父様の元で働いていた人たちなのよね。
 その当時に色々よくしてもらっていたとかで、私を頼って来てくれたという経緯があり、人口が少なかったこの地にとっては大変ありがたい話となっている。
 つまり私がハーベストのお仕事を取ってしまったという事だろう。

「その……まぁ、仕方がないわね」
「えぇ、結局領民の心を抑える事が出来なかった訳ですし、現状のアージェント領を見れば致し方がないかと」
 ハーベストもよくやってくれたのだろうが、あの叔父と叔母の元ではどうする事も出来ず、領民思いであったお爺様も既にこの世にはいない。
 その結果彼方の商会は人材不足で休場状態となり、領民の心を蔑ろにしてしまったから、未だ避難先から戻る者も出てこない。
 噂ではリーゼ様のご実家でもあるブラン領では、大規模の街開発が進められているのだと聞いた事がある。

「それにしても二人が元気そうでよかったわ、アージェント家の事情は聞いていたから心配はしていたのよ」
「ご心配ありがとうございます。他家からご支援いただいている物資で何とか繋いでおりましたので」
「そう、それはよかった……ん? 物資?」
 ハーベストが口にした言葉に妙な違和感を感じる。
 親しい間から支援のを受ける事は多々ある。アージェント領の実情は多くの人が知る事なので不思議ではないのだが、なぜ支援された物資でハーベスト達が繋いでいる?
 普通考えれば物資で生活を繋ぐのは領民であり、伯爵家に仕える使用人達ではない。

「ねぇあなた達、ちゃんと食事とかお給料はもらっているわよね?」
「「……」」
 私の問いかけに何とも気まずそうな二人。それがそのまま私への答えにつながってしまう。
 聞けば叔父はハーベストとマリアンにに対し、二ヶ月もお給料が支払われていない状態で解雇を言い渡されたのだという。
 言いにくそうにしていたところを私が無理やり聞き出したとはいえ、これほど伯爵家に貢献してきた二人に対してのこの仕打ち。如何に財政事情が苦しいとはいえ、せめて身の回りの物を売るなりして、二人のお給料を用意するぐらいの対応をすればいいものの、叔母もエレオノーラも一向に資金を調達すらしなかったのだという。

「はぁ……、ホントごめんなさい」
「いえ、何度も申し上げますがリネア様が謝罪されるようなことでは」
「そんな事はないわ。これはアージェント家の人間だった私にも責任がある事よ」
 私からの謝罪なんて二人は望んでいないだろうが、これでは私の気持ちが収まらない。せめて未払いだというお給料だけは、私が補填させてもらうくらいの対応はしないといけないだろう。

 それにしても二人が訪ねて来てくれたことは、私にとっても好機なもの。ハーベストの能力は十分に分かっているし、マリアンヌに関しては教育という面で非常に助かる。
 ちょうど今私のダンスの先生を探していたところだし、今後社交界デビューが控えているリアやフィルの教育も必要となってくるはず。流石に以前のようにメイド長という役職は無理だけれど、お屋敷の使用人達にも顔が効くし、これからの事業で新人育成で大いに活躍してくれる筈だ。

「それでどうかしら? もし二人がよければこのまま私に仕えてくれないかしら?」
「それは身にあまる光栄なのですが、旦那様……いえ、伯爵様とリネア様との関係を考えますと、やはり私たちは……」
 確かに、他の使用人達ならいざ知らず、ハーベストとマリアンヌはアージェント家にとっては最重要人物。もし私が雇い入れる事になれば、それなりの抗議や苦情が寄せられそうだが、元を正せば悪いのは全て叔母達の無駄遣い。
 それが原因で解雇したようなものだし、今更アージェント家の情報が漏れたとしても、彼方の状況が変わるわけでもないだろう。

「まぁ、そういう事よ。今更叔父や叔母に怯える必要はないしね」
「そういう事でしたら、残りの生涯を掛けてリネア様に尽くさせていただきます」
「マリアンヌもそれでいいかしら? お屋敷のメイド長はアイネにお願いしている関係、マリアンヌには教育係に回ってもらうけど、雇用条件は今まで通りさせていただくわ」
「アイネでしたら安心してメイド長を任せられるしょう。それに私は半ば引退した身、今回訪れたのは一目お嬢様にお会いしたかった為ですので、それほどお気遣いいただかなくとも」
「ふふふ、ありがとう。でも私はいまマリアンヌの力を必要としているの、それだけでは理由にならないかしら?」
 ハーベストとは違いマリアンヌはやや高齢。本来なら一線を退き、後任の育成などを考える時期なのだが、教育面でこれほど優秀な人材はいないので、ここは老体にムチを打ちながら頑張ってもらいたいところ。
 私は王都で行われるパーティーやリアとフィルの社交界デビューを説明し、それならばという事で快く承諾をもらう事が出来た。

 これでお屋敷の問題も解決できたし、王都で行われる誕生祭の準備も間に合う。
 あとは叔父との顔合わせだが、こればかりは覚悟を決めなければいけないだろう。

 こうしてメルヴェール改め、新生ミルフィオーレ王国の誕生祭と、リーゼ様とクロード様の結婚式に出席するため、私はノヴィアと妹のリアを連れてアクアの地を後のするのだった。
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