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王子はオオカミにベタ惚れ
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(可愛いからカッコイイへの変態などけしからんっ! 今日も素敵が過ぎるっ。推しが眩しいっ!)
良く晴れた爽やかな秋の午後。
花咲き乱れる温室のガゼボに設えられた席に座るサティ王子は、向かいに座る婚約者、レアン・シスレー伯爵令息を眺めながら心の中で叫んだ。
ここは異世界トワイライト王国。
クルクルと巻く天然パーマがチャームポイントのサティ王子は、ちょっと小さめ167センチ18歳、色白カワイイ系の男子である。
王子の婚約者は同い年。ちょっと大きめ185センチの狼獣人、レアン・シスレー伯爵令息だ。狼獣人の国である隣国ジェットブラック王家との繋がりがあるレアンとの婚約は政略のための結婚でもある。
男同士だが、王家では全く問題がない。
なぜなら神殿にある神木に魔力を捧げると子供を儲けることができるからだ。
代々王家では、子供を神木から授かっていた。
父であるハイドリヒ国王も、母である元戦士のエルザ王妃も、ふたりの関係を温かく見守ってくれている。
問題があるとすれば、婚約者であるレオンが無口過ぎるということだろうか。
「レアン。ひさしぶりだね」
サティ王子は、正面に座るレアン・シスレー伯爵令息に話しかけた。
(カッコイイ。ボクの婚約者、カッコイイ~)
紺地に銀のコードで飾られた騎士服は凛々しい彼によく似合っていて、サティのときめきは止まらない。
サティ自身も金の刺繍が入った白のフロックコートを着ておめかしはしているが、レアンの目にはどう映っているのかが気になった。
本日は月に一度の婚約者同士が親交を深めるためのお茶会だ。しかし、会話は一向に弾む気配がない。
(わーん。静かすぎてボクの心臓の鼓動がレアンに聞こえちゃいそう~)
サティはひとり焦るが、薄っぺらい胸をドキドキと高ぶらせてしまう自分を止められない。
目の前には褐色の肌に黒髪黒目と凛々しい顔つきの男がいる。
大好きな婚約者が、そこにいるのである。
落ち着けという方が間違っている。
レアンは身長にも恵まれているが、なにより引き締まった細身のマッチョだ。
素敵すぎてツライ。
ドキドキし過ぎて婚約者相手に挙動不審になることを許して欲しい。
誰に許しを請う必要があるのか分からないが、そのために王太子権限使っても構わないと思うほど、サティはレアンに入れあげているのだ。
許して欲しい、色々と。
レアンは初めて会った5歳の頃からサティの心を独占していた。
恋する可愛い男の子から変態クソ王子の狭間にある汽水域で漂うサティを誰も止められない。
止める気もない。放置である。
(本日も、くそカッコよ)
レアンは狼獣人の血を引いている。
初めて会ったレアンは黒い子犬のように可愛かった。
小さなモフモフの耳に長い尻尾。
黒くてモフモフした毛に覆われた体は小さくて。
それはそれは、とても可愛かった。
ずっと抱いて撫でていたいほど可愛かった。
実際、まぁまぁ長い時間撫でまわしていたような気がする。
回りはそれを止めないし、レアンも大人しく撫でられていた。二人の相性は悪くない。
……はずである。
18歳となった今は、その体は大きく育ち、獣人としての特徴も外からは分からなくなっている。
獣人は大人になるにつれ獣の特徴を隠せるようになるのだ。
なんて余計な機能っ。
サティは何度思ったかしれない。
185センチ細マッチョな今だって、モフモフの耳や尻尾は良くお似合いなはずだ。
それを見られないのが残念で仕方ない。
でも、そこは王族。
サティは邪な気持ちは1ミクロンも表に流出させずに爽やかな笑顔を浮かべた。
