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契約
契約 第三十五話
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それから伊藤さんは寝室を出ていって僕は一人ぼっちになってしまった
僕の前に住んでいた部屋の2倍ぐらいの寝室の大きさだから僕がちっぽけに見える
それに、誰もいなくて寂しいし、何をしたらいいか分からない
時計を見ようとふと横を見たら10時30分ぐらい。目を戻そうと思ったら怜央さんの枕が目に入った
ゴクリッ…。枕を見てしまったら無性に怜央さんのことを考えてしまう
昨日のこととか…///
怜央って僕の理想のタイプっていうか…人類で1番かっこいい人。意地悪だけどそれでも優しくて…。と思ったら怜央のことを感じたくなってしまった
ダメなことはわかってるんだけど…バレなきゃいいよね…。
バレたら誤魔化せばいいんだもん!
そして、恐る恐る怜央さんの枕に手を伸ばした
近くなればなるほどやっぱりダメだという思いが強くなっていき、手を引っ込めたりする
で、でも!もう怜央さんを感じずにはいられない!その思いで誰もいないのにいるかどうかをキョロキョロ確認して枕を捕まえて僕の膝に置いた
そして、我慢できずに枕に顔を埋める
クラクラしてしまうほどの男らしさと甘い匂い…。ダメだとわかっているけど、この匂いには逆らえない
ずっと顔を埋めていたら首がだんだん痛くなり、顔をあげる
すると無性に怜央さんが恋しくなり、ぎゅっと枕を抱きしめる
そして、枕を離さずに横に倒れた
怜央さん…怜央さん…と思いながら夢の中に落ちてしまった
「ゆき…ゆき…」どこからか僕を呼ぶ声がする
重たい目をだんだん開けていき視界がぼやぼやしながらも辺りを見るとそこにはスーツ姿の怜央さんが居た
「あっ…怜央さんだ」と思わずいい寝ながら掴んでいたと思われる枕を横に置き、立ち膝している怜央さんに近づき、ぎゅっと抱きしめる
「寂しかったの…怜央さん…」と言いながらもっと力を入れる
「あぁ」と言いながらぼくの頭を撫でる
ゆきは寝ぼけているので、本当の怜央だと思わず「あれ?触ってる感覚がある」と言ってしまった
そこで一気に目が覚めて「ん?待って、怜央さん!?」
「本物!?ちょっと待って…」
僕…やらかした…。本物だったなんて…
言い訳言い訳…!これは死ぬかも…。
夢の中だと思ってたんだもん…。
今なら触れるかも~って
などと考えていたら「ゆき?大丈夫か?」と怜央さんが心配そうに聞いてきた
もうこうなったら誤魔化すしかない!と思い「なんでもないんです!なんでも!」とゆきなりに頑張ったつもりだったが…
「ゆき、俺の枕抱いて、目覚めたら抱きつくって何も無いわけないだろ」とニヤニヤ言われてしまった
「しかも、寂しかったんだろ?」と意地悪な質問をしてくる
さっきの怜央さんの優しそうな感じはどこに行ってしまったのやら…
もう、開き直って「誰もいなくて寂しかっただけなんです!枕は抱かないと寝れない体質なの!」と言うが「ほんとに?」と疑いの目で見てくる
もう、何を言っても図星をつかれる気がする
ゆき的には逃げてはないがこくっと頷いた
「ゆき、それでも俺は嬉しかった。ありがとう」と言いながら僕の顔に近づき、おでこにキスをしてきた
恥ずかしくて顔を赤らめる
離れた後に「ご飯食べよう」と言われたので「うん!」と元気よく返事をして、一緒に寝室を出た
僕の前に住んでいた部屋の2倍ぐらいの寝室の大きさだから僕がちっぽけに見える
それに、誰もいなくて寂しいし、何をしたらいいか分からない
時計を見ようとふと横を見たら10時30分ぐらい。目を戻そうと思ったら怜央さんの枕が目に入った
ゴクリッ…。枕を見てしまったら無性に怜央さんのことを考えてしまう
昨日のこととか…///
怜央って僕の理想のタイプっていうか…人類で1番かっこいい人。意地悪だけどそれでも優しくて…。と思ったら怜央のことを感じたくなってしまった
ダメなことはわかってるんだけど…バレなきゃいいよね…。
バレたら誤魔化せばいいんだもん!
そして、恐る恐る怜央さんの枕に手を伸ばした
近くなればなるほどやっぱりダメだという思いが強くなっていき、手を引っ込めたりする
で、でも!もう怜央さんを感じずにはいられない!その思いで誰もいないのにいるかどうかをキョロキョロ確認して枕を捕まえて僕の膝に置いた
そして、我慢できずに枕に顔を埋める
クラクラしてしまうほどの男らしさと甘い匂い…。ダメだとわかっているけど、この匂いには逆らえない
ずっと顔を埋めていたら首がだんだん痛くなり、顔をあげる
すると無性に怜央さんが恋しくなり、ぎゅっと枕を抱きしめる
そして、枕を離さずに横に倒れた
怜央さん…怜央さん…と思いながら夢の中に落ちてしまった
「ゆき…ゆき…」どこからか僕を呼ぶ声がする
重たい目をだんだん開けていき視界がぼやぼやしながらも辺りを見るとそこにはスーツ姿の怜央さんが居た
「あっ…怜央さんだ」と思わずいい寝ながら掴んでいたと思われる枕を横に置き、立ち膝している怜央さんに近づき、ぎゅっと抱きしめる
「寂しかったの…怜央さん…」と言いながらもっと力を入れる
「あぁ」と言いながらぼくの頭を撫でる
ゆきは寝ぼけているので、本当の怜央だと思わず「あれ?触ってる感覚がある」と言ってしまった
そこで一気に目が覚めて「ん?待って、怜央さん!?」
「本物!?ちょっと待って…」
僕…やらかした…。本物だったなんて…
言い訳言い訳…!これは死ぬかも…。
夢の中だと思ってたんだもん…。
今なら触れるかも~って
などと考えていたら「ゆき?大丈夫か?」と怜央さんが心配そうに聞いてきた
もうこうなったら誤魔化すしかない!と思い「なんでもないんです!なんでも!」とゆきなりに頑張ったつもりだったが…
「ゆき、俺の枕抱いて、目覚めたら抱きつくって何も無いわけないだろ」とニヤニヤ言われてしまった
「しかも、寂しかったんだろ?」と意地悪な質問をしてくる
さっきの怜央さんの優しそうな感じはどこに行ってしまったのやら…
もう、開き直って「誰もいなくて寂しかっただけなんです!枕は抱かないと寝れない体質なの!」と言うが「ほんとに?」と疑いの目で見てくる
もう、何を言っても図星をつかれる気がする
ゆき的には逃げてはないがこくっと頷いた
「ゆき、それでも俺は嬉しかった。ありがとう」と言いながら僕の顔に近づき、おでこにキスをしてきた
恥ずかしくて顔を赤らめる
離れた後に「ご飯食べよう」と言われたので「うん!」と元気よく返事をして、一緒に寝室を出た
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