「元気だった? ケガとかしてない?」
レアンは王子の婚約者であるにも関わらず、なにを血迷ったか騎士団入りを目指している。
だから体を鍛えていて、ゴツイ。
スラッとしているのに、印象がゴツイ。
サティは一人っ子で王太子であるため、婚約者であるレアンは未来の王妃である。
守る立場ではなく、守られる立場だ。
ゴツくなるほど鍛えなくても良い。
それは、サティだけの意見ではない。
断じてサティの好みの問題ではない。
体を鍛えたりしなくていいし、騎士になんてならなくてもいい。
が、それを言ってしまえば大好きな婚約者に嫌われてしまう可能性がある。
だから。
言えないし、言わない。
お口にチャックなのである。
「……まぁ、大丈夫……です」
面倒そうに話すハスキーな声はセクシーで、サティの頬は赤く染まる。
だって、男の子だもん。
セクシーに反応してしまうのは仕方ないのである。
(もっと声を聞きたい)
サティの切ない想いを叶えるには、自分から話しかけるよりほかない。
美しい所作でカップから紅茶を飲み、乾いた口を湿らせてから言葉を紡ぐ。
「最近はどんな感じなの? 何か変わったことはあった?」
「んー……ない、です……ね」
サティの振りも良くないのだろうが、無口な婚約者からまともな返事を引き出すのは難しい。
「えっと、キミのために街で話題のお菓子を取り寄せてみたけど。マカロンとか、イチゴのタルトとか……」
「……」
レアンは侍女に目で合図した。
皿にはピンクやイエローのマカロンやイチゴのタルトが盛られていく。
興味は持ってもらえたようだ。
「どうかな?」
「……」
皿に盛られたスイーツは、もくもくと食べるレアンの口の中に消えていく。
(あぁ、食べてるだけなのに……カッコよすぎるってばっ。ボクの婚約者)
「口に合うと良いのだけど」
「……」
コクンとうなずいたところを見ると、どうやら気に入って貰えたようだ。
「気に入った?」
「……」
ニコッと笑いかければ、一瞬だけレアンの目がサティを捉えた。
すぐにサッと目をそらされてうつむかれてしまったけれど。
目元が少し赤くなっているから嫌われたわけではないようだ。
(照れてるの? ちょっと、ボクの婚約者、ボクの笑顔見て照れた? ちょっと、もう、可愛くて無理―)
ひとり悶えるサティであったが、それを口にするのは憚られた。
「よかった。ボクも気に入っているよ」
(あぁ、もうちょっと気の利いたことが言えないか自分っ! 好きなモノが一緒だなんて気が合うね、とか、運命かな? とか。ココで、もう一押しが何故できない? あぁ、気に入ったなら今度一緒にお店の方へ出かけませんか? って聞いて、オッケー貰えたらデートだよ、デート。なぜももう一押しが出来ないのぉー)
自分で自分に突っ込んだところで、普通のことしかサティは言えない。
心の引き出しにしまってある言葉は沢山あれど。
その引き出しを引く勇気が現在行方不明なのである。
(うぁぁぁ。どうしたらいいんだぁぁぁ)
サティは助けを求めるように、側につかえる爺やを見た。
出来る爺やであるアームストロングは、灰色の目に温かな笑みを浮かべてこちらを見ている。
普段は口うるさい爺やが親指を立ててウンウンと頷いていた。
(いや、そうじゃなくてっ! グッジョブ的なモノが欲しいんじゃないんだっ! 的確なアドバイスが欲しいんだってば。助けて爺や!)
妙に体格の良い白髪頭の年寄りである爺やが使いものにならないと判断したサティは、その隣にいる侍従、サムを見る。
いつも出来すぎスマート対応が常のサムが、こげ茶の瞳をさっと逸らした。
(コイツもダメかぁ)
では、と、その隣にいる強すぎる侍女アデルは、と見れば。赤茶の瞳を微動だにさせず、床の一点を見つめていた。
(その床にシミでもあるのか、アデル。ねぇアデル、こっちを向いて? ボクにヒントをくれないか?)
いつもは頼りになる側近たちにさりげなく無視をかまされたサティは無口な婚約者を前に為す術なく。
貴重な月一回の婚約者同士のお茶会は無常にも過ぎていくのであった。
良く晴れた爽やかな秋の午後。
花咲き乱れる温室のガゼボに設えられた席に座るサティ王子は、向かいに座る婚約者、レアン・シスレー伯爵令息を眺めながら心の中で叫んだ。
ここは異世界トワイライト王国。
クルクルと巻く天然パーマがチャームポイントのサティ王子は、ちょっと小さめ167センチ18歳、色白カワイイ系の男子である。
王子の婚約者は同い年。ちょっと大きめ185センチの狼獣人、レアン・シスレー伯爵令息だ。狼獣人の国である隣国ジェットブラック王家との繋がりがあるレアンとの婚約は政略のための結婚でもある。
男同士だが、王家では全く問題がない。
なぜなら神殿にある神木に魔力を捧げると子供を儲けることができるからだ。
代々王家では、子供を神木から授かっていた。
父であるハイドリヒ国王も、母である元戦士のエルザ王妃も、ふたりの関係を温かく見守ってくれている。
問題があるとすれば、婚約者であるレオンが無口過ぎるということだろうか。
「レアン。ひさしぶりだね」
サティ王子は、正面に座るレアン・シスレー伯爵令息に話しかけた。
(カッコイイ。ボクの婚約者、カッコイイ~)
紺地に銀のコードで飾られた騎士服は凛々しい彼によく似合っていて、サティのときめきは止まらない。
サティ自身も金の刺繍が入った白のフロックコートを着ておめかしはしているが、レアンの目にはどう映っているのかが気になった。
本日は月に一度の婚約者同士が親交を深めるためのお茶会だ。しかし、会話は一向に弾む気配がない。
(わーん。静かすぎてボクの心臓の鼓動がレアンに聞こえちゃいそう~)
サティはひとり焦るが、薄っぺらい胸をドキドキと高ぶらせてしまう自分を止められない。
目の前には褐色の肌に黒髪黒目と凛々しい顔つきの男がいる。
大好きな婚約者が、そこにいるのである。
落ち着けという方が間違っている。
レアンは身長にも恵まれているが、なにより引き締まった細身のマッチョだ。
素敵すぎてツライ。
ドキドキし過ぎて婚約者相手に挙動不審になることを許して欲しい。
誰に許しを請う必要があるのか分からないが、そのために王太子権限使っても構わないと思うほど、サティはレアンに入れあげているのだ。
許して欲しい、色々と。
レアンは初めて会った5歳の頃からサティの心を独占していた。
恋する可愛い男の子から変態クソ王子の狭間にある汽水域で漂うサティを誰も止められない。
止める気もない。放置である。
(本日も、くそカッコよ)
レアンは狼獣人の血を引いている。
初めて会ったレアンは黒い子犬のように可愛かった。
小さなモフモフの耳に長い尻尾。
黒くてモフモフした毛に覆われた体は小さくて。
それはそれは、とても可愛かった。
ずっと抱いて撫でていたいほど可愛かった。
実際、まぁまぁ長い時間撫でまわしていたような気がする。
回りはそれを止めないし、レアンも大人しく撫でられていた。二人の相性は悪くない。
……はずである。
18歳となった今は、その体は大きく育ち、獣人としての特徴も外からは分からなくなっている。
獣人は大人になるにつれ獣の特徴を隠せるようになるのだ。
なんて余計な機能っ。
サティは何度思ったかしれない。
185センチ細マッチョな今だって、モフモフの耳や尻尾は良くお似合いなはずだ。
それを見られないのが残念で仕方ない。
でも、そこは王族。
サティは邪な気持ちは1ミクロンも表に流出させずに爽やかな笑顔を浮かべた。
「元気だった? ケガとかしてない?」
レアンは王子の婚約者であるにも関わらず、なにを血迷ったか騎士団入りを目指している。
だから体を鍛えていて、ゴツイ。
スラッとしているのに、印象がゴツイ。
サティは一人っ子で王太子であるため、婚約者であるレアンは未来の王妃である。
守る立場ではなく、守られる立場だ。
ゴツくなるほど鍛えなくても良い。
それは、サティだけの意見ではない。
断じてサティの好みの問題ではない。
体を鍛えたりしなくていいし、騎士になんてならなくてもいい。
が、それを言ってしまえば大好きな婚約者に嫌われてしまう可能性がある。
だから。
言えないし、言わない。
お口にチャックなのである。
「……まぁ、大丈夫……です」
面倒そうに話すハスキーな声はセクシーで、サティの頬は赤く染まる。
だって、男の子だもん。
セクシーに反応してしまうのは仕方ないのである。
(もっと声を聞きたい)
サティの切ない想いを叶えるには、自分から話しかけるよりほかない。
美しい所作でカップから紅茶を飲み、乾いた口を湿らせてから言葉を紡ぐ。
「最近はどんな感じなの? 何か変わったことはあった?」
「んー……ない、です……ね」
サティの振りも良くないのだろうが、無口な婚約者からまともな返事を引き出すのは難しい。
「えっと、キミのために街で話題のお菓子を取り寄せてみたけど。マカロンとか、イチゴのタルトとか……」
「……」
レアンは侍女に目で合図した。
皿にはピンクやイエローのマカロンやイチゴのタルトが盛られていく。
興味は持ってもらえたようだ。
「どうかな?」
「……」
皿に盛られたスイーツは、もくもくと食べるレアンの口の中に消えていく。
(あぁ、食べてるだけなのに……カッコよすぎるってばっ。ボクの婚約者)
「口に合うと良いのだけど」
「……」
コクンとうなずいたところを見ると、どうやら気に入って貰えたようだ。
「気に入った?」
「……」
ニコッと笑いかければ、一瞬だけレアンの目がサティを捉えた。
すぐにサッと目をそらされてうつむかれてしまったけれど。
目元が少し赤くなっているから嫌われたわけではないようだ。
(照れてるの? ちょっと、ボクの婚約者、ボクの笑顔見て照れた? ちょっと、もう、可愛くて無理―)
ひとり悶えるサティであったが、それを口にするのは憚られた。
「よかった。ボクも気に入っているよ」
(あぁ、もうちょっと気の利いたことが言えないか自分っ! 好きなモノが一緒だなんて気が合うね、とか、運命かな? とか。ココで、もう一押しが何故できない? あぁ、気に入ったなら今度一緒にお店の方へ出かけませんか? って聞いて、オッケー貰えたらデートだよ、デート。なぜももう一押しが出来ないのぉー)
自分で自分に突っ込んだところで、普通のことしかサティは言えない。
心の引き出しにしまってある言葉は沢山あれど。
その引き出しを引く勇気が現在行方不明なのである。
(うぁぁぁ。どうしたらいいんだぁぁぁ)
サティは助けを求めるように、側につかえる爺やを見た。
出来る爺やであるアームストロングは、灰色の目に温かな笑みを浮かべてこちらを見ている。
普段は口うるさい爺やが親指を立ててウンウンと頷いていた。
(いや、そうじゃなくてっ! グッジョブ的なモノが欲しいんじゃないんだっ! 的確なアドバイスが欲しいんだってば。助けて爺や!)
妙に体格の良い白髪頭の年寄りである爺やが使いものにならないと判断したサティは、その隣にいる侍従、サムを見る。
いつも出来すぎスマート対応が常のサムが、こげ茶の瞳をさっと逸らした。
(コイツもダメかぁ)
では、と、その隣にいる強すぎる侍女アデルは、と見れば。赤茶の瞳を微動だにさせず、床の一点を見つめていた。
(その床にシミでもあるのか、アデル。ねぇアデル、こっちを向いて? ボクにヒントをくれないか?)
いつもは頼りになる側近たちにさりげなく無視をかまされたサティは無口な婚約者を前に為す術なく。
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